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JR西日本を研究!
JR西日本は、1987年に日本国有鉄道(国鉄)から鉄道事業と船舶事業を引き継ぎ設立された鉄道会社です。国内に6社あるJR旅客のうちのひとつであり、北陸地方・近畿地方・中国地方を中心に業務をおこなっています。
利用者としては大変身近な鉄道ですが、運営する側の実態について知る機会は少なく、インターンシップはまたとない貴重な機会といえます。
※この記事では、過去の実施内容について記載しています。注釈がない場合は2018年度実施の内容です。
JR西日本の基本情報
JR西日本は、主に列車の運行と保守点検をおこなう会社です。職種を大別すると、運行ダイヤの作成や駅・鉄道におけるサービスを検討する事務員と、列車や踏切のメンテナンスをおこなう技術職、駅員や運転士などの現業職に分類されます。
また、JR西日本は鉄道業務の他に流通業や不動産業もおこなっており、陸運業界においても国内トップクラスの業績を誇っています。
正式名称:西日本旅客鉄道株式会社
所在地:大阪府大阪市北区芝田2丁目4-24
設立年:1987年4月1日
従業員数:25,291人(2018年3月末現在)
平均年齢:40.9歳(2018年3月末現在)
平均勤続年数:15.9年(2018年3月末現在)
JR西日本を企業研究
JR西日本の企業理念は、安全を最優先とする『安全憲章』のもとに運営をおこなうことです。その上で、新技術の開発促進や地域との共生の取り組み、地球環境への配慮などの社会貢献に努めています。
事業内容については、鉄道運営はもちろんのこと、駅周辺の整備や観光事業との連携など、地域と共に課題に取り組む『エリア経営』を目指しています。
鉄道運営は乗客の命を預かる仕事ですので、責任感が強く、安全を第一に考えられる人材が求められています。また、1分の遅れも許されない運行ダイヤを守るためには、時間をしっかりと管理できることが大事です。
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JR西日本インターンの選考フロー
JR西日本のインターンの選考フローは、エントリー→特設ページから各インターンシップに応募→応募受付の連絡 →抽選結果の連絡です。
JR西日本のインターン選考対策
JR西日本のインターンは就活生に人気の内容となっているため、参加するのは難しいといわれています。JR西日本のインターン選考を突破するためには、選考内容と、それに対してどのような対策をすべきか知っておくことが大切です。JR西日本の選考対策についてみていきます。
志望理由を明確にする
JR西日本は過去に2種類のインターンが開催されています。インターンへの参加を希望する人は、なぜJR西日本の、その職種としてのインターンを希望するのか、理由を明確にしましょう。
ただ「電車に興味ありJR西日本に行きたいから」では表面ばかりの理由です。興味を持ったきっかけや、JR西日本でなくてはいけない理由について述べられるようにしておきましょう。
インターンに参加して何が学びたいのか
インターンのプログラムは基本的に企業が用意します。1ヶ月から半年の長期インターンであれば、社員と同様に業務につきますが、1dayや短期の場合は企業が用意したプログラムをこなすことになります。与えられるプログラムの中で、自分は何が学びたいのか、プログラム内容を把握したうえで考えましょう。
ただ参加したいだけでは、自分の先に繋がるメリットにはなりません。何を学びたいのか意欲的に動き、充実したインターンとなるようにしましょう。
JR西日本インターンの内容と日程
JR西日本には、以下の2種類のインターンがあります。
・総合職事務(鉄道・開発)
・総合職技術(IT・運輸・車両・駅機械システム・建築・土木・電気)
どちらも1日限りのインターンで、実施の時期は1月末~2月下旬となります。コースは9種類あり、併願が可能です。インターンには、各コースの業務学習の他にグループワークと先輩社員との懇談があり、鉄道現場におけるコミュニケーションを体験できます。
①総合職事務
鉄道コースでは、営業活動や宣伝、CS、駅サービスの業務を体験します。開発コースでは、駅・車両・線路・信号・電力設備・防災・エネルギーなど、開発事業について学びます。対象となるのは、駅員や事務員を志望する人です。
実施時期や参加条件は以下のとおりです。
■実施時期
2月随時
■参加条件
2019年卒業の大学生・大学院生・高専生(学部学科は不問)
■開催地
鉄道コース:東京、大阪
開発コース:大阪
■待遇
報酬の支給なし
遠方からの参加の場合は交通費支給
昼をまたぐインターンシップについては昼食を支給
選考の日程は以下のとおりです。
エントリー〆切:第一回 2017年12月24日、第二回 2018年1月8日
適性検査・ES:なし
面接:なし
合否連絡:1月中旬
②総合職技術
ITコースは、現場に導入している最新のIT技術について学びます。運輸コースは乗務員の育成や輸送戦略について、車両コースは車両の設計とメンテナンスについて、駅機械システムコースは駅の機械設備について、建築コースは鉄道建築業務について学びます。
また、土木コースは線路の建設と保守業務、電気コースは列車の配電設備について学びます。総合職技術については、いずれのコースにおいても理系の学生が歓迎されているようです。
実施時期や参加条件は以下のとおりです。
■実施時期
2月随時
■参加条件
2019年卒業の大学生・大学院生・高専生(学部学科は不問)
■開催地
ITコース:大阪
運輸コース:東京、大阪
車両コース:石川、大阪、兵庫、福岡
駅機械システム・建築・土木・電気コース:大阪、兵庫
■待遇
報酬の支給なし
遠方からの参加の場合は交通費支給
昼をまたぐインターンシップについては昼食を支給
選考の日程は以下のとおりです。
エントリー〆切:第一回 2017年12月24日、第二回 2018年1月8日
適性検査・ES:なし
面接:なし
合否連絡:1月中旬
JR西日本のインターンに参加するためには企業が出す情報を細目にチェックする
鉄道会社を志望する人には、鉄道好きの方も多いでしょう。鉄道は、単に人や物を運ぶだけの設備ではなく、それ自体が文化のひとつであり、観光施設としての役割も重要視されています。
それだけに、JR西日本のインターンシップは大変人気がありますので、エントリーの準備と手続きはしっかりとおこないましょう。