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【自己紹介のスピーチで好印象を与えるには】伝え方のポイントを紹介

自己紹介でのスピーチは就活では必須

就活では自己紹介のスピーチを求められることが多く、インターンから面接まで幅広いシーンで必要です。また、就職してからも自己紹介は必要なため、スムーズな社会人生活のスタートを目指すためにも、就活のうちから自己紹介の練習をしておくことが大切です。

自己紹介のスピーチも選考時の評価の参考にされるため、内容と伝え方までこだわらなければなりません。自己紹介は面接官や担当社員と対面してすぐに求められることが普通であり、第一印象を決定づける重要なものです。

最初についた印象はなかなか覆らず、これによって評価の大部分が決まることも少なくありません。自己紹介のスピーチを上手におこなう方法を知り、就活をスムーズに進めていきましょう。

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自己紹介のスピーチで押さえるべき基本項目3つ

自己紹介では、基本的には自身が思うままに自由にスピーチして構いません。しかし、自由とはいえ、最低限の決まりはあり、これだけは伝えておくべきという3つのポイントがあります。

最低限のポイントを踏まえたスピーチができていないと、そもそも自己紹介として認めてもらえないこともあるため注意しなければなりません。3つのポイントを正しく把握して、まずはスピーチの基礎となる内容を固めていきましょう。

①自身の名前や大学・学部名

自己紹介である以上、自分の情報はきちんと伝えなければなりません。必須なのは自身の名前や大学・学部名であり、必要に応じて学科やコース名まで伝えます。どこまで伝えるかはその時々で異なり、自己紹介の時間が短いなら学部までで省略してもよいでしょう。

企業によってはあえて名前や大学名を伏せた自己紹介を求めることもありますが、このような特別な指定がない限り、基本の情報は絶対に含めなければなりません。基本情報が伝えられていないと自己紹介としての形を成しておらず、評価の対象にすらならない可能性もあるため注意が必要です。

必須情報は業界や企業、就活のシーンに関係なく必要であり、省略してはいけないと覚えておきましょう。

②個人的な情報

企業が自己紹介のスピーチを求めるのは、その人がどのような人物かを端的に知りたいと考えているからです。そのため、個人的な情報も含めて伝える必要があり、自分らしさや個性が伝わる内容も、少しは盛り込みましょう。

個人的な情報とは、出身地や趣味、特技、大学時代に力を入れて取り組んだ経験など、幅広い内容から伝えられます。自分の人となりが分かること、印象に残って後から深掘りしてもらえることが大切なため、個性が分かりやすい、インパクトのある情報を伝えることが大切です。

例えば出身地が海に囲まれているなら「出身は○○です」とするよりも、「出身は○○で海に囲まれて魚たちと一緒に育ちました」と伝えたほうがインパクトはあります。自己紹介は引っかかりを作ることが大切なため、記憶に残りやすい話題を盛り込みましょう。

③当日の意気込みや今の気持ち

自己紹介のスピーチの締めくくりは、当日の意気込みや今の気持ちを伝えることがおすすめです。例えば面接なら「緊張していますが、精一杯頑張ります」のように、素直な気持ちを伝えることで好印象にもなりやすいです。

また、就職への熱意やアピールへの意欲を述べることで、プラスの評価に繋がることもあります。個人的な情報を伝えるだけで終わってしまうと、尻すぼみになってアピール全体の印象が薄れてしまうため注意が必要です。

当日の意気込みは前もって決めなくても、その時感じたままに伝えるのもひとつの手です。スムーズに自己紹介のスピーチをおこなうには事前準備が必須ですが、気持ちを正直に伝える部分については、アドリブ対応してもよいでしょう。

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自己紹介のスピーチは1分をベースに考える

自己紹介のスピーチを考える際には、内容だけではなく全体の長さも考慮することが大切です。伝えている内容はほとんど同じでも、スピーチの長さが違うことで与えられる印象は良くも悪くも変わります。企業によっては自己紹介の長さを指定することもありますが、基本的には1分程度にまとめることがおすすめです。1分程度の自己紹介を求める企業が多いことはもちろん、他にもおすすめな理由は複数挙げられます。

長すぎても短すぎても印象はよくない

スピーチのベースの長さを1分にすべきなのは、長すぎず短すぎない適度な時間だからです。自己紹介のスピーチは長すぎても短すぎても印象がよくないため、適度な長さを心がけなければなりません。

時間があまりにも短いと、自分を紹介し、売り込む気がないと思われます。アピールの意欲に欠ける=志望度や就職意欲が低いと思われることもあるため注意が必要です。反対にスピーチが長すぎると、今度は退屈な印象を与えてしまいます。

伝える情報量が多くなると、どれが重要な部分なのか分からず、最後まで聞いても結局よく分からないということも少なくありません。1分程度なら簡潔で聞きやすく、ネガティブなイメージを与えずに済むため、好印象を獲得しやすいです。

1分のベースがあると短縮も引き延ばしもしやすい

ベースを1分にすべきなのは、企業から時間の指定があった場合に柔軟に対応しやすいからです。特別に時間の指定がない場合は、1分程度のスピーチで構いませんが、企業によっては30秒、2分のように短いバージョンや長いバージョンを求めることもあります。

この時1分の自己紹介のベースを作っておくと、30秒の時は本当に伝えたい点にだけ絞って内容を簡潔にまとめるだけで、簡単に対応できます。反対に2分程度と長くなるなら、アピール部分に情報を付け加え、細部まで丁寧に伝えることで対処できるでしょう。30秒を2分に、2分を30秒に作り変えるのは難しいですが、1分ならそれぞれ対応しやすいため、ベースの時間としてはもっともバランスが取れています。

自己紹介のスピーチで好印象を与えるポイント3つ

好印象を獲得するには、自己紹介の内容はもちろん、どのように伝えるかも考えなければなりません。まったく同じ内容でスピーチしても、伝え方によって印象は大きく変わります。少しでも印象良く伝えて高評価を獲得するには、細かいポイントまで踏まえて伝えなければなりません。自己紹介のスピーチで好印象を与えるポイントは、大きく3つです。3つのポイントを細部まで理解して、上手に自己紹介をおこないましょう。

①笑顔でハキハキと話す

笑顔でハキハキ話すことは好印象を与えるための基本のポイントであり、自己紹介のスピーチでも同じことがいえます。暗い表情でボソボソ話してしまうと、それだけでネガティブなイメージがついてしまい、印象がよくありません。内容がどれだけポジティブでも伝え方にネガティブなイメージがあるとマイナスの印象がつきやすく、アピール内容を信じてもらうのも難しいです。

また、そもそもはっきり話して伝えないと、何をしゃべっているのか理解してもらえない可能性もあります。何を話しているのか分からないと、評価してもらう土俵にすら立てません。まずは自己紹介のスピーチを正しく聞き取ってもらうことが大切なため、聞こえやすいようにはっきりした口調で、ゆっくり大きく伝えることを心がけましょう。

②相手を見ながら話す

自己紹介のスピーチはいわば自分を知ってもらうためのアピールであり、相手に自分の存在を売り込むことが大切です。そのため、相手を見ながら語りかけるように話すことが大切であり、目線を合わせ伝えるかどうかで、印象は大きく異なります。

目線を合わせずに伝えてしまうと、どうしても下を向いてしまいやすく、表情もうつむき加減に見えて暗い印象を与えてしまいます。完全に目を合わせなくても、相手の顔の高さに目線を合わせることで目を見て話しているという印象を与えることができ、より自分らしさが伝わりやすくなるでしょう。

自己紹介のスピーチでは声や表情の印象といった細部までチェックされるため、語りかけるように話して自分をアピールすることが大切です。

③身振り手振りを交える

より印象的なスピーチにしたいなら、身振り手振りを交えて伝えることも大切です。棒立ちのままで伝えるよりも、ある程度身振り手振りがあったほうが視覚的にも印象に残りやすく、内容も伝わりやすくなります。

身振り手振りは特に強調したい部分でつけることが大切であり、時間の長さや量の多さを伝える時につけるとよいでしょう。例えばアルバイトを4年続けたことを伝えるなら、身振り手振りをつけることで、より時間の長さは伝わりやすいです。

ただし、あまり過剰に付け過ぎると悪印象を招く可能性もあるため、適度につけることを心がけなければなりません。身振り手振りが過剰だと、どこが強調したい部分か分からず、全体の印象が薄くなるため、付けるならここぞという瞬間だけにしましょう。

自己紹介のスピーチの例文

上手にアピールするポイントをおさらいしながら、スピーチの例文を確認していきましょう。就活では自己紹介をするシーンが多いですが、特に重要なポイントでいうなら、「面接時」と「インターンの当日」が挙げられます。それぞれ就活のイベントという点では共通していますが、伝えるべき内容は異なるため混同しないよう注意が必要です。シーンごとのスピーチの内容の違いを把握して、状況に合わせた自己紹介をおこないましょう。

面接時の自己紹介

○○大学経済学部から参りました○○と申します。大学では軽音楽のサークルに入っており、大学からギターにチャレンジしています。最初は音を出すだけでも精一杯でしたが、今では数曲通して弾けるようになりました。
継続して努力することには自信がありますので、面接でも一次、二次と精一杯実力を発揮し、御社への就職を目指したいと思います。本日は精一杯頑張りますので、よろしくお願いします。

面接での自己紹介では、自分のよさを売り込むことが大切です。例文ではサークルの経験から、継続して努力できることが提示されています。単に提示して終わるだけではなく、選考に絡めてアピールに繋げている点が印象的でしょう。面接への意気込みもしっかり語られており、熱意がアピールできています。

インターン当日の自己紹介

○○大学経済学部から参りました○○と申します。本日から1週間、営業部でお世話になります。大学ではダンスサークルに入っていて、ヒップホップからジャズまで幅広く何でも踊れます。
体力には自信がありますので、力仕事は何なりとお申し付けください。慣れないことばかりでご迷惑をおかけするかもしれませんが、精一杯頑張りますので、何卒よろしくお願いします。

インターン当日の自己紹介では、分かっている場合はどの部署にいつまでお世話になるか伝えることが大切です。面接のように自分を売り込むというよりは、周囲の人に覚えてもらうことを意識するとよいでしょう。一生懸命に取り組みたい、インターンを通じて成長したいという熱意を込めて締めくくることで、やる気があることを伝えられます。

シーンに合わせたスピーチで好印象を獲得しよう

自己紹介のスピーチは就活のあらゆるシーンで求められ、何をどのように伝えるかによって、評価が決まることも少なくありません。特に選考においての自己紹介の位置づけは非常に重要であり、第一印象のほとんどが決まるため念入りにアピールすることが大切です。

自己紹介は簡潔に伝えることが大切であり、念入りにアピールするといっても、ただ情報量を増やせばよいわけではありません。必要な項目を絞り、短い時間内でいかに自分のことを伝えられるか、その場にあったアピールができるかが、評価を左右する重要なポイントです。

同じ就活でもシーンによってアピールすべき内容は異なります。シーンに合わせて上手にスピーチをおこない、自己紹介から好印象の獲得を目指しましょう

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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