ES(エントリーシート)

ESのアルバイト欄の文字数別の書き方と例文|印象に残す方法も解説

目次

  1. ESのアルバイト経験欄は仕事で活きるスキルをアピールできる絶好の機会
  2. 就活生に聞いた! ESのアルバイト欄で悩んだ経験
  3. 企業がESのアルバイト欄でチェックしている5つのポイント
  4. 文字数別に例文も紹介! ESのアルバイト欄の書き方とポイント
  5. ESのアルバイト経験欄を書く際に知っておきたい4つの注意点
  6. 印象に残る回答にするための3つのテクニック
  7. 就活生に聞いた! ESのアルバイト欄を書く際の工夫
  8. アルバイトで得た経験やスキルを効果的にアピールして目にとまるESを作ろう

ESのアルバイト経験欄は仕事で活きるスキルをアピールできる絶好の機会

エントリーシート(ES)にアルバイト経験を記載する欄があったとき、文字数が多くて欄を飛び出してしまったり、逆に文字数が少なくて何を書いたらいいのかわからない学生も多いでしょう。

ESのアルバイト欄はアルバイトの経験で得たスキルを、社会人としてどう活かせるかをアピールするチャンスです。

この記事では、企業がどんな目的で「アルバイト欄」を設けているのか、またどのような評価をしているのかについて解説しています。それらの意図を知り、書き方のポイントや注意点を押さえましょう。

就活生に聞いた! ESのアルバイト欄で悩んだ経験

何を書いたらいいのだろうと悩んでいる人のなかには、周囲の学生はどうしているか気になる人もいますよね。ここでは、同じ経験をした就活生がどのようなポイントで悩んでいたのかを見てみましょう。

そこでESのアルバイト欄で悩んだ経験があるか、学生にアンケート調査をおこないました。

就活生に聞いた!みんなのリアルQESのアルバイト欄で悩んだ経験は?

回答によると、ESのアルバイト欄を記載する際に悩んだという意見は少なく、約7割の学生が「悩まずに記載できた」と答えています

とはいえ、全体の3割がアルバイト欄を埋めるのに悩んでいることになります。ESのアルバイト欄は書くべき内容が文字数の違いによって異なり、すぐに回答できる場合もあれば、文章を推敲して記載しなければならない場合もあります。

そのため、今どのように書けばいいか悩んでいる人は、これから解説するポイントを参考にしながら、ぜひ自分をアピールする内容に仕上げてくださいね。

企業がESのアルバイト欄でチェックしている5つのポイント

そもそも、なぜ就活のESにアルバイトの経験を記載するのだろうと疑問に感じている学生もいるでしょう。実は企業にとってアルバイトの経験を知ることは、学生のスキルを確認するために重要な項目なのです。

ここでは、企業がESのアルバイト欄でどのようなことを確認しているのかを解説します。企業の意図を知り、自分がアピールする際に役立てていきましょう。

社会経験の有無

企業はESのアルバイト欄で、社会経験がある学生かどうかを見ています。学生の感覚と社会人としての感覚の違いを、アルバイトを通してすでに理解しているか知るためです。

入社した後、多くの企業では新入社員向けの研修をおこない、会社の文化やビジョンなどを教えるのと合わせて、社会人としての義務感や態度、心構えを学ぶ機会を設けています。

その中でもアルバイト経験がある学生は、アルバイトを通して社会人の感覚をすでに理解しているため、職業倫理や社会人としての心構えなどをすぐに理解して業務に入ってくれる可能性が高いのです

②責任感と忍耐力

仕事に対する責任感や忍耐力を、アルバイトの経験を通して身に付いているかを確認しています。

なぜ責任感や忍耐力があるのかを確認するのかというと、社会人として責任を持って業務を遂行できるかどうかを知りたいからです。仕事をするうえでは困難が立ちふさがることもありますが、そのような状況でも仕事を投げ出さず、忍耐強く対応できるかを確認していると言えるでしょう

また採用をするうえで企業は多くのコストをかけているため、なるべく長く働いてほしいと考えています。そのため、仕事で大変なことがあってもすぐに諦めるのではなく、長期的に活躍してくれる人材であるかを見極めたいと考えています。

③時間管理能力

アルバイトを通して、時間管理能力があるかどうかも見極めています。

社会人になると、さまざまなタスクを並行しておこない、時間を効率的に管理することが求められます。そのためアルバイトを通して、時間管理能力をすでに身に付けている学生かどうかを見ることで、社会人としてのポテンシャルを見極めています

アルバイトをすると、主に2つの点で時間管理能力が必要になります。

アルバイト経験があると、これら2つの時間管理をおこなった経験がある可能性が高く、時間配分やマルチタスク、スケジュール管理ができる学生として判断することができるのです。

④コミュニケーション能力

顧客や同僚と円滑にコミュニケーションを取ることができるかも、アルバイト経験から確認できる要素です。

社会人として働くと、必ず社内の人や取引先など、人とかかわる場面が出てきます。もしアルバイトを通じてコミュニケーション能力を身に付けていれば、業務中で人とかかわる際も問題なく対応できるかや、どんなコミュニケーションを得意としているかを判断できます

たとえば、コールセンターでアルバイトをしていた場合、顧客に対して丁寧な働きかけができることがわかりますし、バイトリーダーをしていれば、顧客だけでなく社員とも円滑なコミュニケーションを取っていたことなどが推測できます。

このように、周囲の人とどのようなかかわりができるのかを、アルバイト欄の内容から確認しています。

⑤経験の多様性

どのような種類のアルバイトをしたかで、幅広い経験があるかなども見ています

応募する企業とは異なる業種のアルバイトであっても、業務に携わることで、さまざまなスキルや経験を積んでいることを推測することができます。ほかにも、アルバイトを掛け持ちしているようであれば、それぞれに合ったコミュニケーションが求められたり、違った種類のスキルを身に付けている可能性が高いですよね。

複数のアルバイトを掛け持ちしていたり環境の変化が激しい業務をしていた場合、コミュニケーション能力がある以外にも、経験から身に付いたスキルがあると知ることができます。

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文字数別に例文も紹介! ESのアルバイト欄の書き方とポイント

ここからは、文字数別にESのアルバイト欄の書き方と例文を解説します。

文字数別に記載すべき項目を解説しているため、自分のアルバイト経験とあてはめることで文字数が違ってもアルバイト欄が書きやすくなりますよ、ぜひ参考にしながら回答を作ってみてくださいね。

~30文字以内:アルバイトの概要と年数のみ記載する

ESのアルバイト欄が30文字以内の場合は、アルバイトの概要と年数のみ記載します

30文字以内の記載では、文字数がかなり限られてしまうことから、働いた期間とアルバイトの職種や業種、そして、担当した業務を端的に伝えるだけで問題ありません。

例文

30文字以内の文字数の場合は、アルバイトしていたことを伝えるのみで、詳しいスキルや経験を伝える必要はありません

この居酒屋の例文のように、ホールスタッフやキッチンスタッフなど業務がイメージしやすい言葉を使うことで、簡潔に業務内容を伝えることができます。

~50文字以内:概要と年数、取得スキルを記載する

50文字以内の文字数の場合は、アルバイトの概要と年数以外に、取得したスキルも記載します

30字以内の欄と同じく、50文字以内だと書ける内容が限られてきます。そのためアルバイトの業務内容を詳しく書くと、自分のスキルを伝えるだけの文字数が足りなくなる可能性が高いです。

企業は、アルバイトで得た経験やスキルを知りたいと考えているため、50文字以内の場合はアルバイトの概要は簡潔に述べ、スキルや経験を伝えることに焦点を当てましょう。

例文

50文字以内の場合は、端的にアルバイトの概要を伝えつつ、どのような経験やスキルを持っているかを伝えられる回答にしましょう

この例文では、端的にアルバイトの概要を伝えつつ、伝えたいスキルも簡潔に伝えられる文章になっています。シフトリーダーという言葉を使うことで、文章を短くしつつもリーダーシップを持った対応ができることが伝えられています。

文字数が少ないため、使う言葉を厳選することで、より短い文章でも伝わりやすくなりますよ。ただし、専門用語は使わないように注意しましょう。

~100文字以内:概要より詳しい業務内容と年数、取得スキルを2~3行で記載する

100文字以内の文字数になると、アルバイトの詳しい業務内容と働いた年数、そして取得スキルを2〜3行程度の文章で記載しましょう

業務内容をより詳しくすることで、取得スキルや経験がより伝わりやすくなります。

詳しい業務内容を記載しつつも、自分から自主的におこなって認められた業務などを記載すると、アルバイトでの業務に対する熱意や主体性もアピールすることができますよ。

例文

100文字以内の文字数の場合は、アルバイトでおこなっていた業務の全体像をある程度記載することができます

この例文では、準備と生徒指導、そして保護者対応と性質の異なる業務を端的に説明しているため、多岐に渡って業務を遂行していたことがわかる例文です。また、自主的におこなった提案があることも明記されており、業務への向き合い方がわかる例文にもなっていますね。

自主的におこなった提案を記載する場合、経緯やそのときの学びなどまで記載すると、文字数が足りなくなることから、記載する内容は実行したことのみにするとシンプルにまとめやすくなりますよ。

~150文字以内:概要と年数、実績やスキルの取得を経緯まで記載する

150文字以内の文字数になると、アルバイトの概要や年数を記載するほか、アルバイトで残した実績や取得したスキルについて、より詳しく経緯から記載することができます。

この文字数を超えてくると、学びや経験をより詳しく知りたいという企業の意図があります。そのため、実績やスキルをアピールできる文章にする必要があるのです。

そのため、概要や年数などは伝わる程度に簡素化し、自分がアルバイトで得たことに焦点をあてて書いていきましょう。

例文

150文字の文字数があると、自分がアルバイト中に残せた実績や取得したスキルをエピソードとともに紹介する必要があります

この例文では、レジの回転率の悪さに気付き、自分で対応策を考えて回転率向上に貢献したことが伝わりやすい文章で説明されています。気付きを業務の効率化に役立てようと、行動できる人だということもわかりますね。

エピソードとともに紹介する場合は、最初に実績や取得したスキルなどの伝えたいことを記載することで、何を伝えたいのかが一目でわかるようになりますよ。

200文字以内:実績やスキルの取得を経緯をより詳しく記載する

200文字以内で記載する場合、アルバイトの業務内容や年数、あれば役職なども詳しく伝えることができます。そして、アルバイトでの実績や取得スキルを経緯から詳しく記載しましょう。

アルバイトでどのような経験をしてきたのか、詳しく知りたいという企業の意図をくみ取り、一貫性のある文章でアルバイトでの経験や実績を紹介します。

たくさんアピールできることがあるからと、複数内容を記載してしまうと状況の把握が難しくなり、実績やスキルをうまく伝えられない可能性があります。そのため、実績やスキル、そしてその経緯を紹介するエピソードは一つに絞って記載しましょう。

例文

200文字以内の場合、より詳細に状況や実績を伝えられるようになり、業務にどのように向き合って結果を出したのかを伝えやすくなります

この例文では、最初はうまく業務遂行ができなかった点も紹介されていることから、自分で意識を変えていくことができる点が表現されており、接客力が高いことと合わせて自主的に学ぶ姿勢があると採用担当者に伝わる文章になっています。

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ESのアルバイト経験欄を書く際に知っておきたい4つの注意点

ESのアルバイト欄を記載するとき、注意したいポイントがあります。ここでは、4つの注意点を解説していきます。

これらの注意ポイントを書く前に知っておくと、自分がアルバイトで経験したことや取得できたスキルにより焦点をあてて、採用担当者にアピールすることができますよ。

ぜひESのアルバイト欄を書く前に、しっかりと確認して、自分のスキルに注目を集められるアルバイト欄を書いてくださいね。

①会社名や店舗名は書かない

ESのアルバイト欄では、具体的な企業名や店舗名は記載しないようにしましょう。

「企業名や店舗名を書いてはいけない」という規定はありませんが、記載することで企業の情報を不必要に公開することになり、守秘義務の観点からリスク管理が甘いと捉えられる可能性があるからです

また、具体的な企業名などを記載してしまうと、企業のブランド価値などに焦点があたりやすく、自分の経験や取得スキルがかすんでしまう危険もあります。

たとえば、名前を出して「〇〇(企業名)でアルバイトをしていた」と記載した場合、研修内容など企業自体の育成方法に焦点があたってしまう可能性があります。純粋に「コーヒーショップでアルバイトをしていた」と記載した方が、企業側のイメージが薄れ、より自分の経験やスキルに注目を集めることができます。

②複数のアルバイトがある場合は優先順位を付ける

複数のアルバイト経験がある場合は、1つのESにつき1つのアルバイトを記載するようにしましょう。

複数のアルバイト経験をすべて記載すると、多い文字数であっても内容を分散させてしまい、伝えるべき自分の経験やスキルを書ききれないまま字数オーバーになってしまう可能性があります。

そのため、複数のアルバイト経験がある人は自分の経験や実績、スキルが志望企業の雰囲気や志望職種にマッチするものを記載しましょう。複数のアルバイト経験を振り返り、言語化しておくことは無駄なことではありません。必要なときに選択できるように、アルバイトでの出来事を振り返っておくことをおすすめします。

③書くことで印象を下げるアルバイトは記載しない

アルバイトの内容によっては面接で話すのにそぐわないものもあるため、できるだけ避けて回答を記載しないようにしましょう

そのほかにも、反社会的と思われかねないアルバイトも印象を下げてしまう恐れがあります。

これらのアルバイトは、違法性がなくても倫理的に問題視される可能性が高く、企業側はリスク回避として学生の採用を見送りかねません。そのため、印象を下げかねないアルバイトは記載を控えることをおすすめします。

④アルバイト経験がない場合はほかのアピールポイントを記載

アルバイトをした経験がない場合は、アルバイト欄は空欄として、そのほかの欄でアピールをするようにしましょう。

なぜなら、アルバイトの経験は社会経験の有無をアピールする機会として企業に見られる欄ですが、書類選考や採用に直接大きな影響があるものではないからです。

たとえば、「資格取得のために勉強している」など、アルバイト以外で打ち込んだ経験から自分の強みをアピールすることで、採用担当者の印象に残るESにすることはできます

特に新卒採用はいかに即戦力になれるか、ではなく、人柄や成長力を重視する傾向にあります。そのためESのアルバイト欄が空欄となってしまう場合、「特になし」と記載して、そのほかでアピールすれば大丈夫ですよ。

印象に残る回答にするための3つのテクニック

採用担当者の印象に残りやすい回答を記載するには、いくつかのテクニックがあります。ここからは、ESのアルバイト欄を印象に残る文章にする、3つのテクニックを解説します。

①アルバイトでの学びをストーリー性をもって記載する

アルバイトで学んだことや実績を紹介する際は、ストーリー性を意識して記載しましょう。

なぜなら、ストーリー性があると、どのような経緯で学びを得たり、実績が出たのかがわかりやすくなるからです。採用担当者は学生のESを読んで、はじめてアルバイトの内容を知ることになります。そのため、初見の人でも経緯がわかるように伝えることがカギとなります。

ストーリー性を意識すると、学びや実績の初期の段階からすべて記載しなければいけないと感じてしまうかもしれません。しかし、ESのアルバイト欄には文字数の制限が多いため、すべてを記載しなくても大丈夫です。

書くべきことは、学びを得たり実績を出したりするために自分で起こした行動です。それを軸に据えたうえで、なぜ行動を起こそうとしたのか、行動を起こしたことで何を学んだのかを肉付けしていきましょう。

②具体的な数値を盛り込む

アルバイトの実績や取得したスキルを記載する際は、できるだけ具体的な数値を盛り込みましょう。

具体的な数値を入れた方が、実績や取得スキルがどの程度なのかがよりわかりやすく、貢献度や習得度をはかることがことができるからです

たとえば、販売実績に貢献した場合、「売上を上げることができました」と記載するより、「前月比で125%UPさせることができました」と記載したほうが、状況が把握しやすくなりますよね。

具体的な数値にできるものは、売上額以外にもあります。

自分のアルバイトの経験を振り返り、具体的に数値化できる箇所を探してみましょう。

③アルバイトでどのような人間関係を築いていたかに触れる

アルバイト先の企業・店舗の社員やスタッフとの関係性についても触れられるよう記載すると、よりアピールできるアルバイト欄になりますよ。

アルバイト先の人との関係性を記載することで、アルバイト先での役割がわかりやすくなるほか、周囲とのコミュニケーション能力や人間関係構築力も把握することが可能になるからです。

たとえば、学習塾でのアルバイトで「生徒の成績を上げるためにオリジナルのカリキュラムを作り、結果として成績が上昇した」という実績をアピールした場合、アルバイト先の人との関係を記載しないと独断で業務内容を変更していると捉えられかねません。

「アルバイト先の社員に相談しながら、生徒のために作成を進めた」と伝えることで、社会人に必要な報連相ができる学生という印象を残すことができます。このように、適宜アルバイト先の人との関係を記載することを心掛けましょう。

就活生に聞いた! ESのアルバイト欄を書く際の工夫

就活生に聞いた!みんなのリアルQESのアルバイト欄を書く際に工夫したことは?

実際にESのアルバイト欄を記載した学生が、どんなことに注意して書いていたのかを聞いてみました。

書く内容に対する工夫や書き方の工夫、アルバイトの選び方を工夫したなど参考になる声が多く見られたので、参考にしてみましょう。

「挫折経験からその克服までの過程」を記載した学生が多い

ESのアルバイト欄に記載した内容について、挫折した経験からどのように乗り換えたかを記載したという学生が多くいました。

アルバイトでは多かれ少なかれ挫折や壁に当たる場面が出てきます。そこで苦悩を感じつつ、どう乗り越えたのかを紹介することで、困難に対する対応力や忍耐力をよりアピールすることができます

自分の学びや取得したスキルのエピソードが思いつかないという場合には、アルバイト経験のなかで大変だったり苦労したりしたエピソードを思い出し、そこからどのように乗り越えていけたのかを振り返ると、学びやスキルを言語化できる可能性がありますよ。

「面接で話を振られることまで意識した」という学生も

書き方として、面接で話を振られることを意識してアルバイト欄を記載したという学生も複数いました。

面接では、記載されたESをもとに話を進める場合が多いです。そのため、面接で興味や関心を持ってもらえるアルバイト経験を記載するという声もありました

ESのアルバイト欄には、文字数制限があることが多いため、ストーリー性のある文章で要点を紹介し、「もっと詳しく知りたい」と採用担当者が感じるように書くことで、面接でアルバイトでの経験を詳しく伝えて自分の強みや人柄をアピールすることができますよ。

面接でアルバイトのアピールをするならば、ぜひこちらの記事も読んでみてください。面接でのポイントを取り上げています。

「珍しいアルバイトで印象付けた」という声も

回答のなかには、アルバイトの種類の珍しさで採用担当者の目をひいたという声もありました。

ほかの学生が経験していないアルバイトをしていた場合、それだけで採用担当者が興味をもつ可能性はあります。面接で話を振られることも考えられるため、より印象に残るアルバイト欄となるでしょう。

「ただ珍しいアルバイトをしていた」という内容だけでは、アピールにならない恐れがあります。珍しいアルバイトだからという理由のみで記載せずに、自分のアピールにつながるかを検討しましょう。

アルバイトで得た経験やスキルを効果的にアピールして目にとまるESを作ろう

企業にとってESのアルバイト欄は、学生の社会経験の有無を知るだけでなく、何を学び・どんなスキルを取得したのかを知るための項目です。

ただアルバイト経験があることだけを伝えては、せっかくの自己PRの機会を逃してしまうことになりかねません。制限の中であなたの魅力が存分に伝わるように、強みを発揮した経験や実績が伴うエピソードがないか、洗い出してみましょう。

この記事で紹介した注意点や印象に残すためのコツを参考に、自分のアルバイト経験をアピールできる回答を作成してみてくださいね。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

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