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インターンに行くべき4つの理由と参加するメリット【長期・短期】
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目次
インターンシップは行くべきか
就活生において、インターンシップは重要なイベントです。「できるだけ参加するようにしている」、「企業研究の役に立つ」と行動に移している人も少なくありません。一方で、「最終的に内定をもらえれば良いから行かない」、「正直な話、参加するのがめんどくさい」などと考えている就活生もいるでしょう。インターンシップは、就活においてあまり意味のないものなのでしょうか?
結論から先に述べれば、インターンシップはできるだけ参加した方が良いです。さまざまなメリットがあり、「時間の無駄だった」、「参加して損した」という感想を持つことはあまりないでしょう。この記事では、インターンシップにいくべき理由や、インターンの種類などをお伝えします。
インターンシップに行くべき4つの理由
学校の勉強やアルバイト、自分の趣味などに時間を割いて、インターンシップへ参加しない就活生もいるかもしれません。とはいえ、インターンシップは就活において貴重な時間なので、できるだけ参加した方が良いでしょう。
インターンシップに参加すると、不参加の就活生よりもさまざまなことが学べて、就活に有利になる可能性があります。その他にも、たくさんのメリットがあるでしょう。行くべき理由をいくつか取り上げますので、参考にしてみてください。
①インターンシップで自分をアピールできる
企業はなぜインターンを実施するのでしょうか。自社の宣伝効果があると言われていますが、他にも優秀な学生を採用につなげられることが考えられます。たくさんの応募者のいる企業では、採用する手間やコストを考慮して、インターンシップも採用のひとつの手段にしているでしょう。つまり、就活生としては、志望する企業のインターンに参加することにより、就職に有利になる可能性があります。
自分の存在をアピールして、先輩社員とも深い付き合いをしてみましょう。人気のある企業であれば、インターンシップの選考に通過することが難しいかもしれません。けれども、参加できるチャンスを掴み、内定につなげられる可能性はあるでしょう。ぜひ行動に移すべきです。
あなたが受けない方が良い職種を確認してください
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事を見つけたい人
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②実績として面接で話すことができる
インターンの種類にもよりますが、実際に職業を体験することがあります。エンジニアの会社であれば、まるで実務のようにチームを組んでシステム開発などをすることもあるでしょう。こうした体験は、実績として評価されるに違いありません。インターンシップに参加した企業を志望する際、そこでの職場体験をもとに、志望動機や自己PRなどを作成できるでしょう。
また、他の会社を受ける時でもインターンは実績となり、ライバルとなる就活生よりは有利になるでしょう。面接官にとって、インターンシップに参加したことのある学生とない学生では、印象が大きく異なります。もちろん、参加したことのある人に良い印象を抱くでしょう。
③自分のスキルを高めることができる
インターンシップでは、自分の知識やスキルを向上させることができます。例えばビジネスマナーなどは、書籍を読んだりしても実践してみなければ、習得することが難しいと言えるでしょう。インターンに参加すれば、現場で習得できるに違いありません。他のインターン生や先輩社員たちから学べることもたくさんあるでしょう。
企業によっては、業界のことや職種について詳しくレクチャーしてくれることもあります。ネットや書籍で学習するよりも、効率良く、そして深く業界や職種の知識を手に入れられるでしょう。インターンシップに不参加であれば、就活に有利になるマナーや知識などにおいて、他の就活生に負けてしまうかもしれません。もちろんそれは、内定が遠のくことになってしまうでしょう。
④入社後のギャップを少なくすることができる
すべての企業が同じ社風ではありません。そしてそれは、実際に現場で時間を過ごしてみないとわからないことでもあります。「黙々とデスクワークをしているだけの雰囲気」、「賑やかなオフィスで明るい印象」など、企業によって大きく異なるでしょう。こうした社風などは、インターンシップに参加しなければ把握できません。企業情報などの字面だけでは伝えられないものです。会社説明会での話でも、雰囲気などを説明するのは難しいでしょう。
入社後、自分にマッチしていない職場であると気づいたら、退職が脳裏に過ぎることもあるでしょう。こうしたことのないように、インターンシップには行った方が良いと考えられます。せっかく苦労して入社した企業を早期退職することは、実にもったいないことです。
インターンシップの種類は主に2種類
インターンシップと一口でまとめられるものの、さまざな種類があります。セミナー形式で企業の説明を受けるものやグループディスカッションなどをするワークショップ型もあるでしょう。もちろん内容は、会社によって相違があります。
また、開催期間も企業によって異なります。1日完結のインターンもあれば、何か月もかけて行うケースもあるでしょう。基本的には「短期」、「長期」の2種類に分けられますので、それぞれの特徴をご紹介しましょう。
あなたが受けない方がいい職業を確認してください。
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事を見つけたい人
・簡単に自己分析をしたい人
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数日間の短期インターンシップ
短期間のインターンシップで主流なのは、会社説明会のようなタイプが挙げられます。先輩社員の話を聞いたりするので、ネットや書籍以外の情報を収集できるでしょう。会社によっては職場見学を実施するので、社内の雰囲気を知ることもできます。ぜひ事前に調べておいた社風と照らし合わせてみてください。
こうしたセミナーのようなインターンは、1日で終わることもあるでしょう。もう少し長い期間であれば、実務に近しいことを行うこともあります。企業からある議題を出され、ディスカッションすることもあるでしょう。また、メンバーたちと協力してプレゼンなどをするかもしれません。ワークショップ型のインターンは、ゲームのように楽しんで参加できるはずです。
数ヶ月間の長期インターンシップ
長い期間のインターンシップであれば、数ヶ月間かかることもあります。アルバイト採用のようなカタチで就活生を雇い、給料が出ることもあるでしょう。会社の一員として、実務を行うことが多いようです。実務と言っても、会社によって任せる仕事内容は異なるでしょう。シンプルな事務作業だけのケースもあれば、ほとんど正社員と変わらない仕事を任されることも考えられます。詳しい内容は、インターンを希望する会社に確認しましょう。
長期型のインターンシップは、大学生であれば、3年生で受けることは少ないかもしれません。3ヶ月以上の期間というケースもあるので、学校の単位取得や他の就活にも影響が出てしまうでしょう。とはいえ、長い期間の分、学べることはたくさんあります。
インターンシップへの参加で選考が有利になるのか
多くの就活生が、就職活動のひとつとして参加するインターンシップですが、「本採用とは関係ありません」と記載されていることがほとんどです。企業側では、インターンシップに参加しても、その後の採用試験で有利になるなどの待遇はありませんという旨を表しています。
しかし、一方でインターンシップに参加すれば就職活動に有利になるという噂も就活生の間ではよく聞かれます。実際には、インターンシップに参加することで採用選考に有利に働くことはあるのでしょうか。ここでは、インターンシップへの参加で選考が有利になるのか解説していきます。
短期:一次選考が免除になる場合がある
短期インターンシップは、就活生に企業を知ってもらうためのアピールや、企業の事業内容を紹介することが主な目的となっています。多くの就活生に企業のことを知ってもらい、接点を増やして優秀な人材に入社して欲しい、という場合に短期インターンシップを開催することがほとんどです。
短期インターンシップに参加して、企業側が入社して欲しい人材だと思えば、一次選考が免除になることもあります。一次選考は多くの就活生が落ちてしまうために、免除になることは大きなメリットになります。しかし、インターンシップで成果を上げるのは簡単ではありません。インターンシップでは、採用試験の一部として仕事ぶりを見られていると思ってください。
長期:スキルが磨かれ結果的に選考に有利になる
長期のインターンシップは、就職に繋がる可能性が大きいと言われています。長期インターンシップでは、企業の中で実際に仕事を経験して、社員としての体験ができます。今までアルバイトなどで社会経験がある人も多いと思いますが、実際に企業で働くことで、新しい知識やスキルを身に着けることができるでしょう。
その経験を採用試験に活かすことが、長期インターンシップに参加するメリットとなります。長期インターンシップに参加したから、採用試験が有利になるというわけではありませんが、経験したことは必ず役に立つはずです。実務を体験することで今まで漠然としていたイメージが明確になり、志望理由やどんな仕事をしていきたいかについて具体的に考えて答えることができるようになるでしょう。
内定直結のインターンも存在する
なかには、内定直結型インターンと呼ばれるものもあります。インターンシップに参加することで、本格的な採用試験が始まる前に早期内定をもらえたり、その後数年間有効な内定パスを出す企業も存在しているのです。外資系企業などは、特にその傾向があるといえるでしょう。
しかし、内定直結のインターンシップに参加したからといって、参加者全員が内定をもらえるわけではありません。インターンで内定する人数は最初から決められていることもあり、何人が内定をもらえるかは企業によって異なります。
それでも、実際にエントリーをして採用試験を受けるよりも、内定直結のインターンに参加する方が明らかに倍率は低くなります。採用試験を受けるより、内定を獲得できる可能性は高くなるといえるでしょう。
インターンに行くべき企業5選
夏のインターンは、4月あたりから始まることが多くなっています。サマーインターンと呼ばれるものですが、企業によってインターンの内容もそれぞれの特徴があります。自分の興味のある企業のインターンに参加することをおすすめしますが、ひとつの業界に絞らずに、できればいくつかの企業を検討してみましょう。
実際に業務を経験することで、今まで知らなかった業界のことが分かり、志望動機なども明確になるかもしれません。ここでは、インターンに行くべき企業を5つ紹介しますので、どの企業のインターンに行くか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
①金融:三井住友銀行
三井住友銀行のインターンでは、実際の法人顧客を対象にした提案業務を体験します。社員と具体的な打ち合わせをし、コーポレートファイナンスやストラクチャードファイナンス、M&Aといった金融手法や、業界再編や経営戦略への抜本的なアプローチなど、顧客の課題解決のための提案書を作成して、提案します。
顧客の問題解決のために銀行ではどのように考え、どのようなことをおこなっているのかを具体的に学ぶことができるでしょう。金融業界に就職したいと考えている就活生にはとても良い経験になるはずです。インターン参加者のなかには、採用試験の面接が免除になる人もいるようです。インターンに参加し、成果を残せれば就職に有利になると考えられます。
②IT関連:フリークアウト
フリークアウトは、インターネット広告のシステムを提供している企業です。多くの人がインターネットを利用している現在、ネット広告の需要は高まり、急成長している企業として注目を集めています。2011年に初めて日本でDSP(Demand-Side Platform)を提供しました。日本の企業としては珍しく、自由な社風が特徴的となっています。
自由な場所で仕事をすることができたり、2人以上でランチをする場合には会社が料金を負担するなど、ユニークな制度もあります。インターンでは、参加者に難易度の高い課題が用意されていて、他の人と協力しながら進めていきます。内定直結型のインターンとなっているため、課題をこなしていく過程での論理的思考力、思考継続力、リーダーシップなどが評価されることとなります。
③広告:博報堂
博報堂は、大手総合広告代理店として国内第2位の売り上げを誇る、世界でも有名な企業です。博報堂を希望する就活生は非常に多く、10,000人以上がエントリーしているとも言われています。インターンの倍率も高く、参加するためにはしっかりした対策が必要となります。
サマーインターンは、「生活者発想合宿」と呼ばれていて、講義やワークショップの後に2泊3日で研修がおこなわれます。研修では、出された課題をグループで進めていき、最終日に発表することとなっています。インターンに参加することで、内定に直接繋がることは無いようですが、倍率の高いインターンに参加した就活生には、一般の入社希望者とは採用過程が異なることもあるとされているため、インターンへの参加は選考に有利になるといえそうです。
④テレビ局:フジテレビ
テレビ局のフジテレビでは毎年インターンシップがおこなわれています。テレビ局を希望する就活生は多く、フジテレビも人気の就職先となっています。テレビだけではなく、ネット配信、VR事業やゲーム事業、イベントや映画など幅広い事業を展開しています。
職種も多岐に渡り、テレビ放送に関連するものだけでなく、アニメ制作、放送技術に関する開発、美術セットやCGのデザインと作製、CSR事業、国際開発関連事業などです。
フジテレビのインターンは、サマースクールOneDay、アナウンサースクール、クリエイターズスクールの3つがあり、クリエイターズスクールはドラマ部門、音楽・クイズ・お笑い・バラエティ部門、報道・情報部門、スポーツ部門、技術部門、美術部門、デジタルクリエイター部門に分かれています。内定に直接結びつく直結型ではありませんが、内定者の多くはインターン参加者となっています。
⑤飲料:サントリー
酒類、飲料、健康食品などの研究開発、製造販売をしているサントリーでは、課題解決コースと体感型コースの2種類のインターンをおこなっています。技術開発実験、工程改善案検討、データ解析など、専門的な内容で電気・電子系、機械系、化学工学系の理系学生限定の募集となっています。
募集人数は例年10~15名程度と倍率も非常に高く、人気のインターンシップです。インターンの選考は、ESと面接のみで、筆記試験・webテストやグループディスカッションがないのが特徴的です。課題解決コースでは、酒類・清涼飲料等の生産現場でものづくりに密着した、幅広い生産研究活動を実際に感じ、技術開発実験、工程改善案検討、データ解析等を経験します。体感コースは、酒類・清涼飲料等の生産現場で社員に同行し、サントリーのものづくりとは何か、社員はどのように働いているかを体感します。
インターンシップの申し込み時期は長期休暇前
企業がインターンシップを募集する時期は、夏と冬が多いです。もちろん、インターンの種類によっては時期関係なく募集していることもありますが、基本的には長期休暇がある前でしょう。夏休みや冬休みを利用して、就活生はインターンに参加することになります。夏休み期間で募集する際、申し込みは6月から8月にしている企業が多いでしょう。冬休みでは、年末から翌年1月を申し込み期間にします。
就活解禁前の冬のインターンの方が、夏よりも就活に有利になる可能性があるでしょう。申し込み期間の注意点としては、人気のある企業はすぐに募集を締め切ることがあるので、早めに対応した方が良いということです。会社によっては期間を延長することもあるので、随時チェックしておいてください。
インターンシップでは企業の一員として一生懸命働こう
就活生は、ぜひ積極的にインターンシップに参加してください。自分をアピールできたり、インターンが実績として評価されることもあるので、就活で有利になることが多いでしょう。ビジネスマナーを習得できたり、事前に会社の雰囲気を掴めるなどのメリットがあります。インターンの期間は、「短期」、「長期」の2種類があります。
短期では、会社の説明を聞いたり、職場を見学する内容のインターンが多いでしょう。長期では、正社員と同等の実務を担うこともあります。もちろんインターンに参加するためには、申し込みが必要です。その期間は、夏や冬などの長期休み前になるでしょう。インターン参加のチャンスが得られれば、会社に迷惑をかけることなく、さまざまなことを吸収してください。