業界研究

【14卒内定者インタビューNo.4】食品メーカー内定者が語る、就職活動の進め方

食品メーカー内定者が語る就職活動
難関企業から内定を獲得するノウハウを公開!
☆写真は留学期間中のMさん★

今回は食品メーカーの内定者のMさんに来ていただきました。
インタビュー内容をまとめたのでご覧ください。

なぜ食品メーカーを志望していたのですか

私の場合、学生時代はあまりお金がなく(今も学生ですが…)、ひもじい思いもしていたことがきっかけです。
お金にあまり余裕はないけれど、お腹がすいたときに温かいものを食べるととても幸せになりました。
数百円で買うことができ、お腹だけでなく心まで満たしてくれるもの。それが食品であり、食でなら多くの人々に小さな幸せを提供していくことができるのではないかと思ったからです。
就職活動では志望理由も聞かれますが、誰にでも言えるような当たり障りのないことを言うのではなく、自分の芯にある正直な想いを面接官に伝えれば、きっと伝わると思いますよ。

就活中に苦労したことはありましたか?

私が就職活動で苦労したことは自己PRを仕上げることです。
現在就職活動をされていて、自己PRがなかなかうまくできないと悩んでいる人も少なくないのではないでしょうか。私の場合、学問とサークル活動のこと、短期留学のこと、アルバイトのことのどれを推していこうか悩んでいる時期がありました。一番自信をもって話せる内容は学問とサークル活動のことでしたが、周囲に聞いてみると反応はイマイチで、短期留学のことかアルバイトの内容の方がウケが良いのではないかと言われました。

しかし、そうしたときに初心に戻り「就職活動とは何なのか」と考えました。
自分の全てを伝え、それで落ちたのであれば後悔はないと考えた私はウケを狙うのではなく、学問やサークル活動のことを伝えました。就職活動に「答え」はありません。しかし、ウケを狙ってもし内定をもらえなかったときには後悔するのではないでしょうか。
誰にでも、小さなことでも「ゆずれないこと」というのはあると思います。ウケを狙って当たり障りのないことを淡々と話すよりは、自信を持って自分の「ゆずれないこと」「打ち込んだこと」を伝えたほうが響くと思います。面接官も「一人の人間」であり、本音で話さなければ思いは届きません。

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就活中に工夫していたことやノウハウを教えていただけますか?

定番ではありますが、オンとオフの切り替えをすることです。
就活は数ヵ月の間は本当に毎日忙しいと思います。
しかし、「24時間忙しいわけではない」ということがポイントです。エントリーシートなどを書きつづけていると、だんだんと「ほんとうにこれでいいの?何かもっとすごいこと書かないといけないんじゃないの?」と憂鬱な気持ちになることがありますが、そんなときにいくら考えても良い考えは浮かんできません。一度就活から離れ、思いきり遊ぶことで頭がクリアになりますから、それからまた就活に向き合ってください。
自分の場合は息詰まったらヒトカラに行っていました。笑
思い切り声をだし、好きな歌を好きなだけ歌うとリラックスできたので。人生での一大イベントである就活です。恥ずかしがらずにヒトカラに行ってください笑

内定後はどのようにして過ごしていますか?

最後の学生生活なので、今までしてこなかったことに積極的になっております。旅行やライブなど。
12月には彼女の趣味でもある某アイドルのライブに行ってみる予定です笑
とはいっても、入社までに英語力をさらに磨きたいので英語の勉強は毎日欠かせません。また入社後に会社の基本的な数字を読み取れるようになっていたいため、会計の勉強などに励んでます。
とにかく、ごろごろ寝て過ごすよりは毎日を悔いなく、楽しく過ごそうという気持ちで生活を送っています。

就活生にむけて一言

就活は他人との勝負ではなく、自分との勝負でもないと思います。
勝つ、負けるというのではなく本当の自分をしっかりと見つめ、他人と有益な情報を交換しあうことで満足のいく就職活動ができると思います。
僕自身、友達や先輩に助けられましたし、息詰まったら「弱い自分に勝たないと!」と思うのではなく息抜きもしていました。

肩肘張りすぎずに、等身大の自分を売り出していく。それこそが内定の近道であり、就職活動の本質なのかもしれませんね。
みなさんも、ありのままの自分の姿を見つめなおし、焦らず、一歩一歩前に進んでみてはいかがでしょうか?

 

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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