面接対策
就活ゼミの質問に答えるコツ|入っていない場合の答え方も紹介
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就活ではゼミに入っていないと不利なのか
就活ではゼミについての質問をされることも多く、ゼミに入っていない人はどう答えればいいのか悩んでしまいます。ゼミに関する質問をされる以上、ゼミに入っておかなければならないのかと考える人は多く、ゼミに入っていないことで就活が不利になると考える人も多いです。
確かにゼミに入っていないとゼミに関する質問は答えづらいですが、必ずしも不利になるわけではありません。ゼミについての質問でも回答する方法はありますし、アピールする内容次第では好印象を与えられる場合もあります。
専門性を問う理系はゼミに入っていないと不利になる可能性もある
ゼミに入っていなくても不利ではないと上記では述べましたが、理系となると少し変わってきます。理系の場合、工学や化学、建築と専門性があるケースが多いです。専門性を高める理系においては、ゼミでより詳しく学ぶ可能性もあるため、所属していないことで意外性をもたれるかもしれません。
就活でゼミの研究内容を聞く理由
就活でゼミ活動を上手にアピールするためには、まずはその質問から何が見られているのかを知っておくことが大切です。就活ではさまざまな質問がされますが、それぞれで評価されているポイントは違っています。
高評価を獲得するためには、評価のポイントを知り、それに照らし合わせてアピール内容を考えていかなければなりません。ゼミの質問ではどのような点が評価されているのかを知り、上手な伝え方を考えていきましょう。
学業にきちんと取り組めているか
ゼミの研究内容からは、学業にきちんと取り組めているかどうかが見られています。学生の本分は勉強であり、それがきちんとできていなければ印象がよくないので注意が必要です。やるべきことがきちんとできているかで、真面目さや誠実さなども見られており、研究内容だけが評価の対象ではないことを知っておきましょう。
学業はいわば学生の仕事ですし、これがしっかりできていないと社会人になっても仕事に真面目に取り組めないと思われてしまいます。勉強と仕事では内容は異なりますが、やるべきこととしての位置づけは共通しています。
学業から何を学んだのか
ゼミ活動についての質問では、学業から何を学んだのかも見られているポイントのひとつです。学業にしっかりと取り組んでいることは大切ですが、ただ闇雲に取り組み、目的意識なく勉強しているだけでは高評価にはなりません。
勉強はただやっていればいいわけではなく、目的意識を持って取り組むことが大切です。これはゼミ活動でも同じで、活動や研究の結果から何かを学び、成長していることが重要視されています。
どれだけ高度な勉強に真面目に取り組んでいたとしても、それが身に付いていなければ意味がありません。大切なのは学業を通して学びがあることです。真剣に取り組めたかどうかだけではなく、きちんと学び成長できた内容をアピールするのがポイントです。
説明能力があるか
自分が取り組んできたことを他人に上手に説明できるかも、ゼミの質問では評価されているポイントです。説明能力は就職後も必要であり、上手に説明できれば高評価にもなりやすいです。
説明能力の有無からプレゼン能力、コミュニケーション能力なども複合的に見られていますので、分かりやすく上手に説明しなければなりません。自分がやってきた内容をきちんと伝えられるということは、目的意識を持って取り組んできた証拠ですし、これも高評価に繋がるポイントです。
また、自分の意見を正しく主張できるアピールにもなります。積極性なども見られているポイントであり多くの能力が見られていますので、アピール内容や方法はじっくりと練り上げておきましょう。
39点以下は要注意!
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就活でゼミ活動をアピールするポイント
ゼミ活動のアピールからさまざまな点が評価されますが、高評価を獲得できるのはあくまで上手に伝えられた場合です。どれだけ学業にしっかり取り組み、そこから学びがあったとしても就活のアピールで失敗すれば意味はありません。
高評価を得るためには、真面目にゼミ活動に取り組んだことと、上手なアピールが大切です。ゼミ活動をアピールするポイントを知って、高評価の獲得を目指しましょう。
①分かりやすく伝える
ゼミ活動や研究内容は専門分野になることが多いため、初心者でも分かりやすいように伝えることが大切です。どのようなことに取り組んだのかが分からなければアピールにならないため、専門用語の使用は控えましょう。
誰にでも分かるように簡単な言葉で伝えることが大切であり、簡潔にまとめて伝えられれば高評価を得やすいです。また、説明の際に使用する言葉だけではなく、どの範囲まで伝えるのかも考えておかなければなりません。
ゼミ活動は数年に及びますし、時間をかけて研究した結果を詳細まで伝えようと思えばどうしても時間がかかります。就活でアピールする場合は時間は長くないため、すべてを伝えようとするのではなく、概要だけ簡潔に伝えましょう。
②取り組みから何を得たのかを明らかにする
高評価を獲得するためには、ゼミ活動でどのような研究をしていたのかだけではなく、取り組みから何を得たのかも明らかにしましょう。ゼミ活動において最も評価されるのは、活動から何を得たのかです。
研究概要を伝えるだけではアピールにならないので注意しなければなりません。取り組みから得たものを伝えるためには、研究内容もある程度詳しく伝える必要がありますが、概要の説明だけで終わってしまうと評価される部分がなくなってしまいます。研究概要は短くまとめて、取り組みから得たものを重視してアピールしましょう。
③得たものが仕事でどのように役立つかを述べる
ゼミ活動で得たものが仕事でどのように役立つかを述べることが大切です。活動を通して成長するのは大切ですが、それが企業の仕事で役立つものではなければ就活でのアピールにはなりません。就活で求められているのは、仕事でいかに活躍できるか、企業の利益に貢献できるかです。
過去に素晴らしい経歴や実績があったとしても、それが仕事で活かせなければ評価の対象になりません。得たものを活かして仕事でどのように活躍するか、企業に貢献できるかのアピールにより、高評価が得られるでしょう。就活でのアピールは最終的にすべて仕事に繋がりますので、志望先での仕事をリンクさせてアピールしましょう。
C評価は要注意!
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ゼミに入っていない人のESでの答え方
就活では書類選考の際に履歴書だけではなく、ESの提出を求められる場合もあります。ESの内容は企業によって違っていますが、ゼミの活動について記載を求められる場合もあります。
ゼミに所属していない人でも、面接で聞かれれば所属していないと答えることができますが、ESの場合は文章で説明しなければならないので難しいと感じる人が多いです。ゼミに所属していなくてもESの記入はできますので、どのように書けばいいのかを知っておきましょう。
空欄はNG
ゼミに入っていないからといって、ゼミ活動についての項目を空欄で提出してしまうのはNGです。ESはどんな項目でも空欄のまま提出してしまうと、やる気がないと判断され印象が悪くなるので注意しましょう。
ESの空欄は悪い印象を与えてしまいますし、就活そのものへの意欲が低いと評価されます。空欄はマイナスにしかなりませんので、すべての項目を記入しての提出を肝に銘じておきましょう。
嘘の表記もNG
ESはどんな項目でも空欄のまま提出するのはNGですが、だからといって嘘の内容を記入するのはNGです。実際にはゼミには入っていないのに、ゼミに入っていることにして嘘を書くのはやめましょう。
ゼミでの活動について深堀りされた場合に答えられなくなり、嘘がバレる危険性があるので注意が必要です。嘘は突き通せませんし、バレれば即不合格になるケースも多いので、些細なことでも嘘は絶対に禁物だと覚えておきましょう。
ゼミに入っていない理由を記入
ゼミに入っていない場合は、なぜゼミに入らなかったのか、その理由の記入が大切です。ゼミに入っていないからといって、それ自体がマイナスの印象を与えるわけではありません。
ゼミに入らなかった正当な理由があれば企業も納得しますし、実際にさまざまな事情でゼミに入れない人はたくさんいます。ゼミに入るためには条件がありますし、ゼミに入ると拘束時間も人より多くなります。
生活費を稼ぐためにアルバイトをしなければならない人もいますし、自分がやりたい研究内容を扱っているゼミがない場合もあります。ゼミに入れない事情はさまざまありますので、入れない、あるいは入らなかった理由を正直に記入しましょう。
ゼミ以外で取り組んだ学業をアピール
ゼミに入っていない人は、自分の研究課題があれば、それについて記入しましょう。
また研究課題がない場合でも、個人的に力を入れたものがあれば、それをアピールしてもOKです。企業が重要視しているのはゼミに所属していたかではなく、きちんと学業に取り組めていたかです。
ゼミに入っていてもしっかり学べていなければ意味はありませんし、ゼミに入っていなくても、真面目に勉強していれば好印象になります。ゼミに所属しているかどうかは重要ではありませんので、学生時代の学業への取り組みをアピールすることが大切です。
ゼミに入っていなくても就活では不利にならない
就活ではゼミでの活動について問われるケースもありますが、必ずしもゼミに入っていなければならないわけではありません。ゼミに入っていなくてもそれだけで不利にはなりませんし、反対にゼミでの取り組みが有利になるとも限りません。
大切なのはしっかり勉学に励んでいたこと、学びの経験から得るものがあり成長できたこと、そしてそれが企業での仕事に活かせるかです。この3点が揃っており、上手にアピールできていればゼミに所属しているかどうかに関係なく高評価が獲得できます。
ゼミについての問いは多いものの、所属しているかどうかは大きな問題ではありません。ゼミに入っていてもいなくても、学生時代の取り組みとアピール次第で高評価は得られますので、アピールの方法や内容の工夫大切です。