就活その他

年俸制の場合ボーナスは支給されるのか|就活生が気になる給与制度について詳しく解説

年俸制と給与制度の概要

年俸制を考えるにあたって、給与制度について紹介します。給与制度は給料を算出する期間によって以下のように分かれます。

このように給料を算出する期間により種類は異なります。一般的に時給・日給は短期雇用のアルバイトや非正規雇用者、月給や年俸は長期雇用の正社員に多く見られます。

ボーナスは半期ごとや会社の年度末など節目に支給される

正社員の特徴としてボーナスが挙げられます。ボーナスは会社業績によって変動する月例給与の上乗せとして支払われるもので、月給・年俸ともに6月・12月などの半期ごとや会社の年度末など節目に支払われます。ボーナスの金額は会社業績は元より個人の評価を反映する会社もあり、外資系企業など年俸制企業に多く見られます。

ボーナスは年俸に含まれるケースが多い

給料が年俸制の場合、ボーナスの支給はどのようになっているのでしょうか。就活生が気になる、年俸制のボーナスについてご紹介します。

まず給料が月給制の場合は、6月と12月の2回に分けてボーナスを支給する企業が多いです。それぞれの支給額は、給料2か月分が一般的となっています。一方年俸制の場合は、月給制のようにボーナスという賞与はありません。決められた年俸の中に、もともとボーナス分が含まれているのです。もちろん、給料2か月分の額になります。この年俸制のボーナスについて、つぎで詳しくご紹介します。ぜひ、参考にしてください。

年俸制におけるボーナス

年俸制におけるボーナスを紹介します。

月給分割型

年俸制では年間給与額は一年を通して固定されており、その金額を月ごとに分割して支払っています。例えば分割回数を16回とし、世間のボーナス時期である6月や12月にボーナスとして給与2か月分を支払う方式を年俸分割型と呼びます。

トータルでは16か月分支払うかたちとなり、個人評価に左右されることもありません。日本企業に外資が参入し、給与体系を移行する時期などに多くみられます。

業績評価型

ボーナスを年度末など年1回だけとし、その金額を会社の業績や個人の評価によって変動させるかたちを業績評価型と呼びます。会社・個人業績によって年俸額そのものが変動することとなるので、実力主義の外資系企業に多くみられます。

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年俸制の査定時期

年俸制の代表的な職業は、プロスポーツ選手です。彼らはスポーツチームと年俸いくらでと契約を結び、契約更改時に年俸額を見直します。当然結果を出せばより高い年俸が期待でき、結果が出ていなければ年俸は下がる可能性があります。

会社においても同様で、査定時期にその人の年間パフォーマンスを会社が評価し、年俸やボーナスに反映させます。

年俸制の場合査定時期としては年度末!

査定時期としては、年度末が多いようです。会社によって査定基準は違いますが、ボーナス額が変動、月例給与が変動、シビアな会社であれば雇用継続そのものが危うくなることもあります。年俸制は個人のパフォーマンスが給与に反映されやすい制度ではありますが、必ずしも良い結果になるとは限らないことを留意すべきです。

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年俸制でも業績業過型の場合はボーナスが出る!

年俸制について概要・ボーナス・査定について紹介しました。就活において入社する会社の給与制度は、非常に重要な要素です。安定した月給を望むのか、成果が反映されやすい年俸を望むのか、それを判断するのは自分の価値観であり、そのために自己分析が求められます。

給与体系について知り、納得のいく就活をおこないましょう。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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