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アピールポイントを効果的にする方法【書類選考・面接】

アピールポイントがあると就活では有効

就職活動では自己PRで自分のアピールをしますが、自分の持っているものの中で実際にアピールできる部分はどういったものか、キチンと把握していますか?それを自分の言葉で伝えられますか?

ESや面接でも聞かれるのが、こういった自身のピールポイントです。アピールポイントをしっかり把握し伝えられれば、選考もより有利に進められます。つまり就活において重要なことのひとつが、アピールポイントの有無、伝え方になるのです。

今回はそんなアピールポイントの考え方や実際の探し方、ESや面接で使えるアピールポイントの伝え方などについて解説しています。

アピールポイントの考え方

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企業に対して行う自己アピールとは自分自身の経験や人間性を伝え『自分がこのような経験をしてきたことから、入社しても活躍できる人間』であるということを相手に売り出すプレゼンテーションです。最初にこれは相手に必ず伝えたい性格や、経験などのポイント押さえておいてそのエピソードを掘り下げることが必要です。

また必ずしも成功した経験でないといけないというわけではなく、その企業に活かせるものであれば失敗してしまった経験でもいいのです。まずは自分がどんな人間なのか、どんなことに打ち込みどんな経験をしてきたかなど、様々なアピールに使えるエピソードを選ぶポイントをここで押さえておきましょう。

人間性

何かに真面目に継続して打ち込んできたという経験は素晴らしいアピールポイントだと思います。しかし、ただ単に『私は何事にも真面目に取り組み続けてきました』や『私はコミュニケーション能力が高く、誰とでもすぐ仲良くなれます』と抽象的に伝えられても聞いている企業に対して説得力は全くありません。自身でそう思っていてもそれを証明することのできるエピソードを交えて客観的に話すことができなければ、相手側の企業に伝えることができません。

伝え方としては『何を経験してきたことによってその能力が身についたのか』という客観的なエピソードを交え、更に『入社後にその能力をどのように活かしていきたいのか』ということも必ず伝えましょう。

資格

何かすごい実績や資格を持っているという経験は、他の人にはないすごい強みだと思います。伝え方としてはただ淡々と事実を述べるだけではなく、具体的な数字や過程を含めて伝えるとより相手にエピソードのすごさを評価してもらえやすくなります。

例えば全国大会で優勝した経験があるならば『部には何人所属して、年に何回の大会で何校が出場。そして優勝するために自分がどのような目標を持ち、毎日どのくらい時間を使ってその行動を行っていたのか』という相手が評価しやすい数字などを含めて企業がエピソードに興味を持つように仕向けましょう。

情熱

その企業に入社したいという熱意を伝えるためにはまずその企業の研究をして理解をすることを怠らないことがとても重要です。なぜなら数多い同業企業がある中で、『なぜ他の企業ではなく、その企業でないといけないのか』という理由を具体的かつ明確に説明できなければならないからです。

まずはその企業に対して興味などの入社意欲を持ったきっかけを具体的なエピソードを交えて伝えること、そして入社させてもらえるからにはどのような目標を持ち、この企業にしかない他の企業と比較をした強みを活かし、それをどのような行動をして達成していきたいかというプロセスを明確に話せるようにしましょう。

企業の求める人材から

企業はある程度「こういった人材が欲しい」と考えて選考をおこなっています。こういった企業側からのメッセージを正しく汲み取ることも、選考においては重要です。自分のアピールポイントを企業が求める人材に近いものになるよう、正しいアピールの仕方をしていく必要も出てきます。

具体的な企業の求める人材を理解するには、企業の公式ページに書かれていたり、企業理念などを読み込んで企業についての研究をすると、ある程度知れます。そこから得られた人材イメージに近いと思えるアピールポイントを、実際の面接ではアピールすることをおすすめします。完全に企業の求める人材でなくとも、アピールの仕方次第で自分のアピールポイントを企業側の求める人材に見せる方法もあります。

アピールポイントを自分で見つけられない人は周囲に聞く

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アピールポイントをいざ探すとなると、なかなか探すだけでも大変なものです。ある程度は自己分析などで理解できますが、それでも見つけられない人は、一度周囲に聞いてみるといいでしょう。自分では理解してなくても、周りから見ればアピールするに値する良い点というものもあったりします。

また悪い点であっても、裏返せば良い点としてアピールできるのです。こういった見えていないポイントを知るには、自分ではなく第三者の目線の方が役に立つことも多くあります。自分でアピールポイントを探しているだけでは、分からないこともあるものです。まずは友人や家族、大学の知り合いなどに声をかけて、自分のアピールできる部分はあるか聞いてみましょう。

アピールポイントの効果的な記載方法

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自分のアピールポイントを見つけられたとしても、やはりそのアピールポイントを正しく、効果的に企業にアピールできなければ意味がありません。特に履歴書やESなど、企業に最初に見られる書類内で、採用担当の目を引けるようにアピールポイントを記載したいものです。

ここでは実際に文章として、アピールポイントを効果的に記載する方法についてまとめました。複数のポイントを押さえて、自分の良い点をしっかりアピールできるようにしていきましょう。

複数のエピソードを語るのはNG

相手に自分自身の強みを語る際、エピソードを1つに絞って話していく方が伝わりやすく理解してもらえます。なぜなら複数のエピソードを語ることによって自分が伝えたいことが相手に理解されず、むしろ面接官は『この学生は何について話したいんだろう?』と思い、質問を理解できない人間という印象をつけてしまうのは、不採用に繋がりかねません。

まず頭に入れてもらいたいことは、相手に話を聞いてもらい理解してもらうプレゼンテーションだということです。まずは理解してもらいやすくするために、話を簡潔して2つ以上のエピソードを話さずに1つのエピソードを深く掘り下げて具体的に話すようにしましょう。

構成次第で伝わり方が違う

実は自己PRを書くにあたって、一番重要になってくるのが構成です。ダラダラと自分の思っていることを書き連ねるより、構成をしっかり考えた上で文章を書いた方が、読む方にも文章が分かりやすく頭に入ってきます。

アピールポイントを活かせるような構成にしたいのであれば、まずは結論としてどこをアピールしたいのか、アピールポイントについて書くようにしましょう。その後アピールポイントについての取り組みや根拠を、最後に就職後にアピールポイントをどう活かすつもりかを書く構成にすると、分かりやすく伝わります。

結論を最初に話してしまった方が、相手にも内容が理解しやすいものです。これは文章も同じですので、まずは一番アピールしたいポイントから書くように心がけてください。

1文は簡潔にする

アピールポイントを活かした文章にしたいのであれば、あわせて気を付けたいのが1文の長さです。できるだけ簡潔に、分かりやすくまとめるようにしましょう。アピールしたい部分について説明をしたいと思って長々と文章を書くと、その文章を読む方からすればだんだん面倒くさく感じてしまうものです。あまり長文にはせず、適度に区切りをつけて書くことも大事だと覚えておきましょう。

1文の中に、ひとつの事柄についてある程度まとめられているのが理想です。またアピールポイントの根拠などについても、ポイントを押さえて短く、分かりやすく文章にするのがおすすめです。相手が自分の言いたいことを正しく理解してくれるよう、文章の書き方にも注意しておきましょう。

面接ではアピールポイントについて自信をもって話す

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面接に臨んだ場合も、基本的な話の内容自体は文章にした時と同じです。簡潔に分かりやすく、結論から話すことが大事です。それと同じく、面接でアピールポイントについて話す場合は、自信をもって話すようにしましょう。

自分がアピールしたい部分として挙げているのに、自信がなさそうに話してしまうと、相手は「これは正しいこの人の姿なんだろうか」と疑ってしまうかもしれません。自分の中で自信があるものだからこそ、就職活動でアピールできるものなのです。緊張していたり面接への不安感があったとしても、アピールポイントを話す際は自分への自信をもって話しましょう。

目線をしっかり採用担当者と合わせる

人が他人に自信の現れを見るポイントは、目です。相手としっかり目線をあわせて話すことは、自分への揺らがない自信そのものと受け止められるのです。ですので、話をする際は常に採用担当者と目線を合わせるようにして話すことを意識してください。人の目を見るのが怖い、という人もいるかもしれません。人と目を合わせるのは苦手、という人も少なくはないでしょう。そういう場合は相手の目を見つめるのではなく、相手の目がある位置に目線が合うように顔を向けて話しましょう。

例えば採用担当者の眉間や背後の壁などを見るようにすれば、目線は採用担当者と合わせられます。あくまでも採用担当者と目を合わせるのではなく、目線が合うようにして話していれば、まず問題はありません。

アピールポイントは記載方法や話し方によって伝わり方が違う

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アピールポイントは、話し方次第で相手にも伝わり方が変わります。特に文字で記載する場合の書き方や、話し方は強く伝わり方に影響するものでもあるのです。また、文字での伝わり方と口頭での伝わり方というのも、また違ってくるものだと覚えておきましょう。両方用いて、しっかりとアピールしていきたいものです。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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