業界研究

【製薬会社の志望動機の書き方】勝てる例文を4つの職種別にご紹介

製薬会社で通用する志望動機を書こう

この記事では製薬会社の採用試験対策と称して、製薬会社とは何か、製薬会社内の職種やその特徴、最後には目指す職種に向けての志望動機などを紹介していきます。製薬会社の採用試験は非常に優秀な人が集まり、倍率もかなり高くなることが予想されます。他の志望者に負けないためにも、知識を付けて事前準備をしっかりとしておきましょう。

製薬会社とは

製薬会社とは、医薬品を研究販売しているメーカーのことを指します。薬の種類としては病院などで医療目的で開発された医療用医薬品、新薬の特許が切れたものと同じ成分で作るジェネリック薬品、薬局などで販売されることを目的とした一般用医薬品などがあります。

製薬会社の種類としては武田薬品工業やアステラス製薬などの国内メーカーがあり、海外の資本が入ったファイザーなどの医薬品メーカーも有名です。ジェネリック薬品を専門で扱う製薬会社や、キリンホールディングスのようなビールメーカーが医薬品を研究販売していたりと、製薬会社の種類は専業、兼業含め相当な数存在しています。

就活で志望動機を作成する際のコツ4つ

志望動機を作成するには、どのような点に注意して作成すればいいのでしょうか。以下の4つのコツを守りながら自分の独自性をアピールすることを念頭に置き、論理的で誰が読んでも理解しやすい文章を書くことを意識しましょう。そうすると、自然と採用担当者の目を引き、興味を持って読んでもらえる志望動機が出来上がります。

①なぜその業界なのか

「なぜその業界を選んで就活を進めてきたのか」という理由を記載しなくては、採用担当者に注目されることは難しいでしょう。その業界が自分にどのような影響を与えたのか、なぜ自分はその業界に興味を持ったのかなどを伝える必要があります。

興味を持った理由があればその理由を詳しく述べ、強い思いを語りましょう。業界によっては、他の業界にはない独自の特徴を持つところもあります。その業界にしかない特徴を自分なりに記載することによって、熱意を伝えましょう。

②なぜその会社なのか

業界について記載できたら、次になぜその会社なのかを書く必要があります。業界の中でも、どうしてその会社なのかという理由を書きましょう。業界内でも、評判のいい会社と悪い会社は確実に存在します。どのような理由で志望企業を選択したのかを、明確に記載しなければなりません。

この部分は、志望動機の核と言えます。どのように記載されているかによって、採用を通過できるかどうかが決まるといっても過言ではありません。本気度が最も試されるパートであり、次の面接に進んだ場合に最も基礎となる部分となります。

③就職後どうしたいか

「努力が報われて志望する企業に就職できた場合に、どのような行動を取るか」という意味で捉えて差し支えありません。企業に採用された後にどのような仕事をやっていきたいか、またはどのように仕事に取り組むかということを記載すると、採用担当者に誠意と熱意をアピールできます。

採用担当者は、就活生が思い描いている企業での活躍の仕方を知りたがっているとも言えるでしょう。「将来はこんな仕事がやってみたい」という強い抱負や想いを記載し、自分をどのように成長させていきたいかをアピールすることが採用への近道です。

④仕事に活かせる自分の強みは何か

性格や能力的な強みを、仕事にどのように活かせるかを考えましょう。責任感を持っている、リーダーシップがあるなどの性格を、どのように仕事に活かすのかを伝える必要があります。学生時代の経験談などを交えるといいでしょう。

スキル面で資格などを取得している場合は、「資格が御社の〇〇業務に役立つと考え、勉強をして習得しました」という内容を盛り込むこともできます。しかし、ここで書くのはあくまで志望動機になるため、自己PRの要素が強すぎるのはよくありません。最後の方に少し触れるぐらいでいいでしょう。

志望動機が書けない時は、志望動機作成ツールを活用しよう

志望動機の内容が薄いと、人事に採用されません。選考を突破するには、志望動機を作り込む必要があります。

そこで活用したいのが志望動機作成ツールの「志望動機ジェネレーター」です。
このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけで、理想的な流れの志望動機が完成します。

無料でダウンロードできるので、ぜひ活用して採用される志望動機を完成させましょう。

製薬会社の研究職は、製薬会社の花形の職種です。特徴としては本当に優秀な学生を採用する傾向があるので、理系の大学院や薬科大学の方が大半を占めています。内容が新薬などの薬の研究開発なので当然研究することが得意なことが前提です。

その中でも特に優秀な人材でなければ他の製薬会社に負けてしまうので、採用する製薬会社の方も慎重に選考してきます。選考を勝ち抜き採用になった際には、実際に薬の開発に携わることができ、その開発した薬によってたくさんの命が救われるのは研究職にとっての本望でしょう。

例文

私は難病を絶対に治すという貴社の信念に共感しました。今でもたくさんの難病で苦しむ人がいて、治療薬を待ち望んでい方々が世界中に大勢います。そのような人をいち早く救ってあげたいという思いが強く、御社の新薬の研究を重要視すること、新薬の開発スピードが速く世界各国に医療用医薬品を提供していることが最大の理由です。
私の父も幼いときに病気で亡くし、未だにその病に対する特効薬は開発されていないのが現状です。貴社に入社した際には、非常に高い製剤技術や高い技術力を持った社員の方と手を取り合い、難病で苦しむ人を救うという私の夢を実現したいと思っています。

新薬の開発に関しての難病の人を救いたいという強い思い、そして志望している製薬会社でならそれを実現できるというのがよく伝わる文章になっています。自分が考えたことの背景に関してもしっかりと説明されているため、採用担当者は好印象を持ちやすいです。

本当に自分が研究開発をやりたいという思いを整理すると具体的なストーリーが思い浮かぶはずですので、面接官に伝わりやすい志望動機ができます。

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MR職の志望動機例文

正式にはメディカル・レプリゼンタティブと呼ばれ、それを短縮してMRと俗に呼んでいます。仕事の中身ですが医師などの医療従事者を定期的に訪問し、医療情報などを普及させ正しい薬剤の使用を伝えるのが主な業務です。それと同時に実際に使用された医薬品の効果や副作用などの情報を、在籍している製薬会社にフィードバックすることによって、更に効果が高く副作用の少ない新薬の開発などに貢献します。

言い方を変えれば医師などに医療情報提供や有益や医療情報を他に伝えることになるので、医療行為をしている強い責任も当然あります。薬剤の情報などによってたくさんの命を救いたいなど、誰かの為に働くことにやりがいを感じているのならMR職を目指しましょう。

例文

私がMRとして貴社を志望した理由はMRの育成環境が他社よりも優れているからです。MRは医師などと接する機会も多く、医療技術に対しての知識も豊富に持っていなければなりません。それに加えて正しい効能や副作用も企業に伝える役割もあるので、一人のMRとして成長するのが必要不可欠です。
研修や支援制度が充実している貴社は、多くの命を救うことを実践している国内第一の製薬会社だと思います。私もその一員をなり、多くの人から信頼され、世界中に正しい医療情報を発信していきたいと思っていますので、貴社を強く志望いたします。

製薬会社にはMR職は必ずといっていいほど職業として存在します。自分が志望している製薬会社のMRとして、なぜ働きたいという気持ちが前面に出ていて好印象です。MR職の志望動機はどうしてMRとして働きたいのかということよりも、そこの会社のMRとしてなぜ働きたいかを出していくといい結果に繋がるでしょう。

MSの志望動機例文

正式にはマーケティング・スペシャリストと呼ばれ、それを短縮してMSと呼んでいます。仕事の中身ですが数多くの医薬品の中からから適切なものを医療機関に提案し、かつ医療機関からの要望を収集し製造会社に伝える業務です。

MSの顧客としては医師はもちろん医薬品の採用に関わる分野の人達であり、様々な製薬会社の製品知識が求められます。顧客のニーズを汲み取りニーズに合ったものをしっかり顧客に提供できる、高いコミュニケーション力のある人がMS職に向いているでしょう。

例文

私がMSを目指す理由は、薬剤の知識や最新の医療技術を学びながら、それを医師などの医療従事者に指導や理解をしてもらい、商品を販売することができるからです。
MRと営業職は同じように思われることが多いですが、実際に営業職であるMSとして働くことにより、病院や患者さんにとって一番いい選択肢を提案できることに魅力を感じます。
貴社を志望した理由としては研究職、MR、MSと横の繋がりが強く、日々発見される最新の医療をより学べると考えたからです。貴社に採用された際には、他のライバル企業に負けない程の医療知識を学び、より信頼されるMSとして日々頑張りますので、よろしくお願いします。

MRとMSというのは混同されやすく、志望動機も同じようになりがちです。しっかりと違いを述べるということと、営業職であるMSとして働くことにやりがいを感じられる志望動機になっています。製薬会社の職種は色々ある中で営業職を選ぶ強い理由を主張することが必須になります。

営業職としてコミュニケーション能力も重要なので、営業に私は向いているという内容で志望動機を作っても問題はありません。

自分は製薬会社に向いているタイプか、適性を診断してみよう

自分の適性や性格が、製薬会社の仕事に向いているのかどうか、気になりませんか?

そんな時は、自己分析ツール「My analytics」を活用して、自分と志望業界との相性を診断してみましょう。

My analyticsなら、36の質問に答えるだけで、自分の強み・弱み→それに基づく適職を診断できます。

My analyticsで、あなたの強み・弱みを理解し、自分が製薬会社に向いているタイプか、診断してみましょう。

製造職の志望動機例文

製造職は実際に製薬会社で開発された新薬や、ジェネリック薬品を製造する業務になります。工場で働いている人の多数は、高卒や専門学校卒の方が多いのですが、製造ラインの管理や衛生管理など管理業務全般を行うのは、大学の薬学部以上の人が大半です。

薬剤についての知識があり生産ラインでの管理などが多いため、人材管理などまとめることが得意な人には向いている職種です。製造した薬の品質が会社の評判にも直結するので、品質管理という重たい責任を任せられるしっかりとした人柄が求められます。

例文

私が貴社を志望したのは、徹底した衛生管理や薬の品質が素晴らしいと思ったからです。昨今、色々な衛生上の問題も話題になっていますが何十にも徹底されている製造ラインでの管理技術は他社よりも優れています。
新薬などを研究し開発されたものを責任もって製造管理し、病気で困っている人に最高の品質で届けることが最大の責務と感じています。貴社の新薬を世界にたくさん発信している姿は、日本の企業の中でも特に誇りに思う部分ですし、私もその一員として強く働きたいと思います。

製造職としてのやりがいをうまくまとめている志望動機です。実際に製造職として薬の品質に関わる部分ですので、製薬会社側もしっかりと最後まで責任を全うしてくれる人を望んでいます。製造職は志望動機として難しい部分も多いですが製薬会社として人を救いたいなどの高い志を出していきましょう。

研究開発た薬が営業で販売契約を結び、その薬を製造するということを誇りに持ちたいという気持ちをうまく伝えられるように考えてみましょう。

研究職は倍率が高くて狭き門

上記の研究職の紹介でも触れましたが、研究職というのは非常に倍率が高く採用されるのは至難です。ほとんどが理系の大学院卒で博士課程が多いため、高い学歴が求められます。しかし全員が大学院卒という訳でもないので、自分の行動次第によっては研究職としての採用も夢ではありません。

その第一段階として、比較的募集の多いMR職のインターンシップなどに積極的に参加していきましょう。そうすることで製薬会社の情報を豊富に学ぶことができ、面接で話す内容にインターンシップのことを含められます。インターンで参加した学生は参加していない学生に比べて大きなアドバンテージを得られます。

実際にインターンシップなどを積極的におこなっているということは、採用する企業側にとってやる気をアピールできます。どんどん積極的に動いて自分を売り込むようにしましょう。

製薬会社の志望動機は明確なビジョンが大切

製薬会社の志望動機を作成する際は、しっかりと自分が本当にやりたいことを整理してみましょう。自分の中にある病気の人を救いたい、医療の最先端の技術を学んで役に立ちたいなどの高い志があれば必ずいい結果がついてくるはずです。ここでご紹介したポイントや例文を参考に、自分だけの志望動機を作成しましょう。

監修者プロフィール

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吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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