履歴書

【履歴書の写真のサイズとは】サイズ変更の方法と注意点もご紹介

履歴書に貼る写真のサイズが合わない?

国内企業に就職するのであれば、必ずと言っていいほど使用する機会が多いものの一つに「証明写真」が挙げられます。証明写真は、就活生の雰囲気などをうかがい知るために使われることが多いため、たかが写真とは言っても侮ってはいけません。

しかしひとくちに「証明写真」と言っても、そのサイズは微妙に異なるものがいくつかあり、どれを選ぶべきかというのに苦心している就活生もいるのではないでしょうか。

この記事では、履歴書やエントリーシートに貼る「証明写真のサイズ」に焦点を当て、どれくらいの大きさのものが使われているのかを解説していきます。併せて、自分で写真の大きさを調節する方法も伝授しますので、証明写真にはあまりお金をかけたくないという就活生は参考にしてください。

履歴書に貼る写真のサイズは基本「4×3cm」

履歴書に貼る証明写真の基本の大きさは「4×3cm」です。このサイズはJIS(日本工業規格)の履歴書に使用される証明写真に適応されています。それゆえ、この大きさの写真を用意しておけばだいたいのものに対応できますが、それ以外のものもあります。

なおこの「4×3cm」ですが、ピクセル(画素)数で言い表すと「551×413px」となります。これは後ほど登場しますので、頭の片隅に入れておいてください。

企業からサイズ指定がある場合は指示に従う

基本のサイズは「4×3cm」であることは先ほどご紹介しましたが、もちろん例外もあります。このケースは大学発行の履歴書ではなく、企業が独自にエントリーシートや履歴書を用意している場合に起こることが多いです。

企業から写真のサイズ指定があった場合には、素直にその指示に従うようにしてください。指定を守らなければ、「指示を聞かない人」という悪い印象を与えてしまうことにもなりかねません。基本の「4×3cm」以外の指定に出会わないことに越したことはありませんが「4×3cm」で対応できないものもあるということは覚えておきましょう。

証明写真を貼る前に履歴書の内容を確認しよう

証明写真を貼る前に履歴書の内容を見直しましょう。履歴書には細かいルールや書き方が存在するため、きちんと守られているか郵送前にチェックすることが大切です。そこでぜひ活用したいのが「履歴書作成マニュアル」です。無料でダウンロードできるので、履歴書の書き方に自信がないという就活生におすすめです。実際に履歴書を作成する際のお手本としても、持っておいて損はありません。

写真のサイズが違う場合の対処法

自信の持っている履歴書の写真のサイズが違う場合には、どうすればいいのでしょうか。証明写真を準備するのもお金がかかりますし、何枚も必要となるとより出費が増えてしまいます。就活には証明写真以外にも交通費や雑費がかかりますので、なるべく費用を抑えるためにもすでに持っている写真を利用したいものです。

また、就活用に写真を用意したものの若干サイズが間違っていたという場合にも、なんとかしてその写真を使いたいものです。ここでは、履歴書に使う証明写真のサイズが違った場合の対処法について説明していきます。

基本的には撮り直す

就活の履歴書に使う写真のサイズが合っていなかった場合、基本的には撮り直したほうがいいです。無理にハサミやカッターでサイズを合わせると、不自然な仕上がりになってしまいます。また、サイズが大きいのではなく小さかったという場合には、ごまかしがききません。写真のデータがある場合はサイズを変えて印刷するようにし、データがない場合はもう一度撮り直すようにしましょう。

就活に使う履歴書は公的な書類であり、指示通りの書類が用意できていないと印象が悪くなってしまいます。履歴書が完璧だったのに、写真のせいで不合格となってしまってはもったいないです。将来を決める大事な就活ですので、多少の出費は我慢して撮り直すようにしましょう。

カットする

写真が大きかった場合は、規定のサイズになるようにカットするという方法があります。パスポートなどの大きめの証明写真があった場合は、ハサミやカッターでカットすれば問題ないと考える人も多いでしょう。しかし、そうすると顔がアップになってしまったり、頭頂部が切れたりする可能性があります。また、左右の余白の大きさが非対称になってしまうことも考えられるでしょう。

カットすればサイズは合うかもしれませんが、写真のバランスが悪くなってしまいます。採用担当者は他の履歴書も複数一緒にみることになるため、バランスのおかしい写真にはすぐに気づいてしまうでしょう。一人だけ写真のバランスがおかしいと分かってしまえば、評価が下がることも考えられます。

どうしても撮り直せなかったときは採用担当者に相談する

お金の都合や履歴書の提出期限の都合で、新しい写真を撮り直せない場合はどうすればいいのでしょうか。写真を撮影する時間がないなどの理由でどうしても撮り治せなかった時は、採用担当者に相談するようにしましょう。何も言わずにサイズの違う写真を履歴書に貼って提出するよりは、「指定されていたサイズの写真を用意できなかったのですが」と声をかけた方が正直で誠実な対応といえます。

しかし、提出書類をちゃんと用意できなかったという事実は変わりませんので、「指示通り書類を準備できない人という」だらしない印象になってしまいます。間に合わない場合はスタジオで写真撮影する時間はありませんので、スピード写真機を利用するなどして用意するようにしましょう。

自分で撮った写真をパソコンでサイズ変更する方法

自分で写真を撮影した場合、履歴書やエントリーシートで使うサイズに変更するという工程を抜かしてはいけません。また、特に指定のサイズよりも小さい写真しか持っていないのであれば、大きさを修正する必要があります。

写真の大きさを調節するという工程は、実は自宅にPCなどがあれば簡単に対応することが可能です。また、Photoshopなどの専門的ツールを持っていなくても対処できるので、サイズ調整のためだけに設備を整える必要はありません。

ここでは、自分で写真のサイズを変更する方法をご紹介いたします。大学の授業などで日ごろ使うようなツールを使用する方法ばかりなので、ぜひ参考にしてください。

Wordの場合

画像のサイズ変更の手順(Word)

  1. 「ファイル」→「オプション」→「詳細設定」
  2. 「表示」の「HTML関連は単位にピクセルを使用する」にチェック
  3. 画像を挿入し右クリック
  4. 「レイアウトの詳細」→「サイズ」
  5. 高さ「551px」、幅「413px」でOKをクリック

何も設定を変更していなければ「mm」が単位となっていますが、必ずしも指定のサイズになるとは限らないので、ここではピクセルを単位とする方法をご紹介しています。

上でご紹介した「551×413px」が登場しています。PC上で画像を調整するには便利な単位なので覚えておくとよいでしょう。「mm」のままだと、拡大縮小のサイズを忘れて調整してしまう可能性があるので、できないことはありませんが失敗しやすいです。

この写真サイズ調整のためだけにピクセルを用いるのであれば、調整完了後「詳細設定」のチェックを外すのを忘れないようにしてください。覚えているうちにやっておかなければ、どこで変更したのかが分からなくなって大変なことになるかもしれません。

Excelの場合

画像のサイズ変更の手順

  1. シート上に「3153px×4500px」の大きさの四角形を作成
  2. その四角形の中に「1417×1064px」の四角形を2~5個作成
  3. 画像を挿入し、四角形のサイズに合わせる
  4. 四角形全体をコピー&ペーストし、ペイントに貼り付け、「.jpg」で保存

ここではごくごくシンプルな方法をご紹介しています。コンビニの写真プリントなどで印刷することを想定しているため、ここでの写真のサイズはL版です。

後で写真を切り離しやすくするため、余白を設定できる大きさになっていますが、ギリギリまで詰めるのであればもう少し入るかもしれません。

四角形の大きさが大きいと思った方も多いのではないでしょうか。これは、プリントアウトされてしまうのを防止するためです。上の見出しで説明したことと同様、大きいのであれば修正は効きますが、小さく作ってしまうと作り直しになるのでやっておきましょう。

履歴書の細部まで気を遣おう!

この記事では「履歴書の証明写真のサイズ」に焦点を当て、一般的なサイズの紹介から自分で証明写真サイズの画像に加工する方法について触れてきました。

証明写真は履歴書の中でもほんの一部分にしか過ぎません。だからと言って「顔が分かればいいや」と適当に証明写真を選ぶと、それだけで悪印象を与えることにもなりかねません。

写真の貼りつけかたや身だしなみなどから、その人の雰囲気や性格などをうかがい知ることは可能なのです。それゆえ、決してぞんざいに扱ってはならないものだといえるでしょう。書類選考の通過率を自ら下げてしまわないためにも、せめて証明写真は完璧に用意するようにしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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