面接対策

【面接をばっくれるリスク】謝罪の仕方や正式に辞退する場合のマナー

面接のばっくれは自分のためにも避けたほうがよい

就職活動に対して仕方なくやっているという怠慢な意識を持っていると、いざ社会人として社会に出てから苦労することに繋がります。社会生活を営む上で必要最低限なマナーというのはありますし、実際生きていく上で必要なマナーです。

面倒だからという理由で企業の面接をばっくれたりしてしまうと、後々大きなリスクを背負うことになるかもしれません。アルバイトと同じように考えていると、後悔することになるのは自分だということを忘れないようにしましょう。

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面接をばっくれるリスク

面接をばっくれた場合どのようなリスクを背負うことにあるのでしょうか。自身だけの問題だと簡単に片づけることもできますが、実際その大学に在籍している事実がある以上は、多方面に迷惑を掛けることになります。関わっている人が多ければ多いほど面接をばっくれるということのリスクは自分の中だけで解決する問題では無くなってくるのです。

あらかじめ面接をばっくれるというのがどういう事なのか、どれだけの問題に繋がっていくのかが分かっていれば、「ばっくれよう」という気持ちは生まれなくなります。次に面接をばっくれた際のリスクについてみていきましょう。

不誠実という印象を強く与える

連絡をしないまま相手を待たせたり、約束を破ったりすることは、社会人にとってあってはならないことです。このような行動をする人は、相手に不誠実な人であるという印象を与えてしまいます。就活においても同じで、自分がばっくれる行為により、企業の担当者の時間や労力を無駄にしてしまうということを肝に銘じておくことが必要です。

ばっくれることが相手にどれだけ迷惑をかける行為かを想像できる人は、そのような行動はしないものです。万が一、どうしても都合がつかない場合や不測の事態に陥った際は、誠意を持って企業へお詫びの連絡をしましょう。

同じ企業の選考を二度と受けられない

いうまでもありませんが、ばっくれた以上は同じ企業の選考をもう一度受け直すということは不可能と考えてください。提出した履歴書を企業が保存していたり、面接を担当する予定だった社員がばっくれたことを覚えていたりした場合、再応募をしても書類落ちする可能性が高いです。

面接をばっくれてしまえば、よい印象を持たれることはありません。企業の方から積極的に関わりを持って貰える可能性はないといえるでしょう。

大学の後輩の就活に悪影響を及ぼす

ばっくれることで、大学に在学中の後輩に悪い影響を与える可能性があることも考えなくてはいけません。自身がばっくれた企業の選考を受けたいと考える後輩も、大学内には存在しているでしょう。

しかし、面接をばっくれてしまうと大学に対して悪い印象を持たれてしまうため、後輩の就活にも影響を与える可能性があります。後輩に知り合いがいなかったり、自分が卒業した後のことに関心を向けなかったりすれば、回避できるトラブルと考えるかもしれませんが、常識的なマナーを疑われることにもなりますので注意するようにしましょう。

就職後にばっくれた企業と関わる可能性がある

自身が働き始めた後に影響が全くないとは言い切れないのが、ばっくれの一番怖いところです。ばっくれて他の企業の選考・面接を受けて内定を獲得できたとはいえ、ばっくれた企業と就職後に関わってしまう可能性があります。

同じ業界に就職をした場合、入社後にばっくれた企業と関係性のある仕事をする可能性がありますので、希望する業種が絞れているという方は特に気を付ける必要があるでしょう。

内定獲得した企業が、実はばっくれた企業の下請け会社だったなんていう事態が発覚してしまったら目も当てられません。今一度、危険性に関しては理解しておくようにして下さい。

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面接をばっくれてしまった後の謝罪方法

どれだけの理由を積み重ねても、ばっくれという行為が許されることはありませんが、稀に不本意な形でばっくれてしまう方もいます。そういった場合には再度の面接が叶うことはありませんが、社会人としての常識的なマナーを示すためにも、企業への謝罪は忘れないようにしてください。

他の企業に就職してもその後、また関わりを持つ可能性が考えられます。丁寧な内容の謝罪文を作り、しっかりと解決した上で次の選考に目を向けるようにしましょう。次に、ばっくれた場合の謝罪例文をご紹介します。参考にした上で、実際に送る場合には自身の言葉を使ってメールを送るようにしましょう。

メールと併せて謝罪の電話をかける

謝罪の連絡は、メールを送信するとともに電話でもするのが望ましいとされています。なぜなら、それはできるだけすぐに伝えなければならない情報であるからです。メールだけでも伝えることは可能ですが、読むのは相手のタイミングになりますし、みてもらえたとして、自分の真意とは違う伝わりかたをするということは十分あり得ます。また、読んでさえもらえないということも考えられるでしょう。

謝罪の連絡をする際には、それが正確に伝わるようなものでなければなりません。もしもその企業に迷惑をかけたという気持ちが少しでもあるのであれば、ここで印象を下げないようにしましょう。

企業から電話が来る前に連絡する

ばっくれてしまったことに対する謝罪の連絡ですが、自分から、それもすぐにするようにしましょう。企業側から何か動きがあるまで待っているというのは、絶対にやってはいけないことです。企業が連絡をしてくるまで待っているという方の中には、選考を無断で欠席してしまって気後れする、もしくは後ろめたい気持ちから連絡できないという方もいることでしょう。

しかし、これは自らの印象を下げることにほかなりません。下がった印象を少しでもよくするためには、悪いことが起こったらすぐに、正直かつ正確に謝罪を伝えることが大切です。これは社会人になってからも同じことがいえますので、忘れないようにしておきましょう。

謝罪のメール例文

件名:面接欠席のお詫び【大学・名前】

株式会社◯◯◯
◯◯部 ◯◯様

◯◯大学◯◯学部の◯◯です。
◯月◯日の面接のご案内を頂いておりましたが、ご連絡のないままお伺いできず、誠に申し訳ございませんでした。
確認が至らず、本日ご案内を拝見いたしました。
ご多忙な中、大変なご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。

まだ募集を行っていましたら、再度ご予定をいただければ必ずお伺いします。
誠に勝手なお願いで恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

こちらが謝罪メールの例文となります。まず自身が名乗ることは忘れずにおこない、その上で何故ばっくれをしてしまったのか理由を伝えましょう。あくまで言い訳をするのではなく、企業に対して誠意を示すという事が最優先事項となりますので、言葉を慎重に選ぶようにしてください。

再度の面接希望を例文では伝えておりますが、寛容な企業であった場合には日程を組んでくれる可能性がありますが期待しない方がよいでしょう。目的はばっくれという事実に対しての謝罪となりますので、多くを望まないようにしてください。まずは誠心誠意、謝罪をするようにしましょう。

謝罪の電話例文

いつも大変お世話になっております。○○大学経済学部の○○と申します。人事部の○○様はいらっしゃいますか?

(担当者に代わってもらう)

お世話になっております。○○大学経済学部の○○と申します。先日は面接にお伺いできず、大変申し訳ございませんでした。連絡もせずに無断で面接を欠席してしまったことで、ご多忙のところ大変お手数をおかけしました。再度募集をしていましたら、お伺いさせて頂きますので、何卒よろしくお願いします。この度は、誠に申し訳ございませんでした。

電話で謝罪する場合は、まずは担当者に代わってもらい、その後謝罪の気持ちを伝えます。謝罪をする際には、次回参加したい旨を伝えて、選考への意欲があることを伝えておきましょう。

ばっくれることなく面接を辞退する正しい方法

ここまででばっくれに対する危険性はある程度ご理解いただけたでしょう。ですが、実際ばっくれをするくらいなら正式に辞退した方がよほど企業の方の心証はよくなるといえるでしょう。辞退するという行為がそもそもあまり褒められたことではありませんが、前もって連絡するのと後になって連絡するのでは意味合いも完全に変わってきます。

実際今まで就活をおこなってきた方々全員が、辞退を表明していないかといわれたらそうではありません。もし、何かしらの理由から面接にいくことができなくなったのなら正式に辞退するようにしてください。面接を正式に辞退する上での注意点や方法をご紹介いたしますので、そちらを参考にしていただいて企業に連絡をするようにしましょう。

面接の辞退の連絡は電話がよい

面接を辞退する場合は、事前に電話で連絡するのがおすすめです。電話で直接伝えたほうが謝罪の気持ちも伝えやすく、悪印象を与える心配も少ないです。特にぎりぎりでの辞退の場合は、電話で連絡したほうが確実でしょう。

予定日ぎりぎりや当日辞退の場合にメールで連絡してしまうと、担当者が確認できないことも少なくありません。連絡をしたという事実があっても、担当者がそれに気づかないとばっくれたと思われる可能性があります。

後から辞退の連絡を確認してもらえたとしても、企業に迷惑がかかることは確かでしょう。電話でならその場で直接伝えることができ、かつ連絡ミスも起きません。確実性を求めるなら、電話で辞退するようにしましょう。

面接の日程がまだ先の場合はメールでの連絡もOK

面接の辞退は基本的には電話でおこなうほうがよいですが、面接日までに余裕がある場合はメールで連絡しても構いません。メールで連絡する場合は、最低でも3日以上余裕がある場合に限定したほうがよいでしょう。1週間程度の余裕があるなら問題はなく、選考前日や2日前など、ぎりぎりになってからの連絡にはメールは適しません。

メールで連絡する場合は、企業の営業時間内に送るのがおすすめです。営業時間外でも連絡はできますが、深夜や早朝に送ると、非常識だと思われることも少なくありません。また、営業時間外に送ってしまうと、他のメールで埋もれてしまい見落としも起きやすいです。営業時間内ならすぐに確認してもらいやすいため、送信する時間帯も確認しておきましょう。

理由は正直に伝える

真っ当な理由から面接を辞退せざるを得なくなった場合、面接を辞退する理由は変に偽ったりすることの無いようにしましょう。面接を辞退する時は、「他に内定が決まった」「予定がかぶってしまった」といった理由を正直に話すのが相手への誠意となります。

就活生が一つの企業のみに絞って選考を受けているわけでは無いことを企業側の方は理解していますし、そういった事態が発生するケースもあらかじめ多少は想定している部分もあるでしょう。しっかりとした理由であれば特に企業に対して悪い印象を与えてしまったりすることもありませんので、誠意をもって正直に理由を伝え、辞退するようにしてください。

面接辞退のメール例文

件名:面接辞退のご連絡【大学・名前】

株式会社◯◯◯
◯◯部 ◯◯様

◯◯大学◯◯学部の◯◯です。
先日は、◯次面接のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。

この度、◯月◯日に面接のお約束をしておりましたが、一身上の都合により、今後の選考を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。
貴重なお時間を割いて選考をして頂いたにも関わらずこのようなお返事となり、誠に申し訳ございません。
誠に身勝手なお願いとは存じますが、何とぞお許しいただきたく、お願い申し上げます。

本来、直接お詫びすべきところをメールでのご連絡になりましたことを重ねてお詫び申し上げます。
末筆ながら、貴社の益々のご発展とご活躍を祈念しております。

上記が面接自体を申し出る上でのメール例文となります。全体の骨組みとしてはあまり前述致しましたばっくれに対する謝罪メールと変わりありません。自身のために時間を割いてもらったことへの感謝と謝罪、その上での辞退したいという気持ちを伝えれば企業の方の理解も深く得られるでしょう。しかし、前もって連絡をしたからといって迷惑を掛けていないということになる訳でもありません。

直接謝罪する機会に恵まれたらそうするべきだといえますし、自身があまりスッキリしない様であるならば電話で面接を辞退する旨を直接伝えるのも礼儀作法としては正しいです。お互いに確執を抱えたままにならない様、スッキリとした気持ちで今後の生活を送れるようにしましょう。

面接辞退の電話例文

お忙しいところ失礼いたします。私、○○大学××学部△△学科の~~と申します。ただいまお時間よろしいでしょうか。
〇月×日に行われる予定の面接ですが、諸般の事情により辞退させていただきたくご連絡差し上げました。お忙しいなか私のために時間を割いていただいたにも関わらず、このようなお返事となってしまい、たいへん申し訳ございません。

まずは、自分の身分を明かしましょう。これはなりすましを防ぐという役割も持っています。身分を明かした後は、すぐに話の主題に入ります。面接を辞退する理由に関しては、「諸般の事情」とぼかしても構いません。最後には、選考に参加させていだたいたことへの感謝と、面接を辞退することへの謝罪の気持ちを述べるようにすると、伝える内容としては十分です。

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面接のばっくれは企業に多大な迷惑がかかると自覚しよう

面接をばっくれる行為は、自身の都合が原因で企業に多大なる迷惑を掛けてしまうという事をしっかりと自覚するようにして下さい。これから社会人として働こうとしている人とは思えないほどの、大変非常識な行動になります。

ばっくれをしてしまった場合、自身だけでは解決することができない範囲まで影響を及ぼす可能性がありますので、今一度気を引き締めて就活に臨むようにしてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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