履歴書

履歴書には印鑑が必要?|押印が必要な場合やミスした際の対処法

基本的に履歴書に印鑑を押す必要はない

基本的に履歴書には押印の必要がありませんので、押印がないからといってマイナスの印象は与えるわけではありません。押印欄が用意されている履歴書もありますが、これは古いタイプの履歴書です。現在主流となっているのは押印欄がないものであり、押印欄付きの履歴書はいまでは珍しいです。

押印欄がなければ無理に印鑑を押す必要はありません。もちろん、押印したからといってマイナスの印象を与えるわけではなく、どちらでも評価は変わらないと考えましょう。履歴書に押印するのは、少し前の文化と言え、現在ではほとんど使用されていません。ただ、全くなくなったわけではありませんので、覚えておくと押印欄付きの履歴書でも対処できて便利です

履歴書で印鑑が必要な場合は押印欄がある

現在では珍しいですが、押印欄の残っている履歴書はまだ存在しています。履歴書に押印欄がある場合は印鑑を押すことで完成となるため、押印が必要です。押印欄が空欄のまま提出すると、記入漏れがあるとしてマイナスの印象を与える可能性があるので注意しなければなりません。

履歴書に設けてある項目はすべて埋めてから提出しなければならず、記入漏れがあると評価を下げられることも多いです。空欄がある=アピールする意思がないとみなされ、志望度が低いと判断されることや、細部まで気配りができないと思われることもあります。

どちらの場合でも印象が悪くなることは確かなので、余計なマイナスポイントを作らないためにも、押印欄があれば印鑑を押し、空欄をすべて埋めてから提出しましょう。

企業から押印を求められるケースもある

履歴書の押印欄に関係なく、企業から押印を求められた場合は印鑑を押してから提出しなければなりません。伝統を大切にする企業であれば、昔ながらの文化を守っていることも多く、履歴書への押印が求められるケースもあります。指示がある場合は、必ず押印が必要です。

印鑑を押していなければ、指示が守れていないとしてマイナスの印象を与えてしまいます。押印欄があればそこに押し、なければ名前の横などに押しましょう。ただし、企業から押印場所も指定されている場合は、そこに押す必要があります。

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履歴書に押印する印鑑の種類

履歴書に押印が必要な場合、どのような印鑑を使えばいいのでしょうか。印鑑の種類はさまざまであり、どれを押すかで意味合いも違ってきます。印鑑は種類ごとに効力が異なるため、それぞれの違いにも注目しながら適切なものを選びましょう。規定どおりに押印できていても、印鑑の種類によっては規定外とみなされる可能性もあります。失敗を避けるためにも、履歴書に使うべき印鑑の種類を正しく把握しておきましょう。

認印でOK

履歴書に押印が必要な場合は、基本的に認印で構いません。認印とは朱肉につけて押すゴム印であり、日常生活の中で一般的に使用されることが多い印鑑といえます。認印よりも法的拘束力の強い印鑑もありますが、履歴書であれば認印で十分でしょう。

認印は苗字が記されているものなら何でも構わないため、自宅にある印鑑を使用しても構いません。認印は日常的に使うものであり、就職後に使用することもあるので、1本持っておくと便利でしょう。100均でも構いませんが、今後使用することを考えるならはんこ屋で作ってもらうのがおすすめです。

シャチハタはNG

シャチハタとは、朱肉を使わずにハンコの中のインクを使って何度も押せる便利なものですが、履歴書の押印で使用するのはNGです。シャチハタのインクは経年により劣化するため、公的な書類やビジネスでの使用には向いていません。履歴書は公的な書類であり、改ざんされないことが重要視されています。

インクが劣化しての変化は、改ざんの一種とも捉えられるため、履歴書の信用度は落ちてしまうので注意が必要です。また、経年劣化云々だけではなく、単にビジネスマナーとしても違反しているため、シャチハタを使うとマイナスの印象を与えてしまいます。ビジネスでは重要な書類ではシャチハタは厳禁とされているため、常識を疑われる可能性もあるので注意しましょう。

実印は避けたほうが無難

印鑑の中で最も法的な効力が強いのが実印ですが、履歴書の押印に使用するのは避けたほうが無難です。実印を押しても問題はありませんが、万が一履歴書を紛失した際に、個人情報が流出するリスクがあります。実印は複雑な印影によって複製を防ぎ、情報の信用力を高めるものですが、流出して複製され、悪用される危険性もあります。

実印が押してあるからといってマイナスの印象を与えるわけではありませんが、余計なリスクを抱えてしまうため、認印で代用するのが基本です。履歴書は企業で大切に保管されますが、紛失や流失のリスクが絶対にないとは言い切れません。また、郵送途中で紛失し、誰かに拾われて悪用されることもあるため、安全管理の観点から実印は避けましょう。

履歴書で印鑑の押印ミスのケース

印鑑は少しでも失敗するとずれたり、かすれてしまうこともあります。印鑑は綺麗に押せてこそ効力を発揮するため、ずれたりかすれたりしていると、押印が認められないこともあります。また、綺麗に押せていないと、ビジネスマナーができていないと思われ、がさつな印象も与えてしまいます。上手に対処してミスを防ぎましょう。

書き直しが基本

押印ミスがあった場合は、最初から書き直すのが基本です。履歴書はどんな部分であってもミスは許されず、細かいミスでも評価を下げられてしまいます。二重線を引いて訂正印を押せば、修正は可能ですが、押印に対して修正するとハンコが多くなりすぎて見にくくなります。

また、修正して提出すると、書き直しの手間を省いている印象を与えてしまい、これもマイナスに評価に繋がってしまいます。履歴書はミスなしでの提出が基本なので、押印ミスでも書き直しをおすすめします。

最初に印鑑を押すのがおすすめ

押印ミスで一から書き直しになると手間がかかるため、最初に履歴書に押印してから書き始めるのがおすすめです。押印はどれだけ気をつけていても失敗することが多いため、ミスをしても書き直しが簡単な最初のうちにやっておけば、失敗してもダメージは少ないです。

就活中は履歴書を何十枚と書かなければならないため、書き直しの手間は少しでも省かなければなりません。最初に押印してから書き始める場合は、インクがきちんと乾いたのか確認することが大切です。

押印直後ではインクが残っていることが多く、そこに触ってしまうと伸びたり、滲んだりします。綺麗に押印できていても、インクが滲むと書き直さなければならないため、押印後しばらく置き、インクが乾いてから書き進めましょう。

履歴書に印鑑が必要な場合は丁寧に押印しよう

履歴書には押印は必須ではありませんが、履歴書の様式や企業からの指定によって必要になるケースもあるです。押印を求められた場合は、認印で綺麗に押すことが大切です。ずれたり欠けたり滲んだりしていると、マイナスの印象を与えてしまうので注意しましょう。

また、綺麗に押せている場合でも、シャチハタを使っているとそれだけでマナー違反になります。履歴書で押印可能なのは、経年による劣化がない認印なので、シャチハタは使わないようにしましょう。押印が求められる場合は、そこまで含めて履歴書の評価が決定します。余計な部分で減点されないためにも、押印のマナーを正しく理解して細部までこだわった完璧な履歴書を完成させましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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