履歴書

【履歴書の賞罰とは】記入すべき内容とない場合の書き方

履歴書の賞罰とは?

履歴書の賞罰欄にどういった内容を書くべきなのか、頭を悩ませている方は多いのではないでしょうか。「過去に法律に触れるような罰則を受けてしまった経験がない」、「賞を受け取るような栄誉を手にしたことがない」という方がほとんどなのではないでしょうか。

特に賞罰欄に該当する経験をお持ちではないという方のために、該当するものがない場合の対処法や、そもそも賞罰欄に記入すべき事項はどういったものなのかご紹介します。正しく賞罰欄の記入をして、内定に近づけるように準備を進めておきましょう。

履歴書の賞罰「賞」と「罰」の基準



履歴書の賞罰欄に関して、どういった内容の賞罰を記入するべきなのか、明確な基準をご説明いたします。基準が分かっていないと書く必要のない賞罰を記入してしまうでしょう。その結果、採用担当者の評価が下がってしまう要因になりかねません。どの程度の「賞」なら書くべきで、どの程度の「罰」は書かなくていいのかといった点を理解し、自身に該当する賞罰が無いかどうか顧みるようにして下さい。

「賞」は全国・国際レベルのもの

賞の記入例

「第〇回 〇〇大会 入賞」

履歴書に書ける具体的な「賞」は、あくまで誰が聞いてもわかるような全国・国際レベルのものである必要があります。学校内だけの賞、皆勤賞や成績優秀賞などは履歴書に書く賞として相応しいものとは言えませんので、記入しないように注意しましょう。

「スポーツの国際大会で入賞」など公共機関が設けている技術や能力を図るもので、優秀な成績を収めた証明である賞は記入することができます。忘れずに記入しましょう。

記載OK例

・ノーベル賞
・芥川賞
・オリンピック
・全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会
・全国高等学校野球選手権大会
・東京都からの感謝状

記載NG例

・全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会 東京都大会
・全国高等学校野球選手権大会 東京都大会
・東京都〇〇区からの感謝状

    「罰」は刑事罰や10年未満の前科

    次に「罰」に関して説明します。「罰」は刑事罰や10年未満の前科を記入する項目です。罰は一般的に事件性のある内容でしたら全て書く必要があると考える方もいらっしゃると思います。

    民事事件や少年犯罪歴、裁判中の事件、起訴猶予に関しては履歴書の賞罰欄に記入する必要はありません。間違えないように覚えておきましょう。

    罰の記入例

    「〇〇罪 懲役〇年 執行猶予〇年罰 刑期終了」

    自己分析の浅さは人事に見透かされる

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    「賞罰なし」と書く必要はあるのか?

    ここまで、賞罰の記入方法を解説してきました。
    しかし、恐らく大多数の方は賞罰に該当する経験をしていない方でしょう。

    無理に賞に値しない経験を記載しても意味はありませんし、むしろマイナス評価を受ける原因にもなります。そこで、これまでに賞罰に該当する経験をしていない場合の記入方法を詳しく解説していきます。

    賞罰欄は何もなければ「特になし」で埋める

    賞罰欄は該当する出来事が何もなければ「特になし」で問題ありません。あくまで空欄として提出するのではなく「特になし」と書くようにしましょう。

    空欄のまま提出してしまうと採用担当者は、記入漏れなのか・記入する何もないから空欄なのかを、判断することができないからです。賞罰欄は該当する出来事がない場合「特になし」と忘れずに記入しましょう。

    「賞罰なし」が虚偽の場合は不採用になる可能性もある

    賞罰の「賞」は他者に対して誇れる内容であることに違いはありませんが、一方で「罰」は人によっては隠したい過去だと考える人もいるでしょう。

    しかし就活で不利に働くことが予想されるからと、虚偽の申告をしてしまうと結果として不採用を通達されてしまう可能性があります。

    また虚偽申告は告知義務違反にあたります。そのため採用取り消しや解雇などに繋がる可能性が考えられるのです。刑事罰を受けた経験があるのにもかかわらず、「賞罰なし」と虚偽の申告をしてしまわないように正直に記載しましょう。

    賞を貰った経験を書きたいときは?

    「賞」と一口に言っても、全国大会や国際大会クラスの規模の大きなものから学内コンクールや地域のコンテストと言った比較的規模の小さなものまで、様々な種類のものが存在します。「賞をもらったことはあるけれど、賞罰欄に書くほどのものか分からない」という方もいるでしょう。

    どのようにアピールすれば良いのかについて、以下で詳しく解説します。是非参考に賞罰欄を作成してみてください。


    【賞罰の記入例】





    1.資格欄に書く

    1つ目の方法としては、「資格欄に記入する」というものがあります。例えば、TOEICで高スコアを記録した場合がこのケースに該当します。しかし「賞」の内容を資格欄に記入するようなケースはあまり多くありません。

    そもそも、賞罰の「賞」は「都道府県レベル~全国・国際規模の大会等における成果で、世間一般に広く認知されているもの」と定義するのが一般的です。そのためあまり知名度の高くない内容の受賞歴を賞罰欄に記入しても、採用する側にさほどの好印象を与えるとは想定しづらいです。

    それでも、面接の際の話題作りの役割は十分に果たすと考えられるので、そういう意味でも以下で紹介する「趣味・特技」の欄に記入する方がよいでしょう。

    以下の記事では履歴書の資格欄の記入方法について詳しく解説しています。併せて確認してみてください。

    2.趣味・特技欄に書く

    「学生時代の部活動で参加した大会で優勝した」や、「大学のサークル活動の内容が評価されて市や地域の団体から表彰された」場合には、「趣味・特技欄」に記入するのが効果的です。履歴書の「賞」の欄には学生時代の功績については記載しないことが一般的です。

    そのため、自身の学内活動に関するアピールを有効に行う際には「趣味・特技欄」を活用することになるでしょう。学生時代に自分の好きなことを活かした活躍を通して、忍耐力や目標に向かって努力する姿勢をアピールすることができます

    また、そこから自己PRや志望動機に繋げることも就職活動における有効な戦略の1つです。是非参考にしてみてください。

    以下の記事では履歴書の趣味・特技欄の記入方法を詳しく解説しています。併せて確認してみてください。

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    履歴書における賞罰の書き方を知っておこう!

    履歴書には「賞罰欄」が付いているものもあります。賞罰の経験がない方は、「賞罰なし」と記入しましょう。賞や罰の経験がある方はその内容を正しく記入しましょう。

    履歴書にもさまざまなフォーマットがあり、最近は「賞罰欄」がない履歴書が増えてきています。仕事に経験を活かせる場合には記入するとよいですが、基本的にはあえて書く必要はありません。

    履歴書の賞罰欄の書き方に戸惑う方がいるかも知れませんが、基本は「事実をわかりやすく正しく書く」ことです。履歴書を正しく書き、就活を着実に前に進めていくようにしてください。

    監修者プロフィール

    ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
    吉川 智也(よしかわ・ともや)
    1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
    現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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