面接対策

【定番が大事】面接官が面接で見ている3つのポイント|好印象を与えるマナーもご紹介

面接のポイント3つ

就活生は膨大な情報に触れているので、それを考慮して、シンプルにこれだけは理解してほしいことをまとめました。さらにこの記事を読んでくれた人の面接が1.2倍程度魅力的に見えるようにアクションプランもまとめました。

①一緒に働きたいか

面接官はあなたの表情、仕草、話し方、選ぶ言葉、雰囲気など様々な要素から一緒に働きたいか、気持ちよく働けそうかなどの人間性を見ます。そして、面接の場面で最もこの人間性が伝わる部分は自然な笑顔と、自分の話を楽しそうに話すキラキラした目です。面接中に自然な笑顔ができる学生は、ほとんどいません。この就活時期本番になると機械のような学生が急に増え始めます。

②会社の利益になるか

採用はボランティアではありません。ビジネスの一環です。あなたの夢を叶えることは会社としては優先順位はとても低いです。いかに会社の利益になるか。"御社で成長したい"という言葉は本当によく聞く言葉ですが、全く逆です。会社があなたによって、成長するのです。面接はあなたのことを聞いているのではありません。あなたはどのように会社に利益を出しますか?ということを聞いています。

それが形を変えて、学生時代頑張ったことは何ですか?という質問になっているだけです。これは今までいかに真剣に企業を見てきたか、OB訪問をしてきたか、IRや決算書を読みこなしているかなどによりますが、第一志望の企業に詳しければやってみる価値はあると思います。利益と一言にいっても数字だけじゃないですが、数字が共通認識なのでとても便利です。

③入社する気はあるか

御社しか受けていません。だめだったら秋でも、来年でもまた受けにきます、なんて言葉を言ってみたいものですよね。また、3年で辞めると宣言している人も採用はされません。1人あたりのコストが3年で2,000万-3,000万かかります。あなたはそれだけの利益を、3年で確実に生み出せると判断されないと厳しいでしょう。3年後、離婚する前提で結婚してください、というプロポーズは全く心に響きません。

39点以下は要注意!
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面接で気を付けるべきマナー

自分に合ったスーツを購入しよう

面接は就活生と企業の採用担当者、重役などが初めて顔を合わせる機会です。エントリーシートや履歴書で書かれていた内容だけでは知り得ない人間性や企業の適正をチェックされる段階になります。面接では実際の質疑応答も大切ですが、初対面の担当者にいかに良い印象を与えられるかがポイントになってきます。

心理学では、人間は相手の話を聞く時には内容よりも目に入る物事がより記憶に強く残ると言われています。ここでは相手を不快な気持ちにさせず、あなたの印象をアップさせるためのマナーについて述べていきます。

身だしなみ

男女共に共通する事柄は、以下の通りです。

・服装についてはスーツに埃や汚れ、しわがついていないか
・ボタンはきちんと第一ボタンまでしめてあるか
・シャツがきちんとスカートやズボンに入っているか
・ボタンが取れてしまっていないか
・爪がきちんと切られていて清潔か
・髪がはねたり乱れたりしていないか
・靴は汚れがないか
・靴の底がすり減っていないか
・ひもがほどけていないか

男性が注意したいこととして、髭をきちんと剃ってあるか、ネクタイが緩んでいたり曲がっていないか、ズボンのプレスは綺麗にかかっているかなどが挙げられます。なお、靴下はダーク系の物を履くといいです。

女性が気を付けたい事は、髪が長い場合に邪魔にならないように束ね、メークは派手すぎないようにナチュラルメイクを心がけましょう。また、ストッキングかタイツを必ず着用し、伝線していないか確認しましょう。そしてスカートは膝丈を目安に短すぎない丈のものを着用しましょう。

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入退室

まず入室の時は、ドアを2回ノックしましょう。面接官から、「お入り下さい」「どうぞ」などの指示が出た後に、ドアを開けましょう。そして、ドアノブを押した状態のまま、中にいる面接官の方に体を向け「失礼いたします」と言い、軽くお辞儀をします。室内に入り、ドアは、後ろでにならないように閉めましょう。個人面接の場合はこれで大丈夫ですが、複数で行う面接の時には、次の人が入る前にドアが閉まらないよう、手で押さえましょう。

ドアを閉めた後に、面接官の方に体を向けて「〇〇大学の〇〇と申します。本日は宜しくお願いします」と言いお辞儀をします。この時のお辞儀の角度は30°程度が望ましいです。退室する際は、椅子から立ち、「本日はお忙しい中、お時間頂きありがとうございました」とお辞儀をします。この時の角度は45°程度が望ましいです。そして、ドアの前まで歩いていき最後に面接官の方に体を向けて、「失礼致します」とお辞儀をします。顔を上げた後はしっかりと面接官の目をみて退室しましょう。

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【39点以下は危険度MAX】
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話し方・態度

面接の時は実際はどのような話し方をしたらよいでしょうか。まず一番大切なことは、相手にとって聞きやすい大きな声ではっきりと話す事です。また、滑舌にも注意しながら早口にならないよう、気を付けながら話しましょう。面接は質疑応答の形式になる事がほとんどですが、言葉は丁寧語を使い砕けた感じにならないようにしましょう。

そして、もし面接官の質問の内容が聞き取れなかったり、意図が不明だった場合は、素直に聞き直しましょう。質問が理解出来ずに的が外れた回答をするよりも、きちんと不明点をクリアにしておく方が良いと言えます。その際、「もう一度おっしゃっていただけませんでしょうか」という風に敬語をきちんと使って聞き直しましょう。

面接全般における態度で注意したいことは、質問されている時は、必ず相手の方に体を向けて目を見て話すことです。面接の時間が長時間になり、ずっと目を見続ける事が大変に感じたりすることがあるかもしれません。また、あまりにも目だけを見ていると、相手に逆に圧迫感を与えかねません。

長い時間の質疑応答の場合、目だけではなく顔全体にも目線を向けて、話の大事なポイントで目を見るとよいでしょう。また、質問内容が意地悪な内容で、就活生を動揺させるような内容の場合でも、感情を抑えて冷静に答えるようにしましょう。

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監修者プロフィール

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吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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