面接対策

【最終面接で落ちた時にとるべき3つの対処法】あきらめない心と行動で未来を動かす

最終面接で落ちた時の対処法①入社したい旨を電話で連絡

最終面接で落ちたときにとるべき対処法として考えられる1つ目は、「あきらめない」です。第一希望の入りたかった会社で最終面接まで残った場合や、もう就職活動が最終盤でこの最終面接がだめなら就職浪人や就職留年するしかないなど、どうしてもあきらめきれない状況があります。このような場合、「あきらめない」でできるかぎりのことをやってみるという選択肢もあります。というのも、内定辞退者が一定数出ることがあるからです。

  • すぐに採用担当者に電話をかける!あきめない心をさりげなくアピール

「あきらめない」と決めたなら、すぐに行動に移してください。最終面接で落ちたことがわかったら、すぐに採用担当者に電話をします。なぜなら、あなたの他にも最終面接で落ちた人がいるからです。その人よりも早く、あなたがまだあきらめていないということを宣言しなくてはいけません。ただし、「私はあきらめていません!」と宣言しなさいと言っているのではありません。

内定辞退者が出た時にどうしようかと考えた時には私を思い出してくださいね、ということをうまくアピールしておくのです。最終面接で落ちた時に、あきらめないで連絡してくる人は多くはありませんから、電話の段階ではさりげないアピールにとどめておくほうが賢明です。

  • 電話後には人事宛てに手紙を送る!熱意が形となって残る

そして、人事に手紙を書きます。電話だけでは、その電話相手の胸の内だけで終わってしまうことあるからです。そこで、手紙という文書にすることで、人事全体に確実に伝わる機会を増やすことにつながります。また、熱意が形として残ることにもなります。電話だと日にちが経てば印象が薄れがちですが、文書にすることで長く継続されることができます。

最終面接で落ちた時の対処法②前向きに考える

最終面接で落ちたときにとるべき対処法として考えられる2つ目は、「前向きに考える」です。最終面接に落ちたことは、スパッと忘れてしまいましょう。最終面接まで進むことができたことや、最終面接をがんばった自分をほめてあげてください。そして、「次行ってみよう!」と忘れてしまうのです。

面接は「縁」でしかないと言われます。そうです、縁がなかっただけかもしれません。その会社に入っても、あなたが思っていたような仕事はできなかったかもしれません。あなたが入るべき会社が他に待っているから、最終面接に落ちたのかもしれないのです。

  • 面接は縁!あなたという人物が否定されたわけではない

その会社の望んでいた人材がたまたまあなたではなかっただけで、あなたという人物が否定されたわけではないのです。あなたでなければダメと言ってくれる会社が、どこかであなたを待っているかもしれないのです。スパッと忘れて、またがんばりましょう。

最終面接で落ちた時の対処法③分析する

忘れてはいけない、最終面接で落ちたときにとるべき対処法の3つ目は、「分析する」です。最終面接に落ちた後に、あきらめないでできるかぎりのことをする場合でも、また、最終面接に落ちたことは忘れて次に進む場合でも、最終面接に落ちた理由を「分析する」ことは忘れてはいけません。最終面接に落ちたのは何がいけなかったのか、最終面接に落ちた理由は何なのかということを、しっかり分析することを必ずやってください。

  • 落ちた原因を分析して次回へ活かすことが大事

ショックで思い出したくもないかもしれません。さっさと忘れてしまいたい気持ちもわかります。しかし、原因を分析しなければ、もしあなたが気づかすにミスをしていたのだとすると、次もまた同じミスをしてしまうかもしれないのです。

・最終面接に落ちたのはなぜか

・最終面接に合格するためにはどうしたらいいのか

・最終面接には何が求められているのか

・自分のどこがいけなかったのか

このようなことをもう一度分析する必要があります。また、自分のどこが「良かったのか」ということも分析してください。あなたは悪いところばかりだったわけではありませんからね。

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最終面接で好印象を与えるコツ

せっかく長い期間をかけて、数々の難関を潜り抜けて最終面接まで辿り着いたのに、内定獲得まであと一歩といったところで落ちたくはないものです。最終面接は、面接官に自分をアピールする最後のチャンスと捉えましょう。このチャンスを逃すことなく、企業の採用担当者に自分をしっかりと売り込み、良い印象を残す必要があります。

最終面接では、面接官に好印象を与えることが合否を左右すると言っても過言ではありません。では、そのためには一体どのようにしたら良いのでしょうか?これからそのコツを解説していきますので、ぜひ参考にして内定への切符を勝ち取ってください。

回答に一貫性を持たせる

最終面接では、質問される1つ1つの事柄に対し、その回答に一貫性を持たせることが重要です。働き始めてからの将来の理想像や、その企業でトライしてみたいこと、入社できたらどのような事柄に対し貢献したいかなど、自らが履歴書に書いた内容や一次面接から語ってきた志望理由及び自己PRなどをさらに膨らませて話すのです。

そのようにして、自分の話の主張内容に一貫性を持たせることで、面接官に対し、どうしてもこの会社に入社したいという強い意志と自分の信念をアピールすることが可能になります。「この学生はこんなにもうちの会社に入りたいのだな」と面接官に思わせることができるよう、最終面接では、意欲と熱意を持って発言しましょう。

面接官と楽しく会話する

最終面接ともなれば、すでに何度かの採用試験を重ね、企業の人事担当者とは顔見知りになっているものです。面接官は、就活生に対し、ある程度の人柄を把握しています。最終面接とはいえ、選考の場ですので、あまりくだけた話をするのは好ましくありませんが、一定の節度を保ちながら、天候や社会情勢、地域の話などの世間話を振られたら、笑顔で回答するぐらいの気持ちのゆとりを持って臨みましょう。

面接官と楽しい雰囲気の中で会話することができれば、面接官に対し、自分の良い印象を残すことができます。それと同時に緊張もほぐれることがありますが、くれぐれも言葉遣いやしぐさには注意して話しましょう。

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最終面接で落ちたことは成長できるチャンス!前向きにとらえて気持ちを切り替えよう

最終面接で落ちたときにとるべき対処法は、この3つしかないでしょう。たしかに、就職は縁ということは言えますが、その縁を引き寄せるためにやるべきことというものもあります。縁はただの偶然だけではありません。最終面接で落ちたことを、さらに成長できるチャンスととらえてください。最終面接で落ちたことが、あなたをさらに魅力的な人に変えてくれるはずです。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

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