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就活の進め方がわからない! 内定獲得のために4つのやるべきこと
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目次
就活の進め方がわからない場合は基本を押さえることが大切
就活の進め方がわからないと悩む人は多いですが、誰でも最初はわからないことだらけです。わからないのは仕方がありませんし、知っていけば問題はありません。
大切なのは、わからないことをわからないままにしないことなので、正しい就活の進め方を知っていきましょう。就活はただ就職できればいいわけではなく、自分の望む企業、自分に合った企業に就職することが大切です。
よりよい就職先を見つけて就活を成功させるためにも、何をすべきかを知っておきましょう。
こちらの記事では企業タイプ別の就活の流れを詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
就活のスケジュール
就活のスケジュールは、基本的には3/1の採用活動の情報解禁をし、それにあわせて説明会やエントリーがはじまり、3月後半から5月あたりにかけ、書類選考・筆記試験、面接といった本格的な選考が集中します。
就活生はそれに向け、情報が解禁されるまでにあらゆる準備をしておく必要があります。
外資系やベンチャー企業など早めの準備が必要な場合も
企業の中には一般的な選考の時期よりも早い時期に書類選考・面接が設けられている業界・企業があります。その代表的な例として外資系企業や、ベンチャー企業が挙げられます。
特に外資系企業は、応募条件にTOEICの高スコアなど英語力を備えるていることを課しているケースもあり、より早く準備が必要になることもあります。
そのため、なるべく早い段階で自分がどのような仕事を望んでいて、それが実現できる企業の選考状況を確認しておくことが重要になってきます。
あなたが受けないほうがいい職業をスマホで確認してください
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
採用直結型インターンなど早期選考を実施する企業も増加
学部3年/修士1年の夏以降に内定直結型インターンシップをおこなう企業や、翌年6月以前に本選考を実施して早々に内々定を出している企業は珍しくありません。特に近年は新卒採用企業の早期選考が一段と進んでいます。
一部企業では通年採用の浸透も進んでいて、学部3年または修士1年の4月からエントリー可能となっている企業も増加傾向にあります。基本のスケジュールにとらわれずに、いちはやく情報収集に臨むことが重要です。
面接官の評価ポイント
就活をするうえで避けては通れないのが、面接です。面接では、志望理由や自己PRなどを確認するとともに、実際に話すことで人格を見極め、企業との相性をチェックしています。
面接の出来具合によって、内定が取れるかどうかが決まってくるといっても過言ではありません。少しでも面接官からいい評価を貰えるように、事前に面接官の評価ポイントをチェックしておきましょう。特に注意すべきなのが、次の4つです。
身だしなみ
面接で見た目の第一印象が大切で、短い時間で、悪い第一印象を覆すことは難しいでしょう。もしも身だしなみが悪ければ、その時点で内定の可能性が遠のいてしまうこともあります。
気を付けるべき例として挙げられるのは、シャツのシワや汚れです。白いシャツは清潔感がありますが、シワがあると「だらしない」、汚れがあると「不潔」といった印象を残してしまいます。特に袖口は汚れやすいので注意しておきましょう。
また、ヒゲの剃り忘れや、化粧の濃さなど細かい部分までよく見られるので、欠かさずに気を付けましょう。
マナー
面接にはさまざまなマナーが存在します。そのため就活生は、事前にそのマナーを学んだうえで面接に挑む必要があります。その中でマナーを守れていない就活生がいた場合、悪い意味で目立ってしまうことでしょう。
たとえば「どうぞ」と声がかかる前に部屋に入ってしまったり、勝手に椅子に座ってしまったりといった行動はマナー違反です。
大きく減点されることはありませんが、違和感を覚える面接官が多いでしょう。また、自分自身がマナー違反だということに途中で気付き、慌てて修正しようとすると、事前に準備していた質問に対する回答も頭から飛んでしまうこともあるでしょう。
マナーは、相手を不快にさせないために最低限知っておくべき知識です。事前に確認して余裕をもって面接に臨めるようにしておきましょう。
面接でのマナーはこちらの記事でさらに詳しく解説しています。
- 【面接マナーの基本】受付や入退室時のやり方をご紹介
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あなたにぴったりな職業は〇〇です。
適職診断はもう試しましたでしょうか?就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
コミュニケーション能力
面接は、自分の用意した答えをただ言う場ではありません。面接官からの質問に対し、適切に答える必要があります。そのために重要なのが「質問の意図を理解する」「自分の考えを論理的にわかりやすく伝えることができる」といったコミュニケーション能力です。
面接では、多くの就活生が事前に質問に対する答えを用意しています。面接では、緊張によって頭が働かなくなってしまうことがあります。面接対策をしっかりとおこなったうえで、面接官とコミュニケーションを取るように心がけましょう。
コミュニケーション能力に自信がない人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
企業の求める人物かどうか
マナーやコミュニケーション能力はもちろん重要ですが、最終的に内定に繋がる一番のポイントは「企業の求める人物かどうか」です。
やみくもに自分自身をアピールしても、面接官にはあまり響きません。まずは、企業研究をしっかりとおこない、その企業で求められている人物像を知ったうえでアピールを考えましょう。
「自分はこんなにすごい人間なんだ」ということをアピールするのではなく、企業研究をおこなったうえで、「自分はこんな人間で、貴社にこんな形で貢献できる」といった、具体性のあるアピールをするように心がけましょう。
内定獲得のために必要な4つの準備
就活を進めるためにはやらなければならないことが数多くあり、何から始めればいいのかわからずに困っている人も多いです。
就活に関係することであれば何でもやっておくに越したことはありませんが、闇雲に取り組んでいては就活を効率的に進めることはできません。
就活をスムーズに進めていくためには、最も優先度の高いことから取り組んでいくことが大切です。就活で必ずすべきことは大きく4つにわけられますので、それぞれを理解しておきましょう。
①業種・職種の選定
業種・職種の選定も就活で必ずすべきことのひとつです。自己分析でやりたいことを見つけていきますが、それだけではあまりに漠然としています。
たとえば人とかかわる仕事がしたいと考えた場合でも、サービス業もあれば営業職もありますし、看護や介護なども人とかかわる仕事です。
自己分析で決めた方針だけでは選択肢が多すぎるため、自分が興味のあるジャンルから、業種・職種を選定することで絞りこんでいきます。
就活をスムーズに進めるためには、業種や職種を絞っていくことが大切ですが、絞り過ぎるのも可能性を狭めてしまうのでよくありません。反対に選択肢を広げすぎるのも対策が難しくなってしまいますので、自分が管理できる範囲内で決めていくことが大切です。
②提出書類の作成
就活の方向性を決めれば、実際に就活を進めていくために提出書類の作成をしていかなければなりません。企業の選考に応募するためにはESや履歴書などが必要なので、それらを作成をしていきます。
ESや履歴書を作成するためには、志望動機や自己PRなどが必要になりますので、それらもしっかりと考えておかなければなりません。
志望動機は選考を進めるうえで核となるものですし、志望動機が弱いと企業への志望度が低いとされてマイナスの評価につながってしまいます。
自己PRもしっかりと伝えることができなければ、採用メリットを示すことができず選考でも不利になります。就活を進めるためにも自己分析は欠かせませんので、自己分析の延長で提出書類を作成していくといいでしょう。
履歴書の作成についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
③会社説明会の参加
会社説明会の参加も就活で必ずやっておくべきことのひとつです。就活を攻略するためには、自己分析をおこないしっかりと自分を知ることが大切ですが、それだけではなく業界や企業を知ることも大切です。
業界・企業研究がしっかりとできていれば、企業への志望度もアピールすることができますし、入社後のミスマッチを防ぐこともできます。
業界にはさまざまな特徴があり、仕事内容なども違っています。業界を知らないままに就職してしまうと、就職後に合わないと感じる可能性があり、業界内の企業によってもそれぞれ特徴は違っています。
業界・企業研究は就活を成功させるためにも欠かせないものであり、その一環として会社説明会への参加は必須でしょう。
④面接練習
就活を攻略するためには、選考の対策をしておく必要があります。選考はさまざまなものがありますが中心となるのは面接なので、練習はマストです。
面接では質疑応答の形式で進むため、事前に質問を想定して答えを考えておかなければなりません。未対策では高評価を得ることは難しいです。
また、発言の内容だけではなく、細かなマナーもしっかりと覚えておく必要があります。面接では入退室から着席、発言時の態度などさまざまなマナーが必要になり、それらが守れていないとマイナスの印象を残してしまいます。
質問への回答と面接中のマナーの両方がしっかりできてこそ、高評価を得ることができるため、それぞれの練習をしっかりおこないましょう。
面接練習は、こちらの記事を参考にぜひ一度やってみてください。
就活生に聞いた! 就活の始め方
就活の進め方がわからないという学生も多くいますが、就活の方法は人それぞれです。ここでは、就活の一歩目に悩んでいる人にむけて、就活生の皆さんが最初に就活のために実際におこなったことを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
説明会やインターンで仕事・働くことから学ぶ就活生が多数
就活生の多くは合同説明会やインターンに参加してみて、その目で仕事の内容や働く姿にふれることから始めているようです。
いくつか説明会やインターンに参加することで自分のやりたいことの方向性が掴め、自己分析や業界分析を具体的に進めることができると考えている就活生が多いようです。
また、実際に社員に会ってみることで会社の雰囲気を感じるとともに、身だしなみやマナーのヒントを得ることもできます。
自己・業界分析をして就活の方向性から考える就活生も
一方で、自分のしたい仕事を見つめて、就活の道筋を立てることからはじめる就活生も多くいました。
自分の就活の方向性を決め、志望業界を早くから絞っていくと、より深く業界研究が進み、志望動機や業界にあわせたPRをスムーズに作ることにつながります。
しかし、あまりに絞りすぎると可能性を狭め、就活が進む中であとから違う業界・職種に興味が移った場合は、一から研究を始めなければいけない可能性も出てきます。
そのため、並行して説明会やインターンに参加し、より具体的なイメージを掴むことも大切になるでしょう。
就活をスムーズに進めるためにやるべきこと2選
就活を進めるために必須の準備を紹介しましたが、やっておくべきことはそれだけではありません。就活の対策は他にもさまざまありますし、必須のもの以外もやっておくことで就活の成功率を上げることができます。
もちろん、必須のものだけでもしっかりとやっていれば、就活を攻略して自分に合った企業への就職を決めることはできます。その他の対策については、できればした方がいいというものですので、余力があればそれらにも挑戦しましょう。
OB・OG訪問
就活の対策でできればした方がいいこととしては、OB・OG訪問が挙げられます。OB・OG訪問は企業に勤めている先輩のもとを訪れ、企業での仕事についてを学ぶものです。
企業研究の一環としても重要なものですし、企業の雰囲気を感じるためにもOBやOGの生の声はできれば聞いた方がいいでしょう。
会社説明会に参加したり、ネットで情報を検索することでも企業について知ることはできますが、実際の職場環境などについては知ることができません。
どれだけ魅力的に見えても実際の職場環境は良くない場合もありますし、反対にイマイチと思っている企業が、実は働きやすい環境にある場合もあります。
企業で働く人の生の声を知ることで、企業についての理解をさらに深めることができるので、OB・OG訪問はおすすめです。
スケジュールを管理するツールの用意
就活が本格化すると、スケジュール管理がとても大変になります。複数企業のエントリーシートや履歴書の提出期限、面接日時、合同説明会など、多くのスケジュールを頭に入れておかなければなりません。
もしも、エントリーシートの提出や面接に遅れてしまった場合、その時点で不合格になってしまうこともあります。そうならないためにも、スケジュールを管理するツールを用意しておくといいでしょう。
スマホで利用できる、アプリにも就活のスケジュール管理ツールがあります。スケジュールが頭に入っていればエントリーシートや履歴書を計画的に作ることができ、出し忘れがなくなることでしょう。
また、面接や試験対策も、余裕をもっておこなうことができます。また、アルバイトとの両立がしやすくなり、就活時の金欠対策にもなるでしょう。
「頭で覚えておけばいいや」と思っていても、何十もの企業のスケジュールを覚えておくことは並大抵のことではありません。スケジュール管理のツールを利用し、計画的な就活をおこないましょう。
就活生に聞いた! 選考初期の書類選考や筆記試験のコツ
<!-- カメレオン2スタート -->
内定獲得までにさまざまなフローがありますが、選考の初期段階でつまづかないことが大切です。つまり就活を進めるうえで、選考初期にあたる書類選考や筆記試験の準備次第で就活全体がスムーズに進むか決まってきます。
就活の中でも特に書類選考や筆記試験が集中する時期は多忙を極め、効率よい準備・対策が必要です。そこで、就活生の皆さんに聞いたやってよかった書類選考や筆記試験の準備を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
書類選考の準備は周囲の人の力を借りたほうが良いという声が大多数
書類選考について集まった回答の大多数は、一人ではなく周りの人の力を借りて自己分析・書類作成をおこなったというものでした。
就活は自分の将来を築くための、自分ひとりの孤独な戦いだと感じる人も多くいるかもしれません。しかし、ときに周囲の人の力を借りて自分を見つめ直したり、客観的な意見を取り入れることも大切だと考える就活生も多くいるようです。
筆記試験の準備は早い段階からの着手を重視する回答が集まる
筆記試験については早い段階からの対策を重視する回答に集中しました。
筆記試験がおこなわれるのは、企業説明会や書類選考が集中し、面接対策にも取り掛かる必要がでてくる忙しい時期です。事前に対策をし、忙しい時期には隙間時間でさらっと復習程度で済ませられることが理想です。
<!-- カメレオン2エンド -->
やるべきことをしっかり進めて内定を勝ち取ろう
就活の進め方がわからずに悩んだり、焦ったりする人は多いですが、周囲のペースに惑わされることはありません。志望する業界や企業も違えば、それぞれで対策の立て方も違っていますので、自分のペースを守って就活を進めていくことが大切です。
就活は基本を抑えて進めていけば、スムーズに進みますし、成功する確率も上がります。
迷ったときは立ち止まり、もう一度最初から考え直してみることも大切です。立ち止まったり、振り返る時間も就活には必要であり、それらをしたからといって周囲からを遅れてしまうと心配する必要はありません。
焦らず自分のペースで就活を進めていき、就活の成功を目指しましょう。
【就活準備に関する調査】
- 調査方法:ポート株式会社が運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
- 調査日:2022年4月15日~18日
- 調査元:「就活の未来」を運営するポート株式会社
- 調査対象者:23卒・24卒の就活会議会員の78人