OB・OG訪問

OB訪問に万が一遅刻した場合の対処法とポイント

OB訪問は社会人の先輩にわざわざ時間をとってもらって話を聞かせていただくのですから、当日の遅刻が厳禁であることは言うまでもないでしょう。遅刻は社会人にとってマナー以前のタブーです。しかし、「もしも」ということはありえます。そこで、OB訪問に万が一遅刻をしてしまったときの対処法について紹介します。

OB訪問の遅刻を避けるための事前の対処法

OB訪問で万が一遅刻をしてしまったときの対処法をお話しする前に、遅刻を避けるために事前にできる対処法を簡単に説明しておきます。ポイントは2つあります。
・OB訪問前日に先方に確認のメールを送って、待ち合わせ時刻や場所の勘違いを防ぐ
・当日はできるだけ早く、待ち合わせ場所へ行く

この2点を押さえて実践すれば、遅刻はかなりの確率で防げます。

確認メールについて、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

  • 20~30分前までに到着する

では、当日どれくらい早く待ち合わせ場所に行くと良いのでしょうか。OB訪問に限らず、社会人が遅刻を避けるために目安とするのが「約束の10分前」です。これは「どんなに遅くても」というぎりぎりの目安と考えましょう。人によっては「OB訪問の場合は、30分前に着くように」という人がいますが、これは理想の時刻です。どんなに遅くても、OB訪問の場合は約束時刻の20分前に到着しましょう。

OB訪問は多くの場合、店での待ち合わせということになるでしょう。飲食店で待ち合わせるなら、20分前に着いて店で待てばいいですし、先方の会社を訪れる場合は、近くで時間調節して5分前に訪問するようにしましょう。

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OB訪問に遅刻しそうになった場合の対処法

OB訪問の事前に遅刻の対処法をしていても、「もしも」ということはありえます。就活生も忙しいスケジュールで動く場合が少なくありません。そうでなくても、電車の遅延やトラブルでどうしても遅刻してしまうというケースもあるでしょう。そういったときの対処法について説明します。

  • 「遅刻しそう」と判断した段階で連絡する

OB訪問の当日に「遅刻しそう」「間に合いそうもない」と判断した段階で、先方にメール連絡することです。人によっては「OB訪問で遅れるときは電話連絡すべき」という人もいます。しかし、相手は仕事をしている社会人ですから、いきなり電話を入れるよりもメールのほうが無難でしょう。

  • 遅刻する際のメールの文例

余計な言い訳は不要なので、「申し訳ございません、到着が少々遅れそうです」と、「遅刻しそう」ということを、相手に伝えるだけでいいのです。もし、大幅に遅れる場合は、待ち合わせ時刻を過ぎたあたりで、あらためて直接電話を入れてもいいでしょう。その場合は「○分ほど遅れます」と、具体的な時間を告げる必要があります。

謝罪メールの例文について、知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください。

OB訪問に遅刻してしまった場合の対処法

OB訪問に遅刻してしまったときの対処法で、一番大切なのは遅刻した後の謝罪です。学生気分の強い人の中には、遅刻していながらニヤニヤした顔で現れるケースが少なくありません。照れ隠しのつもりなのでしょうが、これは社会では通用しません。OB訪問で遅刻した場合、まずは真剣な表情で頭を下げ、とにかく誠心誠意詫びましょう。これが基本です。

  • 遅刻を詫びる時のポイント

詫びる時のポイントは2つあります。「言い訳をしない」「すべてを自分の責任にする」この2つを厳守してください。つまり「電車が遅れまして」という言い訳はしないで、「自分のスケジュール管理に甘さがあった」というように、詫びた上で反省するのがベストの対処法なのです。

OB訪問で何より大切なのは、先方に気持ち良く話をしていただくことです。万が一、遅刻してしまった場合も、どうしたら相手に納得してもらえるか、気分を取り直していただけるかを考えなくてはなりません。上手なリカバリーができれば、万が一遅刻しても有意義なOB訪問になるのです。

OB訪問で遅刻しても対処法を参考に最善を尽くしましょう

OB訪問では遅刻をしないというのが常識と言っていいでしょう。しかし、現実には「万が一」ということもあり得ます。遅刻しないために事前に対処しておくのも大切ですが、遅刻してしまった場合は「もうだめだ」と決め込まずに、対処法を参考にして最善を尽くすことを強くおすすめします。

OB訪問後のお礼メールについては、こちらの記事もチェックしてみてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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