身だしなみ

【内定式はスーツで行けばいいのか】服装ルールと3つの注意点

内定式にふさわしい服装とは

新卒で入社した場合、内定式は初めてで緊張している人もいるでしょう。また、これからの社会人生活を思い描き、いろいろな感情があふれている人もいるかもしれません。内定式に参加するために会場に向かったものの、1人だけ他の人と服装が違っていたり、雰囲気を間違ってしまっている、また、初日で慌てて家を出たために、身だしなみが整っていないということがあっては、せっかくの門出が台無しになってしまいます。

この記事では、内定式にふさわしい服装について紹介していきますので、ぜひ参考にして、素晴らしい門出を迎えられるようにしましょう。

就活では清潔感を保ちつつ自分らしさを演出することが最重要!

就活では「見た目」「身だしなみ」が重要といわれ、「正解」に悩む就活生が多く言いますが、そもそも就活に正解はありません。
清潔感を持って選考に臨み、企業に自分の魅力をいかに演出することが最も重要です。
解説した内容を鵜呑みにしすぎずに自分自身で判断し、一つの参考と捉えてあなたの納得のいく就活をすることが重要だということをおさえておきましょう。

そもそも内定式とは

内定式は、企業が内定者に対して、最終的な入社の意思確認をするために実施するものです。内定授与式をおこない、社長から内定書を手渡しする企業もあります。基本的に、内定式に出席した後は、辞退することはマナー違反といえます。

万が一内定を辞退する場合、内定式の前に申し出る必要があるのです。また、内定式は10月頃に実施されることが多いです。時期については企業の繁忙期などの関係で異なるため、内定式の案内が手元に届いたら確認をするといいでしょう。

内定式をおこなう目的

企業が内定式を行う目的は、入社の意思決定の他にもいくつかあります。会社に対する忠誠心を醸成し意識を高めるために、社長からの事業内容の説明などを通じて、新入社員に対して期待していることを伝える企業が多いようです。

社員とのコミニュケーションを円滑にするために、食事会などの席が設けられ、先輩社員との懇親会を計画する企業もあります。入社前に一緒に働く人と顔を合わせておくことで、入社後のコミュニケーションが円滑になるよう配慮しているところが多いようです。

また、入社前に同期とコミニュケーションを取ってもらい、仲間意識を高めることで入社後も切磋琢磨しながら成長して欲しいと考えている企業もあるようです。企業によって内定式の内容に違いはありますが、士気を高めるためにおこなわれることが多いです。

内定式で必要なもの

内定式では、人事や総務から、入社に必要な書類の記載を依頼されるケースがあります。社員名簿用に登録するための書類や、給与の振込口座登録に必要な捺印書類など多数です。そのため、事前に持参する物として住民票や、銀行口座、印鑑などが必要になります。

給与の振り込みの手続きや、人事関連の書類の手続きを人事や総務の担当者がスムーズにできるようにするために、忘れないように持参しなければなりません。また、内定式では、内定者研修をおこなう企業も少なくありません。その際に必要事項を書き留められるよう、メモ帳などの筆記用具は必ず持参するようにしましょう。

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内定式の服装ルール①指定がなくてもスーツで行く

内定式の服装で指定がない場合は、スーツで行くのが暗黙のルールとなっています。内定式とは、内定者がその会社で働くことを改めて覚悟するために集まる会です。そういう場所に仕事をするのにふさわしくない服装で行くのは、不適切となります。仕事の制服ともいえるスーツで行くのが適切なのです。

スーツ以外の服装で行くと、浮いてしまい悪い印象が残ってしまうでしょう。もちろん、それくらいで内定取り消しになったりはしません。しかし、服装1つで印象を悪くしてしまうのはもったいないです。男女問わず、内定式にはスーツで行くようにしましょう。

内定式の服装ルール②リクルートスーツが無難

内定式の服装としてはスーツで行くのがルールですが、スーツといっても色々あります。内定式の服装として適切なスーツは、リクルートスーツとされています。内定式というと、なんとなくパーティーのような響きがするので、スーツであれば多少派手なものでも大丈夫と思いがちです。

しかし、それで行けば、明らかに場違いとなってしまいます。先述のように、内定式はあくまでも仕事に関する場です。働き始めてもいない学生としては、せめて服装に関して気を付けるのがマナーといえます。リクルートスーツがなくても、暗いネイビーや暗いグレーのスーツを選んで内定式に行きましょう。

男性のスーツの着こなし方

男性はスーツ選びをこだわりたいという人もいるかもしれませんが、基本的にはオフィスカジュアルではなく、就職活動をしていた時に着用していたようなリクルートスーツを着用することが望ましいとされています。せっかくの門出なので、ネクタイくらいは派手なものを合わせたいと思っている人もいますが、悪目立ちをしてしまいますので、柄のないシンプルなものを選ぶのがおすすめです。

スーツやカッターシャツはシワのないように、必ず前日までにアイロンがけをするなどして、整えておくようにしましょう。カッターシャツも、ストライプなどではなく柄のないものを選ぶようにしてください。大きめの方が動きやすい、小さく体にフィットしている方が慣れているという人も、自分に合った適正なサイズのスーツを着こなすようにしてましょう。

女性のスーツの着こなし方

女性のスーツの正しい着こなしは、いくつか気を付けておいたほうがいいポイントがあるので、おさえておくと好印象な着こなしをすることができるでしょう。まず、ブラウスは白色を着用することが無難とされているため、ストライプの入ったシャツはやめておきましょう。スカートスーツ、パンツスーツはどちらでもいいですが、スカートスーツの場合、丈は膝小僧にかかるくらい、パンツスーツはパンプスを履いた状態で床から3㎝のあたりが適切な長さとされています。

また、ストッキングは必ず着用するようにし、色は肌色を着用してください。自分の肌の色に合ったストッキングがわからない場合は、購入するお店の方に訪ねてみましょう。実際の色より濃い色にならないように注意が必要です。靴はパンプスが無難とされていて、ヒールは低めの歩きやすいものにしましょう。前日にスーツやブラウスにシワがないかを必ず確認しておき、当日綺麗に着こなせるように心がけてください。

内定式の服装ルール③私服=オフィスカジュアル

何も記載がなければ、内定式の服装はスーツだとご紹介しました。企業によっては、「内定式には私服でお越しください」と記載されている場合もあります。そのような場合にも、スーツで行くのはルール的に問題ありません。

スーツで行けば、明らかにマイナスイメージとなることはないでしょう。もし、私服で行く場合は、デニムやスニーカーをさけるのがマナーです。ジャケット・シャツ・チノパンといったような、清潔感のあるオフィスカジュアルを意識しましょう。

男性のオフィスカジュアル

男性の場合、スーツに着用するような白いシャツではなく、カラーシャツなどを取り入れても良いでしょう。カラーシャツと、ニット、カーディガン、カジュアルなジャケットなどを合わせれば、清潔感のあるコーディネートに仕上がります。パンツはチノパンや、セットアップではないスラックスなどを取り入れるといいでしょう。

最近では、量販店であってもオフィスカジュアルの販売もおこなっているため、店員に相談してみると良いかもしれません。カラーに悩む場合は、トップスにネイビーなどのニットなどを選べば、無難な仕上がりになるでしょう。オフィスカジュアルは企業によっては入社後も使えるため、アイテムとして揃えておいて損はありません。

女性のオフィスカジュアル

女性の場合、トップスにはスーツのインナーにも使えるようなニットシャツを選ぶといいでしょう。カラーは赤、黄色などの原色のものを避け、ペールカラーのものなどを選べば爽やかで女性らしい印象を与えることができます。パンツを選ぶ場合は、セットアップではないスラックスを合わせたり、スカートを選ぶ場合もボックスタイプ、Aラインなど、体型に合わせて好みのものを選ぶといいでしょう。

あくまで、社会人として清潔感を与えるような印象になるよう、心がけるといいでしょう。服装似合わせるアクセサリーも、大ぶりなものは付けずに小ぶりなものを選んでください。

内定式にスーツで行く際の注意点

内定式にスーツで行く場合、柄や上着はどうすべきか、迷う人は少なくありません。スーツといっても、その色や柄はさまざまであり、季節によっては上着がなければ寒いです。しかし、もし間違えた色や柄、上着を選んでしまえば、採用担当者からの評価が下がってしまいます。

就活生が内定式に行く場合は、どういった色・柄・上着が正しいのでしょうか。以下では、色・柄・上着のなかでも就活生が迷う、「紺色」「ストライプ柄」「コート」についてご紹介します。迷っている就活生は、ぜひ参考にしてください。

明るすぎる紺色はメジャーな選択ではない

まずは「紺色」です。黒と思って購入したスーツの色が、実は濃紺だったという人もいるのではないでしょうか。内定式の服装マナーとして、スーツを着用する場合に最も無難な色は黒となります。しかし、濃紺程度の大人しい色ならば何の問題もありません。

むしろ、落ち着いている濃紺ならば大人びた印象を残せるでしょう。ただし、明るすぎる紺色はNGとなるため気を付けてください。紺色の中には、青々として明るい色のものがあります。そういった色のスーツを内定式に着ていけば、周りに馴染めず、浮いてしまう可能性があるでしょう。

ストライプ柄はカジュアルな印象を与える

次に「ストライプ柄」です。ストライプ柄のスーツは、意外とどこにでも売ってあるため、内定式で着てもいいと思いがちです。実は、ストライプ柄のスーツを内定式で着てもいいかどうかは職種によります。アパレル系など、オシャレさや個性が求められる企業に就職した場合は、ストライプ柄のスーツを着用しても目立つことはありません。

ただし、普通の企業に就職した場合は、黒無地のスーツの方が無難です。銀行員や公務員などの誠実さが求められる業種の場合、ストライプ柄はカジュアル感が強いイメージを与えてしまいます。そのため、内定式では避けた方がいいでしょう。

スーツに合うコートを着用する

最後に「コート」です。内定式がおこなわれる時期が寒い場合は、コートを着用するべきか迷う人も多いでしょう。内定式にコートを着用していくのは、マナーとして問題ありません。男性ならばステンカラーコート、女性ならばトレンチコートがいいでしょう。

ただし、デザイン性が高すぎたり、オシャレを意識しすぎるものは、企業側からの評価が下がる可能性があります。あくまでも仕事に関する場なので、派手すぎるものを着用するのはNGです。黒やグレーなど、スーツに似合う色のコートを選びましょう。

内定式に服装以外で気をつけたいこと

内定式は基本的にスーツで行くのが正解です。就職活動中に着用していたリクルートスーツであれば全く問題ありません。なぜなら、先にも述べたように、社長や重役、先輩社員といった方々と会って、場合によっては直接話をすることもあるためです。その際に、カジュアルな服装で行くと、内定者としてふさわしくないと思われ、悪目立ちしてしまう可能性もあります。

また、目上の人に対する社会人としてのマナーとしても、身だしなみは大切です。第一印象が悪いと入社後もその印象をひきずってしまうこともあります。せっかく内定が出ても、社会人としての第一歩が台無しになってしまうため、TPOに合わせた服装で足を運ぶように心がけましょう。

清潔感のある髪型に整える

まず髪型ですが、就職活動と同様に清潔感のあるヘアスタイルに整えておくことをおすすめします。内定が出たからといって髪の毛を明るい色に染めたり、奇抜なヘアスタイルにしたりすることは避けたほうがいいでしょう。内定式は、社長や重役、先輩と顔をきちんと合わせる初めての場でもあります。これから改めて社会人としてお世話になる方々に対する礼儀として、清潔感のある髪型は大切です。

寝癖がついた状態や、髪の毛が伸びきっただらしのない状態で行くことのないように気をつけましょう。スタイリングが分からないという人は、行きつけの美容室でアドバイスをもらうなどして、スタイリング剤の使い方を教わることをおすすめします。社会人になれば、毎日寝癖がついたまま会社に行くことはできないため、これを機にスタイリングを学ぶのもひとつの方法かもしれません。

カバンや靴にも気を配る

スーツと同様、カバンや靴にも気を配りましょう。内定式には、就職活動中に使用していたカバンや靴で行くといいでしょう。希に服装はスーツなのに、いつものリュックで行ってしまう人や、スニーカーなどで行ってしまう人が中にいますが、それでは台無しです。

就職活動が終わって内定が出たからと言って、油断してはいけません。社会人になれば、意外と細かい所まで見られることも多いため、靴やカバンなどの小物にも配慮したコーディネートをするようにしましょう。特に男性の場合、営業などで靴は大変注目される箇所です。靴が汚いとだらしがないと思われてしまう事もあるため、汚れている場合は磨いてから行くことをおすすめします。

内定式の参加はリクルートスーツが無難

内定式での服装ルールには、以上のようなものがあります。人前で目立ちたいのなら、実際に仕事をはじめてから、いい意味で目立つのが一番です。内定式で下手に目立てば、評価を下げるだけ下げて終わってしまうでしょう。そうならないためにも、内定式の服装マナーをしっかりと把握しておいてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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