身だしなみ

【就活でスーツは何着必要?】必要な枚数と購入時のポイント

就活ではリクルートスーツが必要

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就活中は、リクルートスーツを着用することになりますが、その価格や購入時期、デザインなどを知ることは重要です。買う時期の目安は、就活の1~2か月前です。面接だけではなく、インターンなどでも使用するため、早めに購入したほうがよいです。価格の相場は、2~4万円です。また、スーツ上着のボタンは2つと3つのものがあり、どちらかを選択する必要があります。こうしたスーツや買い方について詳しく取り上げていきましょう。

リクルートスーツを買う時期は就活の1~2か月前

リクルートスーツは、就活前に購入します。始める1~2か月前が購入時期の目安です。志望する会社での面接や試験だけに使用するのではなく、OB・OG訪問、インターン、会社説明会などにも必要なため、できるだけ早めに購入したほうがよいでしょう。証明写真を撮る際にも必要ですので、大学三年時の終盤で買うのは遅すぎる可能性があります。

スーツは、年末などにセールをおこなっているため、コストを抑えるためにも買う時期は重要です。冬だけではなく、夏にもセールがおこなわれていますので、活用しましょう。ただし、セールは在庫処分であることも多く、価格は安いながらも自分に合ったアイテムが見つからないかもしれませんので注意が必要です。

スーツの値段の相場は2~4万円

リクルートスーツは、それほど高価なものを購入する必要はありません。就活している約1年間のみ使用するものですし、高いスーツを買ったとしても、面接などに影響が出るわけではありません。値段の相場は2~4万円を目安にしましょう。

昔はもう少し高値だった時期がありますが、今ではスーツ量販店などで安値で買えます。また、昨今ではネット通販も利用できますが、スーツを着慣れていない人はサイズなどを間違える可能性がありますので注意が必要です。

スーツの着用で重要なのはサイズ感であり、メーカーによって大きさなどが異なるため、はじめはリアル店舗に通うのがおすすめです。

上着のボタンは2つと3つのものがある

スーツの上着には、前にボタンがついていますが、これには種類があります。2つボタンとと3つボタンの上着があり、はじめて購入する人は頭を悩ませることが少なくありません。

基本的にはどちらのボタンの数でも問題ありませんが、2つボタンがおすすめです。そもそも2つボタンのスーツのほうが主流であり、3つボタンはややカジュアルになってしまう可能性があります。ボタンの数が多ければ多いほど、ジャケットはフォーマルから遠のくものです。

しかしながら、段返り3つボタンであれば大丈夫なときもあるでしょう。段返り3つボタンは、第1ボタンが隠れている種類です。2つボタンスーツの多くは、シルエットが綺麗になる特徴があります。

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就活でスーツは何着必要なのか

就活においてスーツは必需品ですが、何着持っておけばいいのか悩んでしまう人は多いです。1着でもスーツを持っていれば、選考などに参加することが可能です。しかし、就活は連日続くことも多く、特に夏場などは汗をかいてしまうことも多いでしょう。

1着を連続できるのも難しいため、複数着はあったほうが便利といえます。しかし、複数といっても、何着がベストなのかと悩む人も多く、複数着購入しようにも、金銭的な問題を抱えてしまう人もいるでしょう。スーツをたくさん持っていれば便利なことは確かですが、何着も購入できるほど、スーツは安くありません。

また、2着以降を購入する場合、同じ種類か違う種類かで悩んでしまうことも多いです。就活にはどれくらいスーツが必要かを知り、購入のポイントなども把握しておきましょう。

就活に必要なスーツは1~3着

就活に何着スーツが必要かは人によって異なりますが、一般的には1~3着程度です。1着だけだとしても就活を進めることは可能です。ただし、何枚持っているかによって、どれだけスムーズに、かつ快適に進められるかは違ってくるので注意しなければなりません。手持ちのスーツの数によって、就活の進め方はどのように違ってくるのか知っておきましょう。

1着だと消耗が早い

1着でも就活を進めることはできますが、連続して使用しなければならないため、消耗が早いのがデメリットです。スーツは消耗品であり、特に就活向けのリクルートスーツは、安価で消耗しやすいのが特徴でもあります。一般的なビジネススーツであれば、連続で使ったとしても、それほど激しく消耗はしません。

しかし、リクルートスーツだと、使い続ければすぐに消耗することは理解しておきましょう。1着だけの購入であれば、出費も安く済みますが、消耗してハイペースで交換しなければならないとなれば、結局高くつく可能性もあります。ボロボロのスーツを着ていると、身だしなみの印象は悪くなってしまうため、傷んだ場合は買い換えが必須です。1着だと消耗を早めてしまい、身だしなみの印象も悪くなりやすいので注意しなければなりません。

2着以上あると安心

手持ちのスーツが1着と2着では、便利さが格段に違い、2着以上持っていれば、安心して就活に取り組めます。2着以上ある場合は、毎日就活が続いたとしても、日ごとに交換してスーツを休ませることができるため、長持ちして結果的にお得になることも多いです。

また、就活をしていれば汗をかいて汚れてしまったり、雨などでびしょびしょになってしまうこともあります。2着以上あれば、1着が着れなくなったとしても、すぐに替えを準備できるため、突然のトラブルにも素早く対処できます。

スーツに関するトラブルは意外に多く、長く使っていればほつれたり、破れてしまうことも多いです。万が一のトラブルにも上手に対処できるという意味でも、2着以上持っておくのがベターといえるでしょう。

就活でスーツが複数着必要な理由

2着以上スーツがあれば、安心して就活にも取り組めますが、そもそもスーツに関するトラブルがそれほど頻繁に起きるのかと、疑問に思う人も多いでしょう。確かにトラブルが発生する可能性があるとはいえ、必ずしも全員に起こりえるわけではありません。

人によっては、スーツ1着で就活を乗り越え、内定を獲得する人もいます。スーツを複数着用意するのは必須ではありませんが、必要性は高いです。なぜスーツは複数着持っていたほうがいいのか、その理由を知っておきましょう。

傷んだスーツだと印象が悪い

スーツを1着で就活に臨むデメリットはさまざまありますが、もっとも大きいのはスーツが傷みやすいという点です。1着のスーツを何日も連続して使用していると、すぐに傷み消耗を早めてしまいます。スーツは休ませながら着用することで消耗のスピードを格段に下げることができるため、1着と2着では劣化するスピードが大幅に違ってきます。

たとえ同じ回数着用したとしても、休ませながら着ているのと、連続で着用しているのでは、消耗の速度や程度が違うことは理解しておきましょう。スーツを複数着持っていれば、1着の場合の倍以上は長持ちさせられます。リクルートスーツは就職後に着用することも多いため、長い目で見ても複数着の購入がおすすめと言えます。

スーツによって印象を変えられる

スーツはきちんと着こなせていることはもちろん、身だしなみではスーツそのものも評価の対象です。どんなスーツを着ているかによっても印象は変わってくるため、複数着のスーツを持っていれば、与える印象を変えながら選考に臨むことができます。

たとえば同じリクルートスーツであっても、黒と紺では与える印象が異なり、業界や企業によって、有利になるかどうかも異なります。1着しか持っていない場合は、ひとつの印象だけしか与えることができず、志望先によっては不利になる可能性もあるので注意しなければなりません。複数着のスーツは、選考でのプラス評価にも繋がります。

クリーニングなどにも出しやすい

スーツを長持ちさせるためには、丁寧に扱うことが大切であり、時にはクリーニングに出すなども必要です。就活着用するスーツは、暗めの色が多いため、ぱっと見ただけでは、汚れが分かりづらい場合も多いです。しかし、就活を続けていれば汚れてくるため、定期的に洗う、クリーニングに出すなどして、清潔にしておかなければなりません。

汚れたままのスーツでは印象が悪くなることも多く、臭いがする場合も評価はマイナスになってしまいます。クリーニングに出すとなれば、それなりに時間がかかるため、その間のつなぎとしても、複数着スーツがあれば便利です。最近では洗えるスーツも多いですが、自宅で洗濯するにしても時間はかかります。清潔な状態を保つためにも、複数着あったほうがよいでしょう。

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2着目以降のスーツを購入するポイント

スーツは複数着持っていれば就活をスムーズに進めやすくなりますが、2着目以降を購入する場合には、少しポイントがあります。とりあえず数さえ揃っていれば便利ではありますが、購入するスーツを少し工夫するだけで、就活はより有利に進められます。

せっかく購入するのであれば、メリットのあるスーツを選んだほうがお得です。2着目以降のスーツを購入する際には、どのような点に注目すればいいのかを知って、就活をさらに有利に進めましょう。

シーズン違いを購入

スーツにはさまざまな種類があり、生地の分厚さや素材によって、各シーズン用に分けられています。2着目以降の購入であれば、現在持っているスーツとは別のシーズン用を買うのがおすすめです。就活は1年を通しておこなわれるものであり、暑い真夏の時期もあれば、寒い真冬の時期もあります。基本的に夏用スーツは生地が薄く、風通しのいい素材で、冬用スーツは分厚い生地で保温性の高い素材で使われています。

一方のシーズンでは快適に使えますが、もう一方のシーズンでは使い勝手が悪くなってしまうため、それぞれのシーズン用を持っておくことが大切です。生地の厚さや素材などが違うだけで体感温度も大きく違ってくるため、別シーズンのスーツの購入を検討してみましょう。

黒+別色がおすすめ

リクルートスーツで定番のカラーと言えば、黒、紺、グレーなどが挙げられます。基本的にはどの色で購入しても問題ありませんが、2着目以降であれば、黒+別色で揃えるのがおすすめです。黒のスーツはもっともフォーマルなものと考えられており、就活だけではなく、さまざまな場所でも活用できます。

たとえば冠婚葬祭など、プライベートな場でも活躍しますので、非常に使い勝手はよいでしょう。黒のスーツは持っていると何かと便利なため、複数着も買うなら必ず選択肢に入れておくことが大切です。別の色を買う場合は、紺色や濃いグレーがおすすめです。紺色は爽やかな印象、グレーはやや活発で明るい印象を与えますので、より自分のイメージに合ったものを選ぶのがおすすめです。

2着セットで買うとお得

スーツを複数着購入するとなれば、お金の問題が持ち上がってきます。リクルートスーツは安価とは言え、複数着買うとなればかなりの出費になるため、敬遠してしまう人も多いでしょう。少しでもお得にスーツを買いたいのであれば、2着セットなど、まとめて売られているものを狙うのがおすすめです。

スーツは複数着一緒に買えばお得になることが多く、場合によってはかなりの金額を値引きしてもらえることもあります。1着目の購入時にまとめて何着か買っておくのもおすすめです。また、店舗によっては就活セットとして、カバンや靴、シャツなど小物などもまとめてセット価格で販売していることもあるので、チェックしておきましょう。

女性の場合はパンツとスカート両方購入がおすすめ

男性の着こなしはジャケットにパンツだけですが、女性の場合はパンツとスカートの2種類に分けられます。基本的にはどちらを着用しても問題はありませんが、それぞれで与える印象は違うことは理解しておきましょう。より便利に使い分けるためには、パンツとスカートの両方を購入するのがおすすめです。それぞれのスタイルによってどのような違いがあるのかを知り、与えたい印象に合わせて上手に使い分けましょう。

パンツスーツは明るく活発な印象

パンツスーツは明るく活発な印象を与えることができ、新卒ならではのフレッシュさをアピールしやすいです。活動的な印象を持たれやすいため、営業職などでより好印象を与えやすいです。かつてはスカートスタイルでの就活が一般的と考えられていましたが、現在ではパンツスーツで就活をする人も増えています。

パンツスーツだからといってマイナスの印象を与えることはなく、志望先によっては好印象になることも多いです。明るく活発な人間性をアピールしたいなら、パンツスーツを選ぶのがおすすめでしょう。

スカートは真面目で柔らかい印象

スカートスタイルは、真面目で柔らかい印象を与えることができます。女性らしい優しい雰囲気をアピールしやすいため、コミュニケーション能力が求められる仕事などでは、好印象になりやすいです。また、柔らかい印象から協調性などもアピールしやすく、幅広い業界、企業で活用できます。

スカートスタイルは、良くも悪くも目立ちづらいため、高評価を獲得するためには、積極的なアピールが必要です。柔らかい印象も、場合によっては消極的とみられることもあるので注意しなければなりません。悪目立ちしないという意味では、メリットではありますが、反対に印象に残りづらいのはデメリットです。周囲に馴染みやすい服装だからこそ、内面のアピールで印象付けることを意識しましょう。

どちらか一方を複数着でもOK

女性の場合は、スーツのスタイルの違いによって与えられる印象が違うため、両方購入するのがおすすめです。しかし、必ずしも両方必要なわけではありませんので、どちらか一方を複数購入しても問題はありません。スーツが違うからといって、合否に大幅に影響するわけではなく、あくまでアピールの際の補助になるものと考えましょう。

一番大切なのは、自分が気に入っているもの、着慣れているものを着用することであり、リラックスできるものを選ぶことです。それぞれ機能性の違いなどもありますので、使い勝手がいいと感じる方を複数着購入するのもひとつの手でしょう。

就活のスーツは2~3着あった方が着まわせて安心

就活はハードに動きまわらなければならないことも多く、スーツも1着だけではすぐに消耗してしまいます。ボロボロになったとしても、着ること自体は可能ですが、見た目の印象が良くないため、評価はマイナスになってしまう可能性が高いです。

就活では身だしなみも評価の一部であり、スーツは正しく着こなさなければなりません。綺麗な状態を保つことも、高評価を得るためには大切なことであり、消耗を抑えるためにも、複数着で着まわす必要があります。

2着以上持っておけば、消耗のスピードも格段に落ち、何らかの理由で1着が使えなくなっても対処できます。ハードな就活を上手に乗り越えるためにも、できるかぎりスーツは複数着用意しておきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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