自己PR

【学生時代頑張ったことがない】探し方や盛り込む内容~例文6選~

学生時代頑張ったことがないと考える就活生は多い

毎日を何気なく過ごしていたり、学校が終わった後は遊んでいたりと、自分が頑張ったことを見出せない学生はたくさんいます。

そのような場合、改めて学生時代頑張ったことを聞かれてもすぐ浮かばないものです。勉強や部活はどの学生も同じようにこなしているため、特別に頑張っていたことはなかなか思いつかないのです。

しかし、面接の頻出の質問の中に「学生時代に頑張ったことは何ですか」というものがあります。この記事ではその質問をどのように答えればよいのか紹介していきます。

面接官が学生時代頑張ったことを聞く理由

面接官が就活生に「学生時代頑張ったこと」を問いかけるのには意図がありますが、この意図を理解していないまま回答している就活生も多いのではないでしょうか。ここでは面接官がこの質問から分析している点を紹介していきます。

面接官が質問から分析している点を理解しておけば、的を得た回答をすることができ、さらに質問の意図をしっかりと理解している学生だという好印象を与えることもできます

就活生の人柄を知りたい

企業は、学生時代頑張ったことを通して就活生の人柄を知りたいと考えています。

留学や、海外でボランティアをしたといった華やかなエピソードを求めているわけではありません。学生時代頑張ったことを通して、何に興味を持っているのか、何か問題が発生した際にどのようにして解決しようとするのか、その性格と行動パターンが知りたいのです。

したがって、特にインパクトのあるエピソードがなかったとしても、サークルや部活、アルバイトなどを通して何を頑張ったのか、またなぜ頑張ろうと思ったのか、その動機などを伝えることができれば問題ありません。

そういった学生時代頑張ったことを通して、企業に合った人柄かどうか確認しようとする目的があるのです。

就活生の今後の可能性を知りたい

学生時代頑張ったことを聞くもうひとつの理由として、就活生の今後の可能性を知りたいというものがあります。

学生時代頑張ったことを通して、就活生のスキルや能力、仕事をする上で伸びしろがあるかどうかをみているのです。

頑張ったことを通して学んだことを、仕事でどう生かしていきたいのか伝えると好印象でしょう。また、学生時代頑張ったことについて深く掘り下げ、自分にはどんな強みがあるのかよく考えてみることが大切です。

自分が頑張ったことについて答える際には、数字で説明できるとよりわかりやすく伝えられるでしょう。頑張った経験を通して、どのように成長できたのかを説明し、就職後も活躍してくれそうだと思わせることができれば内定に近づきます

ガクチカが思いつかない人は、ツールを使うのが一番オススメ

学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は、自己PRや志望動機と差別化するのが重要です。とは言え、ガクチカで話せるネタがなく悩む人も多いでしょう。

そこで活用したいのが「ガクチカ作成ツール」です。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけ採用担当者に魅力が伝わるガクチカが完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

学生時代頑張ったことを探す方法

頑張ったことがないと感じている学生は、自分で頑張ったことに気付いていないだけなのです。例えば毎朝5時に起きて家族全員分のお弁当を作っていたとすれば、自分ではそれが「日常的で当たり前のこと」になってしまっています。

ですが第三者から見るとそれは頑張ったことに値するエピソードです。自分への問いかけ方を変えてみると、自然とエピソードが浮かんでくるはずです。視点を変えて学生生活をもう一度振り返り、頑張ったことをみつけていきましょう

日記やブログを読み返す

過去の経験やその時の感情は、日々過ごしていくにつれて薄れていくものです。そこでおすすめなのが、日記やブログです。日記やブログを書いている人は、読み返して当時の心境を思い出してみてください。そうすることで、よりリアリティのある頑張った話ができます。

もし日記やブログを付けていないのなら、学校で使っていた勉強ノートを見て下さい。その時自分が勉強のどの部分を集中的に頑張っていたか、つまづいていたかわかります。自分が字を綴ったメモでもノートでも構いません。

InstagramやTwitterなどのSNSの投稿もチェックしてみましょう。

その中に、あなたの頑張ったエピソードは眠っているかもしれません。

家族や友人に聞いてみる

どうしても思い浮かばないのなら、親しい友人か家族に聞いてみましょう。自分のことをよく知っている人物ならどなたでもいいです。先生に聞いてみるのもいいでしょう。自分で考えると日々の情報量が多く大切な話もわからなくなってきてしまいますが、友人や家族、先生なら印象的な話を覚えているものです。

客観的な意見を聞けるので、例え自分では思っていないことも、周りには頑張っているように見えた話を聞けたりします。

周囲の人の話から今まで気がつかなかったことがわかります。それが、頑張った話を作ることに繋がっていくのです。

他人の評価を気にせず考えてみる

他人から見てありふれた話だと思われたとしても、本当に自分が頑張ったと思える話を考えてみましょう。そうすることで、自分の主張が強く内容の濃いエピソードを話すことができます。

面接時に自分の気持ちが伝わればそれで充分なのです。相手に感情が伝わるような話があるのなら、例えそれが周囲から見てたいした話でなくとも武器になるのです。

つまり、話の内容が濃く、それを鮮明に伝えることができれば頑張ったことになるのです

学生時代頑張ったことに盛り込む内容

・結論を伝える
・どのような状況であったか
・課題を乗り越えるために起こした行動
・行動の結果とそれによって学んだこと
・企業での活かし方

学生時代頑張ったことを話す際には、構成についても工夫が必要です。誰が聞いてもわかりやすいような伝え方ができているか、事前に伝える内容を書き起こして考えてみましょう。良いエピソードを持っていたとしても、話の構成次第では相手に何が言いたいのか伝わらない可能性があります

なるべく最初に結論を伝えるようにして、そのあと細かい概要や動機、その結果について説明するようにしましょう

ここからは、学生時代頑張ったことを話す際に盛り込む内容についてご紹介していきます。

結論を伝える

はじめに、結論を伝えます
例えば「私が学生時代に頑張ったことはサークル活動です。」といったように最初に伝えられると、採用担当者もサークルの話がこれからされることを予想しながら聞くことができます。

結論を最初に伝えるのはどの質問でも大切です。長所や短所に関する質問をされた時でも、「私の長所は○○で、短所は○○です」と話します。その後エピソードを話すと、お互い認識を合わせた状態で答えを伝えることができるのです。

どのような状況だったか

そして、学生時代頑張ったアルバイトやサークル活動などについて、当時どのような状況だったのかを説明する必要があります。状況をしっかりと説明することができなければ、なぜ頑張ろうと思ったのかその動機がうまく伝わらないでしょう。

例えば学生時代頑張ったことがアルバイトだった場合、「なかなか売り上げが上がらず、店長がとても困っていた」、サークル活動なら「○○という問題を抱えており改善策を提案したが、一人だけどうしても賛成してくれなかった」といったように、当時の状況をイメージしやすくなるような説明が必要です。

どのような状況だったかを説明すれば、そのあとどういう取り組みをしようと思ったのか、動機について説明しやすくなります

課題を乗り越えるために起こした行動

5W1Hの画像

状況を説明した後は、課題を乗り越えるために自分がどのような行動をしたのか伝えるようにします。

自分がすべきことは何だと思ったのか、そして実際にどういった行動に移したのかを説明します。企業は、学生が課題や問題をどうやって乗り越えていくのかを知りたいと考えています。そうした問題解決のエピソードを知ることで、仕事に対する取り組み方がわかるからです。

実際に自分がどういった行動をとったのか、具体的に思い出してみましょう。その時の自分自身の思いについて一緒に説明すると、行動した理由についても説得力が増します。説明する際には5W1Hを意識して、自分の長所や強みに結び付けてその後の行動を説明できると良いでしょう。

行動の結果とそれによって学んだこと

学生時代頑張ったことの最後では、その経験からどんなことを学んだのかを伝えるようにしましょう。その経験を通して学び、人として成長することができたと伝えることが大切です。

ただし、この学んだこととは、仕事に関連した内容である必要があります。例えば、「スポーツを通して、団体競技の大変さを学びました」というだけでは、仕事との関連性は見えてきません。

企業からも高評価を得ることはできないでしょう。「○○の大会で優勝することができ、この経験からチームで一丸となって協力し努力を重ねれば、高い目標でも達成できるということを学びました」など、より具体的に説明する必要があります。

仕事においても、経験から学んで成長できる人物であるという印象を与えることが大切です。

企業での活かし方

学生時代という経験を積む時期に、どれだけのことに取り組み、どんな能力を育んできたのかを伝える必要があります。その経験が入社後にどんなことに役に立つか?どのように仕事に取り組むか?その能力をどう活かせるか?を面接官に伝えましょう。

また、どういった理由で頑張れたのか?頑張る上でどんな困難があり、その困難をどんな風に乗り越えたか?その結果自分にとって何を手に入れたか?ということも伝えましょう。ここで面接官が重要視しているのは、結果ではなく、経緯から見るその人の「精神性」です

また、こういった質問をすることで、質問の意味を理解して答えることができているか?答えるまでの考える時間、文章の構成がしっかりと出来ているか?などを見ています。自分の経験から学んだことを、詳細に伝えることが大切です。

学生時代頑張ったことの例文6選

「学生時代頑張った話は思いついたけれど実際どのようにして書いていけばいいのか分からない」「文章の組み立て方がわからない」という学生も多いです。

ここからは参考にできる例文を6つをご紹介します。異なった分野の頑張ったことを参考にしながら、実際に作成してみましょう。

例文①アルバイト

私が学生時代頑張ったことはアルバイトです。
私は、新聞配達のアルバイトを2年間していました。朝は3時に起きて朝刊を配り、放課後に夕刊を配達しました。アルバイトでは、誤配や配達に遅れがないように取り組みました。新聞を楽しみに待っている購読者もいるため、朝寝坊をしないように常に気をつけていました。2年間の新聞配達を通して、早寝早起きの習慣や体力をつけることができました。
これからはこの体力を活かして、工場の現場でも誰よりもせいかを出したいです。

学生時代頑張ったことの例文を見ていきましょう。まず、アルバイトを頑張った人の例文を紹介します。アルバイトを題材にする場合は、仕事での取り組みや気をつけたことなどを、数字を取り入れて伝えられると具体性があって良いでしょう。

例文②部活

私は学生時代、部活動を頑張りました。私は情報処理部に所属し、部長を経験しました。私は部長として、毎日2時間半の部活動をより良いものにしたいと考えました。そこで、休憩中は積極的に部員に話しかけて、コミュニケーションを取ることを常に心がけました。また、情報処理で分からない問題や間違った問題があれば、先輩後輩関係なく教えあい部員全員で疑問を解決するようにしました。家でも苦手なプログラミングや計算問題の勉強を毎日重ねた結果、情報処理大会では、団体戦で優勝することができました。
問題を解決するためにはたくさんの人の力を借りることが必要だと実感しました。広告業界では、クライアントやたくさんの人と協力することが大切です。部活の経験を活かして、チームワークを大切にしながら御社に貢献いたします。

ここでは、業界の特性と自分の強みをつなげて話せているので好印象です。頑張ったことから自分の強みをアピールするのも良いでしょう。

例文③趣味

私は趣味である検定を頑張りました。漢字検定や数学検定のほかに、チョコレート検定や世界遺産検定など幅広いジャンルの検定に挑戦しました。合格するために、毎日1時間以上は検定勉強の時間を設けました。
自分の決めたことは必ずやり遂げることができます。この力を活かして御社でも目標達成をします。

学生時代頑張ったことが「趣味」の例文を見ていきます。趣味といっても、競馬やパチンコなどのギャンブルは、面接官の受けが悪いケースがほとんどです。面接で「趣味はギャンブルです」などの内容を話すのはやめましょう。

また、漫画やアニメ鑑賞などを趣味にする場合は、業界を選ぶと良いです。たとえば、アニメ業界で面接を受ける場合は、「アニメ鑑賞が好きです」と話しても大丈夫でしょう。

例文④留学

私が学生時代頑張ったことは、1年間のシンガポールでの海外留学です。
留学へ行く以前の私は、同じ価値観や文化の人間と協力することは得意ではあったものの、なにか自分1人で物事を成し遂げることが苦手でした。シンガポールでの留学では、語学はもちろん、自分と異なる文化・価値観に囲まれた環境で、物事を成し遂げるために何をすべきか考えながら生活していました。
最初は環境にも慣れず、生活自体で精一杯でしたが、できる・できないに関係なく、まずは取り組んでみることを意識しました。その結果、失敗もありましたが、「留学生英語スピーチコンテスト優勝」という実績を残すことができました。
留学で得た幅広い視野を御社でもいかして、さまざまな問題解決に取り組みます。

この文章のポイントは、「留学」というテーマにおいて「語学」だけでなく、「留学中に自分の課題をどのようにして乗り越え、どんな成果をおさめたか」という内容をストーリー性をもたせて書いていることです。

面接官が見ているのは、「留学した」という事実ではありません。就活生自身がどのような経験をし、その経験を会社でどのように活かせていけるのかをイメージさせることが重要です。

例文⑤資格取得

私が学生時代頑張ったことは、「宅地建物取引士の資格取得」です。この資格に興味を持ったきっかけは、不動産購入という人生の大きなターニングポイントに関わることのできる資格として魅力的に思ったことでした。実際に試験勉強をしていく上で、不動産自体の知識がなかった状態からのスタートだったため、教科書だけの学びでは理解が難しかったです。そこで、私は、不動産会社で事務のアルバイトをして現場に足を運び、宅建士に直接、教えてもらうことに取り組みました。教科書での知識と、現場や資格保有者からの実際の学びを得た結果、合格することができました。
御社では、この資格はもちろん、お客様に寄り添った接客で成果を残します。

この文章のポイントは、「資格取得」という点で、まずなぜその資格に興味をもったのかを書き、ただ「勉強した」ではなく、どのように「工夫」したかを明確に記している点です。同じ資格を受けている人も大勢いますし、同時に合格者もいるわけです。そのため、周りと自分を区別、つまり「差別化」する方法を考えてみましょう。

例文⑥インターン

私が学生時代頑張ったことは、「ベンチャー企業での長期インターン」です。私は、インターン先の会社にて、法人営業を担当することになったのですが、ビジネス経験もなく、知識がなかったため、思うようにはいきませんでした。ただ、同じインターン生の中で、誰よりも営業の回数を増やすことで、多くの経験をつむことにこだわりました。その結果、周囲よりいち早くマナーや話し方などの基礎知識を得て、失敗から得た課題を克服する工夫をこなすことで、営業のトップセールスを2度達成することができました。
この経験を御社で担当する営業で活かし、貢献していきたいです。

具体的にどう貢献していくことを書かれています。インターンでの経験や実績はそのまま、就活生が仮に企業で働くとなったときのイメージに反映されやすいです。

まずは、「その企業で自分は何を主体的に行い、何を達成したのか」を考えて書きましょう。

学生時代頑張ったことのNG例文3選

ここまで学生時代頑張ったことを伝える方法について解説してきました。ここからは、学生時代頑張ったことを伝える際のNG例文を紹介していきます。学生時代頑張ったことはエントリーシート内だけでなく、面接でも多く聞かれる質問です。そのためほとんどの就活生は、しっかりと対策を行い、面接に臨むでしょう。

そのような中でNGポイントを含んだような内容を伝えてしまうと、他の就活生に差を付けられてしまい、内定が大きく遠のいてしまう恐れがあります。NGポイントをしっかりと押さえ、採用担当者に好感を与える内容に出来るようにしておきましょう。

NG例文①エピソードを詰め込みすぎる

私が学生時代頑張ったことは陸上競技部での活動です。
私は関東インカレでの決勝進出を目標に日々トレーニングに取り組んでいたのですが、大学2年目のシーズンから記録が伸び悩んでしまうようになりました。そこで私はまず自身を客観的に把握するため自分が走るフォームを撮影し、それを繰り返し見て、修正すべきポイントを探しました。また筋力アップを図るため、それまで苦手意識を持っていたウエイトトレーニングも積極的に取り入れるようにしました。さらに自分に合ったトレーニング方法を見つけるため、陸上に関する文献を数多く読み、トレーニングに対する知識を深めました。
このような努力の結果、目標としていた関東インカレ決勝進出を果たすことが出来ました。

この例文のNGポイントはエピソードを詰め込み過ぎて、ひとつひとつのエピソードが抽象的になってしまっていることです。学生時代頑張ったことは多々あることでしょう。採用担当者に伝えたいことが多くあり、ひとつでも多くのエピソードを話したくなる気持ちもわかります。

しかしそれによってエピソードが抽象的なものになってしまうと、採用担当者に伝えたいことが伝わらなくなってしまうのです。学生時代頑張ったことを述べる際には、その中で伝えるエピソードはひとつに絞り、そのエピソードを具体的に伝えるようにしましょう。それにより、効果的な自己PRが可能になるのです。

NG例文②事実だけを述べる

私はミスコンの運営に力を注ぎました。私はミスコンの運営を行う団体に所属し、日々活動をしていたのですが、大学3年次に行われるミスコンで、人気芸人にゲストとして参加してもらえることが決まりました。せっかくの機会なので歴代最高のミスコンにしようと、メンバーで協力し、行動を起こしました。どうすればより良いミスコンにできるかミーティングを入念に行い、地域住民の参加も呼び込むために、近隣の店舗や駅にポスターの設置をお願いしに回りました。これらの活動の結果、過去満員になったことの無かったミスコン会場に、入りきれないほどの集客を実現することが出来ました。

この例文のNGポイントは単なる説明になってしまっている点です。学生時代頑張ったことを採用担当者が質問してくる理由は、学生時代にあなたの強みをどのように活かしたのかを知りたいからです。部活動やサークル活動など、注力した活動においては、その中であなたの強みが発揮された箇所が多く存在しているはずなのです。

この例文のように起きた出来事をただ説明していくだけでは、面接官の求めている答え絵にはなりません。その中で注力し、自身の強気が発揮されたエピソードについて掘り下げて述べるようにしましょう。

NG例文③自信のないような伝え方をする

私が学生時代に注力したことはサッカー部での活動です。大学の体育会のサッカー部に入部する部員のほとんどは中学・高校時代からサッカーに取り組んだ人たちです。その中で私は初心者でありながらサッカー部に入部しました。初めのうちは経験者である周りとの差が大きく、練習にも全くついていくことが出来ませんでした。しかしサッカーのトレーニングに関する文献を計100冊読破し、プロのサッカー選手の試合を週に一度、通い続け、自身に足りない点を分析しながらトレーニングに打ち込んだことで、3年次には1軍の試合にも出場できるようになりました。周りからも「初心者とは思えない」と言われるようになり、周りとの差を埋めることが多少出来たと思います。

この例文のNGポイントは「周りとの差を埋めることが多少できたと思います」という点です。それまでエピソードに関しては、「100冊読破」「週一度の観戦を継続して行う」など、具体的に述べることが出来ており、効果的な自己PRを行うことが出来ています。

しかし最後に「多少」「~と思います」という言葉遣いをしてしまうと、一気に自信がないように映ってしまいます。自信がなさそうな表現を使用するのはNGです。「周りとの差を埋め、チームに貢献することが出来るレベルにまで達することが出来ました」と断定して言い切るようにしましょう。

ガクチカが思いつかない人は、ツールを使うのが一番オススメ

学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は、自己PRや志望動機と差別化するのが重要です。とは言え、ガクチカで話せるネタがなく悩む人も多いでしょう。

そこで活用したいのが「ガクチカ作成ツール」です。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけ採用担当者に魅力が伝わるガクチカが完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

学生時代頑張ったことのエピソード内容の印象

学生時代頑張ったこととして取り上げるテーマはさまざまですが、面接官にどのような印象を与えるのでしょうか。

頑張ったことがたくさんある学生はもちろん、なかなか見つからないという学生も多く、テーマ選びには誰もが悩むものです。ぜひ、面接官の印象を参考に学生時代頑張ったことについて考えてみてください

①アルバイト

アルバイトは「頑張ったエピソード」に選ぶ人が最も多いのではないでしょうか?アルバイトのいいところとして、働いてお金がもらえるということや、価値提供をしてお客様に喜ばれるという体験、チームで何かを生み出すことなどは素晴らしいですが、周囲の学生と被りやすいといえます。

そのため、どのようなアルバイトで、どんな役割を担い、どんな成果を残したのかをより具体的に伝えられるようにしましょう。アルバイトは「仕事」に直結するため、上手に伝えることができれば好印象です

②遊び・スポーツ系サークル

アルバイトに次いで多いといえます。サークルの目的は仲の良いもの同士の自己完結型であるのに対し、ビジネスは赤の他人に対する価値提供がベースになっています。いいところとしては、合宿や○○会などのイベントが多く、イベントでは普段と違う行動をするので、内容が充実しやすいという点があげられます。

一方で、このサークルはただ遊んでいただけと受け取られてしまいがちなので、役割や結果、成果などをしっかりと話せるようにしておきましょう

③勉強系サークル・学生団体

勉強系団体のような名前ですが、勉強より交流が中心になっていることを知っている面接官も多いです。いい団体は社会人と触れ合う機会が多いため、ある程度のビジネスマナーや、礼儀がわきまえていることが多いといえます。学生以外とふれあう機会がたくさん提供されるので、大人とのコミュニケーションに長けている学生も多いでしょう。

他のサークルではなく、あえて勉強や学生団体などを選んだ理由を話せると説得力があります。

④大学のゼミ、研究室

サークルのようなゼミはたくさんありますし、単位認定が楽だからという理由でゼミを選択している学生がいることも面接官は把握しています。しかし、ひとつのことに対して1年間近く研究していると、そこでの学びはあなたの気づいていないこともたくさんあります。ひとつのことに対する「こだわり」が感じられるのは強みだといえるでしょう。

その研究室を選んだ理由、そこで何を研究したのか、得た学びをこれからの仕事で活かせるように伝えましょう

⑤海外留学

海外留学を話す人も多くいますが、そのほとんどが短期留学についてなのも事実です。そして、短期留学をした理由が「語学学習のため」という人は本当に多いです。手段の目的化の典型例なのですが、海外で学べることは他にもたくさんあるともいえます。語学学習目的の他に学んだことを伝えることが大切です。

語学以外で学んだことが話せれば、ほかの学生との差別化になります。オリジナリティのある話をして、面接官に覚えてもらうようにしましょう

⑥旅

旅の話をする方は多くいます。世界一周経験のある方も、最近は増えてきました。特に多いのが東南アジアへの旅ですが、その旅の中でどのようなアクションを起こし、何を学んだのかが大切です。見にいくだけならお金さえあれば誰でもできますし、写真や動画でもいくらでも見れます。実際にその場所に足を運んでしか得られないものを伝えましょう。

旅では、非日常を体験できるものです。そこから学んだことを仕事でどう活かせるかまで話せるようにしておきましょう

⑦インターン

長期インターン(半年~1年)に参加した学生はビジネスマナーを備えていたり、コミュニケーションの取り方などで、高い評価を得ることが多いです。KPIの達成にコミットした経験や、一度でも価値提供者になっていること、さらに、遊びたい年頃にも関わらず、インターンという環境で学ぼうとする姿勢や行動力は魅力的だと捉えられるでしょう。

どんなインターンで、どんな成果を出したのかを話すことができると、企業からも即戦力とみてもらえます

学生時代頑張ったことを効果的にアピールして評価を上げよう

ここまでで、学生時代頑張ったことの探し方と例文をいくつか上げました。頑張ったことを実際に面接時使えるようにする際は話を明確にすることです。何のために頑張ったのか?なぜ頑張ろうと思ったのか?頑張ったことによってどうなったのか?その結果何を学ぶことが出来たかを話の中に盛り込むことが大切です。

最終的に何を学ぶことができたかをしっかり自分の言葉で伝えることで、オリジナリティがでます。仕事をするうえで繋がるような学びを表現できると印象がよくなります。学生時代頑張ったことを見つけて、そして自分の言葉で表現しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ