職種研究

整備士の平均年収・ボーナス事情|比較シミュレーションで比べてみよう

整備士とは

整備士とは、車や船、航空機や鉄道などの乗り物の点検や整備をおこなう仕事です。整備がきちんとおこなわれていない場合、重大な事故に発展する可能性もあるため、整備する作業内容は法令で定められています。

鉄道や車、船や航空機など、整備する対象に応じて資格が必要であり、それらを総称して整備士と呼んでいます。専門的な技術を持つ整備士の仕事はどのようなことをするのでしょうか。気になる業務内容と年収について見てきましょう。

整備士の種類について

  • 鉄道:電車整備士
  • 自動車:自動車整備士
  • 自転車:自転車安全整備士
  • 船舶:マリン整備士・船用機関整備士
  • 航空機:航空整備士
  • ボイラー:ボイラー整備士
  • 無線:船舶無線整備士
  • パソコン:パソコン整備士

それぞれの乗り物に応じた資格が必要になります。

整備士の業務内容

整備士の業務内容として、まず修理・整備が挙げられます。事故を未然に防ぐべく、法令に基づき製品の破損箇所の修理や整備などを担当します。

定期点検も重要な業務のひとつです。点検箇所を確認し、必要に応じて修理を行い、所有者に報告を行います。点検する車種が重なった場合にはスケジュールの管理を行い、効率的に点検作業を行うよう調整を図ります。

また、企画・開発をおこなう部署もあります。利用者の声を収集し、開発のための情報を製造部門へ伝えます。

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整備士に求められる能力について

  • 専門知識
  • 探求心
  • 地道な作業を継続する力

整備士は、それぞれの車種によって知識が異なるため、従事する職種の専門的知識は必要不可欠です。知識を持ちながら実務経験を積み、知識の幅を広げていくことも求められます。

整備士には、探求心も求められます。日々車種の構造などが進化する中で、知識と経験を持ちながら新しい技術を学んでいこうという探究心が重要です。

地道な作業を継続する力も、整備士に必要な能力といえるでしょう。夏は暑く、冬は寒い中での作業になりますが、繰り返しの作業が多いため、コツコツと地道な作業を続けて取り組む力も必要になります。

整備士の平均年収と他職種との比較

整備士の平均年収について

DODAによると、整備士の平均年収は397万円です。300~400万程度の年収となる場合が多いようです。

他の職種・平均との比較

  • 日本の平均年収:422万円
  • 技能工(整備・メカニック):365万円
  • 技能工(加工・溶接):358万円

整備士は日本の平均年収に比べると25万円低い結果になりましたが、類似する技術職の整備や加工を行う職種とは、ほぼ同程度の年収であることが分かります。整備士は企業に属して働く働き方と、独立して開業するケースがあるので、年収アップも十分期待できます。

整備士のボーナス・昇給事情

ボーナスについて

整備士のボーナスは、2015年冬の平均が57万円、2016年夏のボーナスの平均が57万円で、60万円前後という結果になりました。企業で働く人は会社の業績によってこの金額は変動し、独立して開業している場合はボーナスという概念はなく、月の売上によって月収や年収も変わってきます。

昇給について

昇給は持っている資格や経験年数によってもまちまちで、会社に勤務する整備士の場合は、会社の経営状況も影響しているので、一般的な昇給については表記することができません。

整備士の年齢別平均年収推移シミュレーション

事務職の年齢別の平均年収を5歳刻みで算出をしました。年齢別の月給と年収の推定値はどのようになっているでしょうか。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 247.9万円 17.0万円 43.8万円
25~29歳 322.9万円 22.2万円 57.1万円
30~34歳 372.0万円 25.5万円 65.7万円
35~39歳 407.7万円 28.0万円 72.0万円
40~44歳 439.4万円 30.1万円 77.6万円
45~49歳 464.5万円 31.9万円 82.1万円
50~54歳 484.0万円 33.2万円 85.5万円
55~59歳 476.9万円 32.7万円 84.3万円
60~64歳 357.5万円 24.5万円 63.2万円

年齢別の平均年収を5歳刻みで算出すると、30~34歳での平均年収は374万円、うちボーナスは65万円になると予測されます。40~44歳では平均年収が439万円、うちボーナスは77万円になると予測されます。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

整備士と日本の平均年収との年齢別比較シミュレーション

年齢 整備士の平均年収 日本の平均年収
20~24歳 247.9万円 263.5万円
25~29歳 322.9万円 343.3万円
30~34歳 372.0万円 395.5万円
35~39歳 407.7万円 433.4万円
40~44歳 439.4万円 467.1万円
45~49歳 464.5万円 493.8万円
50~54歳 484.0万円 514.4万円
55~59歳 476.9万円 507.0万円
60~64歳 357.5万円 380.1万円

整備士の平均年収は、日本の企業全体の平均年収と比較すると低いといえるでしょう。30~34歳の平均年収は372万円で、日本の平均と比較すると23万円ほど低くなると推測されます。40~44歳では439万円の予測です。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

整備士の生涯賃金シミュレーション

整備士の平均年収 日本の平均年収
生涯賃金 1.79億円 1.90億円

日本の平均的な生涯賃金と整備士の生涯賃金を比較してみましょう。整備士の平均年収は397万円であることがわかりました。一方、日本の平均年収は422万円です。20~65歳まで勤めたと仮定した場合、生涯で得られる賃金はどれくらいになるのでしょうか。その結果が、上記の表です。

整備士の生涯賃金は、1億7,900万円と予想されます。日本の平均生涯賃金と比較すると1,100円ほど多いと推測されます。

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

まとめ

整備士は乗り物を整備する総称ですが、扱う種類によって資格が変わるため、業務内容も大きく変わってきます。日々の業務の中では、難しいトラブルを未然に防ぐことができた時や、サービス業としてお客様と対話をしながら、修理後に「ありがとう」といってもらえると、大きなやりがいを感じられるのも魅力のひとつです。経験を積むことで、開業することもできるので、収入アップも期待できます。

自分の好きなことが仕事として生かされ、知識と技術力を高めつつ、顧客を増やしていけば、安定した収入を得ることもできます。コミュニケーションを取りながら働くことができる魅力的な仕事です。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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