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理系の人気就職先ランキングTOP10【主要企業の特徴付き】

理系出身の学生が就職する企業とは?

理系の就職先として人気な企業のランキングから、理系の就活について考えていきましょう。理系は専門分野に特化した学生も多く、就職時にどの企業を目指せばいいのか困ってしまう人は多いです。理系の場合は研究職や技術職だけではなく、文系の学生と同じように総合職、事務職への応募もできます。しかしそれらの職種では文系の学生が有利になることが多いでしょう。

せっかく専門的な知識を身に付けたのであれば、それを活かして就職しなければ勿体ないです。理系が目指すべき職種としては専門職、技術職ですが、それらの職種で募集をかけている企業は数多くあります。さまざまある企業の中から人気ランキング上位にある企業を知り、就活の幅を広げていきましょう。

理系学生に人気の就職先ランキングTOP10

理系学生に人気の就職先ランキングTOP10

  1. 明治グループ
  2. 住友林業
  3. 味の素
  4. ロッテ
  5. 全日本空輸(ANA)
  6. NTTデータ
  7. 日本航空(JAL)
  8. バンダイナムコエンターテイメント
  9. 森永製菓
  10. 森永乳業

理系の学生で就職先選びに悩んでいるのであれば、まずは就職人気ランキングを参考に志望する企業を見つけるのもおすすめです。

東洋経済オンラインでは理系学生「就職人気」トップ100社ランキングを発表しており、それを参考すると就活の選択肢が増やせます。それぞれの企業ごとで特徴や強みなどは異なっていますし、1位=絶対に良い企業ではありません。2位でも3位でも自身に合う企業が1番良い企業ですので、トップ5から自分に合いそうな企業を探してみましょう。

明治グループ

理系学生に人気の就職先ランキング1位は明治ホールディングス株式会社です。明治は食品、薬品などの製造や販売などを手がけている企業であり、明治ホールディングスは傘下に数多くのグループ会社を持っています。乳製品やお菓子などの分野に強みを持っていますし、薬品の分野でも幅広く活躍している企業です。活躍できる幅が社内にたくさん用意されていることが、理系学生に人気の理由です。

明治グループであれば食品分野でも働けます、薬品の分野でも活躍できます。それぞれは全く別の分野ではなく、共通している部分も数多くあります。また明治は若いうちから挑戦できる環境にあり、早くから新しい研究に取り組めることも、理系学生から人気の理由の一つです。

NTTデータ

理系学生に人気の就職先ランキング2位は、株式会社エヌ・ティ・ティ・データです。NTTデータはシステムインテグレーション事業、ネットワークシステムサービス事業などをおこなう企業であり、理系の場合はエンジニアとして活躍しています。NTTデータはIT業界でも高い位置づけを誇っている企業であり、より高いレベルで仕事を進めていくことができます。

システム構築のスペシャリストとして成長できる環境がありますし、システムエンジニア以外にも建築、電力などさまざまな分野でエンジニアとしての活躍が可能です。研修も充実しているため、入社後からでもスキルを身に付けられます。より高いレベルで働くことができ、研修制度の充実が理系学生に人気のポイントだと言えます。

住友林業

理系学生に人気の就職先ランキング3位は住友林業株式会社です。住友林業は不動産関係の仕事であり、文系の分野だと思っている人も多いですが、実際にはそうではなく理系の学生も数多く就職し、活躍しています。住友林業の事業内容は多岐にわたり、資源環境、木材建材、海外、住宅、生活サービスなどの事業にわけられます。この中で特に理系と関係するのが資源環境、木材建材の事業です。

住友林業では「木」を扱う仕事が多く、資源、資材としての「木」をどのよう開発できるか、再生使用できるかが重要視されています。「木」の分野は注目を集めていますし、今後も需要の拡大が見込まれています。成長力の高い分野でスキルを伸ばすことができるのが、理系学生に人気の理由です。

トヨタ自動車

理系学生に人気の就職先ランキング4位はトヨタ自動車株式会社です。トヨタは自動車の生産・販売をおこなっている企業であり、国内だけではなく海外でも広く活躍しています。日本が世界に誇れる企業の一つであり、そのブランドの高さからも理系学生に人気の企業です。人気の理由はブランド力だけではなく、技術力の高さにもあります。

自動車を1台作り上げるためにはさまざまな人の手が必要であり、自動車開発の分野は細分化されています。高いレベルで、かつより専門的なスキルを身に付けながら仕事ができることも理系の学生に人気の理由の一つです。従来までの自動車生産着技術だけではなく、新技術の開発にも尽力している企業ですので、世界でも最先端の技術を身に付けることができます。

野村総合研究所

理系学生に人気の就職先ランキング5位は株式会社野村総合研究所です。野村総合研究所はコンサルティング、金融ITソリューション、産業ITソリューション、IT基盤サービスなどの分野で活躍している企業です。IT分野で幅広く活躍している企業ですので、理系が活躍できる環境も数多く用意されています。ITサービスを数多くの企業に提供しており、システムインテグレーターとしての役割も担っている企業です。

国内の大手企業の多くにシステムの提供を行っており、高いレベルでITに携わって仕事をすることができます。IT技術も高く、より高度な知識やスキルを身に付けることができ、それも理系学生に人気の理由の一つです。それぞれの分野で実績を積めばコンサルタントとして活躍することも可能ですし、幅広い可能性のある企業です。

あなたが受けない方がいい職業を確認してください

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研究開発職のある企業は人気

理系学生に人気の就職先はさまざまありますが、研究開発職のある企業は特に人気が高いと言えます。理系学生の全員が研究職や開発職に就くわけではありませんが、それでもその数は多く、何より研究開発は理系の専売特許です。

研究開発職に応募するためには、理系の学部を卒業していなければなりませんし、文系では応募すらできません。理系特有の職種として人気が高いですが、その分倍率が高いと覚えておきましょう。

大学での研究が活かせる

研究開発職が人気の理由としては、大学で研究した内容や学んだことが直接仕事に活かせるからです。文系の場合は大学で学んだことは、仕事で活かせない場合がほとんどですが、理系の場合は勉強内容と仕事が直結していることが多いです。特に研究開発職の場合は、大学で研究していた専門的な知識やスキルをそのまま活かせるので、仕事にもスムーズに取り掛かれます。

もちろん、仕事をする中で更なる学びもたくさんありますし、大学時代に培ったものが活かせると、仕事でも活躍しやすいのは確かです。未経験の場合は不安も多いですが、大学時代の学びが活かせる仕事ならそれほど不安を感じずに取り組めるため、入社してすぐに活躍できる可能性もあります。

就職しても好きな研究が続けられる

研究開発職は、その名の通り商品やサービスなどの研究、開発をおこなうのが仕事です。理系学生は研究が好きな人も多いですし、仕事として好きな研究が続けられることも、研究開発職が人気の理由です。好きな研究に思う存分打ち込みながら、お金をもらえますので、仕事からやりがいや充実感なども感じやすいと言えます。

仕事への満足度はもちろん高く、仕事を通して好きな分野に携わり続け、学び続けられることも魅力のひとつです。仕事で研究をする以上成果を出さなければなりませんし、企業の方針に従って研究をしますが、それでも好きなことを続けられるのは変わりません。就職後も自分の好きなことを続けられるとして、研究開発職を目指す人は多いです。

開発職について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

人気企業に就職するために必要なこと

理系学生に人気の企業はたくさんありますが、人気が高いのはそれだけ志望者も多く、就職難易度が高いとも言えます。人気だから、ブランドがあるからなどの理由だけで選考を受けても合格できませんので、しっかりと準備が必要です。人気の企業に就職するためには必要なことがいくつかあり、それらの正しく身に付けが先行で勝ち抜く方法です。人気企業に就職するためには何が必要なのかを知り、就活を攻略していきましょう。

①専門の知識

倍率の高い人気の企業に就職するためには、専門の知識が必要になります。理系の強みである専門の知識は、広ければ広いほうがいいので、幅広い分野での知識を身に付けることを意識しましょう。専門的な知識さえあれば、新卒で入社したばかりであっても即戦力として活躍できますし、知識の豊富さをアピールできれば好印象が与られます。

理系は潰しが利かないと言われることも多いですが、幅広く専門的な知識が身に付いていれば、さまざまな場所で活躍できます。もちろん1つの分野について深くまで知識を身に付けることも大切です。幅広い知識でなくても、誰よりも専門的な知識があればそれが重宝される可能性もあります。

②PDCAを回す

PDCAを回すことも、人気の企業に就職するために必要です。PDCAとは計画⇒実行⇒反省⇒改善のサイクルであり、これを回せる理系学生は面接でも強いです。研究や開発は一度ではなかなか成功しません。基本的には何度も何度も研究を繰り返し、ようやく成果が出るかどうかとなります。

しかし何度やってもダメでは研究職としては意味がありませんので、難しい研究でも成果を出さなければなりません。そのために必要なのがPDCAのサイクルです。研究についての計画を立て、それを実行し、反省点を挙げ、改善策を考えることで少しずつ成果が出てきます。企業での研究もこの繰り返しになりますので、このサイクルが回せる点をアピールすれば面接で好印象です。

理系学生が就職を決めるために重要なこと

理系と文系では就活の進め方も違いますし、理系学生が就職を決めるためにはさまざまな対策をしておかなければなりません。就活を成功に導くためには事前の対策が必須であり、これができていなければ失敗する可能性は高くなります。

より良い企業、自分に合った企業に就職するためには、どんな準備をすればいいのかを汁必要があります。理系学生就職を決めるために重要なこととは何かを知り、念入りに対策をして就活の攻略を目指しましょう。

学部や研究室選択の段階で将来を考えておく

就活の準備は早めからおこなうに越したことはありませんが、理系の場合はさらに早い段階から就職を考えておかなければなりません。理系は学部や研究室選択の段階で将来を考えておく必要があり、就職先を視野に入れて学部、研究室を選ぶ必要があります。理系の場合は専門職として就職する人が多く、どの分野で働きたいのかは早い段階で選ばなければなりません。

学部が違えば学ぶ内容は大きく違いますし、就職できる企業も大幅に違ってきます。就職したい企業が明確に決まっているなら、その企業に関係する学部や研究室を選ぶ必要があるので、決まっていないなら早めに考えておく必要があります。理系の就活は早くから始まっていますので、将来を意識して学部なども選択しましょう。

推薦を得られるよう学業も怠らない

就活の方法としては、自身で企業を選びエントリーする自由応募だけではなく、学校から推薦をもらう学校推薦もあります。理系の場合は学校推薦を利用する人も多いですし、推薦を得られるように学業にもしっかりと取り組む必要があります。推薦は必ずしも得なければならないわけではありませんが、それでも選考を有利に進められるため、選択肢のひとつとして考えておきましょう。

推薦が受けられるだけで、可能性は大きく広がります。そして、より自分に合った企業を見つけやすくなります。推薦は誰でも得られるわけではなく、学業の成績が悪いと推薦は受けられません。いざ推薦が欲しいとなったときに成績が悪いと困りますので、しっかり勉強にも打ち込み、推薦がもらえるように準備しておきましょう。

学校推薦を利用する理系学生は多い

学校推薦と聞くと理系学生が利用しているとイメージする人は多く、実際に多くの理系学生が学校推薦を利用して就職を決めています。文系でも推薦がないわけではありませんが、それでも理系の方が選択肢が広く、募集自体も理系が多い傾向にあります。学校推薦を利用する理系学生は多いですが、それでもすべての人が受けられるとは限りません。推薦を受けるためにはさまざまな条件がありますし、推薦が得られるようにしっかりと準備が必要です。

学校推薦は枠が小さいので競争率が高い

学校推薦を狙う理系学生は多いですが、推薦の募集枠はそれほど大きくはありません。推薦を希望する学生に対して、募集人数は枠が小さいので競争率は非常に高いです。学校推薦を得るためには、まずは学内で競争になり、それに破れれば当然推薦はもらえません。推薦をもらうためには生活態度を良くしなければなりませんし、何より学業の成績が重要視されています。

募集枠に対して推薦の応募者の方が多い場合は、成績で判断される場合もあります。そのため成績が良ければ推薦がもらえる可能性も高くなります。しかしどれだけ成績が良くても、必ずしも推薦をもらえるとは限りませんので、学校推薦だけを当てにせず、自由応募の場合の対策を進めておきましょう。

学校推薦でも絶対に受かるとは限らない

学校推薦は受けるのが大変ですが、推薦を得たからといって必ずしも内定がもらえるとは限りません。企業によって学校推薦の扱いは違いますし、推薦であっても落ちる可能性は充分にあります。学校推薦を受けている就活生は、評価の面で優遇するという企業もあれば、1次や2次など、選考の免除だけの場合もあります。

また企業によっては学校推薦は応募条件であり、選考が受けられるだけで優遇は全くない場合もありますので、選考の対策はしっかりおこなわなければなりません。学校推薦だからと油断していると、不合格になる可能性もありますので、きちんと対策をして臨むことが大切です。学校推薦も自由応募と同じだけの対策をおこない、確実に就職を決めていきましょう。

理系に人気の就職先ランキングを知って就活に活かそう

理系の学生は研究職、技術職のイメージが強く、専門分野に特化しているため就職先の選択肢は狭いと思われがちです。しかし実際には理系が活躍できる企業は数多くありますし、幅広い分野で活躍できます。理系の学生が就活を成功させるためには、まずはどんな業界、どんな企業が人気なのか業界研究が大切です。

選択肢がなければ志望する企業を決められませんし、それではただ闇雲に選考を受けることになり効率的ではありません。志望企業が思い浮かばない場合は、人気の就職先ランキングを参考にしてみるのもおすすめです。ランキングを参考にしながら選択肢を広げ、自分に合った就職先を見つけていきましょう。

理系に人気の職業について、こちらの記事でもさらに詳しく解説しています。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

多くの学生と企業をマッチングしてきた経験を活かし、『就活対策サイト「キャリアパーク!」が教える 「最高の会社」の見つけ方』(高橋書店)を出版。最高の会社を見極めるための基準や失敗しない企業選びの方法を紹介している。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01459)

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