就活のマナー

【名刺入れの色は何がおすすめ?】選び方のポイントや注意点

名刺入れはビジネスの必需品

就活を始めるにあたって、準備すべきアイテムは数多くあります。一番にイメージされるのはスーツやカバン、ネクタイ、靴といったものですが、実は名刺入れも必須アイテムのひとつです。

学生のうちは名刺を持つこともないため、名刺入れは縁遠い存在に思えるでしょうが、ビジネスの場では必須のため、用意しておかなければなりません。就活における名刺入れの役割は、自身の名刺を入れるよりももらった名刺を受け取り、保管するためであることが多いです。

名刺を受け取る際には、名刺入れは採用担当者に見られるアイテムのため、色やデザインに気を配り、フォーマルなものを選ぶことが大切です。ビジネスの必需品だからこそ、就活中も就職後も使えるものを選び、就職に向けての準備を整えていきましょう。

名刺入れの色はダークカラーがおすすめ

就活時の身だしなみは、持ち物からも評価されています。どれだけフォーマルな服装をしていても、持っているアイテムがカジュアルだと、身だしなみの印象は悪くなるため注意しなければなりません。

名刺入れも同様で、フォーマルさを演出するには色に注意が必要です。名刺入れのカラーバリエーションは多彩ですが、就活で使うならダークカラーがおすすめです。具体的にどのような色がおすすめか、理由も含めて知っていきましょう。

無難な黒が人気

もっとも無難なのは黒の名刺入れです。黒はどのような場でも使える万能の色で、就活中はもちろん、就職してからも長く使えるでしょう。年齢を選ぶこともないため、手入れ次第ではこの先何年も使える場合があります。

就活中の服装はスーツが基本で、名刺入れ同様にダークカラーが望まれます。黒や黒に近い色で全身を固めることになるため、名刺入れもそれに合わせたほうが浮かず、余計な印象を与える心配もありません。

身だしなみは全体の統一感が重要なため、ダークカラーのスーツやその他小物に合うように、迷った場合は黒がおすすめです。また、黒は傷が目立つことはありますが汚れは目立ちづらく、傷ができてもすぐに修復しやすい点も、おすすめの理由です。

こげ茶・ネイビー・ボルドーもおしゃれ

黒がおすすめなのはあくまで無難な色に絞った場合の選択肢であり、ダークカラーなら他の色でも問題ありません。フォーマルさも意識しながらおしゃれなものを選びたいなら、こげ茶やネイビー、ボルドーなどがおすすめでしょう。

茶色系やネイビーの系統は、スーツとも合わせやすく、ビジネスに限らずパーティーシーンのややカジュアルな服装にもマッチします。ボルドーは他の色よりも重厚な感じがしますがフォーマルさは残されているため、大人のおしゃれアイテムとしておすすめでしょう。

フォーマルなだけではなく、自分らしさも追及したいなら、黒以外の色を選んでも構いません。ダークカラーでフォーマルであること、スーツに合わせてもおかしくないことを条件に、自分に合った色を見つけましょう。

白は汚れやすさに注意

就活では清潔感が求められるため、これを意識して白系のアイテムを持ちたいと考える人もいるでしょう。名刺入れでも白のアイテムはありますが、汚れが目立ちやすいため注意しなければなりません。名刺入れであっても汚れたものを使っていると見た目の印象が悪く、マイナス評価に繋がってしまう可能性があります。

擦り傷は目立ちづらいものの、汚れが付きやすく、落ちづらい場合もあるため、利便性を考えるとあまりおすすめできません。また、就活時は全体の装いがダークカラーになるため、名刺入れだけ白にすると浮いてしまう可能性があります。

利便性や全体出の統一感を考えると、白の名刺入れは避けたほうが無難でしょう。

名刺入れは素材にも気を配ろう

名刺入れを選ぶ際には、色だけではなく素材にもこだわることが大切です。同じ色でも素材によって印象は大きく変わり、フォーマルに見えるかカジュアルに見えるかまで違ってくることもあります。

また、素材次第で扱いやすさも違い、耐久性が変わることもあります。フォーマルに見えることはもちろん、今後の社会人生活で長く使えるものを選ぶためにも、素材の選択は重要です。どのような素材が良いかだけではなく、NG例も含めて理解を深めておきましょう。

革素材が基本

就活時に使用するアイテムのほとんどは、革素材を選ぶことが大切です。名刺入れもこれに該当し、ダークカラーの革素材が基本と考えましょう。革素材はフォーマルに見えやすく、ベルトや靴、カバンといった他のアイテムと合わせることで、より統一感が出て印象がよくなります。

本革か合成かはどちらでもよく、革の種類は自身の好みで選んで構いません。本革の場合、手入れが必要ですがメンテナンス次第で長持ちするのが特徴で、使い込むほどに味が出ます。

対して合成は、メンテナンスがほとんど不要ですが、本革よりは使用期間は短くなりやすいです。本革は高価で合成は安価という値段の違いもあるため、それぞれの特徴を比較して、自分に合ったほうを選びましょう。

エナメルやアルミは避ける

就活で使用する名刺入れは、革素材以外は基本的にNGで、見た目からカジュアルなものは避けなければなりません。カジュアルに見えやすいのは、エナメル素材やアルミのもので、これらはダークカラーであっても悪印象になりやすいため注意が必要です。

エナメル素材はカジュアルに見えるだけではなく、安っぽく見えたり、剥げて汚く見えたりすることも多いです。アルミの場合も同様で、落としたり衝撃が加わったりすると、ケースが変形することもあるため注意しなければなりません。

見た目の印象はもちろん、扱いやすさの点からいっても、これらの素材は就活に不向きです。他にもタオル地やデニム素材、その他革以外の変わった素材のものもありますが、それらも全てNGと考えましょう。

名刺入れは5,000~1万円程度がおすすめ

名刺入れを購入する際には、価格帯にも注目しましょう。何円のものを購入しなければならないという明確な決まりはありませんが、大体5,000~1万円程度を目安にするのがおすすめです。この価格帯なら質の良いものが多く、社会人になってからも長く使いやすいものが多いです。

あまりに安すぎるとすぐにボロボロになり、何度も買い替えが必要で結果的にコストアップする場合があるため注意しましょう。反対に高価過ぎるものを持っていると、就活にそぐわないとして悪印象に繋がる場合もあります。

もちろん、相場は目安のため、価格だけを意識せずに、実物をしっかり見て決めることが大切です。安くても良いものはあり、反対に高くて悪いものもあります。色や素材、持った時の感触も確かめて、値段的に納得できるものを選びましょう。

NGな名刺入れの色や特徴は?

就活にふさわしい名刺入れがある一方で、NGなものも存在するため、購入時には注意しなければなりません。失敗しないためにはNGな名刺入れの特徴を把握して、それらに該当しないものを選ぶことが大切です。NGな特徴をしっかり避けているなら、少なくとも悪印象を与えることはありません。

名刺入れは色だけではなく、その他幅広いポイントに注目が必要です。就活でNGな名刺入れはどのような特徴を持っているのか知り、購入時に役立てましょう。

派手な色や奇抜なデザイン

就活で使用するアイテムはフォーマルで、悪目立ちしないものを選ばなければなりません。派手な色や奇抜なデザインはNGで、これらに該当するとその時点でカジュアルと判断されるため注意が必要です。

派手な色はダークカラー以外はほぼ該当すると考え、落ち着いた色味のものを選ぶよう心がけましょう。赤や黄、青といった原色系のものを選ぶと、それだけで派手と思われるため注意が必要です。

また、デザイン性にも気を配る必要があり、ダークカラーで落ち着いた色味でも奇抜なデザインだとカジュアルに見えてしまいます。細部まで丁寧に作り込んでいるという意味のデザイン性の高さは問題ありませんが、普通の名刺入れとは違う特殊な仕掛けがあるものはNGと考えましょう。

容量が小さすぎる

名刺入れは見た目の印象も大切ですが、実用性も重要です。見た目の印象で問題なくても、肝心の機能部分が劣っていると不便になるため、実用面もチェックしておきましょう。特にチェックが必要なのが名刺の容量で、数枚しか入らないものはNGです。

社会人になると名刺をもらう機会も増えるため、できるだけ多く入るものを選ばなければなりません。明確な決まりはありませんが、大体30枚以上入るものが望ましいでしょう。容量が少ないともらった名刺をしまっておけないだけではなく、自身で名刺を持つようになった場合にも困ります。

小さくコンパクトな名刺入れなら荷物にもならず便利ですが、容量が小さいと名刺入れとして正しく機能しないため、ある程度の収納力は必要です。

ブランドロゴが大きくプリントされている

デザイン面で特に注意が必要なのが、ブランドロゴです。名刺入れはシンプルなものが望ましく、大きくロゴがプリントされたものはそれだけでカジュアルに見えます。さらにそのロゴがブランドのものだと、就活生にそぐわない高価なものと判断され、印象が悪くなりやすいため注意が必要です。

ブランド物を持ってはいけないわけではありませんが、持つならそうと分かりづらいものを選ぶべきです。デザイン全面にブランドのロゴやマークが押し出されていると、色や素材といった他のポイントが守れていても、悪印象になりやすいため注意しなければなりません。余計な印象を与えたくないなら、無地がもっともおすすめです。

名刺入れは色や柄に注意して選ぼう

ビジネスの必需品である名刺入れは、就活時点から必要です。自身で名刺を持つ場合に限らず、採用担当者からもらった名刺を保管するためにも、名刺入れは持っておかなければなりません。名刺入れも身だしなみの一部と評価されるため、持っておくことはもちろん、見た目の印象にも注意が必要です。

フォーマルさをアピールするには、色や素材、デザインに気を配りましょう。色はダークカラー、素材は革製、デザインは無地でシンプルなものがもっともおすすめです。名刺入れは扱い方次第で長く使えるからこそ、選び方には注意しなければなりません。

就活時だけではなく、今後の社会人生活でも使うことを意識し、いつどこで使ってもおかしくないフォーマルなものを選びましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ