OB・OG訪問

OB・OG訪問の質問事項40個|注意点5つやメール例文もご紹介

OB・OG訪問の質問で疑問点を解消しよう

OB・OG訪問とは、自分の志望する業界や企業で働いている社会人の先輩と会い、事業内容や職場の雰囲気などについて直接質問等をおこなうことです。就職活動を成功させるために、OB・OG訪問で企業研究をすれば、参考になる活きた情報を手に入れることできるでしょう。実際に働いている人の意見を聞くことができますので、インターネットの情報より貴重な話を聞ける可能性が高いです。

OB・OG訪問の良さは、自分が一番知りたい疑問点について答えてもらうことができる点です。せっかくの機会を無駄にしないためにも、どういった情報を知りたいのかよく考えてみましょう。

OB・OG訪問ではどの程度の質問ができるのか

OB・OG訪問では、どういった内容の質問ができるのでしょうか。初めての場合、何を聞けばいいのかわからないという就活生は多いはずです。OB・OG訪問をどういった目的でおこなうのかよく考えて、自分が何を知りたいのか質問内容を考えてみましょう。

OB・OG訪問が有意義な時間になるかどうかは、こちらからどんな質問をするのかによります。ここでは、OB・OG訪問の大まかな概要と質問できる内容についてみていきましょう。

簡単な質問からより深い質問までできる

OB・OG訪問では、簡単な質問からより深い質問までできます。就活を有利に進められるような情報を手に入れられるかどうかは、自身の質問の仕方にかかっているといえるでしょう。「職場の雰囲気はどうですか?」「働いていてやりがいを感じるのはどういうときですか?」など、簡単な質問をしても構いませんし、事業内容や業界の動向についてより専門的な質問をしても問題ありません。

こちらが積極的に質問すれば、ある程度のことはほとんど答えてくれるでしょう。OG・OGによるところもありますが、いろんな話を聞くことができるはずです。また、その企業のいいところだけではなく、悪いところにも注目して質問すると、より企業への理解度を深めることができます。

質問の要点をまとめて優先順位を決めておく

OB・OG訪問の平均所要時間は、1~2時間程度といわれています。ランチの時間か夕方に、喫茶店などでおこなう場合が多いようです。相手は社会人であり忙しく、長時間のOB・OG訪問をお願いしてしまうのは失礼にあたります。時間には限りがありますので、事前に質問内容について要点をまとめておくようにしましょう。短い時間を無駄なく使うためにも、何を聞くのか考えておくことが大切です。

また、短い時間を有効に使うために、質問の優先順位を決めておくのもおすすめの方法といえるでしょう。OB・OGの話を聞いているうちに話が盛り上がって、時間が足りなくなってしまうこともあるため初めのうちに聞くよう心掛けましょう。

質問の答えは記録しておく

OB・OGは、質問に答えることでこちらの力になってくれようとしています。せっかくOB・OG訪問をしたのに、ただ質問をして答えてもらうという作業を繰り返すだけでは意味がありません。せっかくの機会ですので、質問の答えを自分のものにして就活に活かしていくようにしましょう。質問の答えを忘れないように、相手に確認をして記録を残しておくのがおすすめです。新しく得ることのできた知識をその後の就活に役立てることができれば、有意義なOB・OG訪問だったといえます。

当日は緊張するかと思いますが、コミュニケーションをとりながら会話を楽しむことが大事です。肩に力を入れすぎずに、リラックスしてOB・OG訪問に臨みましょう。うまくいけば、こちらが用意した質問以上の情報を手に入れられるはずです。

OB訪問の前に読んでおこう!

OB訪問を成功させるには、メールや電話でのアポイントメントが最初の関門となります。マナーを守るメールを作成するとともに、熱意を伝える必要もあります。社会人にメールを送ったことがないという就活生は、ハードルが高いと感じるでしょう。

そこでおすすめなのが「OB訪問マニュアル」です。こちらには、OB訪問の依頼メールの例文はもちろん、電話で依頼する場合の文言も掲載されています。無料でダウンロードできるため、OB訪問の準備を始めると同時にGETしておきましょう。

OB・OGへの質問例①会社・仕事の実態を知る

会社・仕事の実態に関する質問は、先輩が所属している会社の基本的なことについて触れ、内容について理解を深めるための質問です。インターネットや四季報などである程度調べることは可能ですが、表面的な内容だけしか記載していない会社も多いです。

このような内容は先輩の話や体験談を直接聞くほうが、より正確な情報を収集することができます。調べられることはきちんと調べ、その上で疑問に思ったことを尋ねるように心がけることによって、先輩との面談を有意義なものにすることができます。

①査定・評価の仕組み

査定・評価の仕組みは、先輩が所属している会社がどのような評価基準を採用して、用いているかを確認するために質問します。評価基準が明確になっていない会社の場合、入社してから不自然な人事や恣意的な配置転換などがおこなわれ、自分の職務内容が正当に評価されない可能性があるためです。

質問する際の注意点としては、前述にもありますが自分の評価のみを気にして仕事をするような人材だと思われないために、尋ねるタイミングに気を付けることです。また、尋ね方によっては先輩の会社での評価を連想させるような質問になってしまうこともあり、心証が著しく悪いものになってしまう恐れがあるためにこちらも注意が必要です。

②チームor個人で仕事するか?

チームor個人で仕事するかという内容は、先輩が所属している会社がチーム力を重視して仕事をしているのか、個人で仕事をすることを重視しているかを確認するために質問します。質問する際の注意点としては、尋ね方です。

どちらか一方に偏ってしまうと、チームの場合メンバーに頼って何もしないのではないかと想像される可能性があり、個人の場合自分1人で勝手に仕事をしてしまうのではないかと連想される可能性があるためです。

③競合他社と比べて御社の長所・短所

競合他社と比べたときの先輩の会社の長所と短所を尋ねるという内容は、先輩が所属している会社が、業界内でどのような立ち位置にいるのかを確認するために質問します。業界No.1といった明確なアピールポイントがあるのか、それとも特にそういったポイントがないかを知ることは、会社の将来性の一端を知ることができる重要なポイントです。

質問する際の注意点としては、企業の長所と短所は先輩が一番肌で体感しているため、あまり知ったかぶりや一般的な意見を言わないほうがよいということです。先輩に自社のどのようなところが自慢できるか、逆にここはあまり良くないといったところを気持ちよく話してもらうことが、有益な情報を収集する方法です。

④業界の課題・将来性

業界の課題、及び将来性に関する内容は、文字通り先輩の所属する会社の将来性を、先輩がどのように考えているかを尋ねるために質問します。大抵の場合OB・OGで出会うことができる先輩は、入社して2~3年程度の社員が多いためにフレッシュな新人ならではの視点から得られた感想を述べてくれることが多いです。

質問する際の注意点としては、先輩も入社して2~3年程度で詳細な情報を知らないことも多いために、突っ込んだ質問は控えるべきだという点です。

⑤仕事ができる人・できない人の違い

仕事ができる人、できない人の違いを質問する内容は、主に2つの意味合いがあります。まず、一般的な意味での仕事ができる人とできない人の違いです。そして、もうひとつは先輩が所属している会社の基準で仕事ができる人とできない人の違いです。これは、評価の仕組みとも被りますが、先輩の話から先輩の会社がどのような人物を有能と見なしているか、どんな人に来てもらいたいと考えているのかを間接的に知ることができます。

質問する際の注意点としては、尋ね方を間違えると、先輩が仕事ができるのかできないのか、といった失礼な質問になってしまうこともあります。先輩の企業で、どのように働いている人が出世しているのかを、情報として収集することが大切です。

⑥活躍したときのストーリー

先輩が手掛けてきた仕事の中で活躍したストーリーを聞くことによって、仕事の具体的な内容を把握し、どのような能力が求められているかを知ることができます。また、その体験談によって先輩の会社におけるキャリア形成や、自分がやってみたいと思える職務内容が見つかることもあり、先輩独自の成功のポイントといった、比較的オープンにされていない秘密の情報を知ることができることもあります。

質問する際の注意点としては、先輩に多くを語ってもらうように話を誘導することです。就活生の目的は、先輩の話から有益な情報を収集することですので、先輩に気持ちよく喋ってもらうために上手に誘導していくことが必要です。

OB・OGへの質問例②相手への具体的な質問

どの質問も、先輩の具体的な個人の体験に依拠した内容を質問しています。そのために、必ずしも有益な情報が手に入るとは限りませんが、先輩個人の体験談であるためその企業に勤務した場合に、どのような勤務内容になるかを判断する信憑性の高い情報になります。

この分野の質問をするときには、先輩になるべく多くを語ってもらうことが一番自分にとって有益になりますので、先輩の話を聞きながらも疑問に思ったことは素直に質問し、理解を深めることに努めることが求められます。

⑦入社を意思決定されたきっかけはありますか

入社を意思決定されたきっかけを尋ねることは、先輩の志望動機を尋ねることに他なりません。先輩がどのような理由や意思を持って、今の会社に入ろうとしたかを知ることは、先輩の考え方のベースを知ることができるいい質問になります。先輩には先輩なりの考え方があって、入社を決意したはずですので、これを知ると自分の考え方とどこが違うのかを知ることができます。

質問する際の注意点としては、あくまでOBOG訪問として時間を作って面会してもらっている立場ですので、面接官のように質問しないことです。ある程度親密な関係になることができれば、志望動機や自己PR方法を尋ねることはいいですが、あくまで参考程度にとどめておきましょう。

⑧1日の具体的なスケジュールを教えてください

1日の具体的なスケジュールを質問することで、先輩が実際に手がけている仕事の内容を確認し、入社後にどのような生活スタイルになるかを確認できます。また、先輩の仕事に興味を持っているということを間接的にアピールできる質問でもあります。会社が採用したばかりの新人のことをどのように扱い、どのように考えているかということも間接的に推測することが可能になります。

質問する際の注意点としては、プライベートな内容は質問しないことです。差し支えない範囲で先輩に質問することはかまいませんが、取引先との会食や、会議後の同僚との飲みかいなど、あくまで職務に関連した内容にとどめておくことが無難です。

⑨新卒時代と今では仕事への考え方がどのように変わりましたか

新卒時代と社会人になってからの仕事に対する考え方が、どのように変わったかを質問することで、先輩の仕事の取り組み方を確認することができます。先輩もかつては就活生であり、同じような悩みを持っていたと思われます。こうした人から仕事に対する考え方の違いを尋ねることは、自分の考え方と何がどの程度違うのかを把握することに役立ちます。

質問する際の注意点としては、具体例を出して質問をすることです。例として、アルバイトをしている時と正社員として働いている時を比べ、仕事に対する考え方は変わりましたか?といった具合です。何が聞きたいのかすぐにわかるように、具体的に質問して先輩の体験談を引き出すことが大切です。

⑩入社してからもっとも辛かったエピソードを教えてください

入社してからもっとも辛かったエピソードを尋ねることで、先輩がどのような仕事に取り組んで苦労してきたかを知ることができます。間接的に、会社がどのような仕事を指示しているのか、先輩の体験談から知ることができます。会社は、予想していない指示する可能性もありますので、この項目を質問することはとても大切です。

質問する際の注意点は、「辛かった」と尋ねると、ネガティブな印象を与えてしまうので、努力した仕事、あるいは頑張った仕事は何ですか?といった具合に、ポジティブな言葉に変換して質問することが大切です。こうすることによって、先輩の体験談をポジティブなものに誘導し、有益な情報を得ることができます。

⑪入社してからもっとも嬉しかったエピソードを教えてください

入社してからもっとも嬉しかったエピソードを尋ねることは、先輩が一番評価された仕事の体験談を知るために質問します。この質問から、先輩自身がどのようなことを一番頑張って取り組んだかということがわかりますし、間接的に企業がどのような行動や仕事内容を評価してるのかを知ることができます。

嬉しかったエピソードはテンポよく話してもらえる確率が高いため、質問に質問を重ね、なるべく深く掘り下げて聞くことが大切です。どのような職務内容で、いつ頃の話で、結果的にどんな成果を上げることができたのか、といった具合です。

⑫どのようなことをモチベーションに仕事をされていますか

何をモチベーションに仕事をしているかを質問することは、先輩の仕事以外に対する考え方と、プライベートの過ごし方について質問しているとも言えます。大抵の場合は、残業や取引先との飲み会などの時間を含めてかなりの長時間、会社の業務に拘束されているために、リフレッシュするために何をしているかを尋ねることはとても大切なことです。

質問する際の注意点としては、先輩だけでなく先輩の会社の同僚に、どのような趣味や方法でストレスを解消している人がいるかを尋ねることです。周囲の人についても質問することで、先輩の会社で働く人にも興味を持っているということをアピールできます。

⑬御社で成し遂げたいことについて教えてください

企業で成し遂げたいことについて尋ねることは、先輩が将来的に会社でどのように出世したいかを質問しているのと同じです。会社の出世コースを知ることは、あなた自身のキャリアプランを形成することにも繋がります。質問する際の注意点としては、先輩が語りたがらない場合、それ以上質問することはしないということです。

野望に関する内容は、ある意味誰に聞かれてもいい内容ではないことも多く、周りの耳があるところでは語りたくないと思っている人も多いものです。饒舌に語ってくれる先輩である場合は、質問を徐々に掘り下げていくことがベストですが、そうでない場合は別の質問をしたほうが無難でしょう。

⑭社内イベントはありますか

社内イベントを尋ねることは、単純に行事の有無の確認ではなく、会社の雰囲気や福利厚生を知るために有効です。様々な社内イベントを実施する企業は多数ありますが、仕事に追われ忙しい毎日を過ごす中、社員が社内イベントに対してどのように考えているのかを知ることで企業の雰囲気が確認できます。質問する際は、より具体的な内容を引き出すようにしましょう。

社内イベントを列挙してもらうだけはなく、どのような位置づけのイベントで先輩自身や周りの社員がそれにどう関わっているのかを聞き出すことで有益な情報を得られます。先輩の体験談から、イベントをどのように評価しているかという視点で質問するように心がけてください。

OB・OGへの質問例③プライベート

プライベートな質問は、先輩の会社外での日常についての質問です。近年ワークライフバランスが叫ばれているように、どのようなプライベートが過ごせるのかは社会人として重要なポイントです。業務においていいパフォーマンスをするためにも、充実したプライベートはとても重要です。実際に勤務している先輩のリアルな部分を聞き出すことで、コーポレートサイトには載っていないワークライフバランスの実態を知ることができます。

⑮仕事終わりはどのように過ごしていますか

仕事終わりに自己啓発や趣味に費やす時間、家族と過ごす時間がどれくらいあるのかを質問することで、先輩の日ごろの業務量や、退社時間、持ち帰り仕事の有無などを確認できます。退社時間が遅く、仕事終わりにプライベートな時間をとることが難しい職場であっても、疲労感ばかりでなく充実感を感じることができていれば、前向きな回答を得ることができます。

質問をする際は、仕事内容よりも仕事量や退社時間を重視して企業選びをしていると思われないよう、質問のタイミングや前後の質問とのバランスを考えることが大切です。あまりプライベートな質問に時間を割きすぎると、場合によっては仕事に対する意欲を疑われてしまうこともあります。

⑯休日の過ごし方を教えてください

この質問では、単純に先輩の休日の過ごし方だけでなく、休日の取得率や休日出勤の頻度などを確認することができます。コーポレートサイトで週休2日を謳っていても、実際は休日出勤が多く、月間休日取得数が少ないというケースもよくあります。休日の過ごし方は人それぞれですが、充実した休日の取得は仕事のパフォーマンスにもつながる重要な要素です。

週2日の休日を「1日休養、1日教養」に充てるなど、バランスの取れた過ごし方をしている先輩は仕事も充実しているのではないか、と推測することができます。この質問の注意点は、先輩のよりプライベートな部分を聞くことになるため、詳細を深堀しすぎないことが重要です。

⑰お正月やお盆休みはどのように過ごしますか

この質問は、長期休暇をどの程度取得できるかの確認となります。年間を通じて仕事でいいパフォーマンスをするためには、定期的なリフレッシュが必要です。多くの企業は年末年始とお盆期間に長期休暇を充てていますが、その期間は様々です。実際に先輩に質問することで、会社における連続休暇の実態を知ることができます。

この質問の注意点は、企業・業界研究をしっかりしてから質問することです。サービス業や医療業界など、業種や職種によっては盆・正月に長期の休みがとりにくい場合もあります。それを知らずにこの質問をすると企業研究が足りないと思われてしまうので、事前にコーポレートサイトや過去の募集要項などをよく確認しておきましょう。

⑱休日に社内の方と会うことはありますか

休日に社内の人と会うかどうかの質問では、休日出勤の頻度やプライベートの充実度合を確認することができます。休日出勤が多い場合は当然社内の人と会う機会が多くなりますが、出勤するまででなくともちょっとした仕事の呼び出しや、接待や付き合いなどで休日を費やすケースもあります。

先輩に質問することでその実態を知ることができます。注意点は、より多くの情報を得ることです。同じ社内の人と会うのでも、プライベートか仕事かでは大きく違います。詮索と思われない程度に詳しく聞き出すことが重要です。

⑲先輩や上司とはどんなお付き合いがありますか

この質問は、会社の人間関係や企業文化を知ることができます。仕事以外で職場の先輩や上司とコミュニケーションをとることは大事なことですが、本意でない付き合いや半ば強制的なお誘いがあるケースもあります。会社の先輩や上司とどんな付き合いがあるかは、会社の雰囲気を知る上で非常に有用な質問となります。

注意点は、客観的な事実を評価できるよう、より具体的な情報を得ることです。同じ付き合い方でも、人によってさまざまなとらえ方があります。人づきあいが苦手で仕事とプライベートを完全に分けたい先輩や、大事な予定があっても上司の誘いを断れない先輩がいるのです。「あなたならどう感じるか?」と考えることも大切です。

⑳仕事とプライベートの充実で意識していることはありますか

この質問は、会社におけるワークライフバランスの全体像を確認するものです。先輩自身が仕事とプライベートの充実についてどのように意識しているかは、会社のワークライフバランスそのものに関する質問だといえます。

注意点は、抽象的な質問であるがゆえに具体的な回答をもらうのが難しい点です。今までの質問をふまえて、ワークライフバランスをどう評価しているのかを話してもらうために、この質問はプライベートに関する質問の最後に持ってくるといいでしょう。

OB・OGへの質問例④内定をとるために聞くべきこと

どの質問も、自分への評価に関する質問になっています。先輩から見た自分がどの程度の仕上がり具合なのかを確認することができる、絶好の機会です。採用担当者ほど厳しくはないとはいえ、社会人として経験を積んできた先輩からの視点は、学生である就活生より、はるかに厳しいです。

最初は、直すべきポイントが多くあり気が滅入ってしまうこともあるとは思いますが、逆に一度自分のものにしてしまえば、どの企業で面接を受けても使えるようになりますので、大変ですが先輩のアドバイスを真摯に受け止めて修正するように努めましょう。

㉑自己PR・志望動機の添削

自己PRや志望動機の添削に関して質問することは、先輩がどのような内容を書いて採用されたかを知る質問にもなります。今の自分が書いた内容が社会人数年目の先輩にとって、どのように見えるかを知ることは、自己PRや志望動機を修正する際によい指針を得ることにも繋がります。質問する際の注意点としては、先輩に添削してもらえる機会を得ることができた場合に必ず自分の意見を述べることです。

自己PRおよび志望動機に正解はありませんので、各個人が採用担当者に訴えたいことを記載する必要があります。あくまで、表現の内容や簡素さに表現できているか、今の内容から実際の面接において質問されるであろう事項などを、先輩から教えてもらうということがベストです。

㉒先輩の内定までのプロセス

先輩の内定までのプロセスについて質問することは、先輩自身の就職活動がどのようなものであったかを知ることができる質問です。あなたが現在体験している就職活動を、先輩も何年か前は実際にやっていたので、その時にどのようなプロセスを経て今の会社に入社することになったかは、大いに参考になる体験談になります。

質問する際の注意点としては、先輩の受験した企業の数や名前、内容よりもどのような方針で就職活動を行ってきたかを尋ねることです。最終的に受験した企業は、おおむねどの就活生も似たような内容になってきますが、先輩がどのような考え方や基準で就職活動に取り組んだのかを知ることは、今の自分を見直すきっかけになるでしょう。先輩の体験談を通じて現状を見直すことが、さらにいい結果を生み出すことに繋がります。

㉓自分の第一印象

自分の第一印象について質問することは、とても重要なことです。なぜなら、実際に先輩の企業の面接を受験した時に出会う就活生、面接官は大抵の場合初めて出会う人です。先輩から見た自分の第一印象を知ることは、他人からの見られ方やアピールの方法をより改善するための第一歩になります。

質問する際の注意点としては、多少厳しくてもいいので率直な感想を述べてもらうように先輩にお願いすることです。先輩が知り合いの場合は別ですが、多くの場合は初めて出会うことになりますので、その時に感じた率直な印象を教えてもらうことによって、他人からの視点を知ることができ、自分を見つめ直すいいきっかけになります。

㉔エントリーシート・面接の注意点

先輩の会社のエントリーシートや面接における注意点を質問することは、先輩の会社にぜひ入りたいという大きなアピールポイントになります。先輩は、実際にエントリーシートを書き上げ、面接試験を突破した人です。どういったところに注意すべきか、といった高価値の情報を得ることができます。

質問する際の注意点としては、なるべく先輩の会社の内容に即した質問をすることです。面接試験でこのような変わったことが聞かれたといった情報は、知っているか知らないかで大きな差がでることがあります。この点を踏まえて、謙虚にアドバイスを求める姿勢を示しながら質問することが大切です。

㉕私の発言・行動の改善点

OBOG訪問での発言の改善点を質問することは、ダイレクトに今後の評価に関わってくるため、非常に重要なことです。先輩から言われる内容は、好意的な意見が多いと思いますが、否定的な意見が出た時こそ、その内容を謙虚に受け止めて改善する意思を示すことが大切です。

質問する際の注意点としては、率直な意見を述べてもらうようにお願いすることです。大抵の場合、就活生が必要以上に傷つかないようにオブラートに包んだ言い方をします。厳しい言い方のほうが、はっきりと自分が改善すべき点を把握することができますので、そのような言い方にしてもらうほうが今後のためにも極めて有益です。

㉖総合評価とフィードバック

あなたへの総合的な評価とフィードバックについて質問することは、先輩からあなたに対する評価を頂くことです。言い換えれば、先輩が採用担当者だったらあなたを採用するのかしないのか、といった内容であるとも言えます。この質問は、先輩から何らかの形で会社の採用担当者や上層部に報告が行く前に、最後に改善できるチャンスでもありますので、反省すべき点は反省し、次に繋げる姿勢をアピールすることが求められます。

質問する際の注意点としては、発言及び行動の改善点とほぼ同様ですが率直に述べてもらうようにお願いすることです。あなたが収集しなければならない情報は、耳触りのよいオブラートな評価ではなく、厳しい率直な意見であることを忘れてはいけません。そういった率直な意見から、考え方や言動、態度といった全ての事項をより良いものに改善していくことが最終的な目標であり、先輩もそれを望んでいることを覚えておく必要があります。

㉗ネクストアクションに対するフィードバック

ネクストアクションに対するフィードバックについて質問することは、あなたが今までの話を聞いて今度どのように改善していくかを述べ、その述べた内容に対してさらにフィードバックを重ねていくことになります。同じ先輩に2回以上会うことができれば次に会う時にといった対応が可能ですが、多くの場合2度会うことはありません。自分がどのような行動をして改善していくかを述べ、その内容に関するフィードバックも合わせてもらうようにすることが大切です。

質問する際の注意点としては、なるべく考えてから答えを出すことです。もちろん、話の流れの中である程度の答えを出さなければならないため、即興性が求められますが的外れな回答にならないように注意する必要があります。

OB・OGへの質問例⑤訊ね方に注意編

どの質問も、基本的には尋ね方に注意が必要または控えるべき質問になっています。絶対に尋ねてはいけないという程の質問ではないことも多く、聞き方を工夫し話を上手に誘導することができれば十分に聞きたい内容を聞き出すことができる範囲の質問です。

㉘御社の離職率は高いですか?

この質問に気を付けるべき理由は2つあります。1つ目は離職率のデータは会社四季報やその他の情報系統の雑誌、サイトに乗っていることもあり、あまり会社のことについて調べてきていないという印象を与えてしまうためです。2つ目は離職率の数字は数字として公表されているとしても、それが高いかどうかは個人の判断によるところが大きいためです。

先輩が離職率が高いとは思っていない可能性もあり、個人的な主観に頼った質問になってしまうためによくないのです。それでも質問したい場合には、「業界の平均と比べて」といった文言を付け加えて質問することが大切です。客観的なデータに基づいた質問であれば、先輩からも誠実な回答を期待することができます。OBOG訪問は、ネガティブなことに関して自分の主観的な感想を述べ、質問する場所ではないことを覚えておく必要があります。

㉙御社の社員は若い人ばかりですが、なぜですか?

この質問に気を付けるべき理由は2つあります。1つ目は、まずあなたが考えた理由を述べていないことです。ただ単純に質問するだけだったら、インターネットなどで調べてくれと返されてしまうのがオチです。2つ目は業界の事情があるために、若い人しかいないというパターンがあるためです。

㉚サービス残業とかはいっぱいありますか?

この質問に気を付けるべき理由は2つあります。1つは、サービス残業が「いっぱい」あるという言葉の上での聞き方が適切ではないことと、2つ目はこの質問内容から仕事に関する熱意を疑われてしまうためです。1つ目は言葉の問題なので、適切な言葉に改めれば良いですが、2つ目は仕事に対する取り組み方の姿勢を疑われてしまい、会社に入社した時にきちんと仕事をしないのではないか、という印象を与えてしまうためです。

それでも質問したい場合には、「週や月に、大体何時間ほど働いていますか」といった質問に改めることが必要です。こういった質問であれば、大体何時間ぐらい働いている、といった先輩の情報から、残業は恐らくこれぐらいだろうという予測をつけることができるためです。

㉛毎日定時に帰宅できますか?

会社における仕事は、その業種や職務内容にもよりますが、繁忙期と閑散期の違いがあり、その時の状況次第で定時に帰宅できるかできないかが決まります。しかし、新人の時から定時に帰れるかどうかを先輩に質問することは、仕事を甘く見ており、ちょっと厳しい仕事を与えたら逃げ出すような人かもしれない、と思われかねません。

それでも質問したい場合、繁忙期と閑散期の仕事時間を尋ねることです。忙しい時には何ぐらいまで働いて、ヒマな時にはといった形で聞くことで大体の帰宅時間を予想することができ、この形での質問なら先輩の体験談という範疇に納めて質問することができます。

㉜営業ノルマはキツイですか?

この質問に気を付けるべき理由は2つあります。1つは営業ノルマは公には「存在していない」としているところがほとんどであり、聞かれた場合は「ない」と答えなければならないことがあるためです。これは若い先輩でも変わりません。そして、2つ目は営業ノルマがキツイ、厳しいかどうかは本人の主観によるところが多いためです。

人によっては厳しかったりそれほどでもなかったりと、振り幅が大きいため、先輩もアドバイスをすることが難しいからです。それでも質問したい場合には、先輩個人の体験談から聞きだすといいでしょう。一番つらかったことは何ですか、といった質問から間接的に知ることが可能です。

㉝やっぱり最初は営業に配属ですか?

この質問に気を付けるべき理由は2つあります。1つ目は、「やっぱり」という言葉の使い方です。たとえ推測で分かっていたとしても仕事をしている先輩に向かって「やっぱり」という言い方そのものが、悪印象を与えます。2つ目は、「最初は営業に配属ですか?」という質問から、営業はやりたくないという印象と、新入社員は大抵の場合総合職の社員として採用されるため、なんともいえないという2つの悪印象を先輩に与えてしまいます。

それでも質問したい場合、先輩個人の体験談を聞きだし、先輩がどうだったかを聞きだす程度に収めておくことです。先輩に「最初は営業でしたか?」と質問することは、なんら失礼なことではありません。そこから、内容を推測するだけに留めておいたほうが無難でしょう。

㉞感じの悪い上司とかいます?

この質問に気を付けるべき理由は2つあります。ひとつは、もしいた場合にどうするのか、という疑念を抱かせることです。会社に入れば、性格の合わない人とも仕事をこなしていなければなりません。気が合う人とだけしか付き合えないようでは、仕事は任せられないという評価をされてしまいます。

もうひとつは、主観に左右されやすく、また先輩に質問して回答を求めることは、自分の上司の悪口を回答として求めていることになってしまい、大変失礼な質問となります。それでも質問したい場合、先輩の同期にはどんな人がいますかといった質問から話の流れで上手に誘導していけば聞き出せるかもしれません。

例えば、下記のように聞くという方法があります。

実は、牛丼屋でアルバイトをしていたころ、先輩からいわれのない嫌がらせを受けた経験があります。とても稚拙な質問で恐縮ですが、1点お伺いさせてください。御社の先輩は、どういった人柄の方が多いですか。

「伝え方が9割」という本にもあるとおりですが、質問の仕方を工夫してみることで、聞きづらいことを聞くという方法もあります。必要に応じて、ぜひ活用してみましょう。

㉟なんとかうまく取りはからってもらえませんかねぇ?

この質問に気を付けるべき理由は2つあります。それは、あくまでリクルーターとして相談、という形の面談を担当しているだけであり、採用を決定する権限は何も持っていないことが多く、特に意見を具申する立場にすらないこともあります。そのため、たとえ就活生が何を頼んだところでどうもできないので、先輩も困ってしまうだけです。そして、何よりこの質問をすることで、他力本願の印象になってしまいます。

この類の質問は、発言した時点で人格と仕事に対する熱意がないものと見なされてしまうため控えましょう。ただし、極めて少数ではありますが例外もあります。それは、あなた自身が何らかの後ろ盾があり、先輩の会社にあなたが入社することによって、先輩の会社が大きな利益を受ける場合です。いわゆる「コネ入社」に該当しますが、滅多にないケースなので、考えないほうが無難です。

㊱御社は海外展開とかやられてるんでしたっけ?

この質問に気を付けるべき理由は2つあります。まず、「海外展開とか」という時点で先輩からは「とか」って何?という疑念を抱かれます。会社のことについてきちんと調べていないと、自白しているようなものなので、先輩と面談する前にきちんと調べておくことが大切です。そして、2つ目は言葉づかいから見られる態度の面における悪印象です。

「やられてるんでしたっけ?」という軽い文言により、先輩はやる気があるのか非常に疑わしいという判断を下す可能性が高いです。それでも質問したい場合には、海外展開から自分が何をしたいかをアピールすることができれば、多少はよい結果を残せるかもしれませんが、いずれにせよこのような質問はしないほうが無難です。

㊲長期の海外出張なんて楽しそうですね?

この質問は、「楽しそう」という発言から仕事を舐めていると感じる人もいます。長期の海外出張に任じられる人たちは、それだけの仕事を任されており責任をもって赴任します。確かに楽しいかもしれませんが、あくまで仕事であることを前提に質問しなければ、先輩に悪印象しか与えません。

就活生は学生ではあるのですが、社会のことをまるでわかっていない人が質問している印象を与えてしまい、悪影響しかありません。それでも質問したい場合、海外出張がある職業に憧れており、こうしたところを踏まえた自己アピールを展開することです。内容に整合性があれば、先輩にも悪影響を与えることなく興味を持って話を聞いてもらえます。

㊳御社の事業内容について教えてください

このような質問は、基本的に調べればわかります。表面的な質問は、する意味がないどころか何も調べていないことを直接的に示してしまうことになり、先輩から悪い心証を持たれてしまいます。それでも質問したい場合には調べてもわからないことがあり、わかったことまでを踏まえてさらに深い質問をしたい時に限定するべきです。

事業内容のこの部分が、よくわからなかったので例えばどのようなことですか、といった形の質問であれば先輩も具体例を挙げてわかりやすく質問をしてくれることが期待できます。インターネットでわかることはすべて調べて挙げて、ある程度まで調べこんだ状態で質問する必要があります。

㊴御社のビジョンについて教えてください

ビジョンは会社の公式サイトや採用関連のサイトに必ずといっていいほど掲載されており、それすら確認していないということを印象付けてしまいます。また、リクルーターの立場である先輩自身が会社経営に直接関われるほど出世していないことのほうが多く、聞かれてもよくわからないというパターンもあるためです。

それでも質問したい場合自分が入社した後にこのようなことをやりたいと思っているのですが、この方針は御社のビジョンとあっていますか?という形で質問する程度です。しかし、この質問は方針が外れていた場合には不採用確定の質問であるために、原則として使わないほうが無難です。

㊵御社の歴史について教えてください

この質問に気を付けるべき理由は2つあります。1つ目は、ベンチャー企業などの場合にはそもそも設立してから長くても何年程度であり、本当の意味で歴史がないことがあります。大企業ならば、ある程度の年数を生き延びた企業であることが多いので、歴史がある可能性は高いですが、いずれの場合も、インターネットや四季報などで調べればわかることです。

そして2つ目は、それを聞いてどうするのか、という疑問点が浮かび上がってしまうことです。会社の歴史を聞いたところで何をしたいのか、ということがまるで見えてこないため、わけのわからないことを話す学生という印象を先輩に与えてしまい、よいことは何もありませんので注意が必要です。学生という印象を先輩に与えてしまい、よいことは何もありませんので注意が必要です。

OB・OG訪問の質問における注意点5つ

OB・OG訪問をすることで、あなたは企業の「生の情報」を知ることができます。オフィシャルな場では知ることができない内容について、OB・OGから聞くことができるため、実施するメリットは大きいでしょう。それらの機会は絶好のチャンスではありますが、もちろん注意すべきこともあります。「気をつけるべき5つのこと」と質問例について、解説していきます。

①事前調査して分かることは聞かない

事前にインターネットや書籍を調べて分かることを質問する、というのは相手がOB・OGといえどもNGです。なぜならば、実際に社会に出て働くようになった時に、調べれば分かるようなことをすぐに先輩や上司に質問し、「自走できない人材」であることを、今の段階から伝えてしまっているようなものだからです。

OB・OG訪問という機会に甘えず、取材をする記者の気持ちとなり、調べた上で疑問となった事項にフォーカスして深堀りすることを心がけましょう。

②目的や意図のない質問はしない

OB・OGに質問をするということは あくまでも「手段」にすぎません。質問によってその企業を深く知るという「目的」のためにおこなわれるべきものです。しかしながら、往々にして起こりがちなことが、質問をすることが目的となってしまっているケースではないでしょうか。

その場しのぎで、とりあえずなんでもかんでも質問をして満足する、という学生はあまりよい印象を持たれません。なぜならば、目的を持って行動ができない人材であることを伝えてしまっているようなものだからです。

③相手の目を見て会話をする

とても基本的なことになりますが、相手の目を見て会話をしましょう。貴重な時間を割いて会ってくれるOB・OGに対する、せめてもの礼儀です。相手が話をしてくれている時は、目を見て、相づちを打つなどして、「相手が話やすい空気作り」をすることが大切です。特に、相手が営業職の先輩などである場合、仕草などについてもなおのこと見られるでしょう。

④メモを取りながら話を聞く

OB・OG面談では、必ずメモを取りながら話を聞くようにしましょう。「覚えられるから大丈夫」と自分の記憶力を過信してはいけません。就職活動をしていると日々色々な情報に触れます。その中で覚えていられる情報はほんの一部でしかないのです。自分の記憶力を過信した結果、大事な部分を失念してしまっては元も子もありません。またメモを取りながら話を聞くことで、熱意を持っていることを伝えることもできます。熱意を持って質問をして靴後輩に対して、先輩も応援してあげたく気持ちになるでしょう。

熱意を伝えることでより力になってくれる可能性もあるのです。相手の話を聞くときにメモをとれる準備をしておくことは社会人としてのマナーです。今のうちに習慣づけておきましょう。

⑤言葉遣いや態度に気を付ける

OB・OG訪問に伺う際は、言葉遣いや態度にも気を付けるようにしましょう。OB・OG面談は通常の面接とは違い会議室などではなく、喫茶店やレストランのようなリラックスできるスペースでおこなわれることが多いです。OB・OGの方々も「リラックスして臨んでください」と気を配ってくれるので、リラックスした雰囲気に気持ちが緩み、言葉遣いや態度がおろそかになる就活生が一定数います。

しかしOB・OGの方々は忙しい業務の合間を縫って、あなたのために時間を確保してきてくれているのです。そのような相手に対して礼節を守れないことは社会人としてのモラルに欠けた行為です。わざわざ時間を設けて頂けたことに感謝し、適切な言葉遣い、態度で臨むようにしましょう。

OB・OG訪問では事前に質問の大枠をメールで送ろう

さて、OB・OG訪問をする場合は、事前にメールを送る必要があります。ここからは、OB・OG訪問をするときに送るメールの作成方法と、質問を事前にまとめておくポイントについて解説していきます。

OB・OG訪問をするときの例文

突然のご連絡失礼致します。私、○○大学○○学部○○と申します。

この度は大学の就職課にて小林様のことをご紹介いただき、
OB訪問のお願いがしたくご連絡を致しました。

私は現在就職活動をしており、
料理サイトの運営をしている貴社に非常に興味をもっております。
ぜひ、貴社で活躍されている小林様にお仕事などのお話を伺えませんでしょうか。

ご多忙のところ誠に恐縮ではありますが、お返事を頂ければ幸いでございます。

OB・OG訪問をするときのメールでは、自分が何者であるか丁寧に名乗り、誰の紹介・どこで連絡先を知ったのかということを記載しておきましょう。

質問の概要をメールに記載するポイント

当日、お伺い・ご依頼したい点は大きく3つです
(※事前にご回答いただく必要はございません)

①私の自己PRへのフィードバック
話し方・口調・表情から論理性まで見ていただければ幸いです

②◯◯様のこれまでのお仕事について
・業務内容
・新卒入社時と現在の会社へのイメージの違い
・楽しいこと、辛いこと

③御社の海外事業について
・詳細について
・今後の展望

事前に聞きたい内容を簡単にまとめておくことができると、さらに親切です。メールに記載する場合のポイントとしては、箇条書きで簡潔にまとめるということが重要です。また、事前に質問への返信の必要はない旨もあわせて添えておくと、親切なメールだと言えるでしょう。

訪問するOBの連絡先の見つけ方

OB訪問をするためには、事前にOBに連絡して許可を取る必要がありますが、連絡先をどうやって見つければいいかわからず、困ってしまう人は多いです。もともと連絡先を知っていて、仲の良い先輩が自分の志望する企業に就職している場合は良いですが、そうでない場合はOBの連絡先から探さなければなりません。OBの連絡先を探す方法はさまざまあり、ひとつではありませんので、どんな方法があるのかを知ってOBとスムーズに連絡を取りましょう。

大学のキャリアセンターで確認する

OBの連絡先を知る方法としては、大学のキャリアセンターで問い合わせるのが一般的です。キャリアセンターでは、卒業生の連絡先や就職先などをまとめて管理していますので、そこから問い合わせることでOBと連絡を取ることができます。もちろんすべてのOBの情報が問い合わせできるわけではなく、あくまで情報を開示している人に限られます。

そのためOB自身が就活生からの問い合わせを拒否している場合は、OB訪問をおこなうことはできません。また自分が志望する企業に、必ずしもOBが就職しているとも限りませんので、それも理解しておきましょう。志望する企業を絞りすぎると、訪問先が見つからない可能性もありますので、OB訪問ではある程度視野を広く持っておくことが大切です。

友人や先輩からつてをたどる

大学のキャリアセンターでOBの情報が得られなかった場合は、友人や先輩などのつてをたどって連絡先を探すという方法もあります。部活動やサークルなどさまざまなつながりをたどっていけば、多くの人と連絡を取ることができ、志望企業に就職しているOBが見つけられることも多いです。OB訪問はOBと連絡がつき、承諾さえ取れればおこなうことができます。必ずしも大学を通す必要はありません。

個人的に連絡が取れた場合でも承諾が得られればOKですので、積極的に連絡先を探すことが大切です。もちろんOBから断られた場合は引き下がらなければなりませんし、無理を言うのは禁物です。個人的に連絡を取る場合でも最低限のマナーは守らなければなりませんので、礼儀はきちんと尽くしましょう。

志望企業に直接連絡してみる

どれだけ手を尽くしてもOBの連絡先が見つからない場合は、志望する企業へ直接連絡を取ってみるのもおすすめです。連絡を取った結果、OBが在籍していればそのままOB訪問の話を進めることができます。仮にOBがいない場合でも、お願いすれば企業訪問が可能になることもありますし、志望企業には積極的にコンタクトを取ることが大切です。もちろんOB訪問と企業訪問は違う点もあるので、それらの違いは正しく把握しておかなければなりません。

OB訪問では普段は聞きづらいことも質問できますが、企業訪問の場合は説明会同様に質問にも注意が必要です。どちらになる場合でも、参加することで企業への志望度の高さをアピールできますので、志望企業への問い合わせもおこないましょう。

OB・OG訪問では実際の働き方を問う質問をしよう

OB・OG訪問をすると、企業の生の情報を知れたり、実際に働くイメージを持てたりするメリットがあります。また、それだけではなく、そこでのつながりが今後のあなたのキャリアにおける人脈となり、ビジネスパーソンとしてさらなる飛躍につながる可能性すらあります。いい質問をして、今後の就活に活かしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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