身だしなみ

【就活の髪型でオールバックはOK?】セットのコツや注意点を紹介

就活時の髪型に悩む人は多い

就活を攻略するには身だしなみをしっかり整えることが大切であり、注意すべきポイントは数多くあります。スーツの着こなしから持ち物まで、細部までこだわりを持たなければなりませんが、髪型にも注意が必要です。就活時の身だしなみはフォーマルさを意識することが求められ、これは髪型も同様です。

しかし、「フォーマルな髪型」といっても、どのようなものが該当するのか分からず、困ってしまう人も多いでしょう。髪型の選択肢は複数ありますが、男女ともに共通するもののひとつに「オールバック」があります。オールバックスタイルは就活時の髪型としてふさわしいのか、与える印象やセットの際のポイントを知って、適切な髪型に整えていきましょう。

あなたの身だしなみは大丈夫?
39点以下は要注意なマナー力診断で確かめてください。

「めんどくさいな」と思われがちな就活マナーですが、身だしなみで第一印象が決まるといっても過言ではなく、それが原因で選考がうまくいかない可能性があります。

そこで「マナー力診断」を活用しましょう。数分で終わる就活マナーの問題に答えるだけで、あなたの就活マナー力と改善点を把握することができます。

また服装の模範解答や、当日の持ち物リストなどもついているため、診断後も役立つものになっています。
今すぐ診断して、自信を持って就活に臨みましょう

診断スタート【無料】

男女で違う就活でのオールバックの可否

オールバックは男女で共通する数少ない髪型のひとつですが、それぞれで与える印象が違います。就活時の髪型を考える上では「そもそもその髪型がOKなのか」から考える必要があり、NGなものは避けなければなりません。相手に与える印象を考慮して、その時々でスタイルを変えることが、より確実に好印象を獲得する方法といえるでしょう。

男性は七三を意識する

男性の場合、オールバックが完全にNGというわけではありませんが、あまりにもばっちり決め過ぎると、マイナスの印象を持たれる可能性があります。完全にオールバックにするよりも、少し七三を意識してセットしたほうが好印象になりやすいでしょう。完全にオールバックにしてしまうと、圧が強い印象になってしまい、態度が悪い、不愛想と思われる可能性も高いです。

もちろん、面接での振る舞いや表情次第では、それらの印象は改善できますが、髪型によって第一印象が悪くなると面接でも不利になりやすいため注意が必要です。七三を意識することで、完全にオールバックにした場合よりも柔らかい印象になり、清潔感もアピールできるため、業界や職種に関係なく受け入れられやすいでしょう。

女性は知的な印象になる

男性の場合は評価の分かれやすいオールバックですが、女性の場合はおおむね好印象を与えられます。額を見せることで知的で清楚な印象を与えやすく、清潔感がアピールできるため、第一印象もよくなりやすいでしょう。ただし、男性同様、ベリーショートでオールバックにする場合は、完全に後ろに持っていくと決め過ぎな印象を与えてしまうため注意しなければなりません。

短くしてオールバックスタイルにしたいなら、少し横分けを意識してマニッシュにしたほうが柔らかい雰囲気も出て印象がよくなりやすいです。女性のオールバックは極端な短髪かかなり長めのロングかのどちらかになるため、そもそも髪の長さによってはセット自体ができない場合もあります。

女性が就活でオールバックにする際のポイント

オールバックの髪型は女性のほうが好印象を得やすいため、女性におすすめの髪型といえます。より好印象を獲得するには、セットの方法を工夫することが大切です。オールバックはセットによって作るものであり、ひとくちにオールバックスタイルといっても複数のアレンジが考えられます。アレンジ次第で印象が変わるため、志望先の雰囲気やその日の気分で変えるのもおすすめです。スタンダードなオールバックから少し変わったアレンジまで、やり方を知っておきましょう。

ロングヘアはひとつ結びが基本

シンプルなオールバックはセットが非常に簡単で、髪をひとつにまとめて後ろで結ぶだけで完成します。ロングの女性は、ひとつ結びの状態がオールバックスタイルになると考えましょう。単にひとつにまとめるだけで完成するため、難しいことはありませんが、きちんと綺麗にまとめ、おくれ毛が出ないよう注意しなければなりません。

髪が広がって上手くまとまらない場合は、少しワックスをつけてまとめてから結ぶといいでしょう。また、髪留めにも注意が必要です。黒や茶色といった目立たないものを選んでください。簡単でシンプルなスタイルだからこそ、油断して思わぬところで失敗することもあるため、セット後はおかしなところがないかチェックしておきましょう。

お団子やポニーテールへのアレンジも可能

女性のオールバックはひとつ結びをした状態が基本になりますが、これをベースにして他の髪型にアレンジすることも可能です。簡単なものならポニーテールが挙げられます。ただし、カジュアルになり過ぎないよう注意が必要です。髪を結ぶ位置が高すぎるとカジュアルな印象を与えるため、低めの位置を心がけましょう。

ひとつ結びにした状態でも長さがあるなら、結び目に髪を巻きつけてお団子スタイルにするのもおすすめです。お団子は位置が高過ぎず、大きくなりすぎないよう注意し、巻いた後はピンやスプレーで崩れないよう固定しましょう。

39点以下は危険!就活の弱点を克服するために今すぐ診断しよう

就活では気をつけるべきことが多いです。いざという時に「その対策はしていなかった…」と後悔したくないですよね。

後悔せずに就活を終えたい人は、今すぐ「就活力診断」で診断しましょう。たった30秒であなたの弱点を判定し、これからするべき就活対策がわかるようになります。

無料で使えるので今すぐ診断し、就活で後悔しないようになりましょう!

今すぐ就活力を診断する(無料)

就活でオールバックにする際の注意点

全体的に見るとオールバックは就活でも認められている髪型ですが、セット次第ではマイナスの印象にもなりかねないため注意が必要です。特に男性の場合はセットによって印象が大きく変わりやすく、マイナスイメージがつきやすいことも理解しておきましょう。注意点を知り、それを守ってセットすることが、評価を下げずに身だしなみを整えるポイントです。注意点は主に男性に関係することであるため、どのような点に注意してセットすべきか知っておきましょう。

ワックスを付け過ぎない

女性の場合はひとつにまとめるだけで簡単にオールバックスタイルが完成しますが、男性の場合は七三を意識するにしても、ワックスをつけてセットしなければなりません。ワックスをつけること自体は問題ありませんが、付け過ぎには注意が必要です。あまりにもベタベタしていると、不潔な印象を与えてしまい、評価を下げられる可能性があることは理解しておきましょう。

ワックスは適量に抑えることが大切で、過度なテカリを防ぐにはある程度水分量の少ないものを使用するのがおすすめです。ジェルワックスやムースは量が増えるとテカテカして見えやすく、印象がよくありません。使うとしても量は少なめにして、できるだけハード系やテカリの少ないマット系のワックスを使うのがおすすめです。

ワックスの役割については、こちらの記事で詳しく解説しています。

オールバック+ツーブロックは圧がある雰囲気になる

オールバックにツーブロックはワイルドでスタイリッシュな印象もあるため、人気の髪型のひとつです。しかし、この組み合わせは就活にはやや不釣り合いで、圧のある印象を与えかねません。アパレルや美容系の業界なら問題ないでしょうが、その他の業界、特に公務員や金融系といった堅い職業ではマイナス評価になる可能性が高いです。

これは七三を意識したソフトなオールバックでも同じで、組み合わせの問題で印象が変わりやすいことは覚えておきましょう。そもそもツーブロック自体も意見が分かれやすい髪型で、これ単体でも業界や企業によってはマイナスの印象を持たれます。意見が分かれやすい髪型を組み合わせるのはあまりにリスキーなため、選ぶとしてもどちらか一方に絞りましょう。

ツーブロックについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

オールバックをするときは与えたい印象を考えることが大切

オールバックは男女ともに就活時の髪型として認められていますが、セットの方法には注意しなければなりません。特に男性は完全にオールバックにすると決め過ぎな印象を与えてしまい、場合によってはマイナス評価に繋がります。完全オールバックでは固すぎるため、柔らかい印象をプラスするためにも七三を意識することが大切です。

また、女性の場合もひとつ結びのオールバックなら知的な印象、そこからアレンジするとやや柔らかい印象を与えられます。アレンジによって印象は違うため、その時々で使い分けることが大切です。オールバックは少しのセットの違いで与える印象が変わりやすい髪型のため、与えたい印象に合わせてセットを変えましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ