企業研究

東洋製罐の平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

東洋製罐への就職を目指すなら年収を把握しておこう


東洋製罐は、東洋製罐グループの一員として、包装容器事業を中心に事業を展開しています。大正時代に創立し、国内初の自動製缶設備による製缶事業を始めて以来、時代のニーズに対応した包装容器の製造に注力し、業界を牽引し続けています。取扱い製品には、飲料用や食品などのペットボトルや缶のほか、生活および家庭用品や業務用の製品などがあります。
さらに、抗菌や防臭効果のある素材など、新たな製品の開発にも着手しています。躍進を続ける東洋製罐ですが、その年収水準とはどのようになっているのでしょうか。東洋製罐に就職を希望している学生は、年収を把握しておくとよいでしょう。

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東洋製罐における最近の平均年収推移

東洋製罐は、日本初の包装容器専門会社として、今から約100年前に創業をスタートしました。今でもなお、包装容器の製造・販売を続けており、缶詰・飲料用の缶では国内トップシェアを誇ります。ここでは、東洋製罐における平均年収の分析、同じ業界との年収の比較等をおこないます。

東洋製罐とは

正式名称:東洋製罐株式会社
所在地:東京都品川区東五反田2-18-1
大崎フォレストビルディング
従業員数:3,199人
平均年齢:40.3歳
平均勤続年数:15年
//www.toyo-seikan.co.jp/
※有価証券報告書を参照

東洋製罐は「包装容器を通じて社会に貢献する」という企業理念の元、日本の包装容器業界をリードし続けています。東京に本社を構えており、従業員数は約3,200人とかなり大きな規模です。平均年齢40.3歳、平均勤続年数15年は、上場企業の平均(40.44歳・14.7年)とほぼ同じ水準といえます。

近年の平均年収推移

東洋製罐の近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 734.0万円
平成27年 703.0万円
平成26年 701.0万円
平成25年 716.0万円
平成24年 695.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

東洋製罐の過去5年における平均年収の推移です。平成24年から平成27年の4年間はわずかな増加・減少を繰り返し、700万円付近の水準を維持してきました。しかし、平成28年度は業績が好調なのか、前の年より大きく増加しており、過去5年で最も高い734万円を記録しました。

東洋製罐における年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 478.3万円 31.1万円 105.0万円
25~29歳 609.9万円 39.7万円 133.9万円
30~34歳 691.2万円 45.0万円 151.8万円
35~39歳 750.5万円 48.8万円 164.8万円
40~44歳 807.2万円 52.5万円 177.2万円
45~49歳 846.8万円 55.1万円 185.9万円
50~54歳 894.7万円 58.2万円 196.4万円
55~59歳 887.9万円 57.7万円 195.0万円
60~64歳 642.4万円 41.8万円 141.0万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

東洋製罐の1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 31.1万円 105.0万円 478.3万円
23歳 32.8万円 110.8万円 504.6万円
24歳 34.5万円 116.6万円 530.9万円
25歳 36.2万円 122.4万円 557.2万円
26歳 38.0万円 128.1万円 583.5万円
27歳 39.7万円 133.9万円 609.9万円
28歳 40.7万円 137.5万円 626.1万円
29歳 41.8万円 141.1万円 642.4万円
30歳 42.8万円 144.6万円 658.7万円
31歳 43.9万円 148.2万円 675.0万円
32歳 45.0万円 151.8万円 691.2万円
33歳 45.7万円 154.4万円 703.1万円
34歳 46.5万円 157.0万円 715.0万円
35歳 47.3万円 159.6万円 726.8万円
36歳 48.0万円 162.2万円 738.7万円
37歳 48.8万円 164.8万円 750.5万円
38歳 49.5万円 167.3万円 761.9万円
39歳 50.3万円 169.8万円 773.2万円
40歳 51.0万円 172.3万円 784.5万円
41歳 51.8万円 174.7万円 795.9万円
42歳 52.5万円 177.2万円 807.2万円
43歳 53.0万円 179.0万円 815.1万円
44歳 53.5万円 180.7万円 823.1万円
45歳 54.0万円 182.5万円 831.0万円
46歳 54.6万円 184.2万円 838.9万円
47歳 55.1万円 185.9万円 846.8万円
48歳 55.7万円 188.0万円 856.4万円
49歳 56.3万円 190.1万円 866.0万円
50歳 56.9万円 192.2万円 875.6万円
51歳 57.6万円 194.3万円 885.1万円
52歳 58.2万円 196.4万円 894.7万円
53歳 58.1万円 196.1万円 893.3万円
54歳 58.0万円 195.9万円 892.0万円
55歳 57.9万円 195.6万円 890.6万円
56歳 57.8万円 195.3万円 889.3万円
57歳 57.7万円 195.0万円 887.9万円
58歳 54.6万円 184.2万円 838.8万円
59歳 51.4万円 173.4万円 789.7万円
60歳 48.2万円 162.6万円 740.6万円
61歳 45.0万円 151.8万円 691.5万円
62歳 41.8万円 141.0万円 642.4万円
63歳 33.4万円 112.8万円 513.9万円
64歳 25.1万円 84.6万円 385.4万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

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東洋製罐の役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,423.7万円
課長 1,113.6万円
係長 848.0万円
20~24歳の一般社員 478.3万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

課長で1,000万円以上

東洋製罐の年収を、役職ごとにシュミレーションして算出しました。部長職は1,423万円、課長職は1,113万円、係長職は848万円、20代前半の一般社員は478万円という予測です。最も給与の安い若手社員の年収が、日本の平均年収421万円を上回っています。次に、包装資材の大手企業であるレンゴーの年収と比較してみましょう。
レンゴーの役職者の年収は、部長職は1,246万円、課長職は974万円、係長職は742万円、20代前半の一般社員は418万円というシュミレーション結果となっています。東洋製罐の年収と比較すると、いずれの役職においても東洋製罐の年収がレンゴーを上回っています。また、課長職で年収が1,000万円を超えている点においても、東洋製罐の年収水準は高いと言えるでしょう。

東洋製罐の大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 21.1万円
修士了 23万円

※リクナビ2018より参照しています。

東洋製罐は入社コースに、営業を含む事務系コース、研究・開発を含む技術コースのふたつがあります。初任給はどちらのコースも上の表通りで、金額に変わりはありません。受けられる手当として、住宅・扶養・交通費・時間外勤務等があります。

鉄鋼・非鉄金属業界における年収の傾向と生涯賃金

鉄鋼・非鉄金属業界とは

この業界を簡単に説明すると、鉄鋼業界は鉄製品を中心に開発・製造・販売をおこなう業界、非鉄金属業界はその名の通り鉄以外の金属に関する製品を取り扱う業界です。

非鉄金属業界の場合、銅・亜鉛などを含むベースメタル、アルミニウムやマグネシウムなどの比較的軽い金属である軽金属、チタン・クロムなどのレアメタルなど、扱う金属は様々です。鉄鋼・非鉄金属どちらの場合でも、原料の取得・原料から金属を取り出す精錬・加工の流れで金属製品を製造しています。

鉄鋼・非鉄金属業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 東洋製罐 鉄鋼・非鉄金属業界
20~24歳 478.3万円 384.3万円
25~29歳 609.9万円 479.8万円
30~34歳 691.2万円 550.0万円
35~39歳 750.5万円 589.8万円
40~44歳 807.2万円 643.5万円
45~49歳 846.8万円 689.7万円
50~54歳 894.7万円 732.7万円
55~59歳 887.9万円 711.4万円
60~64歳 642.4万円 492.8万円
生涯賃金 3.30億円 2.64億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

上記は、東洋製罐における平均年収のシミュレーション結果と、同業界の平均年収とを年齢別に比較した表・グラフになります。全年代において、東洋製罐の年収が業界の平均を上回っていることがわかります。その差も大きく、35~59歳まで150万円以上の差で業界平均を上回っています。生涯賃金を見ても、約6,600万円ほどの差がつくとの結果が出ています。

東洋製罐が求める人材とは

缶やペットボトルなど、私たちの日常生活に馴染み深い容器を数多く開発している東洋製罐。包装資材を通して社会貢献を目指しており、ただ単に製品を提供するだけでなく、地球環境に配慮した生活を提案するという使命も負っています。また、大正時代の創業以来、時代のニーズに合わせた新たな容器の開発にも力を入れており、常に「包みのテクノロジー」を追求しています。
容器の変革と進化を生み出す東洋製罐が求める人材とは、アイデアや創造性に富んだ独自の製造技術により、「容器のプロ」として活躍できる人です。具体的には、視野が広く、業務の本質的な課題を探り、課題形成力を発揮できる人材であること。他の従業員と力を合わせて、課題に対して前向きに取り組む人材であること。社内外の関係者との折衝交渉をまとめて結果に繋げることができる人材であること。そして、結果が出るまで、最後までやり通す粘り強さを持つ人材などが挙げられます。

まとめ

東洋製罐における平均年収の推移、同業界との年収の比較をお送りしました。東洋製罐は飲料用の金属缶部門において、国内のトップシェアを誇っており、その他にも多くの包装容器に関する製品で高いシェアを獲得しています。そのため、売り上げ・業績もかなり良く、従業員の年収も比較シミュレーションからわかるように、業界平均を大きく上回っています。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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