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【エントリーシートのテンプレート例文】効率のよい自己PRの書き方

エントリーシートの自己PRはテンプレートで効率よく完成させよう


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エントリーシートの自己PRは、テンプレートで効率良く完成させるのがおすすめです。就就職活動では、エントリーシートの自己PRを書く機会は何度もあるでしょう。そのたびに内容を一から考えて書いていくのはとても非効率です。

就職活動中は何かと忙しく、時間を確保することが難しいものです。その中で効率良く、とは言っても質の高い自己PRを書いていかなければなりません。そのためには、この記事で紹介していくテンプレートを使用しましょう。テンプレートとして自己PRの骨格を作っておき、それをベースに企業に合わせて自己PRを書いていくのがおすすめです。この記事ではそんなテンプレートの構成や注意点について説明していきます。ぜひ参考にしてください。

自己PRのテンプレートの構成

自己PRのテンプレートの構成

自己PRのテンプレートの構成について、詳しく見ていきましょう。就職活動・採用活動の中で、企業が学生のことを知る機会は限られています。その中でも、自己PRは学生側から自分をアピールできるとても大切なものです。

企業が自己PRから何を知ろうとしているのか、どう伝えるのがスムーズなのか、それらを踏まえた上で構成を見ていきましょう。企業が知りたいのは、大まかに言えば、学生の人柄や、就職後に活躍できる人材かどうかです。企業が求めている情報をスムーズに伝え、その中で自分を採用するメリットを存分に伝えていきましょう。

①まず結論を述べる

自己PRを書く際、まず最初に結論を述べるのが大切です。具体的に言えば、「私の長所は○○です」「私の強みは○○です」「私は○○な人間です」といったように、アピールしたいことをそのままストレートに書くべきです。

社会人の会話や文書は、基本的に最初に結論がきます。結論が最初にわかることで、その後の文章で何が言いたいのか、読み手がスムーズに把握できるからです。逆に結論が最初にないと、読み手は「最終的に何が言いたいんだ?」と探り探り読むことになります。どこにたどり着くかわからない文章を読んでいくのはとてもストレスになってしまうでしょう。

また、結論を最初に書くことで、自分自身が自己PRを書きやすくなります。結論を明示してしまうことで、結論に関係ない話に脱線しにくくなるからです。
最初は必ず結論から書くようにしましょう。最初の一文は全体の印象を大きく左右するので、端的にわかりやすくかくことが大切です。また、印象に残りやすくする工夫として、キャッチフレーズを使うなどのテクニックもあります。

②具体的なエピソードを述べる

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次に、具体的なエピソードを盛り込むようにします。例えば、「私はコミュニケーション能力に自信があり、チームの潤滑油として働くことができます」と最初に述べていたとします。これだけでは、説得力がありません。

自分の長所はどのようにでも書けてしまうので、そこには根拠が求められるのです。その根拠に当たるのが具体例です。「具体的にこんなことがありました」ということを書き、それを読んだ採用担当者が、「確かに○○で活躍できそうだ」と思うように書かなくてはなりません。

まずは端的に、エピソードの概要を書きましょう。「私は学生時代に文化祭実行委員をしておりました」などと書くのが一般的です。その後は、以下の説明に従って具体的に書き進めていきましょう。

③どんな課題や目標があったのか述べる

続いて、自分が具体的に挙げた経験において、どのような課題・目標があったのかを述べます。採用側は単に経験を知りたいのではなく、学生がどのような考え方・スタンスで物事に取り組むのかを知りたいからです。

文化祭実行委員をしていたという例であれば、「文化祭実行委員会では各団体にとって理想的な環境を整え、みんなが満足できる文化祭を目指しました(目標)。しかし、各団体間で展示場所や発表時間・予算等の利害が衝突し、話しがまとまらないことが多々ありました(課題)」といった状況を書くと良いでしょう。なるべく具体的に、端的にまとめていくのが良いでしょう。具体的に書くことで、読み手は臨場感を持って読むことができるようになります。

④どうやって解決し何を学んだのか述べる

続いて、先の目標・課題をどうやって解決したのか、そこから何を学んだのかを書いていきます。先ほどの文化祭実行委員会の例につなげるとすれば、「そこで、一団体ずつのニーズをヒアリングし、全体として最も多くのニーズが満たせそうな案をこちらで作ることを計画しました」など、そのときに考えた解決策を書きます。

続いて、その結果を書きましょう。「その結果、団体ごとの衝突や不満が少なくなり、こちらの案を微調整していくことで、スムーズに話しがまとまりました」といったかたちです。さらに、その経験から何を学んだのかをまとめましょう。「いろいろな立場の意見に耳を傾け、それらをうまく調整していくことで、関わる全員にとって良い答えが得られることを学びました」といったかたちです。

⑤その経験をどう活かすのか述べる

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最後は、その経験をどう活かすのかまとめましょう。ここまでの内容がしっかりしていても、その経験をどう活かすのかが明示できていなければ、自己PRとしては弱いです。就職後に何の役に立つのかわからない自己PRでは、採用側は魅力を感じません。

「このような経験を書けば、わかってくれるだろう」などとは考えず、きちんとはっきりと自分で明示すべきです。例えば、「貴社に入社後も、さまざまな立場の意見に耳を傾け、チームの潤滑油としてコミュニケーション能力を発揮して貢献したいです」といったかたちです。

もちろん、事前に企業分析をおこなっておき、その企業で求められる内容で伝えていくようにしてください。ここまで書ければ説得力もありますし、採用担当者も入社後の実際の姿を思い描きやすくなるでしょう。

エントリーに使える自己PRのテンプレート例文

私の強みは○○です。
私は大学○年生の頃、○○に所属していました。
○○と考え、○○を目標として取り組みました。
しかし、○○という状況になってしまいました。私は○○が課題であると考え、その解決のために○○をおこないました。
その結果、○○という成果をえることができました。
私はこの経験から、○○ということを学びました。
貴社に就職しましたら、この経験を活かし、○○で貢献して参りたいと考えます。

先ほどまでの構成をまとめたテンプレートが上記です。簡略なテンプレートですが、○○の部分に具体的な内容を入れ、肉付けをしていくようにしてください。このテンプレートを使えば、先ほどまで説明してきた構成が自然と整います。必要に応じて細部を微調整し、自分に合ったテンプレートに作り直すのもよいでしょう。

テンプレートを使用する際の注意点

就活中は、とにかく忙しいものです。手間のかかるエントリーシートを、できるだけ要領よく仕上げたいと思うのは、仕方のないことでしょう。そんなエントリーシートでテンプレートを使用する際は、文章の不備にも気を付けなければいけません。テンプレートを切り貼りしたり、過去のエントリーシートを加工して書き上げたりする際は、必ず最後に文章に不備がないかを確認してください。

「てにをは」の崩れに注意

テンプレートを利用してコピー&ペーストを繰り返すと、文章の接続詞に無理があったり、「てにをは」が崩れていたりします。そうならないためにも、エントリーシートを作成した後には、初めから最後まで読み返した方が良いのです。

企業名にミスがないかもチェックする

過去のエントリーシートを加工して書いた場合、前に受けた企業名を消し忘れている可能性があります。違う企業名のままエントリーシートを提出すれば、致命的なミスとなってしまうでしょう。手を抜いていると思われるだけでなく、選考に落ちる可能性がぐっと高くなってしまうのです。

エントリーシートの自己PRはテンプレートに当てはめて完成させよう

エントリーシートの自己PRは、とても大事な箇所です。自分をPRする貴重なスペースであり、面接で深く掘り下げられる可能性もあるでしょう。自己PRは、企業が何を知りたいのかを踏まえ、適切な情報をわかりやすく伝えることが基本です。その中で、自分のことを最大限アピールしていかなくてはなりません。

そのような自己PRを書くためには、テンプレートを用いるのが有効です。自己PRには、情報が十分に入り、読みやすく、印象に残りやすい構成があります。この記事では、そのような構成やテンプレート、注意点などを紹介してきました。これらの内容を踏まえ、テンプレートを有効利用し、ぜひ自分の魅力を最大限にアピールできる自己PRを完成させてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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