自己PR

【学生時代頑張ったこと】アルバイトを題材にした場合の回答方法

アルバイト経験はアピールの題材になる

ESでよくある項目は、「学生時代頑張ったこと」です。勉強やゼミ、サークル活動、ボランティアなど頑張ったものは学生により様々です。学生生活を振りかえると、アルバイトに一番時間をかけていた人もいるのではないでしょうか。

しかし、アルバイトのことを書こうとESを目の前にすると「アピールできるようなアルバイト経験なのか」「頑張ったといえるほど成果か」と悩んでしまうかもしれません。

学生時代に頑張ったアルバイトをアピールする際は、ポイントさえ押さえれば、ESで企業側が注目するような自己PRになります。自己PRでアルバイト経験をアピールしたい人は、好印象になる書き方のポイントを知って、高評価を狙いましょう。

コンビニでも居酒屋でもOK

ESに記載するとき、どこでアルバイトをしたかが気になる就活生もいます。例えば、テレビ局や出版社でアシスタントをしていた、大手有名企業で事務系のアルバイトをしていたなど、いかにもES栄えしそうな経歴が必要だと思いがちです。

しかし、実際は「どこでアルバイトをしていたか」はあまり重要ではありません。大学生が携わるアルバイトは、居酒屋、レストラン、コンビニエンスストア、アパレルショップ、塾や家庭教師、引っ越しや倉庫の軽作業などが一般的です。

志望する業界でのアルバイトは、志望動機の説得力が増すため好印象になります。しかし、就職のことを考えてアルバイトを選んでいない人も多いです。

企業側も学生たちがそんなに珍しいアルバイトをしてきているとは考えません。企業は、その人の価値観や考え方を知りたいと考えてるため、何のアルバイトをしてきたかはあまり重要視していません。

学生時代に頑張ったことは、どう考えて行動し、結果そこから何を学んだかの過程が重要です

自己分析が不十分だと面接で落とされる

面接を突破するには、自己分析が必須です。自己分析が不十分だと何を話しても説得力がないため、面接官の心に響かず落とされてしまいます。

そこで、自己分析ツールの「My analytics」を利用してみましょう。36の質問に答えるだけで、あなたの強み・弱み・特徴が見える化し、面接官を納得させる回答ができるようになります。

ツールを活用して自己分析を効果的に進め、志望企業の面接を突破しましょう。

ESで企業が見ているポイント

企業の採用担当者が知りたいのは、「どのようなアルバイトをしていたか」ではありません。複数のアルバイト経験をしてきた人は、ついつい経歴をアピールしたくなってしまうかもしれませんが、実はアピールする点がずれています。

選考の中で採用担当者が本当に知りたいのは、アルバイトの経験を通じて、どのようなプロセスで結果を出したのか、またどのような考え方で仕事に取り組んだのかです。

アルバイトを時間に余裕のある夏休みや、不定期でしか働いたことがなくても、採用担当者の視点を知ってポイントを押さえれば、魅力的なアピールができます。

ESに書く前に、まずは採用担当者が見るポイントを知って、アルバイト経験について振り返ってまとめてみましょう

結果ではなく過程

アルバイト経験をアピールする際は、結果ではなく過程を具体的に説明しましょう。中にはアルバイトのリーダーとして他のスタッフをまとめていたという実績や、働くお店の集客や売上アップへの貢献、家庭教師で担当した学生を有名高校に合格させた経験がある方もいるかもしれません。

輝かしい実績をメインに据えて、そのことばかりを書こうとしてしまいがちです。しかし、採用担当者はESで結果を見ているのではなく、それに至るまでのプロセスを見ています。企業は、過程からその人の考えや価値観を知りたいと考えているからです。

リーダーだった人は、どのような努力をして任命されるような人望を得たのか、どのような工夫をしてお店の売上にアップに貢献したのかなど、結果に至るプロセスの部分を詳しく記載することがポイントになります

考え方と価値観

企業は、プロセスから、あなたの考え方と価値観を探ろうとしているのです。自社にあった人材かどうか判断するためには、その人の人柄がわかる考え方や価値観を知る必要があります。

採用担当者はあなたがESに書いたエピソードから、どんな考えを持って取り組んできたのかを最も重視しています。

エピソードには、必ず自分のその時の思いや考え方を盛り込みましょう。とっさには思いつかないかもしれませんが、行動には必ず理由があり、自分自身の考えが反映されているものです。その時の行動から深掘りして、じっくりと考えてみましょう。

例えば、なるべく疲れないように働いていたという人でも解釈を変えれば「効率的に業務を遂行することを目指し行動していた」ともいえます。指示どおりに仕事していた人も、裏を返せば「ミスなく確実に作業することを目標に取り組んでいた」と考えることもできます。

業務での再現性

企業は、採用活動で業務に活かせる思考力や、人間性を見極めています。企業側はあなたのアルバイトでの経歴や実績を、即戦力として自社の業務に活かせるか、という視点で見ているわけではありません。

学生がアルバイトで任される業務と、実際に社員として任される業務では内容や質、責任の度合いが全く違います。入社後に一人前の社員として育てていく前提で、採用を考えている企業がほとんどです。

そのため、企業はアルバイトの経験が業務でどのように再現され、活かせるかを見ています。業務での再現性がわかれば、即戦力でなくても、将来活躍できる人材だと期待できるでしょう。

今スキルがあるかどうかではなく、将来的に活かせる経験をしてきたかが重要です。将来自社の社員となったときに、あなたの経験が、実際の業務に活かせるかどうかが見ているポイントです。

学生時代頑張ったことを掘り下げてみる

学生時代に頑張ったことを上手にアピールするためには、学生時代の経験を深く掘り下げて考えることが大切です。これはアルバイトの経験をアピールする場合だけでなく、どんな題材であっても同じことがいえます。

学生時代に頑張ったことは、ESだけではなく面接でも聞かれます。面接では、ESの内容をさらに深堀りして質問がされます。しっかりと答えられるように、事前に準備が必要です。どの観点から掘り下げておくべきかを知って、一貫性を持った回答をしましょう。

自分を深く理解する

学生時代に頑張ったことを掘り下げるためには、まずは自分を深く理解しましょう。面接官の質問にきちんと答えられるように、自己理解を深めておくことが大切です。自己理解をするためには、自己分析を行いましょう。

自己分析がしっかりとできていなければ、回答も曖昧になってしまい説得力に欠けます。自己分析をして自分を理解することで、学生時代に頑張ったことについても回答を考えやすくなります。

例えば、面接で学生時代に頑張ったことを聞かれたとします。自分を深く理解できていない人は、「居酒屋のアルバイトを3年間続け、バイトリーダーとして売上に貢献しました。」という回答になるでしょう。

一方で、自分を深く理解できていれば、「居酒屋のアルバイトで相手の立場に立って行動することを心掛けたことで、接客満足度を向上させることができました。」と過程まで詳細に答えられます。

自己分析では、自分はどのような人間であり、どのようなきっかけでそれに取り組んだのか、どのような姿勢で取り組んだかを把握しておきましょう。自己分析の質が、評価を左右します。自己分析がしっかりと深められていれば、どれだけ深掘りされても上手に答えることができます

「自己分析」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「自己分析」について詳しくなることで、より優位に就活を進められるでしょう。

その企業でどのように活かせるかを把握しておく

学生時代に頑張ったことを掘り下げる切り口の一つとして、その企業でどのように活かせるかの把握があります。アルバイトの経験からどのような能力を身に付け、それが企業の仕事でいかに役立つのか、貢献できるのかを明確にする必要があります。

単にアルバイトをしていたと伝えるだけでは、何のアピールにもなりません。場合によっては、アピール力不足で志望度が低いと判断されてしまう可能性もあります。アルバイト経験をアピールする場合は、培った経験が企業の仕事に活かせることが大切です

アルバイト経験が、就職後の仕事にどのようにつながるのかをアピールしていきましょう。

「企業研究」について詳しく説明している記事もあるので、合わせて確認してください。「企業研究」について詳しくなることで、より優位に就活を進められるでしょう。

学生時代に頑張ったことをアピールする際のポイント

学生時代に頑張ったこと アピールポイント

アルバイトを題材にして、ESで学生時代に頑張ったことをアピールする際にはいくつかのポイントがあります。自己PRで、学生時代のアルバイトを題材にする人は多いです。

そのため、アルバイト経験を書く場合、伝えたい内容をわかりやすく述べて差別化できなければ、採用担当者の印象には残りません。

ここでは、学生時代に頑張ったことでアルバイトについて回答する際のポイントを、3点に絞って紹介していきます。ポイントを押さえて、企業に必要な人材だと判断されるようなESを作成し、選考に備えましょう。

①嘘をつかずに魅せ方を工夫する

学生時代の頑張ったエピソードは、嘘をつかずに魅せ方を工夫することが大切です。エピソードは、具体的に述べることが大切ですが、印象的にしようと嘘をつくのは絶対にやめましょう。

採用担当者は、これまでに数多くの学生を見てきている面接のプロです。嘘をついても、相手にはすぐにわかります。嘘のエピソードは、深く突っ込まれた質問をされれば、答えにとまどってしまう可能性もあります。

嘘をついていたとわかれば、信用を落とし、評価は悪くなります。しかし、過去の経験を、ただ話せば良いわけでもありません。

実際に自分に起こった出来事を話しながら、評価されるように工夫することがポイントです。嘘はつかずに、良い印象を残せるような魅せ方を考えてみましょう。印象に残る見せ方は、後に紹介する文章作成のコツを参考にしてください。

②企業の求める人物像を把握しておく

学生時代に頑張ったことでアルバイトを題材にする際は、企業がどのような人材を求めているか、把握しておくことも重要なポイントです。話すエピソードや伝え方によってアピールできる部分は異なりますが、企業から見て魅力的でなければなりません。

いくら能力が高かったとしても、企業の求めている人物像とかけ離れていては、採用にはつながりません。企業研究や業界研究をする時には、どのような人材が評価されているのかをしっかりと確認しておきましょう。

例えば、社員同士の距離が近く家族的な社風の企業に対して、黙々と自分のペースで作業をして成果を残したエピソードは評価されにくいでしょう。

企業から入社してほしいと思われるような、エピソードを述べることが大切です。企業の特徴や強み、社内の雰囲気なども把握しておくと、求められる人物像がわかるので、効果的に伝えることができます。

③困難とそれを乗り越えたエピソードを伝える

学生時代に頑張ったことを伝える際には、どんなエピソードにするか重要です。自分が直面した困難と、それをどう乗り越えたかというエピソードを述べると、より考え方が伝わります。

社会に出て、仕事をしていく上では、難しいと思うこともたくさん出てきます。そんな時でも、逃げ出さずに問題を解決していく力は、社会人としてとても重要です。困難を乗り越えてきた経験があれば、今後も立ち向かっていける人物だと評価されるでしょう。

例えば、アルバイトでコミュニケーションスキルが足りずお客様からクレームをもらったことを困難な経験として伝えます。それに対し、先輩の接客から自分に足りない部分を学び、克服したことで接客スキルを表彰されたと伝えれば、過程と成果が明確に伝わるでしょう。

過去にどのような困難があったのか、それをどのようにして乗り越えたのか、また、それについてどう感じたのか、などをわかりやすく伝えることが大切です。何か問題があっても、前向きに立ち向かう姿勢をアピールできます。

好印象な文章作成のコツ

好印象な文章作成のコツ

ESや履歴書で、好印象な文章を作成するためにはコツが必要です。ここからは、実際にESに記載するための文章作成のコツをご紹介していきます。

学生時代に頑張ってきたアルバイトについて、仕事内容、実績、そのときの考え方、プロセスを詳細に挙げていくと、これだけでもかなりの文字数になります。これだけで、良いESが書けそうな手ごたえを感じる方も多いかもしれません。

しかし、ここで押さえておくべき大きなポイントが3つあります。まずは、文章は文字数を200字程度で要約してまとめることです。そして、結論から述べて、本当に伝えたいことだけを要約して書いてください。

ポイントをおさえることで、学生時代に頑張ったアルバイトを魅力的にアピールできるようになります

①文字数にも注意する

ESや履歴書は、文章が長くても短くても評価されるわけではありません。指定された文字数内で、簡潔にまとめて伝えることが大切です。

文字数の指定があった場合、それを超えてしまうと、ルールが守れない人だと判断され、マイナスの印象になってしまいます。一方で、文章量が少なすぎると、志望度が低いと思われるかもしれません。

ESや履歴書では、制限文字数の9割以上は書きましょう。制限文字数がない場合は、200~300文字で書くのをおすすめします。人が、一分間で読める量がそれくらいなので、採用担当者にとっても読みやすい長さです。

文字数が多ければ多いほど、熱意が企業に伝わるのではないかと思う人もいます。特にESや履歴書は、文章を長く書いてしまう人が多いです。また、簡潔にまとめようと意識しすぎて、短くなってしまう場合もあります。

伝えたい内容は、簡潔にわかりやすくまとめた方が印象に残ります。採用担当者は、一日に何枚ものESに目を通すため、まとまってない内容だと響きません

文章は内容をたくさん盛り込むよりも、要約する方が難しいです。要約が苦手な人は、文章に盛り込まれているトピックを一通り書き出してみてください。そこから制限文字数内に収まるように余分な比喩表現などは削りながら、文章をスリム化していきましょう。

②結論から述べる

PREP法(相手に伝わる文章の作り方)

  1. 結論 (Point)
  2. 理由 (Reason)
  3. 具体例 (Example)
  4. 結論 (Point)

文章は、結論から述べることで、格段に伝わりやすくなります。長い前置きがあると、話の全体像が見えてこず、そこで最も伝えたい主張も弱くなってしまいます。毎日多くのESに目を通してる採用担当者に印象を残すためには、結論を冒頭に持ってきましょう。

まずは、結論から述べることによって「自分はアルバイトで〇〇を身に付けた」と定義づけることができます。PREP法の構成を参考にして結論から述べれば、一番伝えたい主張をダイレクトに相手に伝えられます。

例えば「私は学生時代の書店のアルバイトでは、創造性を発揮しました」という書き出しから、創造性を発揮できたエピソードを述べます。そのうえで、創造性を活かして仕事にどう貢献したいかを伝えれば、説得力のある文章になり好印象です。

せっかくのアピールのチャンスを無駄にしないために、まずは結論を書いて自分を定義づけし、エピソードで裏付けをしていきましょう

③採用担当者が知りたい内容だけに要約する

文章を要約するうえで最も重要なのは、相手が知りたい内容だけを残すことです。ESで企業側に伝えなくてはならないことは、あなたの人間性と思考力です。あなたがどんな人間で、どんな考えで、どのように行動してアルバイトの仕事に取り組んだのか、これを存分にアピールしてください。

いざ、文章にまとめようとすると、エピソードの部分ばかりをたくさん書いてしまいます。まずは箇条書きで本当に伝えたい事は何かを書き出してみて、まとめていくと簡潔な文章になります

自分の伝えたいことが簡潔に伝わる文章になるまで、何度も要約を繰り返して形にしていきましょう。

採用担当者が知りたいこと

  • 結果ではなく過程
  • 考え方と価値観
  • 業務での再現性

アルバイト経験をアピールする際の注意点

学生時代に頑張ったこととしてアルバイトの経験は、上手にアピールすれば好印象を与えることができます。しかし、ただ漠然とアルバイトについて話しても、評価の対象にならない場合もあります。また、注意点が守れていなければマイナスの印象を与えてしまいかねません。

アルバイトの経験を題材にする際は、注意点を理解しておくことが大切です。どのような点に気をつければいいのかを知り、アルバイト経験を魅力的に伝えましょう。

短期間でやめているものは書かない方がいい

学生時代に頑張ったこととしてアルバイトの経験を題材にする場合は、基本的に仕事内容は問われません。どのようなアルバイトであっても基本的には評価の対象になりますが、種類に関係なく短期間でやめているものは書かない方がいいです。

短期間でやめてしまったものを伝えてしまうと、就職してもすぐにやめてしまうイメージを持たれる可能性があり、印象がよくありません。アルバイトは基本的には長く続けたもののみアピールすることが大切です。

最低でも、半年から1年以上続けているアルバイト経験を伝えましょう。長く続けているアルバイトをアピールすればマイナスの印象にはならず、継続力もアピールできますので、好印象です。

専門用語を使って説明しない

アルバイトの仕事内容は簡潔に盛り込む必要がありますが、専門用語は使わないように注意しましょう。仕事内容を盛り込まなければ、アルバイトでどのような経験をしたのかイメージができません。

仕事によってそれぞれの職場内でのみ、あるいは業界内でのみ通じる専門用語がある場合も多いです。しかし、仕事内容はその後に続くエピソードのイメージをもってもらうために大切なので、簡潔な文章で理解されるような工夫が必要です。

そのため就活のアピールでは、専門用語は使用せずに伝える必要があります。短く簡潔な文章でも相手にわかりやすいように仕事内容を伝え、エピソードをより理解してもらえるように工夫しましょう

アルバイトを題材とした例文

次は、アルバイトを題材とした例文を紹介していきます。学生時代に頑張ったこととして、アルバイトをアピールする際のポイントと、注意点をおさえた例文になっています。

説明したポイントと注意点の理解をさらに深め、アルバイト経験を魅力的にアピール出来うようになるために、例文を参考にしてください。例文の文章構成や、エピソードの含め方を参考にし、実際に自分で文章を作ってみましょう。

【39点以下は危険度MAX】
本番前に、面接偏差値を診断しておこう

今年はweb面接を行う企業も増えていますが、自分の弱点を把握し適切に対策しなければ、どんな形式であれ面接を突破することはできません。

そこで活用したいのが、面接偏差値診断ツールの、「面接力診断」です。
24の質問に答えるだけで、自分の強みと弱みをグラフで見える化できます。

ぜひ活用して自分の弱点を効率的に対策し、志望企業の面接を突破しましょう。

例文1 アルバイトで売り上げに貢献した

私は、輸入雑貨店でのアルバイトで、自分のアイデアを活かして売り上げに貢献しました。雑貨がとても好きという理由で、雑貨店でのアルバイトを始めました。ある時、自分が気に入った商品が全く売れていないことに気づきました。

そこで、商品に対する熱い思いを込めた手書きのPOPを作り、商品の隣に掲示することを店長に提案しました。その結果、今まで売れていなかった商品が、一か月で完売するほどのヒットになりました。お店の売上も20%向上し、店長に感謝されました。その後はPOPを作るだけではなく仕入にも関わらせて頂き、自分がセレクトした商品の棚を用意していただくまでになりました。

私は、この経験から熱意をもって仕事をすれば、結果が伴うことを学びました。自分で考えて行動することで、成果を出せた経験です。

学生時代に輸入雑貨店でアルバイトをしていた経験を述べています。アルバイトをしていくなかで、自分の気に入った商品が全く売れないという困難がありましたが、自分なりに工夫して、問題を解決したエピソードです。

どのような困難だったのか、それに対してどのように行動したのか具体的に述べてわかりやすい文章となっています。人まかせにするのではなく、自分で考えて行動した前向きな姿勢が伝わります。また、結果として商品が売れるようになり、任せられる仕事も増えました。

数字で伝えられているため、どれくらい売上に貢献したのかが明確で、説得力も増します。自分の努力が売り上げの向上につながり、自分が成長したことを伝えています。入社してからも、自ら考えて行動する姿勢がイメージでき、好印象を与えられるでしょう。

例文2 アルバイトで強みを発揮した

誰にも負けない元気な性格を活かして、人一倍大きな声で挨拶をすることを心がけて居酒屋で接客のアルバイトをしていました。このお店に来れば楽しく元気になる、とお客様に思っていただきたかったからです。

そうすることで、やがて常連さんから「いつも明るくて良いね」「元気をくれるね」といったお褒めの言葉をいただくようになりました。3年目にはバイトのリーダーを任され、売上を前年比30%向上させてお店に貢献することができました。

アルバイトで、自分の強みを発揮したエピソードです。誰にも負けない自分の長所を活かして、お店の売り上げにも貢献してきた話から、ポジティブな性格がわかります。

自分のことだけでなく、お店に来た人がどのように感じるのかを考えている心遣いが感じられます。社会人として働くには、周りの人とのコミュニケーション能力も必要です。

アルバイト先でお客さんからも声をかけられる人物は、周りの人とも協力してスムーズに業務を進められそうだという印象も与えられます。バイトリーダーを任されるようになったエピソードで、人を指導するリーダーシップもアピールしています。

また、アルバイトを長く続けているという点で、すぐに投げ出さずにコツコツと努力していく姿勢も伝わります

志望動機作成ツールを利用してみる

うまくまとめる自信がない人は、ツールを利用するのも一つの手段です。

志望動機作成ツールの「志望動機ジェネレーター」を使えば、簡単な質問に答えていくだけで、理想的な流れの志望動機が完成します。

無料でダウンロードできるので、困ったときは利用してみましょう。

「学生時代に頑張ったこと」で大切なのはその過程

「学生時代に頑張ったこと」で、アルバイトを題材に書く方法について見てきました。「頑張ったこと」が題材の場合、その成果や結果を書かなければと考える人もいます。しかし、企業は、結果ではなく、そこに至るプロセス、考え方、そしてあなたの人間性を知りたいのです。

アルバイトの仕事内容や、経歴についてアピールすると、企業が知りたいこととはずれてしまいます。大切なのは、その時どのように考えて仕事をしていたかです。

企業が見ているポイント、印象に残る文章の書き方を参考にして、アルバイト経験をアピルする文章を作成してみてください。志望する企業の面接官が、目を引くような文章が書けるでしょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ