履歴書

【履歴書の文字の大きさとフォント】パソコンで作成する場合のコツ

履歴書は文字の大きさにもこだわろう

就活を進める上で避けては通れないのが履歴書ですが、作成方法に困ることも多いでしょう。各項目の書き方はもちろん、履歴書は文字の大きさにも注意することが大切です。文字の大きさは少し意識するだけで変えられるもので、すぐにでも試すことが大切です。細部にまで気を配ることで履歴書のアピール力はさらに高まり、魅力的なものへと変化します。履歴書の魅力を高めて書類選考を突破するためにも、適切な文字の大きさを把握しておきましょう。

履歴書の文字の大きさの基本

履歴書の文字の大きさの基本

文字の大きさを考える上では、基本的なことから見ていくことが大切です。履歴書で文字の大きさを気にする必要があるのは、読みやすくするためと考えましょう。より読みやすくするにはどのような点を意識すべきかを考えることで、全体の印象はぐっとよくなります。履歴書はまず読んでもらうことが大切で、印象次第では読まずに不合格にされることもあります。文字の大きさを工夫して、確実に読んでもらえる読みやすい履歴書を作成することが書類選考突破の第一歩です。

やや大きめに書くのがポイント

履歴書の文字は、全体的に気持ち大きめに書くことを意識しましょう。項目によっては、小さく詰め込みたいというものもあるでしょうが、詰めすぎて量が多くなると、一気に読みづらさが増してしまいます。採用担当者は何百、何千、場合によっては何万もの履歴書に目を通さなければならず、小さな文字でびっしり書かれていると、それだけで見る気を失くすでしょう。

実際に読まれない場合はもちろん、読んでもらえても評価されづらく、不利にもなりやすいです。やや大きめの文字にすることで、読みやすくなり、採用担当者の目にも留まりやすいでしょう。

全体で大きさを統一する

履歴書の項目は複数ありますが、基本的に項目ごとに文字の大きさを変えるのはNGです。文字の大きさを統一し、項目ごとではなく全体を見てバランスが取れているかどうかを重視しましょう。文字の大きさを変えてしまいがちなのが志望動機や自己PRで、文量が多くなった、あるいは少なくなったために、文字サイズで調整してしまうケースです。文字の大きさを変えると枠内に収めやすくはなりますが、そこだけ不自然にサイズが違うと浮いてしまい、見栄えがよくありません。

もちろん、氏名を書く欄のふりがな部分や、そもそも項目の枠が小さいものは、それに合わせて小さくする必要があります。枠が狭いものはサイズを変更しますが、それ以外はできるだけ全体で大きさを合わせる意識を持ちましょう。

履歴書をパソコン作成する際の文字の大きさ

履歴書は手書きでの作成を求める企業が多いですが、一部パソコン作成でOKな企業もあります。パソコンだと手書きよりもスムーズに作成でき、書き間違いもないため便利ですが、ここでも文字の大きさ、および表記に注意しなければなりません。パソコンは設定で一律で文字の大きさが決まるため、最初で間違えてしまうと、全体のミスとなって印象が悪くなりやすいです。本来読みやすいはずのパソコン作成の履歴書も、文字の大きさや表記次第で読みづらくなる場合もあるため注意が必要です。

本文の文字サイズは10.5〜11ポイント程度

使用するフォーマットによって若干の違いはありますが、各項目の文章部分は、10.5〜11ポイント程度が無難でしょう。このサイズならある程度の文量は確保でき、かつそれほど小さくも見えません。特に10.5ポイントは、ワードソフトでは初期設定されていることの多い値でもあり、馴染みのある大きさのため読みやすいでしょう。

場合によってはもう少し大きくすることも可能ですが、あまりに大きいと文字の間が広くなって不自然なため、注意しなければなりません。また、大きくするほど文字数の制限も大きくなり、アピール不足にもなりやすいです。反対にこれ以上小さくするのはNGで、10.5ポイントを下回ってしまうと読みづらくなるため、10.5ポイントは最低基準と考えましょう。

見出しは大きめに13〜16ポイント程度

「氏名」や「連絡先」、「志望動機」といった、各項目の見出し部分は、少し大きめの13〜16ポイント程度にしましょう。基本的に履歴書全体で文字の大きさを変えるのはNGですが、文章部分と見出し部分に関しては別です。これらのサイズは統一する必要はなく、むしろ読みやすいよう見出し部分は必ず文章部分より大きくしておかなければなりません。

文章部分と同じ大きさにしてしまうと、小さくて読みづらく、どこまでが見出し、どこからが文章と境目が分かりづらくもなるため注意が必要です。見出し部分同士も基本的には同じポイントで合わせますが、全体のバランスを見て多少の変更は可能です。文字数と枠によって適切なポイント数は違うため、見出しの大きさは適宜変更していいと考えましょう。

文字のフォントは明朝体を使用する

パソコンで履歴書を作成する際は、文字のフォントにも注意が必要です。同じ内容でもフォントによって読みやすさは異なり、印象も変わるため注意しなければなりません。履歴書で使用できるのはフォーマルなフォントのみで、基本的には「明朝体」を使用します。これ以外のフォントだとカジュアルに見えたり、読みづらくなったりもするため注意が必要です。

フォントによって目立つものもありますが、TPOに合わないものだとその時点で不合格になることも多いため、無難なものを使用しましょう。また、見出しに関しては、「明朝体」以外で、線がはっきりして分かりやすい「ゴシック体」を使うことも可能です。文章と見出しでフォントが変わると境目がより分かりやすいため、これらは使い分けてもいいでしょう。

履歴書を上手に作成するには

文字の大きさも履歴書の魅力を高める重要な要素ですが、それだけでなく書き方にも注意を払うことが大切です。履歴書は内容さえ充実しているならいいわけではなく、いかに読みやすく、伝わりやすく書くかも重要です。せっかく素晴らしい内容が書けても、読んでもらえないと意味がないため、しっかり読み込んでもらう工夫をしなければなりません。

アピール項目は300〜400字程度を意識

履歴書のアピール部分でメインとなるのは「志望動機」と「自己PR」です。これらの内容次第で評価が変わるといっても過言ではないくらい重要なポイントであるため、書き方には注意しなければなりません。これらのアピール項目は、読みやすさを意識して300〜400字程度でまとめることを意識しましょう。

アピール量が多いと、その分伝えられる情報は増えますが、読みづらくなる可能性も高いです。反対にこれよりも少ないと、空白が多くアピールが不足している印象を与えてしまうため注意が必要です。300〜400字程度なら、読みやすく、かつアピールの量のバランスもいいです。この文字数で綺麗に収まるよう、文字の大きさも調整すると、より読みやすい履歴書になるでしょう。

適度に改行も使おう

文章は読みやすさを意識して、適語に改行を入れることも大切です。改行は内容が大きく変わったかどうかに関係なく、ひとつの文章が長くなったと感じたタイミングで入れましょう。基本的には2〜3文程度に1回、つまり2〜3回「。」をつけた時点で改行すると、全体的にまとまりが出て読みやすくなります。

文章の連なりがあまりにも多いと、読み手も連続して読まなければならず、疲れやすいです。適度に改行してあると、区切りができることで読み進めやすく、一目見ただけでもおおまかな内容は頭に入るでしょう。ただし、反対に改行を入れ過ぎると、不自然な印象を与えてしまうため注意が必要です。改行が多いとぶつ切れになって文章のリズムがなくなり、読みづらくなることは覚えておきましょう。

履歴書の文字の大きさは読みやすさが大切

履歴書の最初のハードルは、読んでもらうこと、じっくり読みこんでもらうことです。提出した履歴書がすべてじっくり読み込んでもらえるわけではなく、さっと見ただけで不合格にするというケースも少なくありません。採用担当者は膨大な量の履歴書に目を通さなければならず、読みづらいとその時点で弾かれやすいことは理解しておきましょう。

読んでもらうためには、読みやすさを意識する必要があり、ここで文字の大きさが重要になります。まったく同じ内容でも文字の大きさ次第で全体の印象は変わり、読みやすさも激変します。大きさを考える際は、全体的に読みやすいかどうかを指標にし、膨大な数の履歴書の中から選び、読もうと思ってもらえるものを作成しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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