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【近くの証明写真機を探す効率的な方法とは】就活で使用する証明写真が撮れる場所は事前にしっかりリサーチしておこう!

就活には欠かせない証明写真

就活では第一印象が非常に大切です。面接の入室時が自分の第一印象と思い、そこに向けて対策をする人は多いですが、実は本当の第一印象はもっと前の段階で決まっています。それは履歴書やエントリーシートの証明写真です。証明写真の様子からもその人の印象は少なからず決定しており、面接ではその印象が正しいかどうかを肉付けしていく作業になります。良い印象を与えるためには証明写真の段階から、しっかりと気合を入れて撮らなければならないということになります。証明写真はエントリーの度に必要で、気が付けばなくなっているということも多いです。
書類の提出期限が近ければ焦ってしまい、証明写真も適当に撮ってしまいがちですが、これではいけません。証明写真は就活には欠かせない大事なものという認識を持って一回一回丁寧に撮りましょう。

まずは証明写真機を選んで検索しよう

証明写真を撮るにはスピード写真の証明写真機が便利です。証明写真機は街中の至る所にありますし、時間を気にすることなく証明写真を手に入れることができます。ひと昔前であれば普段は見かける証明写真機も、ふと必要になって探すとなかなか見つからないということもありました。しかし最近では、証明写真機がどこにあるのかネットで検索をすることが出来ます。
事前に場所を検索しておけばピンポイントでそこに向かえ、時間の短縮にもなりますし、見つからないことで、イライラすることもありません。また最近では証明写真機も進化しておりそれぞれに特徴があります。自分のお気に入りの証明写真機、あるいは状況に合わせて利用するものを使い分けて、どこにあるのかを検索するようにしましょう。

Ki-Re-i

Ki-Re-iはその名の通り証明写真を綺麗に撮れるという特徴があります。それにはいくつか理由があり、一つは撮影スタジオで使うような本格的なストロボライトが使われていること。そしてそれらがバランスよく顔全体を照らすようになっていること。そして極めつけは美肌補正が入っていることです。美肌補正をすることで肌のきめが細かく見え、顔の印象も明るくなります。ただ綺麗に映るというだけではなく健康的で、元気のいい印象を与えることもが可能です。
また証明写真機と言えば写真はプリントされるだけですが、Ki-Re-iであれば写真を撮影データでダウンロードすることも可能になります。データがあれば焼き増しも可能ですし、ネット提出のエントリーシートでも困ることはありません。一度お気に入りの一枚を撮っておけば、データからその写真を何度も使うことが出来るので非常に便利です。

メトロコマース

東京の地下鉄で多く見かける駅構内の証明写真機がメトロコマースです。駅構内のサービスの一環として設置されているもので、スタンダードな証明写真を撮ることが出来ます。メトロコマースの最大の利点は撮影機能ではなく、そのアクセスの良さに他なりません。駅中にあるので急遽証明写真が必要になった時に、すぐに対応することができます。
また営業時間も始発から終電までの間と長時間の利用が可能なのもメリットの一つです。駅の中ですので平日、休日に関係なく利用することができるので、様々な企業を訪れ移動の多い就活生にはありがたい証明写真機だと言えます。

City Photo Station

街中で最も見かけるポピュラーな証明写真機はCity Photo Stationでしょう。City Photo Stationは富士フィルムが運営しているため、写真の画質などのクオリティは非常に高いです。プレミアム仕上げの写真機であれば背景の色を8種類から選べるというメリットもあります。
また証明写真機の中にも秘密があり、通常の証明写真機であれば自分で椅子の高さを調整しなくてはならず、それによって写真の出来栄えも変わってきます。しかしCity Photo Stationは中の椅子がベンチになっているので高さを調整する必要はありません。いつも一定のクオリティで証明写真と撮ることが出来るというのがCity Photo Station強みです。

プロ写真館

プロ写真館は、三好工業株式会社が扱っている証明写真撮影機です。プロ写真館の最大の魅力は、なんといっても「納得するまで撮影できる」ということです。デジタル記録方式を採用していることによって、撮影した写真をすぐに確認することができるので、納得がいかなければすぐに撮りなおすことができます。

また、撮影のタイミングは自分で決めることができ、そして何度でも撮りなおすことができるので、自分が思う最高の表情を切り取ることが可能です。このほか、三好工業株式会社独自のミラーシステムによって、証明写真機ではどうしても起こって防ぎきることのできない「顔のゆがみの発生」の除去を実現できているのもうれしい機種です。

ID PHOTO STUDIO

ID PHOTO STUDIOは株式会社プラザクリエイト本社が扱っている証明写真撮影機です。全国の駅前やショッピングモールの中などに設置されています。ID PHOTO STUDIOの特筆すべきうれしい特徴が、「高速仕上げ」です。プリント時間は1枚につき10秒なので、急ぎで証明写真が必要だという場面にはうれしい機種だと言えるでしょう。

「そんなに高速仕上げたと、質が悪いのではないか」と思う方もいるでしょうが、800万画素のデジタルカメラを搭載しているので、画質も文句なしの水準です。写真の撮り直しは4回できますので、その中から自分がもっとも魅力的な表情をしていると思う1枚を選ぶようにしてください。

証明写真の値段の相場については、こちらの記事で詳しく解説しています。

スピード写真を撮る時の注意点

街中で見かける証明写真機は、急に証明写真が必要になったときには非常に便利です。また最近では撮影技術の高い写真機も増えているため、スタジオさながらの証明写真が撮れるものも少なくありません。様々なメリットも多い証明写真機ですが、もちろんそれらのメリットを最大限に活かすためには守らなければならない注意点があります。
せっかく写真機のポテンシャルが高くても、注意点が守れていなければ、綺麗に撮れないだけではなく、そもそも就活に使えない写真になってしまう可能性もありますので、注意点はしっかりと守るようにしましょう。

身だしなみに注意する

スピード写真はその名の通り素早く撮影し、すぐに写真がプリントされるところに強みです。しかし逆に言えばそのスピード感についていけなければ、いい写真が撮れないということになります。就活の証明写真を撮るときに大事になるのは身だしなみです。スピード写真では機械にお金を入れるとスピーディーに撮影が始まってしまうので、身だしなみを整えてからお金を入れるようにしましょう。お金を入れてから身だしなみを整えようとすると間に合わなかったり、焦ってしまったりするので、必ずお金を入れる前に身だしなみを整えるようにしましょう。
また写真館とは違い、身だしなみを整えてくれる人がいないため、自分でしっかりと整える必要があるというのもポイントの一つです。そもそも正しい身だしなみを分かっていなければ、綺麗に整えることも出来ません。まずは就活における正しい身だしなみを覚え、それから写真の撮影に臨むようにしましょう。

サイズをきちんと確認しておく

証明写真機で写真を撮るときにはプリントする写真のサイズを選ばなければなりません。証明写真機や履歴書によって写真のサイズが異なる場合もあるので、必要になるサイズは事前にしっかりと確認してから行くことが大切です。
大は小を兼ねるということで一番大きなサイズにして、写真を貼るときに小さく切り取るというのはNGになります。サイズを守っていないと、どうしてもバランスが悪くなりますし、指定を守れていないということで志望度が低いと取られる可能性が高いです。必要なサイズは必ず確認しておき、自分が今から利用する写真機にそのサイズがあるのかも確認してから、お金を入れるようにしましょう。

証明写真のサイズについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

写真データの種類選びは慎重に

証明写真機も年々進化しており、近年では紙の写真以外にも、ネット上でのエントリーの際に使える写真データをもらうことのできる機種も増えてきています。しかし、ものによっては写真データに種類があり、それを間違えてしまうと、本当に使いたい場面で使えなくなってしまうということもありますので注意してください。

この注意点に最も当てはまる機種が、Ki-Re-iです。この機種でもらえる写真データには「再プリント用」と「Web 用」があり、前者は「With スマホ」機能のあるKi-Re-iで焼き増しする用のデータ、後者はオープンESなどネット上でのエントリーなど自由に使えるデータとなっています。応用が利くのは断然後者なので、撮影の際は間違えないようにしてください。

証明写真をデータ化する方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

撮り直しできる回数にも注意しておく

証明写真機には、それぞれ撮影できる回数が定められています。撮影回数が終了する前に良いと思える写真が取れなければ、再度撮影しなおすしかありません。そうなると、お金を無駄にしてしまうだけなので注意しておきましょう。この記事の中で挙げた写真機のなかで、もっとも多くの回数撮影することができるのはプロ写真館です。

この機種の撮影可能回数は「無制限」なので、時間の許す限り妥協しないで、自分が魅力的に写る1枚を追い求めることができます。この記事でご紹介したその他の写真機は、最大で4回撮影できるものが多くなっています。機能面も大切ですが、1枚を慎重に選びたいという方は、このような面から写真機を選ぶのもよいのではないでしょうか。

近くの写真屋さんを探す方法

就活の証明写真を撮るためにはスピード写真を利用するほか、写真屋さんで撮ってもらうという方法もあります。写真屋さんは写真のプロなので就活用だと伝えればきちんとそれに合わせた身だしなみも整えてくれますし、何ポーズか撮影してその中から自分の気に入ったものを選ぶということもできます。写真について分からないことがあればすぐに聞くこともできますし、写真をデータでもらうことも可能です。色々なメリットがあるので、時間があるなら写真屋さんでの撮影をオススメします。
しかし近所の写真屋さんと言っても、本格的に写真を撮っている人であればすぐに思いつくかもしれませんが、そうでなければあまり馴染みのない場所なので、どこにあるか分からないという人も多いのではないでしょうか。まずは近くの写真屋さんを探すことから始めましょう。

最寄り駅から検索をする

写真屋さんを探すにはネットで検索するのが一番早いです。ネット上で、最寄り駅周辺の写真屋さんを検索するといくつか候補が出てくるはずなので、一度それで探してみましょう。もちろん自宅周辺で検索をしても良いが、駅周辺の方が選択肢が増える傾向にあるので、まずは最寄り駅での検索がオススメです。
もし最寄り駅で出なければ自宅周辺で検索。それでもなければ隣の駅、あるいは近くのターミナル駅で検索してみましょう。大きな駅の周辺であれば栄えているところも多く、写真屋さんが見つかる可能性も高くなります。

地元の友達にリサーチする

ネットで検索するほかに写真スタジオを探す方法として有効なのは地元の友達にリサーチしてみることです。同級生であれば同じように就活をしている可能性が高いので、どこで撮影したか聞くことで近所でも写真スタジオが見つかる場合もありますし、オススメを教えてもらえる可能性もあります。
また全ての写真スタジオがネットに情報を上げているわけではなく、街の小さなスタジオであればネットに情報が出ていない場合も多いです。友達に聞くことでそういった地元ならではの情報を手に入れることが出来るので、意外と家のすぐ近くで写真スタジオが見つかるという可能性もあります。

証明写真は必ずスーツで撮る

証明写真機のスピード写真で撮る場合も写真屋さんで撮る場合の両方で言えることですが、就活で使用する証明写真は必ずスーツで撮るようにしましょう。履歴書は公式の書類なので、どんな職種でも証明写真ではフォーマルな服装で撮影するのが常識です。たとえどれだけ綺麗に写真が撮れていて第一印象がばっちりの場合でもスーツを着ていなければそれだけで大きく減点の対象になります。企業への志望度だけではなく就活全般に対する意欲に欠けていると判断され、それだけで落とされてしまう可能性も大いにあります。
急遽証明写真が必要になったという場合でも、必ずスーツに着替えて写真を撮るようにしましょう。写真のためだけにわざわざスーツに着替えるのが面倒なのであればスーツを着て出かけた機会に、こまめに写真を撮っておくようにしましょう。

就活マナーには気をつけてください
39点以下は要注意な就活力診断で確かめましょう

「めんどくさいな」と思われがちな就活マナーですが、いざという時にできないとそれが原因で選考に落ちてしまう可能性があります。

そこで「就活力診断」を活用しましょう。数分で終わる就活マナーの質問に答えるだけで、あなたの就活力と改善点を把握することができます。

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証明写真で差別化しよう!

就活では就活生が思うよりも細部まで人事に見られているということを知っておきましょう。それは証明写真についても同じです。証明写真なんてその人の顔さえ分かればどんなものでもいいというわけではありません。証明写真も立派な判断材料になります。その印象が良ければ面接でも好印象を持ってもらいやすくなります。
証明写真にも気を遣うことで、選考を有利に進めることが出来ます。また、証明写真にまで気を配ることが出来るというのは大きなプラス評価に繋がります。それだけ細部にまで気が回り、企業に対する志望度が高い就活生と感じてもらえる場合が多いでしょう。証明写真で他の学生と差別化を図り、就活をより有利に進めてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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