企業研究

【東京電力インターン研究】実施内容・選考フロー・事業内容がまるわかり!

東京電力を研究!

東京電力は、首都圏1都7県および静岡県富士川以東の地域に電力供給をおこなう企業です。平成28年の電力自由化の際、一般電気事業者から持株会社体制に移行し、名称が「東京電力株式会社」から「東京電力ホールディングス株式会社」へと変わりました。

人々の生活に必要不可欠な電気を作っている電力会社は、普段どのような業務をおこなっているのでしょうか。東京電力のインターンに参加することで、普段はうかがうことのできない電力会社の仕事現場を知ることができます。

※この記事では、過去の実施内容について記載しています。注釈がない場合は2017年度実施の内容です。

東京電力の基本情報

東京電力は、日本全体の30%もの電力を供給する大企業です。発電から送電、変電、配電に至るまで、電気に関するあらゆる事業をおこなうことで人々の生活を支えています。

正式名称:東京電力ホールディングス株式会社
所在地:東京都千代田区内幸町1丁目1番3号
設立年:1951年5月1日
従業員数:7,743名(単体)
平均年齢:44.7歳
平均勤続年数:23.2年

東京電力を企業研究

東京電力の企業理念は「挑戦するエナジー」です。これは、「日本で最初に電気事業を始めた頃の情熱を忘れず、常に挑戦者として新時代を切り開いていく」という思いを表しています。

事業内容は、安全で安価な電力供給を実現することです。そのためにも、東京電力は福島原子力事故の復旧と賠償責任を果たすことで、信頼の回復に努めています。

人々の生活を支える重要なインフラ系の企業が求める人材は、責任感があり、社会貢献がしたいという気持ちを持つ人です。さらに、近年では電力の自由化によって、積極的なチャレンジ精神を持つ人材が必要とされているようです。

東京電力インターンの選考フロー

東京電力のインターンの選考フローは、エントリー→書類選考→合否連絡です。合否の案内は、東京電力のインターンシップのページにて随時発信されます。

東京電力インターンの選考対策

東京電力のインターン選考はESです。ESで過去出題された設問は「挑戦したこと」「インターンへの参加理由」「インターンで学びたいこと」などです。就活では基本となる、自己分析、業界研究、企業研究を徹底して行うことで、通過率は上がるでしょう。

「挑戦したこと」は、なぜ挑戦したのか、挑戦した結果何を得たのか、困難だったことは何か、工夫したポイントは何か、など深掘りした内容を盛り込むことで、説得力が増し、読み手にとって印象深い文章になります。選考がESのみであるため、端的に自己PRする必要があります。論理的かつわかりやすい文章の執筆を心がけましょう。

また「インターンへの参加理由」について、熱意を入れることを忘れずに。なぜ参加したいのか、過去の自身のエピソードを加えて伝えることで、説得力が増し、通過率が上がるでしょう。

適職診断で東京電力との適性を確かめてください

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

診断スタート【無料】

東京電力インターンの内容と日程

東京電力のインターンには、事務系と技術系の2種類があります。事務系のコースは技術系と共同でおこなう1日コースのみで、技術系は1日コースと5日程度の専門コースがあります。

事務系と技術系の共通のコンテンツとして、事業戦略のグループワークと職場見学会、先輩社員との座談会があります。

中でも、事業戦略のワークが特徴的で、「電力自由化の模擬戦バトル」「燃料・火力発電事業に関する人と職場を知る体感」「送配電事業に関する海外戦略ワーク」の3つのうちから1つを選び、電力会社の課題を実感することができます。

①事務系

事務系のインターンは、グループワークと職場見学会、座談会をおこなう1日コースのみとなります。文系理系問わず参加が歓迎されており、全6回の実施が予定されています。

■実施時期
2018年2月6日~9日、2月13日、2月14日

■参加条件
高等専門学校、短期大学、四年制大学、大学院に在籍中の学生

■開催地
東京都 千代田区 品川区 江東区 日野市

■待遇
交通費支給
報酬の支給なし

 

  • エントリー〆切:(2018年1月19日)
  • 適性検査・ES:不明
  • 面接:なし
  • 合否連絡:不明

 

②技術系

技術系のインターンは、土木・建築・原子力発電・技術開発・送変電・系統運用・配電・電子通信の8つのコースに分類されます。いずれも、事務系との1日共通コースを受けた上で、5日程度の専門実習をおこないます。

技術系のコースでは、理系の学生の参加が歓迎されています。

■実施時期
2018年2月19日~23日

■参加条件
土木:土木系学科の学生
建築:建築系学科の学生
原子力発電:原子力工学・化学・機械・電気系学科の学生
技術開発:不問(ただし、金属系学科、材料系全般、有機・高分子化学系の学科、電気・電子・情報通信・機械・土木工学を対象とするコースもあります)
送変電:電気工学科の学生
系統運用:電気工学科の学生
配電:電気工学科の学生
電子通信:電気系学科、情報系学科、通信系学科の学生

■開催地
土木:東京電力本社
建築:東京電力本社 神奈川 埼玉 千葉 福島(予定)
原子力発電:東京電力本社 新潟
技術開発:東京電力本社 神奈川
送変電:東京電力ホールディングスおよび東京電力パワーグリッド
系統運用:東京電力ホールディングスおよび東京電力パワーグリッド
配電:東京電力ホールディングスおよび東京電力パワーグリッド
電子通信:東京電力ホールディングスおよび東京電力パワーグリッド

■待遇
交通費支給
報酬の支給なし

 

  • エントリー〆切:(2018年1月19日)
  • 適性検査・ES:不明
  • 面接:なし
  • 合否連絡:不明

適職診断で東京電力との適性を確かめてください

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

診断スタート【無料】

まとめ

電気は生活をおこなう上で欠かせない身近なものですが、電力会社の現場の実態を知る機会は大変貴重なものです。電気事業や発電システムの開発に興味のある方は、ぜひインターンへの参加を検討してみてください。

事務系のコースは実施期間が1日しかありませんので、参加する場合は短時間で多くのものを得られるよう、しっかりとした準備が必要です。技術系には多彩なコースがありますので、自分に合った分野をしっかりと見極めましょう。

また、インターンの開催地が多数ありますので、当日の場所の確認を入念におこなってください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ