就活その他

【就活の相談って誰にすればいいの?】おすすめのサービスを解説

適材適所に相談をしよう

就活の相談では、志望している業界・職種・準備の段階に応じて、それに適切な人や、サービス、そして場所へと出向くとよいでしょう。

例えば、エントリーシートの書き方や面接での立ち振る舞いについて疑問がある場合は、就活から離れて久しい社会人よりも、すでに内定を持っている人に話を聞いた方がリアルな体験談を聞聞くことができます。このように、自分の持つ疑問とその疑問を解消してくれそうな人をどれだけ的確に合わすことができるかが、就活における相談の精度を高めることにつながるのです。

不特定多数への相談は逆に混乱する

就活の相談においては、必ずしも特定の1人だけに相談しなければいけない、というルールが存在するわけではありませんが、無理に複数人数への相談をしてしまうと、逆にあなたの就活の進め方や準備が混乱してしまうでしょう。例えば、エントリーシートや志望動機の添削についても、複数の人へ依頼してしまうと、いつまで経ってもまとまらなくなってしまいます。

なぜなら、第三者とはいえアドバイザーやカウンセラーの主観が往々にして添削内容に入るため、3人以上に依頼すると様々な人の主観や見解が入り乱れ、あなたにとってどのアドバイスが一番良いのか混乱してしまう原因となるのです。従って、アドバイスを求めるにしても最低2人への相談に抑えておき、それらのアドバイスも、あなたの方針によって取捨選択すると良いでしょう。

おすすめしない相談相手

就活で悩んだときや困ったときには、身近な誰かに相談して意見を求めたくなるものです。自分ひとりだけで悩まずに相談をするのはいいことですが、就活の相談をする際には、相談相手を選ぶことも重要であることを頭に入れておきましょう。

相談する相手を間違えると、見当はずれのアドバイスをされたり、相手の偏った主観を押し付けられたりしてしまう可能性があります。特に、以下に挙げる相手に相談をする際には注意が必要です。

大学の先輩

身近で話しやすい相手として、大学の先輩を相談相手に選ぶ人は多いでしょう。年齢も近く、最近の就活の経験者である先輩のアドバイスは、確かに役立つこともあるといえます。しかし、就活を一度経験しただけの先輩は、一個人分の経験、一人分の主観しか持ち合わせていません。

例えば「面接に5分遅刻したけれど内定を貰えたから案外大丈夫」などというエピソードがあったとしても、それは一般的にはレアケースです。もしも、この話を鵜呑みにして「遅刻しても問題ない」と思い込んでしまうと、その後の就活で大きな痛手となって返ってくるでしょう。

同じ企業を受けるのでもない限りは、先輩の経験談は「成功談」よりも「失敗談」の方を参考にする程度に留めましょう。

家族

両親をはじめ、兄や姉といった家族は、親身に相談に乗ってくれる存在でしょう。しかし、肉親であるからこそ、そのアドバイスには「客観性」や「冷静さ」が欠けている場合があります。

また、親世代は「年功序列・終身雇用」の風潮から、新卒から定年まで同一の企業で働く人が多い傾向があり、社会や仕事に対する視野が狭かったり、偏りがあったりすることは否めません。他にも、時代の流れや技術の進歩により、働き方も、仕事の種類も内容も、親の働いてきた社会と今の社会とでは大きく異なります。これらの点から、親から今の就活に関して適切なアドバイスが得られる可能性はあまり高いとはいえません。

親や兄・姉と同じ企業、あるいは同じ業界を目指すのでなければ、家族からのアドバイスは「助言」くらいの認識に留め、あまり重く受け止めないようにしましょう。

大学のキャリアセンター

大学のキャリアセンターや就職支援課は、企業の情報を得る場としては活用するべきです。しかし、大学に常駐しているキャリアアドバイザーや職員は、大学以外の場で働いた経験が無い可能性があり、視野の狭さは否めません。具体的に挙げると、「雇う側としての視点」や「民間企業としての視点」などが欠けている場合が多いのです。また、「広く浅く」どの企業にも当てはまるようなアドバイスをされることが多く、「狭く深く」特定の企業や就活生にぴったりのアドバイスというものは、あまり期待できないでしょう。

場合によっては就活専門の外部講師が臨時でアドバイスをしてくれる機会もあるため、そういったチャンスを見つけて活用するとよいでしょう。

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。

そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。

My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・特徴を見える化できます。
My analyticsでサクッと自己分析をして、選考を突破しましょう。

無料で利用できるサービス

就活の相談をするために、身近な人や先輩へ相談する手法の他にも無料のサービスを活用する方法があります。就活に関するプロに無料で相談することができるので、第三者的な意味での就活相談も可能となります。無料で利用できるサービスとしては、就職エージェント、就職コンシェルジュ、ハローワークといったものがあります。まずは自己分析等の相談から気軽の利用してみるのもいいでしょう。

就職エージェント

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就職エージェントは就活生と企業の仲介を行ってくれるサービスです。「エージェント」という名前が示す通り、就職エージェントが就活生の意向や希望を受けて、就活生に合っていそうな企業をピックアップして書類選考から面接のセッティングまでを代行してくれます。多くのエージェントでは、無料で企業の紹介から履歴書とエントリーシートの添削を実施しており、就活の最初から最後までをサポートしてくれる存在です。

就職コンシェルジュ

就活コンシェルジュでは、就活全般に関する知識やノウハウをレクチャーしてもらえます。コンシェルジュの方も就活アドバイザー歴数十年の人が多く、最新の就活の動向にも精通しているので安心して指導や情報提供を受けることができるでしょう。このようなコンシェルジュでは定期的にアドバイザー主催の勉強会が開催されていることが多く、個別添削指導や模擬面接など就活のことについて最初から最後まで教えてくれます。

さらに、コンシェルジュのホームページでは、業界分析・面接の対応手法・エントリーシートの書き方・自己分析の手法(強み、弱みの把握)といった就活で誰しもが疑問に思ったことを網羅しているので、心強い存在になるでしょう。

ハローワーク

ハローワークは各都道府県の労働局管轄で若者の就労者支援をミッションに面接練習や就労に向けたカウンセリングを活発に実施。各地のハローワークには相談員やアドバイザーが配置されていることが多く、そもそも就活すべきかどうかの相談から面接の練習まで「就職」に関する支援を受けることができます。

ハローワークとしても若者の雇用安定は政策目標にしているので、求人相談のみでなく無料でキャリアカウンセリングを受けることもできるので、シーンに応じて利用するのもオススメです。

電話やメールでの相談も可能

OBやアドバイザーと実際に会うのが難しい場合は、電話やメールといった会わないで対面するオンライン形式で、相談することができます。時間調整や勤務地の関係で、どうしても会うことができない場合に適している手法といえるでしょう。

例えば、Googleドキュメントに添削を希望する内容を残しておき、先輩やアドバイザーが対応可能な時間帯にコメントしてもらうようにやり取りします。この際、先方のパソコン環境(職場)がGoogleアプリ禁止だったら、私用アドレスにリンクを送るといった配慮をしてください。また、あらかじめ電話できる時間帯を調整しておき、時間を区切って話をすれば、お互い時間を無駄にしなくてすみます。

相談相手は最低一人は必要

複数人数に相談してしまっては、まとまる志望動機や業界研究もまとまりませんが、相談相手は最低でも1人は必要です。なぜなら、自己分析や志望動機の作成において自分だけの視点に凝り固まってしまっては、第三者(ここでは採用担当者や面接官)にとっては初対面のあなたを理解することができなくなってしまうからです。

あなたの志望動機や業界研究に第三者の視点を取り入れることで、実際の選考時における評価のされかたや、あなたに対してどのような印象が抱かれるのかを理解することができます。社会に出た際に誤解を招くようなことがビジネスであったとしても、お客さんや相手が思ったことが全てを決めてしまうということがよくあるので、独りよがりの視点は就活で改善しておいた方がよいでしょう。

就活に関する知識を自分で取りにいく

就職に関する知識源は、身近な先輩やOBはもちろんのこと、無料で情報を提供してくれるサービスも数多く存在します。受け身で情報や、企業があなたのことを探し出してくれるのを待っているのでは、いつまでたっても就活を始めることができなません。

自分から知識を身につけていけば、主体的に情報を取捨選択することができます。やったこともない就活への不安や疑問点は、プロのアドバイザーやエージェントを活用することによって払しょくできます。ネットだけに留まらない、長年の経験に裏打ちされたアドバイスをしてくれるので、就活の初期から最後まで頼れるパートナーとなりえるでしょう。しかし、あなたが主体的でなければエージェントやコンシェルジュに言われるがままの就活になってしまうでしょう。

相談相手によってあなたの就活が変わる

先輩、社会人のOB、就職エージェント、コンシェルジュと様々な就活の相談相手についてご紹介していきました。相談相手の選択や仕方によって就活が変わってきます。例えば、何人ものOBに志望動機や業界研究のやり方を相談してしまったら、様々な主観が入り乱れてしまい、むしろ混乱を生み、いつまで経ってもあなたの方針が定まりません。

そうなるよりも、エージェントとコンシェルジュには自己分析と業界分析についての質問をして、OBには業界の実態を相談するなど、自分の方針と相談相手の分野に合わせた内容にしていくのがよいでしょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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