就活イベント

【会社説明会のマナー5つ】把握すべき事前準備についても紹介

会社説明会も就職活動の一環

就職活動が始まると、企業が開催する会社説明会に参加することが多いでしょう。会社説明会は、採用担当者と就活生が最初に顔を合わせる場所で、企業をより深く知るために必要です。「ただ会社の説明を聞くだけだから、会社説明会に対策は必要ないでしょ?」と考えている方もいるかと思います。

しかし、会社説明会に参加する際にマナーが守れていないと、採用担当者に悪い印象を与えてしまい、その後の採用選考で不利になる可能性もあります。会社説明会も就職活動の一環なので、会社説明会のマナーを理解して、しっかりと対策することが大切です。会社説明会で気をつけるポイントは何なのか、詳しく見ていきましょう。

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説明会も事前準備が必要

会社説明会に参加するときは、事前準備が大切です。会社説明会は、企業を深く理解できたり、興味や疑問に感じたことを質問できる絶好の機会です。会社説明会で知ったことを今後の選考に活かすためにも、会社説明会に持っていくべきものを把握しておきましょう。

また、会社説明会に参加する際の服装にも気をつけなければなりません。会社説明会の前日になって、「服装は何で行けばいいの?」、「何を持っていけばいいの?」と慌てないように、事前準備を怠らないようにしましょう。

身だしなみは整えておく

会社説明会に参加するときに、どのような服装で参加すればいいのか悩む就活生は多いです。「説明を聞くだけだから、普段着でも大丈夫」というのは間違いです。会社説明会に参加している時点で、すでに就職活動は始まっています。就職活動なので、服装も就職活動に適した服装にする必要があるのです。したがって、会社説明会にはスーツで参加するようにしましょう。

企業によっては、「会社説明会には自由な服装でお越しください」と言ってくる場合があります。自由な服装と言われても、会社説明会は就職活動の一環なので、スーツで参加するのが無難です。しかし、「普段着でお越しください」と言われた場合は、スーツで参加すると、言われたことを理解できていないと思われる可能性があるので、オフィス・カジュアルな普段着で参加しましょう。

忘れ物がないか必要な落ち物を把握する

会社説明会に参加するときには、必要最低限のものを持っていくようにしましょう。会社説明会では、社員の生の声が聞けたり、ホームページではわからない社員の雰囲気などを知ることができます。会社説明会で社員が説明したことや、自分が感じたことをメモするために、筆記用具とメモ帳は必ず持っていきましょう。社員が話をしている内容を、メモも取らずに聞いているだけでは、やる気がないように思われる可能性もあります。

会社説明会では、その後の選考スケジュールについても説明があるので、今後のスケジュールをメモするために、スケジュール帳も持っていきましょう。また、会社説明会の会場で提出する場合もあるので、エントリーシートや履歴書も持っていきます。

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説明会当日のマナー5つ

会社説明会では、採用担当者だけでなく他部署から手伝いで参加している社員とも顔を合わせます。会社説明会のマナーが守れていないと、悪い意味で目立ってしまい、今後の選考に不利になる場合があります。

企業によっては、会社説明会のマナーが悪い就活生をチェックしている可能性もあるので、注意が必要です。今後の選考に悪い影響を与えないために、会社説明会で守るべきマナーを押さえておくことが大切です。そこで、会社説明会当日のマナーを5つ紹介します。

①受付時間は10分前

受付時間は早すぎても遅すぎてもいけません。会場入が早すぎる場合、説明会の準備ができておらず「企業側のことも考えずにもう来てしまったのか」と思われかねません。しかし、説明会開始の時間ぎりぎりであったり、開始時刻を過ぎてしまってはもちろんNGです。

早すぎず、遅すぎない時間が説明会開始の10分前です。企業の最寄駅に10分前につこうとする場合、事故などで時間通りに着かない可能性もあります。そのため、最寄駅には時間に余裕をもって到着しておき、企業近くのカフェや公園で適切な時間まで待つようにすることをおすすめします。

受付は名前をはっきり伝える

受付では社員の方が受付をしているので、大きな声できちんとあいさつをして、大学名と名前を明るくはきはきと名乗ることも忘れずにしてください。受付が終わると説明資料を渡されますが、資料を受け取るときは、相手の目を見ながら両手で受け取ることが大切です。

②私語は控える

会社説明会が始まったら、私語は厳禁です。友達と一緒に会社説明会に参加すると、説明された内容について友達と話したくなりますが、会社説明会中に隣の人と話すことはNGです。説明中に私語をすると、説明してくれている社員に対して失礼にあたりますし、他の就活生にも不快な思いをさせてしまいます。社員が説明している間は、説明に集中して静かに聞きましょう。

説明を聞いていると、疑問に思ったり、詳しい内容が聞きたいことが出てくることがあります。説明の途中で疑問点などがあった場合に、その場で説明を中断させて質問するのはマナー違反です。疑問点などがあった場合は、説明会終了後に質疑応答の時間があるので、そのときに質問しましょう。

③説明中はメモを取る

会社説明会においてメモは必須です。説明をただ座って聞いているだけでは、採用担当者にやる気がない就活生という印象を与えてしまいます。社員が説明しているときは、説明している社員を見て、適度にうなづきながら傾聴し、自分が大切だと感じたことはメモをとることが大切です。会社説明会で聞けた内容の中には、その後の面接で志望動機に使えるような情報がたくさんあります。

そのような情報を忘れないために、大事なことはメモをとるようにしましょう。説明会が終わってから全部まとめようと思っていても、意外と忘れてしまっていることが多いです。メモをとることで必要な情報をすべて残すことができ、会社説明会を有効に活用できます。

④質問前に必ず名乗る

質疑応答の時間になると、質問がある人が挙手をして、採用担当者から指名された人が発言します。採用担当者から指名されたら、まずは立ち上がり、質問する前に「○○大学の○○○○と申します」と大学名とフルネームを名乗りましょう。質問するときは自分の名前を名乗るのが最低限のマナーです。

ただし、質疑応答の前に「質問は座ったまましてください」「大学名は言わずに名前だけ言ってください」などの指示があった場合は、その指示に従って質問します。企業のなかには、質問した人の名前と質問内容を記録している企業もあるので、質問前に名乗ることを忘れないようにしましょう。

質問は要点をまとめて聞き取りやすい声で

質疑応答で質問をするときは、前置きが長すぎたり、何を聞きたいのかよくわからないような質問をしてはいけません。また、「御社の従業員は何人ですか?」など、自分で簡単に調べられるようなことは質問しないようにしましょう。質疑応答は、社員に対して直接質問できるチャンスなので、自分が疑問に思ったことや興味があることを質問するのが大切です。

質問するときは、一番最初に「○○について伺いたいと思います」と述べて、何について聞こうとしているのかわかりやすくします。また、質問をするときは、はっきりとわかりやすい声で質問するように心がけましょう。緊張して声が小さくなる人もいますが、声が小さくなると早口になりやすいので、社員にわかりやすいように大きな声でゆっくりと質問するように意識するとよいです。

⑤退場時にはお礼を伝える

会社説明会が終わって退場するとき、お礼を言うことを忘れないようにしましょう。会社説明会は、社員が就活生に対して企業のことをより深く理解してもらおうと準備してくれたものです。社員は会社説明会のために、多くの時間と手間をかけて準備しています。企業のことをより深く知るきっかけを作ってくれた関係者にお礼を言うことは、礼儀として大切です。

また、受付のときにアンケート用紙を渡された場合は、アンケート用紙に必ず記入し、お礼を述べながら提出します。アンケート用紙は無記名の場合もありますが、企業に対する感謝の気持ちを表すためにも、白紙で提出するようなことはせず、しっかりと記入して提出しましょう。

会社説明のマナーを守り選考に活かせるようにしよう

会社説明会は企業の説明を聞くだけだと思われがちですが、会社説明会から就職活動は始まっています。会社説明会では採用担当者が就活生のマナーをチェックしていることもああるでしょう。そのため、会社説明会ではマナーを守って、採用担当者から悪い印象を持たれないようにすることが大切です。会社説明会のマナーは、社会人としての最低限のマナーばかりなので、気をつけるべきポイントをしっかりと把握しておきましょう。

会社説明会は、企業のホームページを見ただけではわからない、企業の実態や社員の生の声を聞くことができる貴重な機会です。会社説明会で聞いた内容がきっかけで第一志望の企業が決まったり、就職活動の方針が決まることもあります。会社説明会を有意義なものにするためにも、マナーを守って会社説明会に参加しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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