企業研究

【東北電力 インターン研究】実施内容・選考フロー・事業内容がまるわかり!

東北電力を研究!

東北電力は、東北地方6県と新潟に電力を供給する電力会社です。電力は火力や水力、電子力など幅広いジャンルを取り扱っており、地熱発電や太陽光発電など環境に配慮したエネルギーにも力を入れています。

東北電力のインターンは、2つのコースが用意されており、事務コースと火力発電コースから選ぶことができます。この記事では、それぞれのコースの特徴や待遇の違いなどについてご紹介します。

※この記事では、過去の実施内容について記載しています。注釈がない場合は2018年度実施の内容です。

東北電力の基本情報

東北電力は、1951年に宮城県仙台市に設立されました。電力事業については関西・中部電力に次いで売り上げが高く、東北に本社を構える電力会社の中では、最大のシェアを誇っています。東北電力グループの一員として、今後もさまざまな事業を展開していくでしょう。

正式名称:東北電力株式会社
所在地:宮城県仙台市青葉区本町一丁目7番1号
設立年:1951年
従業員数:12,839人
平均年齢:42.8歳
平均勤続年数:20.0年

東北電力を企業研究

東北電力は、「個人を尊重し、自由で活気に満ちた社風」です。これを会社のコンセプトとして掲げていることから、多様な個性を受け入れ、各々が能力を発揮しやすい職場環境を心がけていることが分かります。

また、環境保全を推進し持続的な発展を目指したり、他の地域への電力融通も積極的におこなっています。このことから、企業を取り巻く人や社会とのつながりを大切にしていることがうかがえます。そのため、東北電力には「社会の一員として誠実な働きができ、周囲の人や環境と共存する未来を切り開いていける人材」が適しているといえるでしょう。

東北電力のインターン選考フロー

東北電力のインターンに参加する予定であれば、まずは大手就職サイトの企業専用ページへプレエントリーを行う必要があります。以降は各大手就職サイトを通じて、各インターンへの案内や選考への案内があるようです。

東北電力にプレエントリー可能な大手就職サイトは、リクナビ・マイナビ・キャリタス就活となっています。既にどれかの就職サイトに登録しているのであれば、そのまま東北電力のプレエントリーを行ってしまうのがいいでしょう。

東北電力のインターン選考対策

東北電力のインターンは、その知名度から人気が高く競争率が高くなっています。インターン選考を突破するには、ESなどでどんな質問がされるのか想定して、事前に考えておく必要があります。また、東北電力がどんな人材を求めているのか、あらかじめ把握しておきましょう。ここでは、東北電力のインターン選考対策についてみていきます。

ESではインターンに参加する理由を問われる

東北電力のESでは、インターンシップへ参加しようと思った理由について問われます。インターンの「志望動機」について回答する質問といえるでしょう。志望動機は、どの企業でもよく聞かれる質問のひとつです。企業側は、志望動機を聞くことで相手の熱意をみています。

志望動機について回答する際には、「なぜ他の企業ではなく東北電力のインターンを選んだのか」がわかるように、具体的に回答する必要があります。インターンのプログラム内容をしっかりと確認した上で、なぜ東北電力を選んだのか、企業側が納得できる理由を答えるようにしましょう。

求める人物像を把握する

・変化の激しい環境に身を投じる気概やチャレンジ精神がある方
・自分の考えを自分の言葉でしっかり伝えることができ、人の話もしっかり聞くことができる方
・協調性があり、誠意を持って物事を進めることができる方
・東北地域の未来を信じ、電気事業を通じた新しい東北づくりへの意欲がある方

インターン選考で質問に答える際には、企業の求める人物像を把握しておくことが大切です。東北電力の求める人物像は、リクナビにて上記のように記載されています。インターン選考では、企業の求める人物像に合致していることをアピールしつつ、回答を工夫するようにしましょう。

東北電力インターンの内容と日程

東北電力のインターンは、大きく分けて3種類のコースがあります。

1つ目は「事務コース」です。体験はいずれも1日のみの日程で、体験内容は、電力業界についての講習や営業職の実習体験、事務系社員との対話会などです。

2つ目は「火力発電コース」です。2日間の日程が組まれています。大学生や大学院生を対象としていますが、電気・機械系専攻の学生に限定されているようです。火力発電の説明やシミュレーターを利用した運転操作体験、施設見学などをおこないます。

3つ目は「電力ネットワークコース」です。実施日は1日だけですが、前日から企業の施設へ宿泊するのが、このインターンの特徴です。 実施内容は、設備や資機材の紹介、実体験やシミュレータを用いた操作体験などが予定されています。

事務コース

東北電力のインターンシップは、3種類のコースに分かれて実施されています。事務コースは1dayインターン形式で、東北電力のお膝元である東北地方だけでなく、東京都内でも開催されるのがポイントです。 インターンの主な実施内容は、事務や法人営業の体験研修や社員との対話などが執り行われる予定となっています。 事務コースのインターンはどの学部・学科の就活生でも参加できるので、興味があるのであれば一度応募してみてもいいでしょう。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
2018年2月25日(月)、26日(火)

参加条件:
電気事業(特に事務職)に関心のある大学生および大学院生(学部学科・専攻不問)

開催地:
25日(月):本店ビル(宮城県仙台市)
26日(火):【東京開催】都区内で調整中

待遇:
報酬・交通費なし

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:2017年12月1日(土)~2018年1月21日(月)
適性検査・ES:不明
面接:不明
合否連絡:不明

火力発電コース

東北電力のインターンシップの中で、実際に発電所の見学などができるのが、この火力発電コースになります。火力発電とはいうものの、施設見学には火力発電所だけでなく、太陽光発電所の見学も予定されているのが特徴です。 インターンの主な実施内容は、実際にシミュレータを利用した就業体験や、火力発電所の運転・保修業務の体験が予定されています。発電所の業務に関心がある大学生には、非常に有意義なインターンとなるでしょう。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
2018年2月18日(月)~19日(火)(1泊2日)

参加条件:
大学・大学院において主に「電気系」 または「機械系」を専攻している方

開催地:
仙台火力発電所・火力技術訓練センター (宮城県宮城郡七ヶ浜町)

待遇:
参加者全員、2月18日(月)に多賀城市内のホテルに宿泊(宿泊費は企業負担)
報酬・交通費支給なし

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:2017年12月上旬~2018年1月14日(月)(予定)
適性検査・ES:不明
面接:不明
合否連絡:不明

電力ネットワークコース

電力ネットワークコースは、主に東北電力の送電・配電などの設備保安などの業務体験ができるインターンとなっています。実施日は1日だけですが、前日から企業の施設への宿泊をすることになるのが、このインターンの特徴です。 インターンの主な実施内容は、設備や資機材の紹介、実体験やシミュレータを用いた操作体験などが予定されているようです。 電力会社の業務でも、特に電気の送電などの業務に関心があるのであれば、このインターンに参加してみるといいでしょう。

実施時期や参加条件は以下のとおりです。

実施時期:
2018年2月12日(火) ※前日(11日)移動・前日泊

参加条件:
大学または大学院において主に「電気系」を専攻している方

開催地:
総合研修センター(福島県南相馬市) 集合・解散は仙台を予定

待遇:
参加者は2月11日(月・祝)に総合研修センターに宿泊(宿泊費は企業負担)
報酬・交通費の支給なし

選考の日程は以下のとおりです。

エントリー〆切:2017年12月上旬~2018年1月14日(月)(予定)
適性検査・ES:不明
面接:不明
合否連絡:不明

東北電力のインターンに参加しよう

東北電力は、1年のうち3種類のインターンを実施していることが分かりました。

事務コースは、いずれも1日のみの日程となっています。「電気事業に関心がある学生」が条件となっていますが、学部や学科が不問であるため、幅広い学生を対象としています。火力発電コースは、2日間の日程が組まれています。応募対象は「電気・機械系を専攻している大学生・大学院生」に限定されおり、体験内容は、技術的な実習をともなう運転操作と施設見学で構成されます。

電力ネットワークコースは、送電・配電などの設備保安などの業務が体験できるインターンです。実施内容は、設備や資機材の紹介、実体験やシミュレータを用いた操作体験などです。東北電力に関心がある就活生は、インターンに参加してみるといいでしょう。

監修者プロフィール

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吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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