履歴書

【趣味・特技一覧あり】履歴書で魅力的に書き上げるコツと例文10選

就活で差をつける趣味や特技について

就活では履歴書や面接で趣味や特技について問われます。趣味がない、特技がない人と不安になることや、解答に困る人は多いのではないでしょうか。

趣味や特技であっても就活で聞かれている以上、その回答次第で評価は変わる可能性があります。

是非この記事を参考にあらかじめ趣味と特技の一覧表を参考に、就活で差をつける伝え方を準備しておきましょう。

趣味や特技は就活生を知るひとつの手がかりとなる

就活において趣味や特技が問われる理由は、就活生の普段の行動からどのような特徴や価値観を持っているのかを企業側が把握するためです。

個人の思想や好きな言葉などを聞くのは面接においての禁止事項になっています。そのため企業は趣味・特技欄から「会社の雰囲気に上手く馴染めそうか」や「長く勤めてもらえそうか」を判断しています。

自分の特徴を企業側に把握してもらえるチャンスと捉え、あらかじめ伝えることを準備しておきましょう。

以下の記事では履歴書の書き方について詳しく解説しています。併せて確認してみてください。

趣味や特技を採用担当者が聞く理由3選

就活で評価される趣味や特技のアピールを考えるためには、まずは採用担当者がなぜ就活生の趣味や特技を聞くのかその理由を知る必要があります。そこでここからはより詳しく趣味や特技を採用担当者が聞く理由を解説していきます。

趣味や特技から何を見られているのかが分からなければ、効果的にアピールをしていくことは難しいでしょう。是非参考にしてみてください。

1.就活生の人間性を知りたい

採用担当者が趣味や特技から見ているものとしては、就活生の人間性が挙げられます。趣味や特技はその人の個性でもありますし、「素」に近い本質的な部分です。どのような趣味・特技を持っているかで人間性が判断されています。

採用担当者は能力の高い優秀な学生を採用したいと考えていますが、同時に一緒に働きたいと思える学生を採用したいとも考えています。仕事はチームワークも大切ですので、能力だけではなく、一緒に協力して働くことができる人間性も大切です。

採用担当者は就活を通じて、自身もどういった人間と働きたいかを見ていますし、趣味や特技からその人の本質部分の人間性が見られていると言えるでしょう。

2.面接のアイスブレイクとして用いられる場合もある

上でもお伝えしましたが、趣味・特技欄を採用担当者が聞く主な目的は就活生の人間性を見るためです。趣味や特技はその人の個性でもありますし、より「素」に近い本質的な部分だからです。

しかし面接では緊張のあまり「素」の自分を出すことや、頭が真っ白になってしまう人は多いでしょう。そこで就活生の緊張をほぐす目的で趣味・特技を聞くという採用担当者もいます。

趣味や特技は緊張していても比較的話しやすい項目でしょう。さらに面接官と話すという行為に慣れることで、緊張を和らげられる可能性もあります。

この一連の行為をアイスブレイクと呼びます。このアイスブレイクを目的に趣味特技欄から質問をするという採用担当者もいます。

アイスブレイクが目的の場合、面接の序盤で趣味・特技について質問をされることが多いです。是非覚えておきましょう。

3.仕事にどう活かせるのか知りたい

趣味や特技から見られているのは人間性だけではありません。場合によっては仕事にどう活かせそうかという観点から趣味・特技に関する質問をしている可能性があるからです。

仕事をするうえでは人間性も大切ですが、能力も必要です。どれだけ優れた人間性であっても仕事の能力が全くなければ仕事で活躍することはできませんので、能力をアピールすることも大切です。

そのため採用担当者によっては趣味や特技から、それが仕事にどう活かせるのか知り、今後どんな仕事を任せられるのか把握したいと考えている人もいます。

趣味や特技が仕事に活かせそうな場合には、積極的に伝えるとよいでしょう。例えば読書が趣味の場合には、学習欲や知的好奇心をアピールすることができます。学習欲がある就活生は入社後成長する可能性が高いため高評価を得られるでしょう。趣味や特技が仕事に活かせそうな場合には、積極的に伝えてみましょう。

しかし注意点は「必ずしも仕事に活かせる趣味・特技でなければいけない」わけではないことです。もちろん、仕事で活かせるかって視点でもみている人はいますが、あくまでサブ的な視点です。趣味や特技は仕事で生かすために行っているものではないからです。

そのためメインで仕事で活かせるかを見ている人は多くありません。メインで趣味特技欄からみていることは就活生の人間性です。このことを注意しておきましょう。

以下の記事では趣味・特技欄の書き方とポイントを例文で解説しています。併せて確認してみてください。

ESで趣味や特技を書くときのコツ

趣味や特技はESに記入することも多く、そこでも高評価を獲得するためのコツがあります。ESでは他の項目ばかりに気持ちが集中してしまい、趣味や特技については適当に書いてしまう人も多いですが、それはNGです。

趣味や特技も当然ながらESの一部であり、そうである以上、評価の対象になっています。ESで趣味や特技を書くときにはコツがありますので、それを踏まえて、少しでも高評価を獲得できるように工夫して書くようにしましょう。

広く浅い内容よりも狭く深い内容のが好印象

ESで趣味や特技を書くときは、広く浅いよりも狭く深い方が好印象です。多趣味であったり、特技が多いことで豊かな人間性をアピールできると考える人もいますが、趣味や特技はそのひとつひとつから人間性と仕事に対する姿勢などが見られています。

そのため、複数記入してしまうと読み取れる情報が分散してしまい、その人の人間性が曖昧にしか伝わらなくなってしまいます。

また趣味や特技は面接で深掘りされる場合もありますし、そのときにも広く浅いものでは回答に困ってしまいます。ひとつのことをじっくりと続けている方が印象も良く、面接でも回答がしやすいので、狭く深く取り組んだものを、ESには書くようにしましょう。

能動的な趣味特技を書くとなお良い

趣味や特技をESで書くときには、受動的なものよりも能動的な趣味・特技の方が印象よりよくなる可能性があります。

能動的な趣味は、絵を書いたりピアノ等の楽器を演奏・スポーツをするといった自分の行動が他者に影響を与えるものを指しています。

もちろん受動的な趣味でもよいですが、仕事に活かせそうかという観点を重要視する方は能動的な趣味を記載するとより印象が良くなるでしょう。

能動的な趣味は、積極性や主体的に動くといった印象を採用担当者は受けるでしょう。そのため仕事に対しても積極的・主体性があるのではと好印象を与えられる可能性が高いのです。

仕事に活かせそうかという観点を重要視する方は能動的な趣味を記載するとよいでしょう。

自分らしさがにじみ出ているような趣味特技を書く

自分の趣味や特技の中から、相手の印象に残るものを選んで書きましょう。特技であればマジックなど比較的に印象に残りやすい特技で、幅広い年齢層に好印象を与えることができます。部活で培った技術を特技として記すのでも問題ありません。

特技の場合、面接などで披露することを求められる場合があるので、無理のない範囲でPRするとよいでしょう。趣味であれば、展示会で入選したなどの実績があれば相手の方の印象に残るうえに、自分が真摯に趣味に打ち込んでいる姿をPRすることができるので効果的です。

特技や趣味に自分だけの特徴を付け加えるとより相手に自分の人物像がより深く伝わります。特徴的な特技や趣味がある場合は、全面に押し出してPRすると好評価を得られやすいです。

5W1Hを意識して書く

5W1Hを意識して記入することも文章を魅力的なものにする有効な手段です。そもそも5W1Hとは「Who(だれが)When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)」の頭文字を取った言葉です。

そしてこの5W1Hに基づき文章を作成すると、採用担当者は趣味や特技の内容をイメージしやすくなります。つまり採用担当者にとって内容がわかりやすい魅力的な文章を作成することができるのです。

趣味・特技においては、いつから好きなのか・どうして始めたのか・どのようにおこない・どのくらいの頻度で・いつ取り組んでいるのか・を明記しましょう。

例えば、中学1年生から釣りが趣味です。釣りを始めたきっかけは父の影響です。父に連れられ海釣り公園に毎週日曜日通っていました。当初は磯の匂いが苦手だったことや、魚に触れることに抵抗がありました。しかし~

上記の例のように5W1Hに基づき文章を作成すると状況がイメージしやすいでしょう。是非試してみてください。

その業界や職種で活かせるような書き方をする

就職後に趣味や特技を活かせるとアピールすることは就活において有効な手段です。多くの場合、企業側としては即戦力となる人材を求めているので、趣味や特技の文の最後に入社後の業界で活かせそうなことがあればしっかりとアピールをしておくと好印象を得られる傾向にあります。

記入の時点で、希望する職種も絞っているのであれば職種に活かせることを書くと、より具体性が増します。自分の特技や趣味と希望する職種との共通点を見つけ出すことは難しいことですが、繋げることができた場合は、相手の好評価につながるので、記入ができる場合はしっかりと記入をしましょう。

落ちるES・履歴書の共通点をチェックしよう

落ちるES・履歴書には、共通した特徴があります。その特徴を把握して作成しなければ、書類選考を突破することができません。

そこで、無料の「内定者ES100選」を活用しましょう。ES作成のポイントを解説で把握でき、大手企業内定者が実際に提出したES100種類を参考にできます。

ぜひ活用して、志望企業の書類選考を突破しましょう。

趣味特技はどう活かせるのかを明確化しておく

趣味や特技をアピールして、周囲と差をつけるためには、それらが仕事でどう活かせるのか明確化しておくことが大切です。趣味特技は仕事で活かせるものをアピールしてこそ、高評価を獲得することができます。

どのようなものでも、解釈の仕方によっては仕事に活かす方法を考えることができますので、それを明確にしておくことが大切です。趣味特技から学んだことを仕事活かして活躍できる人材であることをアピールしていきましょう。

趣味や特技を通して何を学んだのか提示する

趣味や特技をアピールし、仕事でどう活かすかを明確化するためには、それらを通して何を学んだのかを提示することが大切です。単に趣味特技をアピールするだけでは、それが業務に直接関係あるものでない限りは、仕事での再現性をアピールすることはできません。

まずは趣味特技に取組み、そこからどんなことを学んだのかを提示し、その能力が仕事に役立つとアピールしていくようにしましょう。趣味特技に取組み、そこから何かを学ぶには、一定期間それに取り組んでいる必要があります。

短期間では何かを学び、能力を身に付けることは難しいので、継続して行っていると分かるような文章で伝えることが重要です。趣味特技を継続していることを伝え、続けることで学びがあったことを提示するようにしましょう。

【例】趣味特技を通して学んだこと→仕事で生きること

「読書」から多様な価値観を学んだ→対人折衝力
「スポーツ」から努力の大切さを学んだ→忍耐力
「ゲーム」からユーザー目線を学んだ→UI・UX改善
「旅行」から多様性を学んだ→好奇心
「植物鑑賞」で植物の成長から積み重ねる大切さ→継続力

企業理念を意識したアピールがあると尚良い

高評価を目指す方は、志望する企業の企業理念を知り、それに合わせてアピールをしていく必要があります。

志望企業の企業理念をよく確認し、そこに触れながら趣味や特技についての文章を書くと好感度が上がりますので、可能であればそれも意識してアピールを進めましょう。企業理念は企業としての方針であり、その理念に従って事業が展開されています。

企業理念を理解しているだけでも好印象ですし、さらにそれに触れた趣味特技をアピールできれば、企業に合う人材として認識されるようになります。

具体例

私は中学1年生から読書が趣味です。読書を始めたきっかけは父の影響です。父に連れられ図書館に毎週日曜日通っていました。当初は図書館の静かな雰囲気が苦手でした。しかし本を読むには最適な環境なのだと気付き、その後は静かな空間で本を読むことが好きになり、自分でも足を運ぶようになりました。

本を読む中で学んだことは、多様な価値観に触れることで身についた他者を想像する力です。これは貴社の「世の中に多様性を」という企業理念に共通するものを感じました。多様性を実現するためにはまず、人に対する理解が必要だと思います。さまざまな人が存在することを理解し、その人が何を望んでいるのかを明確にすることで、多様性を容認できる社会を構築できると考えています。読書で培った他者を想像する力を発揮し、貴社の経営理念を体現する社員となれるよう、努力を続けていまります。

趣味特技一覧と例文

就活でアピールする趣味や特技はどのような点が見られているのか、どのようにアピールしていけばいいのかを知れば、自身のアピールも考えていきましょう。しかし方法は分かっても、「アピールできる趣味や特技が自分にはない」と悩む人も多いです。

趣味特技は曖昧なものであり、自分でそれが趣味である、特技であると言ってしまえば成立するものでもあります。趣味特技の一覧とそれをアピールする例文を紹介しますので、それを参考に自身のアピールを考えていきましょう。

趣味特技一覧を参考にしよう

・スポーツ
・料理
・物事を教えること
・知らない人とすぐに仲良くなる
・無遅刻無欠席
・早起き
・旅行
・早起き
・ダンス
・空手
・将棋
・囲碁
・散歩
・野球
・サッカー
・テニス
・スノーボード
・イラスト作成
・手話
・ガンプラ
・筋トレ
・速読
・手芸
・ランニング
・バレエ
・チアリーディング
・武道
・水泳
・新体操
・シンクロナイズドスイミング
・山登り
・筋トレ

特技の一覧としてはスポーツや料理、旅行や早起きなどが挙げられています。スポーツは活動的、積極的な印象を与えることができます。またチームスポーツであれば、チームワーク力などをアピールすることができます。体力があることもアピールできるので、営業職など体力が必要な仕事でも好印象です。

料理は想像力や手際の良さがアピールできますし、まさに作り手の趣味特技であり、生産性がアピールできます。旅行は行動力や積極的であることがアピールできますし、旅行先に海外が多いなら語学力もアピール可能です。

早起きは変わり種の特技ですが、これも仕事に遅刻しない、時間は必ず守るなどをアピールすることで、責任感や誠実さがアピールでき好印象です。一覧を参考に、自分の趣味特技はなにか考えてみましょう。

趣味特技をアピールする例文①早起き

私の特技は早起きです。どんなに早い時間でも寝坊することなく起きることができ、これまで約束の時間に遅れたことはありません。大学時代パン屋でアルバイトをしており、午前3時からの早朝シフトに入っていました。
私はパンを焼くポジションであり、絶対に遅れるわけにはいかないポジションでした。
絶対に遅刻しないように目覚ましをいくつもかけ、前日は早く寝ることを心がけ、4年間で無遅刻無欠勤を達成することが出来ました。私は御社でも約束の時間はしっかり守り、信用されるビジネスマンとして成長し、活躍したいと考えています。

例文では早起きが特技としてアピールされています。特技が早起きであるとし、次にどんなに早い時間でも寝坊せず、遅刻したことがないと能力を明確化することで、仕事に役立てることが提示できており、好印象です。また最初に結論から語り、特技を裏付ける根拠となるエピソードを展開することで、アピール内容の説得力を上げることができています。

エピソードでは、パン屋でのアルバイトの経験が語られており、遅刻しないためにどのようなことを意識したのかが、具体的に語られています。遅刻しないように自身で意識し、工夫していることで責任感がアピールできた例文です。

趣味特技をアピールする例文②読書

私の趣味は読書です。本を読むことが小さな頃から好きで、今でも新しい知識を得るのは読書からであることが多くあります。小さい頃から読書が好きなおかげで、速読と呼べるくらいには文字を早く読むことに慣れ、色々な場面で重宝しています。
好きなジャンルにこだわりはありませんが、今は就活をきっかけに、ビジネス本や哲学書などの面白さに触れ、熱中しています。読書で得た知識を今後有効的に活かしていくことができたらと考えております。

多くの人が例に上げる読書ですが、この例文ではしっかりと自分だけの趣味として昇華しています。趣味で得たことが実際の生活で役立っていることにも触れているので、好評価を期待することができるでしょう。また、就活において印象の良いビジネス書に触れており、就職に意欲が高いことをアピールすることができている文章として仕上がっています。

趣味特技をアピールする例文③野球

私は小さいころから野球をしており部活もしていたので、趣味は野球といっても差支えないくらいのめりこんでいます。ポジションはライトが多く、況判断を求められることや周りとの協力プレーがなければやっていけないポジションでした。
野球をし続けている中で、このポジションは重要だと感じており、他のメンバーたちと協調していかなければ野球は楽しめないと今では考えるようになっています。野球から学んだことは多くありますが、学んだことのひとつである協調性をいかして今後の仕事に励んでいきたいと考えております。

小さなころからひとつのことに打ち込んでいれば、それは立派な趣味として成立します。この例文では野球をおこなっており、趣味である野球から学んだことを企業へのPR文として活用しています。ひとつのことに打ち込んでいれば、多くのことを気づかないうちに学び取っている傾向にありますが、この例文では協調性をアピールしています。協調性は社会人にとって欠かせない要素なので、相手に好印象を抱かせることが期待できます。

趣味特技をアピールする例文④プログラミング

私の趣味はプログラミングです。大学では経済学を専攻しておりましたが、自分が普段使っているiPhoneアプリの動く仕組みが気になり、調べたことがきっかけでのめり込みました。プログラミングは未経験でしたが、学習サイトや本を参照し、簡単なiPhoneアプリを自作することができるようになりました。
iPhoneアプリに使われるSwiftというプログラム言語だけでなく、JavaやPHPといった言語も独学し、基本的なコードは自在に打てるようになりました。御社のアプリケーション企画部では、経済学の知識とプログラミング経験の双方から貢献できるよう頑張ります。

この例文ではプログラミングが趣味であることを伝えていますが、入社後に役立つ内容となっているため好印象を与えることができるでしょう。最後にまとめる際も、大学で学んだ経済学とプログラミング経験をセットにすることで、自分が貴重な人材であることをアピールできています。興味を持ったきっかけや、実際に学んだ言語も具体的に書かれているので説得力もあります。

趣味特技をアピールする例文⑤ピアノ演奏

私の趣味はピアノ演奏です。ピアノに興味を持ち始めたのは高校時代からでしたが、人一倍練習し、大学のピアノ同好会での発表では感動して涙を流して下さった方もいらっしゃいました。私自身が高校の時、来日した○○というピアニストのコンサートで感動し、涙を流した経験があります。
それがきっかけで、同じような感動を他の人にも伝えたいと思い、ピアノを始めました。それまで長く続いた趣味はありませんでしたが、人を感動させたいという想いがモチベーションとなり、やめられなくなりました。御社のブライダル企画でも、お客様の感動のために精一杯尽力し、貢献したいと思います。

この例文の良いところは、「他者を感動させたい」という想いが強く伝わる内容である点です。ピアノが趣味というだけでは、なかなか就職後の仕事のイメージとつながりません。しかし、ピアノを始めた動機を「他者を感動させたい」という想いから説明することにより、ブライダルの仕事との共通点を上手く印象づけられています。ブライダルの仕事はテクニックだけでなく、想いがとても重要な世界です。そのような想いとリンクさせることで、一見仕事に関係ないように思える趣味でも良いアピール内容になるのです。

趣味特技をアピールする例文⑥チェス

私の趣味はチェスです。中学時代にルールを覚え、高校・大学では個人で大会に出場するなどし、楽しんで続けてきました。このゲームの魅力は、あるルールに則って、相手の一手先、二手先と先手を読んでいく楽しさです。自分が想定していなかった動きを相手がして負けたこともありましたが、自分がどれだけ思い込みに囚われやすいかを思い知ることができ、成長のきっかけになりました。
大学時代はアマチュアの大会でベスト8にも入ることができました。ビジネスでも自分の思い込みに囚われずに広い視野で先を読み、御社に貢献していきたいと思います。

この例文では趣味のチェスについて、「自分の思い込みに気がつく」「先を読む」といった仕事でも役立つスキルと関連付けてアピールすることができています。人は誰でも思い込みに囚われやすいものです。時にはそれで大きな失敗をしてしまうこともあり、それはビジネスの現場でも起こりうることでしょう。そのようなリスクや先読みの大切さをゲームの中で経験し、学び、ビジネスにも活かそうという姿勢は好印象です。

趣味特技をアピールする例文⑦旅行

私の得意なことは、初対面の人と打ち解けることです。私はもともと好奇心が強い方であり、人から刺激を受けることが大好きです。学生時代に友人とイタリア旅行に出かけましたが、そこで初めて出会った現地の学生たちに片言のイタリア語で必死に話しかけ、友達になりました。
本やインターネットでは知ることのできない生のイタリア人やイタリア人の価値観に触れ、旅行を楽しめましたし、彼らとは今でも交流が続いています。国内旅行や学生イベントでも交友関係を広げ、大学入学後にできた友達は100人を超えています。御社の営業職でもお客様やクライアント様への強い興味関心を武器に、御社に貢献したいと思います。

こちらの例文では、書き手の学生は営業職を志望しており、初対面の人と打ち解けることを特技としてアピールしています。営業職では初対面の人と打ち解けることは武器になりますので、良いアピールといえるでしょう。自分がイタリアを旅行した時のことや、大学でできた友達の数などを具体的に伝えることができており、とても信憑性があります。お客様やクライアントにも積極的に関わっていく姿勢が感じられ好印象でしょう。

趣味特技をアピールする例文⑧学術本を読むこと

私の得意なことは、人間関係を1つ上の視点から眺め、問題を解決することです。高校時代までは友人関係に悩みやすく、人付き合いに苦手意識を持っていました。しかし大学に入り、心理学や哲学の本をたくさん読んでいる内に、自分や自分を取り囲んでいる人間関係を今までより客観的に眺めることができるようになりました。
感情的にならずに現状を把握し問題解決に当たれるようになったため、悩みを抱えにくくなり、友達からも人間関係の悩みでよく相談されるようになりました。御社の人事部でもこの特技を活かし、よりよい組織作りに貢献していきたいと考えております。

人間関係の悩みは誰でも持つものですし、自分自身の悩みを客観的に捉えるのが難しいという方も多いでしょう。この例文の場合は自分自身も人間関係で悩みがちであったものの、今では客観的に問題解決に当たれるようになったことが伝えられています。

友達から相談されるようになったことから信頼されていることがわかりますし、人事部では立場の異なるさまざまな人の想いを受け止めることが求められるので、良いアピールになっていると言えます。

趣味特技をアピールする例文⑨陸上競技

私の特技は継続することです。私はもともと体力がなく、小さい頃から病気がちでした。スポーツも苦手でしたが、中学の時に父親に誘われ、陸上競技部に入りました。少しでも丈夫な体を作ろうと思って入ったのですが、最初はついていくのが大変でしたし、大会ではいつも最下位でした。それでも長距離走が好きになり、大学まで続けていたところ、先日、県の○○駅伝で区間賞を獲得することができました。
結果が出なくても諦めずに続けたことで、時間はかかりましたが納得のいく結果を手にすることができました。仕事でも逆境などで諦めず、コツコツと続けることで成長し、貢献したいと考えます。

特技は華やかな内容である必要はありません。特別得意でないことでも、成果が出るまで続けることができたなら、続けたこと自体を特技としてアピールすることもできるのです。仕事は常に順調ということはないでしょう。

誰でも厳しい局面を経験するものです。どれだけ実力があっても、そのような逆境であきらめてしまっては何にもなりません。自分の努力の過程も大きなアピールになりますので、ぜひ伝えていきましょう。

趣味特技をアピールする例文⑩段取り

私の特技は段取りです。ゴールを決め、そこから逆算して必要な準備を整えることがとても得意です。学生時代はスペインやバリ島、その他国内でも旅行をたくさんしましたが、スケジュール作成や宿の手配、チケットの予約、荷物の準備など完璧に行い、当日慌てることはありませんでした。
また3年次の文化祭では実行委員長を務めましたが、前々日までに必要な準備をおこない、前日には入念なリハーサルとイメージトレーニングを行ったため、当日も大成功させることができました。御社でも先を読んだ段取り力でチームに貢献していきたいと思います。

段取り力はビジネスでとても大切なスキルの1つです。企画やプレゼンテーション、打ち合わせや商談など、何を成功させるにも事前の準備がとても大切です。この大切さがわかっていないと、貴重なチャンスを台無しにしてしまうかも知れません。

具体的な経験が書かれていて説得力がありますし、慎重で真面目な性格もうかがえますので、採用する側は安心感を持つことができるでしょう。

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趣味特技を書く場合の3つのNG事項

ここまで趣味、特技を書くためのコツと例文を見てきました。大前提として趣味や特技は取り繕うことなく、自分の思うままに記述すればよいです。

しかし選考という観点から、書くべきではない趣味、特技も存在します。これを知らずに書いてしまうと、思わぬ減点を招いてしまう恐れもあるのです。以下、特に気を付けなければならない点を解説していきます。しっかりと押さえ、不要な減点をされないようにしましょう。

1.ギャンブル系の趣味特技

ギャンブル系の趣味、特技を記述することはNGです。もちろん趣味で競馬や競輪に通い、お金をかけることは悪いことではありません。しかし世の中にはギャンブルをする人に対して、「お金の管理が出来ない人」「私生活がだらしない人」などマイナスのイメージを持つ人が一定数いるのも事実です。

エントリーシート、履歴書をチェックする採用担当者が、そのようなギャンブルに偏見を持っている方である可能性がゼロではないのです。偏見を持たれてしまう恐れのあるギャンブル系の趣味、特技は書かないほうが賢明です。趣味、特技はギャンブル系以外にも複数あることでしょう。記入する際は、他の趣味や特技を優先して書くようにしたほうが良いでしょう。

2.「特にありません」と書く

趣味、特技の欄に「特にありません」と書くのもNGです。上述の通り、趣味、特技の質問は就活生の人間性を見るために、またその趣味、特技を仕事にどう活かせるのかを知るために設けているのです。つまり就活生にとって自身の人間性と、趣味、特技を通じて得た強みを採用担当者へアピールする機会となり得るのです。

この質問に対して「特にありません」と答えてしまうと、せっかくのアピールの機会を無駄にしてしまっており、最悪の場合、「このように答えるということは入社への意欲が低いのだな」と志望度を疑われてしまう可能性もあるのです。

「趣味、特技なんてない」と思う方もいるかもしれませんが、固く考える必要はありません。本を読むことでも良いですし、音楽を聴くことでも良いのです。何かしらしっかりと記入を行い、熱意を疑われることのないようにしましょう。

3.抽象的な単語だけで具体性がない

具体性に欠ける文章を企業側は好みません。抽象的であると、ごまかしが効きやすく嘘くさい印象を抱く上に、印象に残りにくいためです。例えば趣味を音楽鑑賞としているのに、好きなジャンルや演奏者などに触れているわけではなく、ただ単に音楽を聴くことが好きだというだけでは具体的なエピソードに欠けてしまい、印象も薄くなってしまいます。

ただの趣味であっても、具体的な内容があるかないかの時点で相手側の評価は大きく変わります。語り続けることができない趣味や特技であっても、具体的に書くだけで十分問題ありません。深い趣味がない、目立った特技もないと諦めるのではなく、暇な時間によくしていることをもう一度分析しなおしてみましょう。

一覧を参考に趣味や特技で生産性をアピールしよう

就活では趣味や特技を問う質問は必ずあり、避けることができない質問でもあります。趣味特技を何と答えればいいのか分からずに悩んでいる就活生は多く、だからこそ、ここで好印象を獲得することができれば、周囲と差をつけることができるのです。

趣味や特技は上手に伝えることで、高評価を獲得することもできますので、内容を吟味して伝えることが大切になります。是非この記事を参考に趣味特技欄の記入を進めてみてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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