業界研究

新聞社の志望動機の書き方|部門別の例文3選や仕事内容をご紹介

新聞社の志望動機で悩む学生は多い

マスコミ業界は毎年多くの学生が志望しているため、倍率は高いです。新聞社も同様に高倍率の企業が多いため、選考を勝ち抜くためには、志望動機で他の学生と差別化を図らなければなりません。差別化を図るためには、まずは仕事内容などを把握しておかなければなりませんが、漠然とイメージを持っているだけの人は多いです。

仕事内容を知り、業界や企業への理解を深めておなければ、志望動機で上手にアピールすることはできません。また、志望動機は書き方ひとつで印象が変わるため、新聞社への理解を深め、上手な書き方を知って、アピール力の高い志望動機を作成しましょう。

新聞社の志望動機で見られていること

新聞社の志望動機で見られていること

アピール力の高い志望動機を作成するためには、そもそもどのような点が見られているのかを知っておくことが大切です。志望動機は就活では必須のものであり、企業は学生が提示する志望動機をさまざまな観点から評価しています。高評価が得られる志望動機を作成するためには、評価の基準を知り、それに合わせて作成することが大切です。新聞社の志望動機では何が見られているのかを知り、どんな内容が評価されるのかを考えましょう。

仕事の理解度

志望動機では仕事への理解度が見られており、どれだけ正確な認識が持てているかがチェックされています。新聞社といっても仕事内容は多岐にわたり、職種ごとに仕事の内容も全く違っています。新聞社は人気の就職先ではありますが、マスコミ業界のきらびやかなイメージだけを持ち、憧れだけで応募する人も少なくありません。

新聞社の仕事は大変なものも多く、憧れだけで続けられるほど簡単なものではありませんので、仕事への理解度を基準に、応募者のふるい落としをしています。仕事への理解度が低い=憧れだけで志望していて、ハードな仕事に耐えられないと思われる可能性もあるので注意しなければなりません。高評価を獲得するためには、志望する職種の仕事内容はもちろん、他職種についても理解を深めておくことが大切です。

就職への熱意

就職への熱意も、志望動機で見られているポイントのひとつです。新聞社の仕事はハードなものが多いため、本当に仕事へのやる気が高くなければ続けるのは難しいです。就職・仕事への意欲を重要視している企業は多く、どれだけ意欲をアピールできるかで、志望度の高さをチェックしています。

志望度が低いと判断されれば、評価もマイナスになってしまうので注意しなければなりません。志望度をアピールするためには、いかに企業へ就職したいか、仕事を通じてどのように成長、活躍したいかを伝えることが大切です。志望度は評価にも直結するポイントですので、就職意欲のアピールは念入りにおこなわなければなりません。

企業との相性

仕事を理解して高い意欲を示すことは大切ですが、それだけではなく企業との相性もアピールしなければなりません。仕事には向き不向きがあり、企業ごとの相性も違っています。志望動機では人柄や仕事への価値観なども見られており、そこから企業との相性が図られています。

企業との相性が悪ければ、仕事でも活躍できない、あるいは企業に貢献できないと判断されるので注意が必要です。また、企業の方針と個人の考えが一致せず、成長が止まってしまうと判断されます。企業が求める人材像などを確認し、それに合わせてアピールすることが大切です。

質問に答えるだけで志望動機を完成させよう

新聞社の志望動機を作成する際、文章を考えるのが苦手な就活生も多いと思われます。「伝えたいことはたくさんあるけど、考えをまとめてわかりやすく伝えるのが難しい」という就活生は、「志望動機ジェネレーター」を活用しましょう。

志望動機ジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで理想的な流れの志望動機が完成します。面接での志望動機に関する質問にも対策が可能です。無料でダウンロードできるので、効率的に新聞社に採用される志望動機を完成させましょう。

新聞社の仕事内容

志望動機で高評価を獲得するためには、仕事への理解を深めることが大切です。仕事について正しく理解しているかどうかによって、志望動機のアピール力は大きく違ってきます。仕事への理解が深いほどアピール力は高まり、高評価にも繋がりやすいです。

新聞社は大きく3つの部門に分けられますが、それぞれで仕事内容は大きく違っています。部門ごとの仕事内容を正しく把握して、それぞれ志望動機に活かして理解度をの高さをアピールしましょう。

記者部門

記者部門は、新聞記事の執筆や取材などをおこなう仕事です。新聞社と聞いてもっともイメージされやすのが記者部門の仕事であり、一般的な新聞記者を想像しておくといいでしょう。記者部門では取材をおこなって記事を執筆するのが主な仕事ですが、記者部門でもさまざまな部門に分けられますので、個人で扱う分野が異なります。

たとえば政治や事件、事故などを追う報道系の記者もいれば、スポーツなどの領域を中心に取材する記者もいます。新聞にはさまざまな要素が詰め込まれるため、新聞に掲載されている領域の数だけ、分野があると考えましょう。記者部門では、情報を真偽を確かめる目や、ニュースを素早く見つけられるフットワークの軽さなどが求められます。

ビジネス部門

ビジネス部門は、新聞の発行部数をコントロールしたり、企業経営を司る仕事です。新聞社を企業として運営させるための根幹部分を担う仕事であり、その他の企業と同じように総務、人事、経理などもビジネス部門に該当します。ビジネス部門は企業経営に関係する業務はもちろん、新聞の販売やデジタル事業の展開など、幅広い業務を担っているのが特徴です。

特に近年、紙媒体の新聞は発行数が減少傾向にあり、代わりにネットニュースなどが注目されています。新聞各社ではネット販売に力を入れており、デジタル事業を積極的に展開する企業も少なくありません。

技術部門

技術部門は、デジタルコンテンツの作成などをおこなう仕事です。デジタル事業を展開するにあたって、商品やサービスの開発をするのが技術部門の仕事であり、IT関連の仕事はすべて技術部門がおこなうと考えましょう。新聞は紙媒体だけではなく、デジタルコンテンツとしての側面も強くなりつつあり、新しい情報発信のあり方を模索している段階でもあります。

技術部門は、新聞をITの観点から支えるものであり、今後を担う重要な部門と言えるでしょう。消費者に向けたデジタルコンテンツの作成などはもちろん、自社での記事の構成や事業企画をサポートするための技術開発など、手掛ける仕事は広範囲です。

新聞社の志望動機の書き方

新聞社の仕事内容を把握した後は、実際にどのように志望動機を書くかを考えていきましょう。志望動機の書き方にはさまざまなポイントがあり、書き方次第で印象は大きく変わるので注意が必要です。同じ内容で作成したとしても、書き方によって受ける評価は異なります。評価される書き方のポイントを把握しておきましょう。

業界・企業を志望した理由を明確に

志望動機では、なぜその業界、企業を志望したのかを明確にすることが大切です。就職意欲の高さがチェックされているため、漠然とした理由を提示してしまうと、志望度が低いと思われてしまいます。憧れがきっかけでも構いませんが、なぜそう思ったのかを深堀りして考えることが大切です。

憧れを持つにしても、根本的な部分から掘り下げて考えれば、業界を志望する理由は明確になります。また、なぜその企業なのかも重要なポイントで、同業他社を志望する理由と差別化を図らなければなりません。志望企業にしかない強み、魅力を交えてアピールすることが、高評価を獲得するポイントです。

なぜその部門かも述べる

新聞社には記者、ビジネス、技術の3つの部門がありますが、基本的には応募できるのは1つの部門のみです。そのため、応募した部門についてなぜそれを選んだのかを提示することも大切です。新聞社といっても仕事内容はさまざまであり、できることはたくさんあります。

選択肢が複数ある中でなぜその部門なのか、なぜ他の部門ではだめなのかを明確に伝えなければなりません。他の部門でもいいのではないかと思われてしまうと、仕事への意欲が低いと判断される可能性があります。志望する部門だからこその魅力や、そこでしかできない仕事を述べることで、他部門を志望する理由との差別ができ、高評価にも繋がりやすいです。

仕事でどのように活躍できるか

志望動機では、最終的に仕事でどのように活躍できるかを伝えることが大切です。仕事への理解度を示し、就職意欲の高さをアピールすることは大切ですが、企業が本当に求めているのは、自社で活躍できる人材です。仕事で活躍できることをアピールするためには、どのように活躍し、企業に貢献するのかを明確に述べることが大切です。

自身の能力を提示し、具体的な活躍の方法を述べることで、企業への貢献度の高さを伝えることができます。仕事への活かし方はできるだけ明確にして、分かりやすく伝えることを意識しましょう。

新聞社の志望動機の例文

書き方のポイントを把握すれば、それらを踏まえて志望動機を作成しましょう。志望動機を完成させたらそれで終わりにするのではなく、何度も見直して改善を重ねることが大切です。時間を置いてから見直すことで、改善点を見つけやすくなります。

また、例文を参考して、どのような点が違っているのか比較するのもおすすめです。それぞれの部門ごとの例文を参考にして、よりアピール力の高い志望動機へとブラッシュアップしましょう。

記者部門

私は読者が知りたがっている情報を提供することで、新聞を読むことの面白さを多くの人に伝えたいと考えています。貴社はコラム記事に強みがあり、笑えて教訓になるコラムが毎週掲載されています。小学3年生の頃に父の勧めで読み始め、そこから毎日欠かさず貴社の新聞をチェックしています。
大学時代はコンビニでアルバイトをし、コミュニケーション能力を身に付けました。貴社ではコミュニケーション能力を活かして多くの人に触れ、市場の価値観、トレンドなどを把握することで、世間に求められる面白い記事を作成したいと考えています。

記者部門の例文では、読者が知りたがっている情報を提供することで、新聞の面白さを伝えたいとあります。業界を志望する理由は冒頭で述べられており、過去の経験から企業を志望する理由も提示できています。

企業ならではの特徴を踏まえてアピールすることで、他の企業を志望する理由を差別化ができており、評価されるポイントでしょう。また、入社後どのように活躍するかについても、自身の能力を提示しながら具体的に伝えられています。

ビジネス部門

私は企業運営に携わることで、新聞社の魅力を底上げし、より多くの読者を獲得したいと考えています。大学に入った頃に教授の勧めでネットで新聞を読む方法を知り、以来毎日欠かさず新聞をチェックしています。
貴社は新聞社の中でも一番最初にデジタルコンテンツ化を図った企業であり、デジタル事業の展開に強みがあります。デジタル事業をさらに強化することで、新聞の新たな価値を創出したいと考えています。
大学時代はサッカー部に所属し、副キャプテンの役割を果たすことで、傾聴力を身に付けました。傾聴力を活かして読者様が求めるものを引き出し、事業運営に反映させて、新聞の魅力の底上げに貢献したいと考えています。

ビジネス部門の例文では、企業運営に携わることで、新聞社の魅力を底上げしたいと述べられています。業界を志望する理由と、その後に企業を志望する理由も述べられており、文章構成は問題ないでしょう。

また、新聞に興味を持ったきっかけや企業で将来どのようなことをやりたいかも提示されており、興味関心の高さ、成長意欲の高さもアピールできています。どのように活躍するかについても細かく言及されており、仕事への熱意もアピールできているでしょう。

技術部門

私はITの視点で新聞社を支え、新しい価値の創出に貢献したいと考えています。大学入学時にデジタルコンテンツで新聞を読み始めましたが、自分なりの改良案を常に考えてきました。貴社はデジタル事業にも積極的で、常に業界で一歩先をいく革新的な取り組みをしています。
最先端の技術、視野を身に付けて、さらに便利なサービスを提供したいと考えています。大学時代はプログラミングの勉強をし、サークルではアプリの開発に力を入れていました。アプリ開発で培った技術を活かしならがも、仕事を通じてさらにスキルを高め、便利で誰もが使いやすいデジタルコンテンツを開発したいと考えています。

技術部門の例文では、ITの視点で新聞社を支え、新しい価値の創出に貢献したいと志望動機が語られています。技術部門ならではの切り口で志望動機が述べられており、企業独自の強みにも触れてアピールできています。

他の企業を志望する理由としっかり差別化が図れているため、好印象を与えることができるでしょう。また、大学時代に培った能力をアピールしながらも、仕事でさらなる成長を目指すとすることで、成長意欲の高さを伝えることができています。

新聞社の仕事内容を理解して志望動機を作成しよう

新聞社は人気の就職先のひとつですが、仕事内容を理解しないままに志望している人は多いです。憧れを持って新聞社を目指すのは構いませんが、実際に選考の突破を目指すのであれば、業界や企業、仕事内容については正しい認識を持っておかなければなりません。

志望動機では仕事への理解度や志望度の高さ、企業との相性なども見られているため、事前の業界、企業研究は必須です。また、同じ新聞社でも部門によって仕事内容は大きく違っているため、それぞれの違いを正しく把握しておかなければなりません。

仕事内容の違いを知った上で、どの部門にチャレンジするかを決めることが大切です。憧れるだけではなく、正しい知識と理解を持って、新聞社の選考にチャレンジしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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