職種研究

病院受付の志望動機|3つの例文とポイント・NG例を紹介

病院受付について

病院で受付をする仕事に、興味を抱いている人は少なくないでしょう。しかし、病院の受付でどんな仕事がおこなわれているのかは、意外と知られていないものです。病院受付の具体的な業務内容をきちんと調べずに志望すれば、後々後悔する可能性があるでしょう。

そこで本ページでは、病院受付でおこなわれている業務内容をご紹介します。あわせて志望動機のポイントやNG例、良い文章3選なども見ていきますので、参考にしてください。

病院受付の主な業務内容

病院受付の主な業務内容は、その名の通り患者の受付です。保険証を確認し、カルテを出し、患者に問診票を渡すことが主となります。病院によっては、医療事務を雇ってその業務内容に病院受付を含めているケースも珍しくありません。

保険証を忘れた患者や気分が悪くて問診票を書けない患者がいた場合には、どう対処すれば良いか伝えたり、問診票を代筆したりと、臨機応変な対応が求められます。最初に患者と触れ合う病院のスタッフとしてずさんな対応は許されないため、高いコミュニケーション能力も必要といえるでしょう。

志望動機を書く際の注意ポイント

病院受付の志望動機を書く際には、「なぜその病院を選んだのか」を伝えなければいけません。この部分が志望動機に含まれていないと、採用担当者によっては「他の病院でもいいんじゃない?」という返しをされてしまいます。

また、「なぜ受付の仕事がしたいと思ったのか」を含めることもポイントとなります。受付の仕事に就きたいと思ったきっかけを志望動機に含める際には、エピソード形式で伝えると分かりやすくて良いでしょう。

病院受付の志望動機NG例

病院受付の志望動機のNG例を、以下でご紹介します。採用担当者に悪い印象を持たれないためにも、知っておきましょう。

NG例

私が貴院を志望したのは、貴院がとても有名だからです。有名な貴院で有名な病院受付になれれば、多くの患者がきてくれると思いました。大手である貴院は給料も良いため、働きがいがあると思います。また、貴院は私の家から近いため、通勤が楽だと感じたのも、志望動機の1つです。自転車だと5分、歩きでも15分程度で通勤することができるので便利です。通勤が楽だと、仕事に使う体力を温存できるため、良いと思いました。

上記の志望動機がNGな理由は、「内容が薄いから」です。「有名だから選んだ」という理由を伝えれば、その病院の良さを何も理解していないと思われてしまいます。企業研究は、志望動機を作成する際の基本となるため、覚えておきましょう。また、給料や通勤のしやすさは、個人的な事情になるため、良い印象を持たれません。上記のような志望動機を採用担当者に伝えれば、高確率で選考に落ちてしまうでしょう。

病院受付の正しい志望動機例3選

病院受付の志望動機例3選をご紹介します。以下のような志望動機を作成すれば、採用担当者に好印象を与えられるでしょう。

志望動機の例文①

私が貴院を選んだ理由は、医療設備が充実していることにより、患者数が普通の医療機関よりも多いからです。常に最新の技術を用いて治療をおこなう貴院の力になりたいと思い、今回志望にいたりました。病院受付は、最初に患者が会話をするスタッフであり、「病院の顔」としての役割を担っています。貴院の評判を落とすようなスタッフにならないよう、細かい部分にも気を付けて受付をおこないたいです。

上記の志望動機のポイントは、病院の企業研究がしっかりとできている点です。先述しましたが、企業研究は志望動機作成の基本となります。しっかりと病院について調べたことが伝われば、「数ある中からこの病院を選んでくれたのだな」と、好印象を与えられるでしょう。あわせて病院受付の重要性についても述べることで、選考を通過できる確率がぐっと上がります。

志望動機の例文②

私が貴院を選んだ理由は、自分の持つスキルを活かせると感じたからです。私は、幼い頃より町内会のイベントに積極的に参加していたため、コミュニケーション能力に自信があります。積極的に話しかけることで、小さい子から高齢の方まで、幅広い年代と仲良くなることができます。とくに貴院は、患者さんに寄り添ったコミュニケーションに重きを置いています。そんな貴院だからこそ、受付として患者さんと仲良くなることで、診察をスムーズにおこなえるようにしたいと思いました。

上記の志望動機のポイントは、コミュニケーション能力という強みをアピールしている点です。患者との触れ合いが主となる受付では、コミュニケーション能力の高さがとても重要となります。もし患者と喧嘩などをしてしまえば、病院そのものの評判が下がりかねません。コミュニケーション能力に自信がある理由も一緒に伝えることで、志望動機の信頼性をより高めることができるでしょう。

志望動機の例文③

私が貴院を志望した理由は、幼い頃の思い出がきっかけで働きたいと思ったからです。幼い頃、小児科のある貴院を受診した際に、不安で泣いてしまったことがあります。その際に、貴院のスタッフが優しくなぐさめてくれたことで、病院への苦手意識をなくすことができました。進路について考えるようになった際に、その記憶を思い出したことがきっかけで、病院受付になりたいと考えました。貴院に就職して、幼い頃お世話になった受付スタッフのような人物を目指すことで、子どもの不安を取り除ける受付スタッフを目指したいです。

上記の志望動機のポイントは、幼い頃のエピソードを含めている点です。具体的なエピソードを伝えれば、採用担当者にその光景をイメージさせることができます。また、志望している医療機関での思い出を伝えることで、内容にもよりますが、好印象を与えやすくなるでしょう。どんな病院受付になりたいかも伝えることで、採用担当者を安心させることができます。

まとめ

病院受付の業務内容としては、保険証の確認・カルテ出し・問診票の受け渡しなどが挙げられます。医療機関によっては、医療事務が病院受付の業務をおこなっているケースも珍しくありません。多くの患者と触れ合う役割を担っているため、高いコミュニケーション能力や迅速な対応力が求められるでしょう。病院受付の志望動機を書く際のポイントは、「なぜその病院を選んだのか」「なぜ受付の仕事がしたいと思ったのか」の2つです。内容が薄い志望動機を作成すれば、悪い印象を持たれてしまうので気を付けてください。企業研究がしっかりできている点や、コミュニケーション能力に自信がある点をアピールすると、好印象が与えられるでしょう。

監修者プロフィール

nene.taniguchi@theport.jpのプロフィール画像
吉川 智也 (よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ