業界研究

製造業の志望動機|3つの例文とポイント・NG例を紹介

製造業について

表立って目立つことこそ少ないものの、様々な機械や商品を作ることで我々の生活に貢献している製造業。就職するにあたって、この製造業に就きたいと思っている場合は、どのように志望動機を作成すればいいのでしょうか。

製造業への就職にあたって、自身を正しく人事スタッフにPR出来る志望動機の書き方を、独自に調べてみました。

製造業の主な業務内容

製造業の主な業務内容は、工場での商品、部品などの製造になります。一口に製造業と言っても、その製造するものは、企業によって異なるのも特徴の一つです。アパレル関連の企業なら衣類の製造を、食品関連の企業なら食品を作ることになります。

その雇用形態も、正社員や派遣社員、アルバイトなど多様な形を取っています。

また、物を直接製造する以外に、出来上がった製品の検品、梱包、運搬などを任される場合もあり、業務内容も多岐に渡る職業でもあります。これらは特定の資格や免許が必要になる場合もあり、その資格や免許の取得が昇給に影響することもあるようです。

志望動機を書く際の注意ポイント

志望動機を書くにあたり、まず必要になるのが企業研究です。上記にあげた通り、製造業は企業の業務内容によって、工程や製造物が大きく変わってきます。そのため、企業の業務内容や業界全体の方針などをしっかりと調べることが大事になるのです。

また、志望動機を書くにあたって大事なのが自己分析です。自分の就職したい企業に入った際、どんな強みを活かせるか、ビジョンを持っているかを書くのは大事なことです。何故その企業に入ろうと思ったかを記載することも重要です。

質問に答えるだけで志望動機を完成させよう

製造業の志望動機を作成する際、文章を考えるのが苦手な就活生も多いと思われます。「伝えたいことはたくさんあるけど、考えをまとめてわかりやすく伝えるのが難しい」という就活生は、「志望動機ジェネレーター」を活用しましょう。

志望動機ジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで理想的な流れの志望動機が完成します。面接での志望動機に関する質問にも対策が可能です。無料でダウンロードできるので、効率的に製造業に採用される志望動機を完成させましょう。

製造業の志望動機NG例

製造業へ就職するにあたり、どのように志望動機を書いたらいいのでしょうか。まずは機械製造業への志望動機を書くという前提で、NG例となる例文と内容を解説します。

NG例

私が貴社への就職を希望する理由は、貴社の業務内容に大変関心を持ったからです。テレビ広告で貴社の事業内容を拝見し、私の持っている特技や能力と合う、と感じたのが一番の理由です。

また元々、機械製造に興味があり、自分でも簡単な機械工作などを趣味でおこなっていました。様々な物を作ることに興味があるので、貴社へ就職した際には製造業としてその特技を活かしたいと思っています。

まず、この文章では「業務内容に関心を持った」ことや「機械製造に興味がある」ことは分かりますが、具体的にどのような部分に関心を持ったのか、という詳細な部分が見えてきません。

また、自身の特技についての記載はありますが、これも具体的なイメージが掴めず、PRとしてはやや弱い内容になっています。仮に企業研究をおこなったうえで考えた志望動機だとしても、これではどこまで就職先について知っているかという点で頼りない文章でもあります。

製造業の正しい志望動機例3選

上記の文章よりも、明確に志望動機をアピールするにはどう書けばいいでしょうか。以下に、より具体的な志望動機になる例文を記載してみました。

志望動機の例文①

貴社への就職を希望する理由は、広告などを通じて業務内容に関心を持ったからです。機械製造は現在、精密機器のような小型機械の製造が盛んな印象を受けます。その中で、貴社は特に精密機械の製造を中心におこなっており、事業に誇りをもって取り組んでいらっしゃるのが分かります。

私自身簡単な機械工作をおこなうなど製造に対して興味があり、貴社の精密機械への取り組みに関心したという次第です。将来的には、貴社にて新しい技術を用いた機械の製造・開発などに携われたらと考えております。

志望動機を書く場合、何故就職したいかについては簡潔にまとめるのが一番です。企業に関心を持ったきっかけが何であれ、企業研究をおこなった上で自分なりに分かった内容に触れている方が、印象もよくなります。

就職した際のビジョンについても、視野を広げて考えておきたいところです。例えば「入社して経験を積みたい」では、企業に長く留まるイメージが抱けず、採用を見送られ兼ねません。

志望動機の例文②

志望動機は、機械工学に関わる仕事に携わりたいと考えたからです。元々趣味で機械工作をおこなっており、その際貴社の製品を使用したことがございます。貴社の精密部品に関する先見性と技術向上に向けての努力は、尊敬に値するものであると感じました。

また、それらの知識を一般の顧客にも分かりやすく説明し、広告とするなどの宣伝活動も積極的におこなっている部分に共感を覚えました。一般的に、精密部品の製造に関しては需要こそありますが、周知されていない部分があると個人的に感じていたためです。

企業研究をおこなった際に得た感想を記載するのは、自分なりのものの見方をアピールするという意味でもいいでしょう。また企業の製品を使用したことがある場合、その際に感じたことなども企業研究や自己分析に取り入れるといいかもしれません。

製品についての知識を合わせて書くことで、より深く企業の取り組みを理解することができていると思われます。

志望動機の例文③

貴社に就職した際には、製造業に関わり品質のいい部品の製造に取り組むと同時に、研究・開発にも関わることができたらと考えております。特に技術の向上に合わせた商品開発をおこなうだけでなく、機械工作に一般の方も接する機会を設けられるような商品作りと宣伝に、取り組むことができたらとも考えております。

機械製造に関わる意欲は自身でも強いと思っており、また機械に関する説明をおこなうことも、専攻した機械工学の知識があるため苦ではありません。宜しくお願い致します。

就職した後のビジョンについても、企業の事業内容と自身の自己分析で得られた強みを踏まえた上で詳細に、分かりやすく書くことが大事です。製造業には製造業務以外にも様々な業態があるため、具体的にどのようなことがしたいのか、どのようなことが

得意なのかを記載することは重要であるといえるでしょう。

まとめ

製造業は様々な形態に合わせ、企業内でもその業務内容が大きく変わる職業でもあります。全ての製造業が同じように業務をおこなうとは限らないので、一番重要になるのが、企業をよく知り、自身の知識や特技をどのように活用できるかになるでしょう。

機械部品の製造業を例文の仮の就職先として記載しましたが、食品であれば食品の、衣類であれば衣類の製造業で、志望動機に書く内容は大きく変わることになります。それらにおいても、まずは企業を知ることから全てが始まることになります。

企業研究はその後のアピールにおいても人事担当がチェックする部分でもあるので、しっかりおこなっておきたいところです。

これらの例文や解説を参考に、自身の就職にかける意欲をしっかり伝えられるような志望動機を記載しましょう。

監修者プロフィール

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吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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