面接対策

就活生は意外と知らない採用担当者が思っているコト

就活生が知りたいことのひとつに"採用担当者の考え"があるでしょう。
就活生にとっては就職活動ですが、
企業からすると"採用活動"になります。

就活生の多くは自分や友達からの視点しかなく、
採用担当者や面接官からの視点を疎かにしてしまいます。

それは就活生が"採用活動"とは何かを知らないからなんですね。
なので、今回は就職活動と表裏一体のものである"採用活動"について、
就活生が知りたいけど知らないことをまとめて解説をしたいと思います!!

※あくまでも一般論なので、参考程度にしてください。

1,採用活動において意思決定者は人事や採用担当者ではない。


意思決定者は社長含めた役員なのです。
どの企業でも人事、社員面接は受かるけど、役員面接が通らない人は多いです。

2,学歴が見られるのは最初だけの場合が多い

就活生の学歴は最初のスクリーニング(絞り込み)にはよく使われますが、
面接以降はあまり気にしません。

3,一度、落とされても、もう一度面接受けることもできる。

就活生が強く志望していればもう一度チャレンジを認めてくれる企業はあります。
ただし、大企業ではあまり聞きませんね。

4,ESは志望理由より、自己PRの方が大切

企業が知りたいのは、その就活生がどんな人間なのかという点です。
作り込まれたESを参考にせずに、一つの指標に使うことが多いです。

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5,OB訪問をしているかしていないかは大事

当然、話の具体性が全然違うし、志望度も高いと判断できますよね。
ちなみにOB訪問を行う学生は4割程度しかいません。

6,twitter,Facebook,blogは見ることもある

気になる就活生がいれば、検索をかけてどんな人物か判断します。
でも、プライベートな発信には興味がありません。

7,面接は一日数十人すると、記憶に残らない人はいる


同じ髪型、同じ服装は仕方ないとしても、
同じ表情、同じ話をされると全く記憶に残らない就活生がいます。

8,横文字は好まない

ソリューション、クライアント、バリュー、キャリアパス・・・。
様々ありますが、日本語でわかりやすく伝えてくれれば大丈夫です。

9,Facebookページを見たらいいねとかコメントしてほしい

Facebook採用ページを持っている企業は400社程度あります。
様々な発信をしていて、見たら就活生にコメントしてほしいと思ってます。
コメントの内容は率直なものでよく、感想や疑問などで構いません。

10,本当はもっと就活生のことが知りたい

時間、人数、費用の関係から限界があります。
自社のことをもっと知ってほしいし、もっと知りたいと思ってるから
面接では素直にリラックスして、そのままの自分を出してほしいです。

就活生は意外と知らない採用担当者が思っているコトまとめ

10個書きましたが、もちろん企業にもよりますので、
参考程度に心にしまっておいて下さい。

就活生の考えていることと企業が考えていることは思ったより、
違うんだと気付いてくれれば幸いです。

相手の気持ちになって、就職活動をやるのも学びが多いと思います。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

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