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【SPI推論の対策方法】就活生が知っておきたいコツ4つをご紹介

SPIの中でも解き慣れていないと難しい推論

SPIの中でも難しいとされるのは推論です。しかし、推論が難しいと感じてしまうのには理由があります。多くの場合は、問題を解き慣れていないからです。しかし、ただ問題を解いていればよいというものではありません。推論の問題を解く際には、解き方のコツがあります。

本記事では、推論が難しいと感じてしまう理由、そして推論の問題の解き方のコツをご紹介しています。基礎からご紹介していきますので、今まで推論の問題を解いたことのないという方も推論の問題にチャレンジしてみてください。

推論を解くには

SPIの推論では、いかにうまく情報を整理するかが大切です。与えられた情報から自らの考えを勝手に加えてはいけません。本項目では、どのように情報を整理すればよいのか、またどの分野で推論の問題が出てくるのかをご紹介します。

与えられた情報から正しい事柄を求める

SPIの推論の問題では、情報、情報から推論できることの2つが与えられます。この中で一番大切なのは情報です。推論の問題は、与えられた条件から正しいと思われる事柄を求める問題です。正しいと思われる事柄を求める際に、与えられた情報から逸脱した情報を勝手に付け加えてしまうと問題は解けなくなります。

まずは確実に情報をピックアップし、ピックアップした情報から正しいと思われる事柄を選ぶようにします。このように推論の問題は、与えられた情報からひとつひとつ確実に読み取るようにしましょう。そして、情報を整理できたものから推論できることは何かを考えることが大切です。

計数問題で最も頻出されている問題

計数問題とは、算数の問題ということです。計数問題は推論の他にも損益算や順列や組み合わせ問題などがありますが、計数問題のなかで頻繁に出題されるのが、推論の問題です。つまりSPIを受ける際には、推論から逃れることができません。しかし、裏を返せば、推論ができれば計数問題は大きな得点源となります。

また、推論の問題が頻出されるのには理由があります。計数問題の多くは小学生で習う知識で解ける問題ばかりです。しかし、推論に関しては、他の問題のように公式に当てはめて答えを出すような問題ではないため、出題率が高くなっています。難しい分野ではありますが正しい方法で練習問題を行えば、解けるようになります。

SPIの推論を解く4つのコツ

SPIの推論はただ闇雲に問題数をこなせば、解けるようになるものではありません。推論の問題を経験した人の中には、読めばできるようになると助言された方もいるかもしれません。しかし、推論の問題を解く際にも必ずコツがあります。

本項目では、SPIの推論を解くための4つのコツをご紹介します。ぜひ参考にしていただき、自力で推論の問題を解けるように、練習問題を取り組んでください。

①落ち着いて文章を読む

推論では、落ち着いて文章を読み解くことが大切です。「SPIは時間との勝負だから落ち着いて読んでいられない」と考える人もいるかもしれませんが、急いだ結果ケアレスミスをしてしまっては本末転倒です。そもそも推論の場合は、他の問題ほど急いで回答する必要はありません。

というのも、推論は他の問題よりも少し多めに時間が設けられているからです。図形やグラフを書いてから選択肢を解いても、時間に余裕がある場合もあります。スピード感を持って解くに越したことはないですが、推論の場合は解く速さよりも間違えない正確性を意識しましょう。まずは設問、条件を落ち着いて読み、頭の中にしっかりと落とし込んでから問題を解くことが大切です。

表現方法がバラついている場合は統一する

推論では、選択肢の表現方法がバラついていることが多々あります。そういった場合にはまず表現方法を統一し、理解しやすい文章に直しましょう。そうすることでスムーズに問題を考察、回答することができます。具体的な統一例を紹介します。例えば、下記のような選択肢があるとします。

A.Pの右隣はUである
B.Tの左隣はUである
C.Qの右隣はPである

この選択肢ではA,Cが「右隣」で表現されているのに対し、Bだけが「左隣」となっています。これでは考える時に紛らわしいですよね。T・U・P・Qを書きだして順番に並べ替えておきましょう。

②条件を書き出す

条件を書き出すことは、効率よく頭を整理するために欠かせない作業です。推論では、どれだけうまく情報を速く処理できるかという問題です。与えられた条件を書き出す際には、紙と筆記具を使って図表化することをおすすめします。

図表化には数直線や不等号などがあります。図表化はいきなり1つの方法に決めるのではなく、練習問題を通じて使いやすい図表を決めることが大切です。

また、問題のパターンによって条件の書き出し方を変えてみることもおすすめです。推論には、さまざまな問題のパターンがありますが、問題ごとに自分が一番整理しやすい書き出し方を探すようにしましょう。

図形やグラフを使って理解する

条件を書き出す際に、図形やグラフを使って理解するといいです。ここでは実際に例題を使って解き方を見ていきましょう。

(例題)
デパート、スーパー、コンビニ、服屋に、E、F、G、Hの4人が2店ずつ買い物に行った。P〜Sが次のように語ったとき、正しいものは次のうちどれか。ただし、E、F、G、Hの4人が、3人以上同じ店に揃うことはない。

P「私はコンビニでEとHに会った」
Q「私とGとFが服屋に行った」
R「私はEとGにスーパーで会った」
S「私はFとHにデパートで会った」

(回答群)
A.Eはデパートに行った
B.Hは服屋に行った
C.Eはスーパーに行かなかった
D.Fはコンビニに行かなった

このような問題があった時には図表を作って解くのが効率的です。この問題であれば、下記のように図表を描きます。

 
E × ×
F × ×
G × ×
H × ×

この図では該当するものに〇、該当しないものには×を記入しています。この図表が全て埋まったら、選択肢を見て回答するようにします。このように図表を作って視覚化することで、正確かつスピーディに推論問題を解くことができるのです。こうした推論問題には、サイトや参考書を使って問題パターンを覚えるといいでしょう。

③サイトや参考書を使って問題パターンを覚える

SPIの問題を解く際には、サイトや参考書などの選択肢がありますが、必ず注目してほしいことがあります。それは、必ず問題のパターンを覚えるようにすることです。SPIの推論の問題はほとんどの場合、パターン化されています。問題がパターン化されているため、問題を通じて推論の問題のパターンを押さえておくことが重要になります。

推論の問題が難しいと感じてしまうのは、解き慣れていないからです。問題のパターンを覚えておくことで、問題に慣れることができます。そして、問題に慣れることができれば、解きやすくなり、解き慣れれば、推論も難しいとは感じなくなってきます。推論の問題を解くときには、サイトや参考書を使用しながら、問題のパターンを覚えることを重視しながら取り組んでください。

無料の模試&問題集で対策する

SPIの推論で点数を稼ぐためには、より多くの問題を解くことが大切です。サイトや参考書もありますが、サイトの場合は問題数が少ないことが多く、参考書だとお金がかかってしまいます。そこで活用したいのが、「SPI模試&問題集」です。模試には、厳選されたSPIの問題が100問が掲載されています。

もちろん、非言語分野や言語分野も対策可能です。100問掲載の問題集もついてくるので、2つ合わせて200問も対策できます。SPIの力試しをしてみたい就活生や、苦手を克服したい就活生は無料でダウンロードしてみてください。

④時間配分を考える

推論の問題を解く際には、必ず時間配分あらかじめきめておき、練習問題を解くときにも時間を計るようにしてください。1つの推論の問題にかけることができる時間は、せいぜい1分から1分半です。

それ以上かけてしまうと他の問題に、影響を及ぼしてしまいます。 そのため、日ごろの練習問題から時間を計りながら解くようにしましょう。また、時間の測り方は、自由ではありますが問題ごとに時間を計ることをおすすめします。

制限時間を設けることで、本番を想定した練習ができ、問題にも慣れることができます。最初は時間が足りなくても構わないです。実際の時間を体感するだけでもよいので、必ずあらかじめ時間配分を考え、練習問題の時から計るようにしてください。

推論の苦手意識を克服するには

推論問題で苦手意識がある方は多いです。しかし、苦手意識を抱いてしまうのには理由があります。問題を解けないことが原因で、問題に取り組むことが億劫になっていることが多いです。次に、推論の問題の苦手意識を克服するための方法をご紹介します。

以下の方法で練習問題をこなしていけば、確実に推論は解けるようになります。ぜひ参考にしていただき、推論の苦手意識を克服できるように、積極的に問題に取り組んでいってください。

パズルのピースをはめる感覚で解く

推論は、正しいか正しくないかのどちらでしかありません。推論の問題を解く際にはパズルのピースを当てはめる感覚で解いてください。条件がパズルのピースであり、結果にそのピースを当てはめるという感覚です。

詳しく方法は、まず、条件を確実に整理をするようにしてください。ここで狂ってしまうと違うピースとなってしまいます。そして、条件に対する結果を解く際には、出来上がったパズルのピースを当てはめるように解いてください。

このように推論はひとつひとつの丁寧な作業が答えを導き出すためには欠かせません。一見難しいと思える問題も、パズルのピースを当てはめる感覚で解くことで確実に苦手意識は克服できます。

解説をしっかり読む

推論の問題が苦手であるため、解説を飛ばしてしまう方がいますが、必ず解説は読むようにしてください。解説を読む対象となる問題は、わからなかった問題はもちろん、たまたま正解した問題や選択肢を選んだ理由が明確ではないときは必ず解説を読むようにしましょう。

解説を読むことによって、各問題のパターンを効率よく覚えることができ、パターンを効率よく覚えられるだけではなく、各問題の解き方を頭に染み付けることができます。頭に解き方を染み付けることができれば、自ずと問題を解いていくごとに、スムーズに解けるようになり、苦手意識を克服できるようになります。

問題を解いたまま終わるのではなく、解説が理解できるまで何度も読むことによってもたらされる効果はとても大きいものです。ぜひ解説も理解できるまで読み込んでください。

毎日問題に触れる

推論に苦手意識がある人は、推論の問題に触れるようにしましょう。何事も継続することでスキルが身に付いていくものです。例えば、アルバイトでも同じことが言えます。アルバイトを始めたばかりで仕事に慣れていない人でも、毎日シフトに入っていれば徐々に仕事に慣れることができますよね。

しかし、始めたばかりなのに隔週でシフトに入っていたらどうでしょう。いつまで経っても仕事に慣れることができないはずです。これは勉強でも全く同じことが言えます。毎日問題に触れることで、徐々に解法を覚えることができます。「私は忙しくて毎日なんてできない」という人も、ほんの数分、数題だけでもいいので継続的に問題を解くようにしてください。そうすることで、推論への苦手意識を払拭できるでしょう。

練習問題をこなして推論のパターンを覚えよう

推論の問題は最初はとっつきにくい問題でしょう。しかし、とっつきにくい理由は慣れていないだけです。問題に慣れるためにはとにかく練習問題を解くことに限ります。そして、問題を解いただけで終わるのではなく、わからなかった問題や答えに自信がなかった問題は必ず解説を読むようにしましょう。

練習問題を解き、解説を読むことによって効率よく問題のパターンを覚えることができます。問題のパターンを覚えられるようになれば、問題を解けるようになり、かつ推論に慣れることができます。推論の問題をスムーズに解けるようになれば、推論に対する苦手意識も克服できるようになり、推論を解くことが難しくなくなるのです。

ぜひ、上記でご紹介した方法で練習問題を解いてみてください。推論は得意分野になるまで、積極的に取り組むことが大切です。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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