筆記試験

玉手箱の言語問題を解くコツ|特徴や対策方法もご紹介

玉手箱の言語で苦戦する人は多い

適性検査で頻繁に登場する玉手箱ですが、玉手箱の言語問題に苦労している人は多いです。玉手箱は能力検査と性格検査に分けられており、特に難しいのが能力検査です。能力検査の中でも、言語と非言語に分けられており、長文の読解が多い玉手箱の言語問題に苦手意識を持つ人は多いでしょう。適性検査の対策は、就活攻略には必須のものであり、事前にしっかり勉強をしておかなければなりません。上手な対策方法を知って、玉手箱の言語問題を上手に攻略しましょう。

玉手箱の特徴

玉手箱の言語問題を攻略するためには、まずは問題の特徴を把握しておくことが大切です。適性検査は玉手箱をはじめとしてさまざまな種類がありますが、それぞれで特徴が異なります。

適性検査といっても種類ごとに特徴が異なるため、それぞれに合わせた対策をしなければなりません。全体的な対策では適性検査を攻略するのは難しいため、まずは玉手箱という形式の特徴を把握して、それに合わせた個別の対策方法を考えていきましょう。

同じ問題形式で複数出題

玉手箱最大の特徴は、同じ問題形式で複数出題されるということです。問題の形式自体には複数の種類がありますが、一度出題されれば、そのまま数問同じ形式で出題されます。そのため、今出題されているのがどの形式なのかを瞬時に判断して、素早く解答していくことが大切です。同じ形式が何問も続きますので、パターンさえ覚えていれば、比較的スムーズに攻略できます。

問題のパターンを認識してそれぞれの解答を瞬時にはじき出すことが、攻略への近道と言えるでしょう。まずはどんな形式の問題があるのかを把握して、それぞれの解答のコツを理解しておくことが大切です。形式をすべて把握すれば、玉手箱はより高得点を取りやすくなります。

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制限時間に対して問題数が多い

適性検査はすべて制限時間が設定されていますが、玉手箱は特に制限時間が短い傾向にあります。加えて、問題数が多いのも特徴であり、短時間で多くの問題を解答しなければなりません。GAB形式の言語(論理的読解)は、32問です。8長文×4問で構成されています。8つの長文を15分で解答しなければならず、長文を素早く読み解いていかなければなりません。

IMAGES形式の言語(趣旨判定)も32問で8長文×4問となっており、論理読解よりさらに短い10分になっています。趣旨把握は10問で12分です。高得点を獲得するためには、素早い解答スピードが求められており、これが玉手箱の難しいポイントと言えるでしょう。問題の難易度自体はそれほど高くありませんが、制限時間に対しての問題数の多さが、難易度を高めています。

英語が出題されることもある

玉手箱の言語問題は基本的には国語だけですが、企業によっては英語が出題されることもあるので注意しなければなりません。英語の問題は、GAB形式の英語(論理的読解)が24問です。これは8長文×3問であり、時間は10分です。

さらに、IMAGES形式の英語(長文読解)も同様に24問です。8長文×3問、時間は10分となっています。事前にしっかりと対策をしておき、スムーズに解答できるようにしておかなければなりません。国語や英語に関係なく、玉手箱は同じ形式で複数問出題されるので、それぞれパターン認識が大切です。業務で英語を必要とする企業は言語問題に英語を含めることが多いため、志望先によってはしっかり対策しておきましょう。

玉手箱対策について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

玉手箱の言語を解くコツ

玉手箱の言語問題に苦手意識を持つ人は多いですが、実は解答にはさまざまなコツがあります。攻略するには事前にしっかり対策をしておくことが大切ですが、それだけではなく解答時のコツを把握しておくことも大切です。

コツを知っておけば、少し意識を変えるだけで問題をスムーズに解き進めることができ、得点率を高めることができます。解答時のコツは大きく3つに分けられますので、それぞれを把握して言語問題に対処しましょう。

長文を素早く読み込む

玉手箱の言語は長文の問題が多いのが特徴であり、問題をいかに素早く読み込むことができるかが重要です。長文問題は答えがすべて文章の中に隠されているため、じっくり読み込めば正解を導き出すことは難しくありません。しかし、玉手箱は制限時間が短いため、1問あたりに時間をかけすぎてしまうと、最後まで解くことができず、点数は低くなってしまいます。

長文は素早く読み、要点だけを拾って解答を考えることが大切です。ある程度流して読み、選択肢を見ながら正解がどれか考えていきましょう。先に選択肢を見ることで考え方を整理し、どの部分を重視して問題文を読めばいいのかを認識します。長文は読むべき場所を抽出することが大切であり、本当に必要な部分だけを読み込むことが大切です。

玉手箱の対策に時間が取れない人は、問題集を使って効率良く対策しよう

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集中力を切らさない

言語問題の制限時間は短いですが、実際に何問も長文を読んでいると、長く感じてしまうこともあります。また、時間に終われている場合、複数の長文を読んでいるうちに疲れてしまい、よく考えないままに選択肢を選んでしまうことも多いので注意しなければなりません。言語問題に取り組む上で重要なのが集中力です。

集中力が途中で切れてしまうと、適当に解答を選び、不正解になってしまう可能性が高いです。言語問題はじっくり問題を読めば分かる問題も多く、すぐに諦めて解答するのはもったいないです。言語問題は集中力との戦いでもあるため、最後まで気持ちを切らさないように、集中して臨みましょう。

分からなくても解答を選ぶ

玉手箱をはじめとした適性検査は基本的には選択問題であるため、分からなくても解答を選ぶことが大切です。解答を選んでさえいれば、運が良ければ正解し、それが合否を分ける可能性もあります。選択肢を選ばなければ、得点のチャンスはゼロになってしまうので、必ず何らかの答えを選んでおかなければなりません。

もちろん、分からないからといって、よく考えもしないままに選択肢だけを選ぶのはよくありませんが、何らかの解答を残すことが大切です。得点率を少しでも高めるためには、とにかく1問でも多く解答し、正解する可能性を高めておく必要があります。分からない、時間がない場合でも簡単に諦めるのではなく、最後までしっかり取り組み、必ず解答することを心がけましょう。

玉手箱の言語の対策

玉手箱の合格率をさらに高めるためには、事前の対策を欠かすことはできません。玉手箱は問題の難易度自体はそれほど難しくはないものの、問題の形式や特徴なども踏まえてみれば、選考としての難易度は高いと言えます。

しっかり対策しなければ、不合格になることが多いため、念入りな準備が必要です。玉手箱の言語問題の対策方法はさまざまありますので、効率的な対策方法を知って、入念に準備を進めていきましょう。

問題集を使って練習

玉手箱の言語問題の対策としては、実際に問題集を使って練習するのがおすすめです。問題集にはたくさんの種類があり、適性検査の種類ごとに特化したテキストも多いです。玉手箱に特化したものであれば、言語だけではなく、非言語の問題も掲載されていますので、より包括的な対策をおこなえます。

また、問題集だけではなくネットで問題を公開しているサイトも数多くありますので、それらを利用するのもおすすめです。言語問題の対策としては、実際に問題を解き、実践形式で練習することが大切です。言語問題の場合は、非言語のように公式などを覚えれば対策できるわけではありませんので、さまざまな問題に触れて問題に慣れることが攻略の近道と言えます。

解答集を利用するリスクについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

無料の問題集で対策しよう

玉手箱の対策をするには、問題を多く解く必要があります。そこでおすすめなのが「WEBテスト問題集」です。こちらの問題集では、玉手箱とTG-WEBに対策できる問題が非言語と言語に分かれて掲載されています。

詳しい解説つきなので、問題が解けなかったという人も力をつけることができます。分からなかった問題をそのままにせず、解説を読んで意味や解き方を理解することが大切です。無料でダウンロードできるので、腕試しがしたいという就活生にもおすすめです。

繰り返し練習してパターンを覚える

玉手箱では同じ形式の問題が複数問出題されるため、何度も繰り返し問題に取り組むことが大切です。同じ問題を何度も練習することで、問題のパターンを覚えることができ、よりスムーズに解答を進めやすくなります。問題集などで練習する場合でも、複数のテキストを使うのではなく、同じもので繰り返し練習した方が、効率的な対策ができるでしょう。

重要なのは問題のパターンを覚え込むことなので、同じ問題をやったほうが早く覚えることができます。問題を見ればすぐにパターンが思い浮かぶことが大切なので、すぐに判断して問題が解けるようになるまで、何度も繰り返し練習しましょう。

日頃から活字に慣れる

言語問題は長文を読み込む必要があるため、日頃から活字に触れて文章に慣れておくことも大切です。活字に親しみがある人であれば、長文問題が続いてもそれほど苦労することなく解答でき、集中力を切らしてしまうこともありません。活字に慣れていれば読むスピードも上がり、問題の意図を把握してどこを重点的に読むべきかなども分かるようになります。

活字に慣れるためには、本や新聞を読むのがおすすめです。就活中であれば、時事問題の対策をおこなうためにも、新聞を読む習慣を付けるといいでしょう。一朝一夕で慣れるわけではありませんが、毎日続けていれば必ず効果は出ますので、1日1回は活字を読む習慣を身につけることが大切です。

玉手箱の言語を上手に乗り越えよう

適性検査の中でも、玉手箱の言語は短時間で多くの問題を解かなければならないため、苦手意識を持つ人は多いです。言語問題は非言語とは違って、事前に対策をするのが難しいですが、対策方法がないわけではありません。

上手に対策していれば本番でもスムーズに解答でき、高得点を目指すことも可能です。大切なのは素早く解答すること、最後まで諦めないことです。玉手箱はいかにスピーディーに正解を選べるかが重要であり、1問あたりに時間をかけすぎてはいけません。

また、選択肢であるため、最後まで諦めなければ正解を導き出せる可能性もあります。玉手箱の攻略は就活の攻略にも繋がるため、しっかり対策して臨み高得点の獲得を目指しましょう。

非言語対策については、こちらの記事で詳しく解説しています。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

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