就活のマナー

【就活が終わったら】有意義な過ごし方と就職までにすべきこと

就活が終わったら何をする?

大学生活の中でも大きなイベントである就活を前にして、緊張している人も多いでしょう。就活は今後の社会人生活を左右する重要なイベントであるため、精一杯努力して臨まなければなりません。

一生懸命に就活に取り組むことは非常に大切ですが、その後の生活を充実させるには、就活が終わった後に何をするかも考えておく必要があります。就活に取り組み、内定をもらったからといって、大学生活が終了するわけではありません。

内定が決まってからも大学生活は続き、長い場合だと半年以上の時間が残されていることもあります。就活が終わった後の期間で何をするかは重要であるため、どのようなことをするとよいのかを知り、スムーズに社会人生活を始められるようにしましょう。

就活が終わる時期とは

まず知っておきたいのは、就活がいつ終わるのか、その時期についてです。結論からいえば、就活が終わる時期に明確な決まりはなく、いつ終わるかには個人差があります。そのため、就活が開始して早々に終わる人もいれば、卒業ぎりぎりまで就活をおこなう人もいることは覚えておきましょう。

終了時期に個人差があるのは、納得できる就職先をみつけられるか、企業から内定をもらえるかどうかが関係します。人によって終了時期が違うということを意識したうえで、いつまで続くのかを把握しておきましょう。

6月末には就活が終わっている人が多い

2020年現在では、就活は3月に情報が解禁となり、6月から順次面接がスタートします。6月に開始となるのはあくまで面接であり、それ以前に企業へのエントリーや履歴書の提出など書類選考は終了しているでしょう。つまり、6月から複数回面接をおこない、順調に進んで内定を獲得できるなら、6月末には就活が終わっていることも多いです。

もちろん、企業によっては7月に最終面接の日程が来ることもありますが、基本的には6月末から7月前半には選考が終了すると考えましょう。また、6月から面接がスタートするのは、経団連の指針に従っている企業です。そうではない企業の場合は、情報解禁からすぐに面接をおこなうこともあります。そのため、6月を待たずに内定を獲得できることもあり、志望先次第ではさらに早期に就活が終わることもあるでしょう。

夏以降も後期採用がおこなわれる

6月から面接がスタートするからといって、これが終了次第就活のスケジュール自体が終わるわけではありません。企業は年間を通して採用活動をおこなっていることも多く、これは新卒採用でも同じことがいえます。

つまり、夏以降も採用活動をおこなっている企業は多数あり、後期採用として秋や冬まで選考がある企業もあるでしょう。そのため、夏に内定が獲得できなかった場合でも、その年は就職できないとあきらめる必要はありません。

選考をおこなう企業はいくらでもあるため、後期採用に目を向けることで、卒業までに就職先をみつけられる場合もあります。6月末までに内定がもらえなかった場合でも就職は可能であり、納得のいく企業から内定がもらえるまでは、卒業するぎりぎりまで就活が続くこともあるでしょう。

就活を早く終わらせるためのコツ

就活期間中も大学生活は続いており、ゼミや授業などと両立しなければなりません。そのため、就活が早めに終わると、残りの時間は学業に専念しやすくなるため、できるだけ早期に就職先を決められたほうが、学生生活を有意義に過ごしやすいでしょう。

また、単位をほとんど取得した人でも、早めに就活が終わっていることで自由に使える時間が多くなり、さまざまなことができます。就活を早く終わらせるにはコツがあるため、これを把握して効率的に就活に取り組みましょう。

目標を決めて就活に取り組む

就活を早く終わらせるには、目標を決めて就活に取り組むことが大切です。例えば就職したい企業を明確に絞り込んだり、どのような条件なら就職するのかなどを決めておいたりするのがおすすめです。志望先が決まっているなら、その企業から内定がもらえた時点で就活は終了したといってもよいでしょう。

また、仕事の条件を決めておくことで、納得のいく企業もみつけやすくなり、内定を承諾するという意思決定も下しやすくなります。さらに目標を決めることで、どのような努力をすればよいのかも明確になり、効率的に選考の対策がしやすくなります。

漠然と就活に取り組むと、何から手をつけるべきかわからないことも多いです。いつまでに何をするのかなど、目標はできるだけ具体的に決めることが、就活を早く終わらせるコツといえます。

自分の適性に合った業界や職業に絞る

自分の適性に合った業界や職業に絞り込んで、就職先を探すことも就活を早く終わらせるコツのひとつです。人には向き不向きがあり、これは仕事でも同じことがいえます。どれだけ能力が高い人でも、すべての業界や職業で等しく活躍できるとは限りません。

得意分野が異なる志望先ばかりを選んでしまうと、選考で自分を上手くアピールしづらくなり、結果的に高評価の獲得も難しくなるでしょう。ここで重要なのは、適性があることと、やりたいことが必ずしもイコールであるとは限らないということです。

やりたいことでも適性がない場合もあるため、自分には何が合っているのか、どのようなことが得意なのかは必ず確認しておきましょう。適性を意識して就職先をみつけることで、内定をもらいやすいだけではなく、就職してからも仕事で活躍しやすくなります。

手続きを完了して初めて就活の終わり

就職が決まったからと言ってそこで就活が終わりというわけではありません。就職するにあたり、さまざまな手続きを完了させなければならないのです。つまり、この手続きが終わらなければ入社できないということです。

それでは、手続きとはいったいどのようなことをする必要があるのでしょうか。内定が決まった後に、自宅のポストに何か届いているはずです。入社の手続きについて踏まえ、不備がないように入社の準備を整えていきましょう。

内定誓約書を返送する

まずはじめにしなければいけないことは、内定先企業から届く「内定誓約書」を返送することです。会社によっては「入社承諾書」とされているかもしれませんが、どちらも同じ書類です。

この誓約書は非常に大切なものですので、しっかりと返送しましょう。この内定誓約書を書かなければならない理由としては、内定者が簡単に辞退してしまうと会社は採用選考を繰り返す必要があります。それを防ぐために採用決定の段階で内定者にこの内定誓約書を提出してもらうのです。

内定が決まれば内定通知書とともに誓約書が入っているはずです。誓約書を返送しないと会社から内定を確定してもらえません。しっかりと内容を読み、記入し返送しましょう。

内定式に出席する

内定式は出なくてもいいと思っている人が年々増えているようです。確かにいかなければいけないという強制力はありません。実際に内定誓約書は返送すればいいため、必要性を感じないという理由から内定式にはいかないという内定者は多いようです。もともとは内定者を囲い込むためにおこなわれてきた内定式ですが、昨今の内定式は懇親や意識向上が重要な目的となってきています。

つまり出席しないということは向上意欲がないと思われてしまう可能性があり、会社側の信用が下がってしまう可能性があります。会社の雰囲気や同期入社の仲間たちにふれあい、入社後の社会人生活をスムーズに進めるためには必要な行事だといえるでしょう。どうしても出席できない理由がある場合はそちらの用事を優先してもいいですが、出来る限り出席することをお勧めします。

就活が終わったら卒業論文を書き上げよう

内定式に出席して誓約書も提出し、内定を確定させたわけですが、他にもやるべきことがないかしっかりと確認しましょう。学校の単位が取れているのか、そのために必要なことは終わっているのか、確認してください。特に就活生が最もつまずくのが卒業論文です。「卒業論文なんていつでも出来る」と思っている人は多いです。しかし、長期休みの宿題のように「後でいいや」と思っていると大変なことになります。

後々後悔しないよう計画的に進めていきましょう。まずは卒業することを第一に考えることが大切です。卒業できないともちろん就職することはできません。早めに書き上げて就職に向けて準備できる状態を作りたいところです。内定は基本的に卒業を前提としているでしょう。そのため卒業論文が終わらず卒業できなくなれば、内定も取り消される可能性が高いのです。

就活が終わったらすべきこと

卒業も確定し、あとは入社する日を待つだけとなりました。残された時間をどのように過ごすのかは自分の自由です。のんびり過ごすのもいいですし、アクティブにどこかに出かけるのもいいでしょう。

リフレッシュももちろんいいですが、他にももっと有意義な時間の過ごし方をすることも可能です。何も考えずに過ごせる最後の休みと思っている方も多いと思いますが、いろんな時間の使い方を考え、悔いのない時間を過ごしましょう。

資格取得や専門知識の勉強をする

入社する会社によっては資格や知識を必要とされる場面が出てくるでしょう。そのために前もって勉強しておくことは大切なことです。スタートラインはみんな同じですが、事前に準備をしておくことで有利に進めることができます。短期間でとれる資格はたくさんあります。仕事に関係するものならば必ずいつか役に立つ日が来るでしょう。

専門知識についても同様に、腐ることは決してありません。どれだけ知識を積んできたのかが勝負の分かれ目になります。今更遅いなんてことはないのです。勉強に早いも遅いもありません。入ってからでも間に合うと思っている方もいると思いますが、入社してからは何かと忙しいものです。バタバタしている状況で勉強をしている余裕はありません。

海外旅行にいってみる

こちらは実践している人も多いかもしれません。比較的安値で海外へいけるようになったということもあり、卒業旅行で海外へいくことも珍しいことではなくなりました。海外でも近場ならお手軽にいけます。海外へいくということは自分の視野を広げるということにも繋がるでしょう。自分の視野を広げることによって新しい生活をスタートさせるモチベーションにしましょう。

もちろん、気分転換という意味でも十分に効果を発揮します。心機一転し新社会人としての第一歩を力強く歩き出しましょう。海外は無理という方も、自分のできる範囲での旅行をすることはきっとプラスになります。

アルバイトをする

いままで忙しくてアルバイトをしている時間がなかったという人もいると思います。就活が終わったとはいえ、入社してからもお金がかかります。必要なものを買いそろえているうちにお財布がピンチということもあるかもしれません。また、アルバイトというのは社会人としての自覚を高めることにも役立ちます。アルバイトで社員として働いている方は、いわば社会人の先輩です。今後の人生にとって有意義なアドバイスをもらいましょう。

そしてなにより、仕事をする楽しさをみつける能力を身に付けておきたいです。仕事をすることが苦痛になる人もいますが、それは自分で楽しみをみつけられないからかもしれません。アルバイトの経験や達成感は社会人になっても自分の力になるでしょう。

自分は内定先で活躍できるタイプなのか、適性を診断してみよう

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就活が終わってもピアスや髪染めは慎重に

就活が終わるとその達成感から気が緩み、思わずはっちゃけてしまう人が多くみられます。ピアスを拡張してみたり、派手な髪色にしてみたりという人も一度、考え直してみましょう。入社式には戻さないといけないということを忘れないでください。拡張した穴は短期間で塞がるものではありません。派手な髪色を完璧に戻すことは難しいでしょう。黒染めをしたとしても髪色が黒に戻るわけではないのです。

また、完璧に戻るとしても、その姿を誰かがみているかもしれません。節度のない行動をし、会社の人にみられたとしたら印象は最悪となります。就活を終わった今、社会人としての自覚をしっかりと持ちましょう。

就活が終わった後は全て社会人生活に繋がる大切な時間

ここまで就活後の時間の使い方を紹介してきましたが、あくまでも参考にしかならないでしょう。人によりやらなければならないことは違います。しかし、就活後の時間が大切ということは変わりません。この時間に何をしたのかが、今後の社会人生活に大きく作用することになります。社会人としての第一歩をつまずきたくないと思うのは当たり前のことですが、その為の努力をすることは簡単ではありません。

しかし、だからこそ意味があるのです。書類をしっかりと提出し、今後の為に努力をする。この行為が人生を明るく有意義なものにしてくれるでしょう。ぜひ、内定してから入社までの時間を上手に過ごし、順調に社会人生活をスタートさせていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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