筆記試験

【SPIのペーパーテスト対策】特徴や問題数などをご紹介

SPIのペーパーテストを実施する企業は多い

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SPIはパソコンで受験するものだと思っている方は多いのではないでしょうか。実は、筆記で受験する場合もあります。「ペーパーテスト方式」と呼ばれるマークシートで回答していく方式です。試験が開始される前に、問題文が掲載されている冊子が配布されます。

その冊子を見ながら、制限時間内に問題を解いていき、マークシートの解答欄の答えを塗りつぶしていきます。SPIを、ペーパーテスト方式で実施する企業は数多くあります。昨今では、テストセンター方式やWebテスティング方式と呼ばれるパソコンで受験する方式が人気の傾向にありますが、ペーパーテスト方式を試験に導入している企業はまだ多く存在します。この記事では、このペーパーテスト方式の特徴や注意点などをご紹介します。

SPIのペーパーテストの特徴

SPIのペーパーテスト方式の特徴のひとつに、応募者が企業に出向いて受検することが挙げられます。また、試験開始前に問題文の冊子が配布されるので、全体の問題内容を確認してから解くことが可能です。パソコンで受験しないので、試験開始時に問題量や概要を把握することができ、時間配分がしやすくなる利点があります。

SPIには制限時間が設定されています。時間内に全ての問題を解くためにも、効率よくスピード感を持って問題を解いていかなければなりません。パソコンで受験するタイプのSPIは、1問1問順番に解いていかなければ次の問題に進むことができません。それでは、ペーパーテスト方式の特徴について、より詳細に解説していきます。

企業に出向いて受検する筆記試験

SPIのペーパーテストの特徴である、応募者が企業に出向いて受験する点について解説していきます。ペーパーテスト方式は、主に応募者が企業に訪問して、会社内の会議室やブースで受験します。そのため、企業に訪問する立場であることを意識して、会社内では失礼のないように振る舞いましょう。

そして、筆記試験ということもあり、消しゴムを使用することが想定されます。試験終了後には消しカスをテーブルや机の上に置きっぱなしにせず、持ち帰るようにしましょう。ごみを置いて帰ってしまっては、SPIの結果がよくても、自身の印象は悪くなってしまいます。また、企業が自社ではなく別会場を指定してSPI試験を実施することもあるので、試験場所の確認はしっかりするようにしてください。

開始時に全体の問題を確認できる

次にご紹介するSPIのペーパーテスト方式の特徴は、試験開始時に全体の問題を確認できることです。試験開始時に問題を把握できるということは、パソコンで受験する方式とは違い、断然有利な点であります。

最初に問題数や内容をある程度把握しておくことで、時間配分がしやすくなり、効率よく問題を解いていくことができます。SPIは制限時間があるため、時間に追われやすくなり、焦ってしまう人も多いです。しかし、ペーパーテスト方式ならば、1問に対する時間のかけ方をある程度想定しながら解くことができるので、大きなメリットといえます。

企業側はペーパーテストの結果をすぐに把握できない

ペーパーテストのSPI試験では、企業側は試験後すぐに結果を知ることができません。テストセンターでSPI試験を受ける場合にはすぐに確認できるので、この点が大きな違いのひとつとなっています。

試験が終わってから数日経って、結果が改めてメールなどで送られてくることが一般的です。テストセンターでおこなわれる試験では、運営している企業によってテストが一括管理されているのに対し、ペーパーテスト方式では企業がテストを管理しています。

そのため、回答を集計して計算するまでに少し時間がかかってしまうことになります。テストセンターとは異なり、試験の結果が出るまでに時間がかかることを理解しておきましょう。

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ペーパーテストの問題数

さて、ペーパーテスト方式の特徴について解説してきました。次は、ペーパーテスト方式の問題数について説明します。ペーパーテスト方式は時間配分がしやすいというメリットがありましたが、肝心な問題数がわからなければ、そもそもの時間配分が難しいと思われます。この項目では、非言語と言語の問題数について解説します。

ペーパーテスト方式を受験するかもしれない人は要チェックです。問題数を把握しておくと、制限時間に対してどのくらいのスピードで問題を解いていけばいいのか見えてきます。制限時間があるとはいえ、事前にペーパーテスト方式の性質をつかんでおくと、SPIを解くことへの耐性がつきます。どんな問題が出てきても、時間配分ができていると心に余裕が生まれ、落ち着いて問題を解くことができるでしょう。

非言語は40分で30問

非言語問題とは数学のことです。素早い計算力と、適切な公式の使い方が求められます。ペーパーテスト方式の非言語では、30問の問題が出題されます。制限時間は40分です。制限時間40分で30問の問題数をこなさなければなりません。特に数学は得意不得意が出やすいジャンルなので、時間内に全ての問題を解くことができない人もいます。

焦らずに、自分ができる問題から解いていくようにしましょう。ペーパーテストはパソコンで受験する方式とは違い、全体の問題を把握することができます。そのため、問題を解く順番に指定がありません。これはペーパーテスト方式の最大の利点ともいえるので、必ず試験開始時に問題冊子の全体を見るようにしてください。

また、後述しますがペーパーテスト方式では電卓を使用することができません。非言語問題において電卓の使用に慣れていた人は、電卓での計算が不可になるので注意しましょう。

言語は30分で40問程度

次に、言語問題について説明します。言語は国語にあたります。言語問題は40問出題されます。非言語問題よりも10問も問題数が多くなっています。制限時間は非言語と同じ30分です。言語問題はボリュームがあるので、スピード感を持って問題を解くようにしましょう。

とはいえ、大半は熟語の意味や慣用句の使い方などの解きやすい問題が出るので、出題傾向を把握して対策をしておくと、すらすらと解けるようになります。なるべく序盤の解きやすい問題は素早く解いていき、長文問題に時間をかけられるようにしましょう。

時間配分を意識しながら取り組むと、言語問題は効率よく解いていくことができます。SPIは出題パターンがある程度決まっているので、SPI対策本などで問題を解いたり、模擬試験をしたりするとコツをつかめます。対策を重ねることで、いざ本番で難しい問題が出ても、自信を持って回答することができるでしょう。

SPIのペーパーテストを受ける際の注意点

それでは、ペーパーテスト方式でSPIを受ける際の注意点をいくつかご紹介します。パソコンで受験する方式とは違うので、ペーパーテスト方式の独特の注意点があります。注意点として、合格ラインは企業によって異なり、電卓を使用できないということが挙げられます。

この2点の注意点を意識して、SPIのペーパーテスト方式の対策を完璧にしておきましょう。その他にも、ペーパーテスト方式で受験することが事前にわかっていれば、筆記用具を必ず持参するようにしてください。当たり前のことですが、前日までに筆記用具をカバンに入れて、持ち物の確認を怠らないようにしましょう。当日、筆記用具を忘れて受験することができなければ、元も子もありません。忘れものをする人だと思われてしまうと、印象は悪くなるだけです。

合格ラインは企業によって異なる

SPIの合格ラインは企業によって異なります。というのも、企業は受験者の得点を知ることができません。その代わり、20~80の偏差値の数値で結果が通達されるようになっています。そのため、企業は偏差値を基準にして合格ラインを設定します。

偏差値が50以上の人を次の選考に進めると設定している企業もあれば、偏差値が70以上の人しか面接をしないと決めている企業もあるということです。よって、企業が独自に決めいている合格ラインは、応募者には知らされることはありません。

そして、テストセンター方式やWevテスティング方式は、受験者によって問題内容が変わりますが、ペーパーテスト方式は企業が実施する試験の受験者全員が同じ問題を解きます。そのため、応募者同士の優劣がつきやすいです。とにかく頑張って問題を解くしかできないのが現実です。

電卓は使用できない

ペーパーテスト方式では、電卓は使用不可となっています。電卓で計算することに慣れていた人には大きな痛手になるかもしれません。電卓が使用できないので、些細なミスで計算違いを起こして不正解にならないようにしましょう。そして、制限時間があるので計算に手間取って時間を費やしてしまわないように、確実に計算する力を備えてください。

簡単な四則演算程度であれば、電卓を使用しなくても計算できるように慣れておくべきともいえます。普段から暗算で計算する癖をつけて、計算力を高める練習をしておきましょう。メモをしながら問題を解きたいという人は、問題冊子の隙間を使って計算するようにしてください。ちなみに、テストセンター方式でも電卓は使用することができません。Webテスティング方式では電卓が使用できます。

マークシートの塗り方に慣れておく

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同じSPI試験でもペーパーテスト方式とwebテスト方式では異なる点があるので注意しておきましょう。最も大きな違いは、ペーパーテスト方式ではマークシートで質問の回答を記入していくということです。

質問に対する適切な答えのマークを黒く鉛筆で塗りつぶすという方法で、多くの人がこれまでに経験があると思います。難しいことではありませんが、しばらくマークシート形式のテストを受けていなかったという場合には戸惑ってしまう可能性も考えられます。

また、webテスト方式でしか練習していなかった時には、答えを記入するのに時間がかかってしまうこともあるかもしれません。予測していなかった状況になると、いつもと違い焦ってしまう人もいるでしょう。ペーパーテスト方式では、答えをマークシートに記入するということを把握しておきましょう。

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SPIのペーパーテスト対策

SPIのペーパーテスト対策

SPIのペーパーテスト方式は、事前に対策を立てて練習しておくことが大切になります。ペーパーテスト方式のSPI試験を実施する企業はあまりありませんが、自分が志望している企業はどのような形式でテストをおこなうのか調べておくと安心です。

もし、採用試験を受ける予定の企業がペーパーテスト方式でテストをすることが分かれば、前もって準備をしておきましょう。試験当日に慌てることがないよう、しっかりと確認して問題をスムーズに解けるような対策が必要です。

問題集や模試を繰り返し解く

SPI試験の対策としては、たくさんの問題を繰り返し練習することがおすすめです。多くの問題集や模試を解くことで、時間配分の仕方や問題の傾向、考え方や解き方などが身についていきます。本番と同じように時間を計って練習すれば、ひとつの問題に対してどれだけ時間をかけるべきかも分かります。

SPI試験対策として販売されている問題集には、答えと解説がついています。分からなかった問題や間違えてしまった問題は、そのままにしておかないで解説をよく読み理解しておくことも重要です。次に同じような問題が出た時に、正解できるようにしておきましょう。インターネットでは無料でダウンロードできる問題もあるため、ぜひ活用してみてください。

非言語問題の練習を重点的にする

SPI試験のペーパーテスト方式では、非言語問題で電卓が使用できません。普段の練習で電卓を使い非言語問題を解いている人にとっては難易度が高くなります。そのため、対策として非言語問題の練習を、電卓を使わずに重点的におこなっていきましょう。

筆算や暗算で、多くの問題を練習して慣れていくしか方法はありません。非言語問題を重点的に練習しておけば、今後webテストを受ける際にも役立ちます。初めから電卓を使用しないで問題を解くのに慣れておけば、回答のスピードも速くなるでしょう。

SPI試験は短時間で多くの問題が出題されるために、答えを素早く出す練習はとても重要です。ひとつの問題にかける時間をなるべく短くできるように練習していきましょう。

SPIのペーパーテストの特徴を理解して対策しよう

この記事では、SPIのペーパーテスト方式の特徴や問題数などについて解説してきました。ペーパーテスト方式はマークシートに回答していく形式で、パソコンで受験する方式とは違う特性がありました。昨今ではパソコンでSPIを受験させる企業が続々と増えていますが、ペーパーテスト方式を導入している企業もまだまだあるため、あらゆるテスト方式にも対応できるように事前知識をつけておきましょう。

試験中に難しい問題に直面してしまうと、戸惑ってしまい、制限時間内に全ての問題を解くことができなくなる場合があります。しかし、ペーパーテスト方式は電卓こそ使用できませんが、最初に全ての問題を把握することができるので、時間配分がしやすくなり、難しい問題を避けて次の問題を先に解くことができます。このように、それぞれの方式のメリットとデメリットを把握しておくと、企業からSPI受験の案内が来ても余裕を持って対応することができます。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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