就活のマナー

【面接のメールの作成方法】場面別メール例文まとめ

目次

  1. メールは印象を左右するため重要
  2. 面接の日程調整メールの見本
  3. 面接の日程調整メールの作成方法6ステップ
  4. 場面別の面接メール例文
  5. メールでよく使うフレーズ6つ
  6. メール送付時の注意点
  7. 正しくメールを送って好印象を獲得しよう!

メールは印象を左右するため重要

就職活動を進める中で、面接の日程調整や履歴書の送付などはメールを用いることが多いです。しかし就活生にとってメールは普段使用することがないため
「メール文面の作成方法がわからない」
「メールでの敬語表現を知らない」
「企業からメールが来たけど、返信はいつどのようにしたら良いのか」
と不安な方は多いでしょう。

メールは採用担当者の印象を左右するため重要です。普段のマナーからそれたメールを採用担当者に送付すると、読みにくく理解に時間がかかる可能性があります。

これは採用担当者に迷惑がかかることを意味します。そのためすんなり読めるマナーの守られたメールの方が印象は良くなるでしょう。メールは印象を左右するため、マナーを守り好印象を獲得できる送付方法で送りましょう。

そこでこの記事では面接に関連するメールの作成・返信方法について解説していきます。この記事を参考に皆さんもメールを作成してみてください。

面接の日程調整メールの見本

面接メールの中で最も頻度の多い、企業からの日程調整メールに対する返信例を見本に解説していきます。

メールの作成手順を解説する前に見本を見ておくことで、見本を見ないときと比べて作成手順を理解しやすくなるでしょう。是非参考にしてみてください。

面接の日程調整メールの見本

件名:〇〇につきまして
(先方のメール件名を変えずに返信する)

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年就活未来と申します。

面接日のご連絡を頂き、誠にありがとうございます。

それではご指示頂いた下記日時にお伺いいたします。
〇〇ビル〇F
〇月〇日 15:00~

お忙しい中恐れ入りますが、当日は何卒宜しくお願いいたします。

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就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒123-4567
〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
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面接の日程調整メールの作成方法6ステップ

ここからは面接の日程調整メールの作成方法を解説していきます。日程調整メールの作成方法は件名の記入から順番に6ステップあります。

ステップ1からステップ6まで順番通りに記載することで、記入漏れや記入ミスをする可能性が低くなります。記入漏れや記入ミスのないメールは採用担当者からの印象も良くなります。件名から手順に沿って記載してみてください。

1.件名を記入する

メールでは件名による失敗が多いため、特に注意しなければなりません。気を付けるべきポイントは件名をどのように設定するかです。細部のポイントも多いですが、細かいことだからこそ、しっかりこだわってマナーを守ることが大切です。

細部のポイントを守れているかどうかで、他の就活生との差別化にも繋がります。件名はどのように設定すべきか、基本的なポイントを理解しておきましょう。

1-1.企業からメールが来た場合は件名は変更しない

件名を変更することがマナーのように感じられます。しかし日々膨大な数のメールで就活生とやり取りをしている採用担当者は、件名を変えると採用担当者がメールに気づかない可能性があります。

企業からの日程調整メールに対して返信する時は「Re:」の形で件名を変更せずに返信しましょう。

例えば、「面接の日程について」と企業からメールが届いた場合には件名を変更せず「Re:面接の日程について」の形で返信しましょう。

また企業からのメールに返信する場合は、件名は原則変えずに使用しますが、名前と学校名は件名に入れても失礼ではありません。

件名をそのまま使用することで、メールの内容は把握しやすいですし、さらに名前と学校名を付け加えることで、より素早くメールを判断することができます。

・件名を変更せずに返信する場合(送られてきた件名→返信の件名)

「面接の日程について」→「Re:面接の日程について」

・件名に名前と学校名を入れる場合(送られてきた件名→返信の件名)

「面接の日程について」→「面接の日程について_就活 未来_〇〇大学」

以下の記事ではメールの返信をする際のマナーについて詳しく解説しています。是非参考にしてみてください。

1-2.自分からメールを送る場合はわかりやすい件名を記入する

件名はメール内容が採用担当者に伝わるように記入することが大切です。端的かつ具体的にメールの内容を記入しましょう。そしてその後氏名と大学名を記入します。

端的かつ具体的な件名を記入することで、採用担当者は「誰からの何の連絡なのか」を瞬時に把握することができるからです。

また採用担当者は就活の時期には、就活生のみならず取引先の企業ともメールやり取りをしています。そのため採用担当者が忙しいことは想像に難くないでしょう。

そのため件名で内容が把握できないと、優先度や緊急度が低いと判断される可能性が高いです。優先度が低いとメールの開封を後回しされるでしょう。メールを確認してもらうためにも、件名は端的かつ具体的に記入しましょう。

件名記入のOK例

新卒採用(〇〇職)面接日程に関して|就活 未来_〇〇大学
新卒採用の面接調整に関して|就活 未来_〇〇大学

またありがちなのが、メールの件名に「お世話になっております」などとあいさつやお礼を入れることです。しかし挨拶やお礼を件名に記入することは避けましょう。

採用担当者にとっては用件を瞬時に把握することができないからです。端的かつ具体的にメールの内容を記入しましょう。

件名記入のNG例

お世話になっております
昨日の件
〇〇大学〇〇学部〇年就活太郎です

2.宛名を記入する

宛名は、応募先の企業名・部署名・採用担当者名の順に記入します。メールが企業から来た場合には、メール文末にある署名みて宛名を記入しましょう。あとで詳しく解説しますが、署名には採用担当者の部署名・フルネームが記載されているからです。署名をみて宛名を記入しましょう。

また自分から採用担当者にメールを送る場合には、名刺をもらっていればそれを参考に宛名を記入しましょう。名刺をもらっていなければ企業の採用ホームページを確認すると良いでしょう。企業の採用ホームページには採用担当者の部署や名前が公表されていることが多いからです。名刺をもらっていなければ、採用ホームページを参考に宛名を記入しましょう。

採用ホームページを参考に宛名を記入する場合には、部署名が不明の場合は省略しても問題ありません。また採用担当者名は採用サイトなどにフルネームで公開されていない場合には、名字だけでも問題ありません。

さらに部署名も名字も採用サイトに記載されていない場合は「採用担当者様」と記入することがマナーです。間違えないように下の例で確認してみてください。

注意点は応募先の企業名を間違えることや省略することです。応募企業名を省略することは、志望度が低いといった印象を採用担当者に与えかねません。必ず正式名称を記入しましょう。

正式名称は応募先の企業のホームページに記載されています。また日程調整メールの下部にある署名に書かれている場合もあります。署名については下で解説します。あらかじめ確認しておきましょう。

宛先の記入例

【応募先の企業名・部署名・採用担当者名がわかる場合】
〇〇株式会社
新卒採用部
〇〇 〇〇様

【部署名がわからない場合】
〇〇株式会社
新卒採用部
〇〇 〇〇様

【採用担当者のフルネームがわからない場合】
〇〇株式会社
新卒採用部
〇〇様

【部署名・採用担当者名がわからない場合】
〇〇株式会社
採用担当者様

3.挨拶と自己紹介を記入する

メールの本文に入る前に挨拶と自己紹介を記入します。返信する際の記入方法は「お世話になっております。〇〇です。」としましょう。

挨拶と自己紹介の例

【日程調整メールに返信する場合】
「お世話になっております。〇〇大学〇〇学部〇年〇〇です。」

【自分で日程調整メールを送付する場合】
「初めてご連絡させていただきます。〇〇大学〇〇学部〇年〇〇です。」

4.本文を記入する

いよいよメールの本文を記入します。本文では面接の機会を作っていただいたことに対するお礼、面接日時の確認を端的に伝えましょう。

また面接会場や時間を記載することで、採用担当者と就活生の認識に間違いがないかどうかを採用担当者が確認することができます。下の例文を参考に記入してみてください。

本文の例

面接日のご連絡を頂き、誠にありがとうございます。

それではご指示頂いた下記日時にお伺いいたします。
〇〇ビル〇F
〇月〇日 15:00~

5.締めの言葉を記入する

ビジネスメールの作成に不慣れな就活生が一番見落としがちなのが「締めの言葉」です。本文の最後に締めの言葉を記載することは、ビジネスメールの基本的なマナーです。必ず記載しましょう。

また締めの言葉は、やり取りしているメールの目的によって書く内容が大きく変わってきます。日程調整メールの場合は「お忙しい中恐れ入りますが、当日は何卒宜しくお願いいたします。」と最後に添えましょう。

締めのあいさつ例

・お忙しい中恐れ入りますが、当日は何卒宜しくお願いいたします。

・当日はよろしくお願いいたします。

6.署名を記入する

署名は「自分が何者であるか」を伝える目的で記入します。そして直接会うことができない相手には、署名が名刺代わりの役割を果たします。署名は非常に重要な役割があるため、忘れないように記入しましょう。

署名には自分の連絡先を記入します。記入する内容は氏名・学部学科・郵便番号・住所・電話番号・メールアドレスの順に記入します。

採用担当者からの連絡が来る可能性があるため、電話番号やメールアドレスは最も使用しているものを使用しましょう。

また署名と本文を区切るために「‐」や「=」などの記号を用いて署名部分を囲んでおきましょう。

Gmailでは、自動で署名をメール文末に設定できます。一度設定すると、毎度署名を記入する必要がなくなり、メール作成の時間短縮につながります。是非参考にしてみてください。

Gmailで署名を設定する方法

1.Gmail を開きます。
2.右上にある設定アイコン 設定 次へ [設定] をクリックします。
3.[署名] のボックスに署名のテキストを追加します。
 必要に応じて、画像の追加や書式の変更を行うことで、メッセージの体裁を整えることができます。
4.ページ下部にある [変更を保存] をクリックします。

署名の例

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就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒123-4567
〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
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場面別の面接メール例文

ここからは場面別の面接メールの例文を紹介していきます。メールは場面別に返信する内容や文面が変わります。そのため皆さんの都合に併せて、以下の例を参考にメールを作成してみてください。

紹介する場面

1.自分の都合が良い面接日時を提示する場合
2.提示されている面接日程から選んで返信する場合
3.提示された面接日程の都合が悪い場合
4.面接について質問がある場合
5.確定した面接日程を変更したい場合
6.面接をキャンセルする場合
7.面接当日に遅刻する場合
8.面接当日にキャンセルをする場合
9.面接後のお礼メール
10.面接後の次回面接の辞退メール
11.面接結果を問い合わせる場合

1.自分の都合が良い面接日時を提示する場合

採用担当者に返信する場合です。採用担当者に面接に来れる日時を提示してほしいというメールに対して、返信する場合の文面例です。是非参考にしてみてください。

件名:〇〇につきまして
(先方のメール件名を変えずに返信する)

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
この度、貴社の新卒求人に応募させていただきました。
〇〇大学〇〇学部〇年就活 未来と申します。

以下に面接希望日時を記載しております。
お忙しいとは存じますが、ご確認・日程調整頂けますと幸いです。

1.〇月〇日(〇)10時~15時
2.〇月〇日(〇)終日
3.〇月〇日(〇)15時~19時

以上でございます。
ご確認、日程調整頂けますと幸いです。

また上記日程での面接が難しい場合、お手数をおかけしますが
面接可能日時をご提示頂けますと嬉しく思います。

ご多忙の折、大変恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

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就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒123-4567
〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
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2.提示されている面接日程から選んで返信する場合

採用担当者に返信する場合です。採用担当者が提示している面接可能な日時から参加できる日程を選んで、返信する場合の文面例です。是非参考にしてみてください。

件名:〇〇につきまして
(先方のメール件名を変えずに返信する)

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年就活 未来と申します。

面接日のご連絡を頂き、誠にありがとうございます。

それではご提示頂いた下記日時にお伺いできればと思います。
〇〇ビル〇F
〇月〇日 15:00~

お忙しい中恐れ入りますが、当日は何卒宜しくお願いいたします。

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就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒123-4567
〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
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3.提示された面接日程の都合が悪い場合

採用担当者に返信する場合です。採用担当者が提示している面接可能な日時では都合が悪く、別の日程を提示してもらうための文面例です。是非参考にしてみてください。

件名:〇〇につきまして
(先方のメール件名を変えずに返信する)

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年就活 未来と申します。
面接日のご連絡を頂き、誠にありがとうございます。

ご連絡頂きました日程ですが、当方学部の研究発表の日程と重なってしまい、大変申し訳ございませんがお伺いすることができません。
お手数をおかけしますが、面接日時の変更は可能でしょうか。

誠に勝手なお願いで恐縮なのですが、もし可能であれば下記の日程で再調整頂けないでしょうか。

1.〇月〇日(〇)10時~15時
2.〇月〇日(〇)終日
3.〇月〇日(〇)15時~19時

以上でございます。
ご確認、日程調整頂けますと幸いです。

また上記日程での面接が難しい場合、お手数をおかけしますが
面接可能日時をご提示頂けますと嬉しく思います。

ご多忙の折、お手数をおかけして申し訳ありませんが
ご検討いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。

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就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒123-4567
〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
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4.面接について質問がある場合

採用担当者に返信する場合です。面接日時が確定し、面接に対して質問がある場合の返信文面例です。是非参考にしてみてください。

件名:〇〇につきまして
(先方のメール件名を変えずに返信する)

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年就活 未来と申します。

この度、面接についてお伺いしたいことがございまして
ご連絡差し上げました。

以下お伺いしたい項目でございます。

1.面接に必要な持ち物があれば、ご教示いただけますでしょうか。
2.オンラインでの開催とのことでしたが、URLなどの面接に必要な情報は
 面接開催日までにご教示頂ける形でしょうか。

以上でございます。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認・ご回答頂けますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒123-4567
〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
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5.確定した面接日程を変更したい場合

採用担当者に返信する場合です。一度確定した面接日時に予定が入ってしまった場合等に、面接日程の変更のお願いを採用担当者にする場合の文面例です。是非参考にしてみてください。

件名:〇〇につきまして
(先方のメール件名を変えずに返信する)

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年就活 未来と申します。
先日は面接の日時を調整頂きまして、誠にありがとうございます。

この度、〇月〇日〇時〇分より予定しておりました面接につきまして
大変恐縮ですが、家庭の事情により日時を変更したくご連絡いたしました。

以下の日程で再度調整していただくことは可能でしょうか。
何卒ご検討頂けますと幸いです。

1.〇月〇日(〇)10時~15時
2.〇月〇日(〇)終日
3.〇月〇日(〇)15時~19時

以上でございます。

また上記日程での面接が難しい場合、お手数をおかけしますが
面接可能日時をご提示頂けますと嬉しく思います。

ご多忙の折、お手数をおかけして申し訳ありませんが
ご検討いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。

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就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒123-4567
〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
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6.面接をキャンセルする場合

採用担当者に返信する場合です。以前確定していた日時では面接に伺えない場合や、選考を受けることを辞めたい場合の文面例です。是非参考にしてみてください。

件名:〇〇につきまして
(先方のメール件名を変えずに返信する)

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年就活 未来と申します。
先日は面接の日時を調整頂きまして、ありがとうございます。

この度、誠に申し訳ございませんが〇月〇日〇時〇分より予定しておりました
面接に家庭の事情により伺うことが難しい状況です。

大変お手数をおかけしますが、
面接をキャンセルさせて頂けますでしょうか。

せっかくの機会にも関わらず、
このような結果となり大変申し訳ございません。

また、メールでのご連絡となってしまい心よりお詫び申し上げます。

何卒、ご理解頂けますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

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就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒123-4567
〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
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7.面接当日に遅刻する場合

採用担当者に返信する場合です。面接当日に列車遅延などの理由で遅刻することがわかっている場合の文面例です。ここではメールの文面例をご紹介しますが、面接に遅刻する場合には基本的に電話で連絡することがマナーです。

件名:〇〇につきまして
(先方のメール件名を変えずに返信する)

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年就活 未来と申します。

誠に申し訳ございません。
〇月〇日〇時〇分より予定しておりました
面接開始時間に間に合うことが難しくご連絡差し上げました。

列車遅延のため、〇分の遅刻いたします。
誠に申し訳ございません。

大変ご迷惑をおかけしますが、このまま貴社にお伺いして
面接を行っていただくことは可能でしょうか。

また難しい場合、面接日程を変更していただくことは可能でしょうか。

せっかくの機会にも関わらず、
このような結果となり大変申し訳ございません。

また、メールでのご連絡となってしまい心よりお詫び申し上げます。

ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

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就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒123-4567
〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
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8.面接当日にキャンセルをする場合

採用担当者に返信する場合です。面接当日にやむを得ない理由でキャンセルする場合の文面例です。是非参考にしてみてください。

件名:〇〇につきまして
(先方のメール件名を変えずに返信する)

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年就活 未来と申します。
先日は面接の日時を調整頂きまして、ありがとうございます。

この度、誠に申し訳ございませんが
家庭の事情により本日の面接に伺うことが難しい状況です。

大変お手数をおかけしますが、
本日の面接をキャンセルさせて頂けますでしょうか。

またもし可能でしたら、面接日程を変更していただけますと幸いです。

せっかくの機会にも関わらず、
このような結果となり大変申し訳ございません。

また、メールでのご連絡となってしまい心よりお詫び申し上げます。

何卒、ご検討頂けますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

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就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒123-4567
〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
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面接を当日辞退する際のポイントについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

9.面接後のお礼メール

採用担当者にメールを自分から送信する場合です。面接が終わり、面接に対してのお礼を採用担当者に伝えるための文面例です。是非参考にしてみてください。

件名:一次面接のお礼_就活 未来_〇〇大学

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年就活 未来と申します。

本日はお忙しい中、面接をして頂き誠にありがとうございました。
面接を通して貴社で働きたい気持ちがさらに強くなり、
益々入社への意欲を高めることが出来ました。

次回面接の機会を賜れますと幸いですので、よろしくお願いいたします。
取り急ぎお礼を伝えたくメールを差し上げました。

末筆ですが貴社益々のご繁栄をお祈り申し上げます。

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就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒123-4567
〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
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10.面接後の次回面接の辞退メール

採用担当者にメールを自分から送信する場合です。面接が終わり、次回の面接を辞退する場合の文面例です。是非参考にしてみてください。

件名:面接につきまして_就活 未来_〇〇大学

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年就活 未来と申します。
先日は、〇月〇日〇時〇分より面接をして頂きありがとうございました。
本日は一身上の都合により選考を辞退させていただきたくご連絡いたしました。

選考にお時間を割いて頂いたにも関わらず、このような結果となり
誠に申し訳ございません。

また、メールでのご連絡となってしまい心よりお詫び申し上げます。
何卒、ご理解いただけますと幸いです。

末筆ながら、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。

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就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒123-4567
〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
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11.面接結果を問い合わせる場合

採用担当者にメールを自分から送信する場合です。面接が終わり選考結果を採用担当者に問い合わせる場合の文面例です。是非参考にしてみてください。

件名:選考結果につきまして_就活 未来_〇〇大学

〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年就活 未来と申します。

先日はお忙しいところ、面接のお時間を頂きありがとうございます。

面接の結果につきまして、いつ頃ご連絡いただけるのかお伺いしたく
ご連絡いたしました。

ご多忙のところ催促の連絡を差し伸べてしまい大変恐縮ですが
ご連絡いただけますと幸いです。

お忙しいとは存じますが、どうぞよろしくお願いいたします。

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就活 未来(Mirai Syuukatsu)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒123-4567
〇〇県〇〇市〇〇町1-2-3
携帯電話:090-xxxx-xxxx
メール:mirai@xxxxxx.gmail.com
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面接力診断を試してください。

面接力診断はもう試しましたでしょうか?就活では、面接での印象が大きなポイントとなります。自信がないまま本番を迎えてしまうと、理由がわからないまま選考に落とされてしまいます。

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メールでよく使うフレーズ6つ

ここからはメールでよく使うフレーズをご紹介します。普段メールでのやり取りをしない就活生に取って、メールでの敬語表現を知らない方は多いのではないでしょうか。

適切な敬語表現で文面を書くことでマナー違反を防げるほか、丁寧な印象を面接官に与えることができます。是非覚えておきましょう。

1.「了解」と伝えたい場合は「承知しました。」

メールでよく使うフレーズ1つ目は、「了解」と伝えたい場合は「承知しました。」と伝えることです。

就活において面接の日時が決まった際に「了解」と伝えてしまうと、正しい敬語が使えていないという理由で印象が悪くなる可能性があります。

また敬語がうまく扱えないことは、取引先とのやりとりの中でトラブルが発生する可能性もあります。そのため印象が悪くなるのです。「了解」ではなく「承知しました」と伝えましょう。

ビジネスでよく用いられる「了解です」は、敬語ではありません。「承知しました」と伝えましょう。

2.できないことを伝える場合は「~致しかねます」

メールでよく使うフレーズ2つ目は、「~致しかねます」です。「~致しかねます」は事象に対して、できないことを伝える際に用います。つまり「~できません」の敬語表現です。

例えば「日程調整は致しかねます」や「対応致しかねます」などのように用います。敬語表現のマナーを守り、就活に相応しいメールを送付するためにも覚えておきましょう。

3.自分の行動を伝える場合は「~いたします。~いたしました。」

メールでよく使うフレーズ3つ目は、「~いたします。~いたしました。」です。先ほどの「~致しかねます」は「できません」の敬語表現です。そして「~いたします。~いたしました。」は「する・できる」の敬語表現です。

そして「~いたします」と「~いたしました」の違いは、現在形か過去形かの違いです。適切に使い分けましょう。

例えば、「日程を調整いたします」や「日程を調整致いたしました」などのように用います。敬語表現のマナーを守り、就活に相応しいメールを送付するためにも覚えておきましょう。

4.ものを尋ねる場合は「差し支えなければ~」

メールでよく使うフレーズ4つ目は、「差し支えなければ~」です。「差し支えなければ~」はものを尋ねる際や依頼する際に用いることが多い、クッション言葉です。クッション言葉とは、伝えたい事柄の前に用いられ、表現をやわらかくする目的の言葉です。

例えば「日程調整お願いします」と採用担当者に伝えるより、クッション言葉を用いて「差し支えなければ、日程調整お願いします」の方が表現がやわらかくなります。

また「差し支えなければ~」はクッション言葉なので、敬語表現ではありません。そのため「差し支えなければ~」のあとには敬語を用います。先ほどの例は比較をわかりやすくするために「差し支えなければ、日程調整お願いします」と表現しました。

正しい用法に直すと「差し支えなければ、日程を調整いただけますと幸いです」となります。クッション言葉を使うことで表現をやわらかくすることができます。就活に相応しいメールを送付するためにも覚えておきましょう。

5.お願いする場合は「お手数をおかけしますが~」

メールでよく使うフレーズ5つ目は、「お手数をおかけしますが~」です。「お手数をおかけしますが~」は依頼やお願いをする際に用いられる、クッション言葉です。

「差し支えなければ~」と同様に、伝えたい事柄の前に用いられ、表現をやわらかくする目的の言葉です。また「お手数をおかけしますが~」自体は敬語表現ではありません。そのため「お手数をおかけしますが~」のあとには敬語を用います。

例えば、「お手数をおかけしますが、面接可能な日時をご教示頂けますと幸いです」のように用います。就活に相応しいメールを送付するためにも覚えておきましょう。

6.断る場合は「申し訳ありませんが~」

メールでよく使うフレーズ6つ目は、「申し訳ありませんが~」です。「申し訳ありませんが~」は断る場合や、謝罪の際に用いられる、クッション言葉です。

そのため伝えたい事柄の前に用いられます。また「申し訳ありませんが~」自体は敬語表現ではありません。そのため「申し訳ありませんが~」のあとには敬語を用います。

例えば「誠に申し訳ありませんが、家庭の事情により本日の面接に伺うことが難しい状況です」のように用います。

また「申し訳ありませんが~」の前に「大変」や「誠に」を用いることで、より丁寧な印象を与えることができます。就活に相応しいメールを送付するためにも覚えておきましょう。

メール送付時の注意点

ここからはメール送付時の注意点について解説していきます。注意点をあらかじめ確認しておくことで、失敗を防げるだけでなく対策を講じることができます。是非確認してみてください。

1.メールには主導権がある

メールには主導権があります。これは話しを進める側と進めてもらう側に分かれるとも言い換えられます。

特に面接のメールの場合、企業にメールの主導権があることが多いです。面接はそもそも企業が行っている「採用活動」です。そして就活生は求職者とも言い換えることができます。

つまり企業が採用活動を行っていなければ、就活生が採用されることはないため就活は基本的に企業側に主導権があります。

仮に主導権を意識せず採用担当者に「面接を受けたいので、〇月〇日〇時から面接の日程調整をお願いします。」などと伝えてしまうと、マナー違反と採用担当者に捉えられる可能性もあります。メールの主導権は基本的に企業側にあると覚えておきましょう。

2.面接のメールはできるだけ早く返信しよう

面接についてのメールが企業から送られてきた場合、できるだけ早く返信することを意識しましょう。

企業は就活生からの返信がないと、スケジュールの調整ができません。もし採用担当者への返信が遅くなってしまうと、採用担当者は返信を待つことになり、迷惑をかけることになります。

早く返信することで、採用担当者の負担を減らせるため、良い印象を与えることができます。面接のメールはできるだけ早く返信しましょう。

もしも、営業時間外で夜にメールを返信せざるを得ない場合は「夜分遅くに申し訳ございません」と一言を添えることが大切です。本来、この時間に送るのはあまり良くはないという常識を知っていることをきちんと伝えましょう。

メールの正しい返信の仕方や例文について、知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください。

送信時間は応募先企業の就業時間内に送ろう

面接メールの返信はできるだけ早く返信しようと上でお伝えしましたが、できる限り応募先企業の就業時間内に送りましょう。営業時間が9:00~18:00であれば、その時間内に送ることです。

メールを送る時間によって相手先にとてつもなく大きな迷惑がかかるということはありませんが、真夜中にメールを送ると生活習慣に良い印象はもたれません。

また見落とされずに、読んでもらいやすい時間帯と呼ばれているのが、始業時間前後と終業時間前です。一般的な会社では、出社してまずメールの確認の業務から取り掛かることが多いです。

また仕事が終わりもメールを最後確認する週間がある企業もたくさんあります。そのため、送信先の企業の人がメールを確認している最中にメールが届くと見てもらえる可能性が高くなります。

正しくメールを送って好印象を獲得しよう!

就職活動の中でメールで企業とやり取りをする機会は多いです。しかし就活生にとってメールを普段から使用する方は少ないでしょう。

そこでこの記事では
「メール文面の作成方法がわからない」
「メールでの敬語表現を知らない」
「企業からメールが来たけど、返信はいつどのようにしたら良いのか」
と不安な方に向けてメールの作成方法や注意点を解説してきました。

冒頭の繰り返しになりますが、メールは採用担当者の印象を左右するため重要です。普段のマナーからそれたメールを採用担当者に送付すると、読みにくく理解に時間がかかる可能性があります。

これは採用担当者に迷惑がかかることを意味します。そのためすんなり読めるマナーの守られたメールの方が印象は良くなるでしょう。メールは印象を左右するため、マナーを守り好印象を獲得できる送付方法で送りましょう。

是非この記事を参考に、皆さんもメールを作成してみてください。

監修者プロフィール

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吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

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