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玉手箱の答えは世に出回っている
企業が志望者を選考する際、書類選考や面接以外に適性検査を実施する場合もあります。適性検査には複数の種類があり、玉手箱はその1種です。玉手箱はSPIに次いで実施企業が多く、対策をしている就活生も多くいます。
なかには、正攻法での対策ではなく世に出回っている答えを使用して、カンニングによって攻略しようとする人も少なからずいます。
しかし、正攻法以外で取り組むのには大きなリスクが伴います。世に出回っている玉手箱の答えとはどのようなものなのか、実態を理解し使用するリスクを知る必要があります。
玉手箱の答えの入手経路
そもそも玉手箱を始め、適性検査の答えが本当に出回っているのか疑問に思う方は多いでしょう。求めない限り手に入ることはありませんが、実は身近なところに存在しています。
玉手箱の答えの入手経路は、大きく2つに分けられます。答えを使用するのは不正であり、間違って使用しないためにも入手経路を知っておくことは大切です。
ネット販売
多くの場合、玉手箱の答えはネットで販売されています。玉手箱を含めた適性検査の答えを総合的に扱うサイトや、オークションサイトで答えを出品している場合もあり、範囲は広いです。
何気なくネットで玉手箱を検索していると、配布された答えを見つけてしまう可能性があります。その時は誤って使わないよう注意が必要です。
また、ネットで販売されている玉手箱の答えのなかには、場合によってはウイルスが仕込まれているものもあります。信用できないサイトからダウンロードすると、思わぬトラブルを招く可能性も高いです。興味本位でダウンロードすることがないよう、リスクを理解しておきましょう。
効率良く適性検査対策をしたいなら、問題集を活用してください
書類選考を突破した後、多くの企業で実施されるのがWEBテストです。実はここで落とされる就活生も多いことをご存じですか?せっかくの志望企業をWEBテストで落ちるのを防ぐために、今すぐ対策をしましょう。
そこでおすすめなのが「WEBテスト対策問題集」です。WEBテストに落ちないためのポイントと、頻出問題が多数掲載されています。本番と同じ形式で解くことができるので、これ一つで効率的に対策することができます。
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友人と協力して解答集を作成する
友人と協力して自分たちで模範解答を作る方法もあります。ネット販売されているものを入手する方法と違い、自分たちで作成する場合は一概に悪いこととはいえません。
作成した答えを使って他者が選考を受けるのはよくありませんが、作成の過程自体は問題ありません。答えを作成する過程で玉手箱の勉強になり、そこで身についた知識は選考で役立ちます。
代行サービス
玉手箱はwebテストのため、自分以外の人が受験をすることも不可能ではありません。そのため、代行サービスなどを利用して自分の代わりにwebテストを受けてもらう、いわゆる「替え玉」をおこなう方法もあります。また、そうしたサービスを利用しなくても、知り合いなどに報酬を支払ってお願いするケースもあります。
しかし、こうした代行サービスを利用するのは不正です。過去には、こうした不正が発覚し騒動になったこともあります。
玉手箱の答えを使用する3つのリスク
実際に答えを持っているなら、それを見ながら取り組むだけで簡単に解き進めることができます。満点を取るのも夢ではありません。
玉手箱の対策は時間がかかり、面倒に感じる人も多いです。もし答えを持っているなら対策時間を削減でき、余った時間で面接の対策もできて円滑に就活準備が進められます。しかし、答えを使うことは不正であり、当然リスクは存在します。
リスクの重さを知っておくことで、もし不正に手を出しそうになった時も誘惑に負けず思いとどまれます。
①企業に不正がバレる
玉手箱の答えを使用するもっとも大きなリスクは、企業に不正がバレることです。不正が判明すれば、多くの場合その時点で不合格になります。
不正がバレる理由は非常に多く、いつどの段階で判明するかわかりません。例えば、全ての問題に短時間で解答し、かつ満点を取っていると、答えを見ながら解いていると疑われる可能性が高いです。満点を取ること自体はおかしくありませんが、考えた様子もないほど短時間で解答していると答えを見ていると疑われます。
他にも、大学の成績などの別のデータと比較されたり、答えを配布したおおもとからの情報など、不正がバレる理由はたくさんあります。
WEBテスト対策の時間が取れない人は、問題集を使って効率良く対策しよう
WEBテスト対策問題集はもう試しましたでしょうか?多忙な就活中に問題集を何冊も解く時間はなかなかありませんよね。頻出問題を知れば、効率よく対策をすることができます。。
そんな時は、「WEBテスト対策問題集」を活用してみましょう。SPIで落とされないためのポイント解説と、本番と同じように解くことができる問題集がセットになっています。これひとつで、効率よく、SPI対策をすることができます。
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不正が判明する理由の例
- 成績があまりにも良すぎる(全問正解、かつ短時間で解答)
- 大学の成績と結果が乖離している
- 面接時、明らかに試験結果と学力が乖離している
- 複数人が全く同じ答えを出している(全員同じ答えを使用したため)
- 2回目の適性検査を実施する企業もあり、1回目と2回目の結果が明らかに乖離している
- 答えを配布したおおもとから企業に情報が流れる
②答えが正しいとは限らない
そもそも世に出回っている答えは信憑性がなく、本当に正しいとは限りません。間違っていることに気づかず答えを丸写しして解答し、0点になってしまうパターンもあります。答えを使用してカンニングしたかどうか以前に、獲得点数自体が低く不合格になります。
答えの真偽を見極めるには、玉手箱の内容を理解することが必要です。そうなると、普通の勉強で対策をするのと効率は変わらず、リスクのないぶん通常の対策のほうが効果的です。
③就職後に能力の低さがバレる
答えも正しく不正もバレなかった場合、玉手箱を高い点数で突破でき選考での高評価につながります。その後の選考にも有利に働き就職できるケースもありますが、カンニングをしている場合は就職後にもリスクを抱えることになります。
玉手箱は基本的に国語と数学、場合によって英語の問題が出題されます。選考時に高得点を獲得していると基本的な学力が高いと判断され、その能力が必要な仕事を任される場合もあります。
しかし、答えを見て解答していた場合は当然求められた能力を発揮できず、仕事をスムーズに進めることは難しいです。選考時の評価と実際の能力がかけ離れていると、不正を疑われ場合によっては解雇の対象となります。
玉手箱を正攻法で攻略するには
玉手箱の答えを入手し、カンニングをすることは不正です。使用する場合は完全に自己責任の範疇であり、多くのリスクを抱えることになります。仮に不正がバレなくても、カンニングをしたという罪悪感に悩まされることもあります。
余計なリスクを抱えないためにも、正攻法で攻略を目指すことが最善です。玉手箱は正攻法で十分攻略できるため、不正をせずに正しく勉強することが大切です。
問題集を購入して対策する
玉手箱に関する書籍は数多く販売されているため、市販の問題集を購入して取り組むのがおすすめです。問題集では過去問が多数収録されており、実際の問題に取り組みながら実践的に対策を進められることが特徴です。
単に勉強するだけではなく、問題の形式に触れておくことでパターンを理解することができ、本番もよりスムーズに解答しやすくなります。玉手箱の形式に慣れていないために上手く解答できず、時間を気にして焦ってつまづく人は多いです。
基礎的な学力を身につけることも大切ですが、まずは問題の形式に慣れることが大切です。問題集は過去問を収録しているだけではなく解き方のコツを解説しているものも多いため、それも参考にすることで効率よく対策できます。
玉手箱対策の問題集は数多く販売されており、どの書籍がいいのか迷う人も多いでしょう。おすすめの問題集については別の記事で紹介しているため、併せて読み参考にしてください。
ネットで無料の問題も公開されている
問題集を購入するのが難しいなら、ネットで問題を探すのがおすすめです。玉手箱はメジャーなテストのため、ネットでも多数問題が公開されています。無料で利用できるサイトも多いため、いくつかサイトをお気に入り登録しておくと、空き時間に手軽に勉強しやすいです。
スマホからでもアクセスできるサイトは多いため、隙間時間を使ってコツコツ勉強するのがおすすめです。効率よく対策するなら問題集の購入がおすすめですが、ネット公開の問題だけでも十分対策できます。
就活メディア「キャリアパーク」では玉手箱対策の問題集が無料配布されています。玉手箱・Tg-webの問題形式を網羅しているので、癖のあるwebテストの問題形式になれることができます。
何度も繰り返し解くことが大切
より効率的に対策をするには、幅広く新しい問題に取り組むよりも一冊の問題集で何度も同じ問題を解くのがおすすめです。玉手箱は同じ形式の問題が連続して出題されるのが特徴で、いかにパターンを正しく認識できるかが攻略のカギです。
一冊を何度も繰り返し解くことで、問題のパターンは理解できます。そうなれば問題文が変わっても、解き方のパターンはわかっているためつまづくことは少ないです。問題集は基本的に1冊を完璧に仕上げるように取り組み、終わったからといって新しいものを追加購入する必要はありません。
本番の時間感覚を意識して取り組む
対策時には本番の環境をイメージすることが大切で、特に制限時間に関しては強い意識を持つべきです。玉手箱の問題の難易度は中高生レベルで、それほど難しくありません。攻略が難しいのは、制限時間の短さにあります。
玉手箱は合計試験時間が101分間に対し、問題数は計225問です。時間内に全問解くには、一問あたり約30秒で解く必要があります。
短時間に大量の問題を解かなければならず、時間に追われてミスをする人は多いです。そのため、対策時点から常に時間を意識する癖を付けておき、自身で制限時間を設けて取り組むのがおすすめです。本番さながらの時間感覚を身につけておくと、制限時間に追われても焦らず取り組むことができ、ケアレスミスを減らせます。
玉手箱の特徴については別記事で詳しく説明しています。併せて読み、玉手箱の対策に役立ててください。
玉手箱は出回っている答えを使わず自力で対策しよう
就活のハードルのひとつともなる玉手箱は、攻略に苦労する人が多いです。攻略するには徹底した対策が必要で、これを面倒に感じ簡単に突破できないかと考える人も多いでしょう。世に出回っている答えを使えば、全く対策せずに攻略できる場合もあります。
しかし、カンニングは不正行為であり、不正がバレるとその時点で不合格となります。また、そのまま採用されても就職後にまでリスクを抱えてしまいます。不正行為には手を伸ばさず、正攻法で攻略を目指すことが大切です。
玉手箱の攻略は難しいですが、決して突破できないほど難関なわけではありません。自力で勉強し、苦手意識をなくすことが重要です。