業界研究

コンビニ業界の志望動機の書き方|例文3選やNG例をご紹介

コンビニ業界について

コンビニは、主に食品や菓子、日用品などの生活雑貨を取り扱っており、また24時間営業でいつでも買い物ができるという利便性が特徴の小売店です。さまざまな企業がコンビニ事業に参入し、コンビニの普及に伴ってパートやアルバイトの求人が増える反面、人手不足などの問題も深刻になってきました。コンビニに就職を希望する際に参考になりそうな例文や志望動機のポイントなどを見ていきましょう。

コンビニ業界の主な業務内容

コンビニの業務内容は、商品のレジ打ち、袋詰めなどの会計業務や商品の品出し、発注などの在庫管理が基本的な業務となります。また、コンビニ限定の揚げ物やコーヒー飲料、季節ごとの軽食などの簡単な調理もおこないます。また、コンサートなどのチケット販売や各種郵便物の代行業務、さらに対応しているサービスの料金代行収納など重要な金銭の取引を仲介する業務もおこないます。

他にも、銀行ATMやコピー機を導入している場合は顧客に使い方を説明したり、ホコリ取りや紙補充などのメンテナンス、窓ふきやモップがけなどの店内の掃除全般をおこなうなど、業務内容は多岐に渡ります。

志望動機を書く際のポイント

志望動機では、自分のどんな部分がどのように企業に貢献できるか、自分を採用することでどのようなメリットがあるかをアピールすることが大切です。他の企業でも通用しそうなありきたりなテンプレートを用いた文章や、抽象的な言葉を用いた内容が充実していない文章は、企業に対して特別感を与えることができません。企業の経営理念や経営方針に具体的に切り込んだ内容や、自分の人物像が分かるようなエピソードを織り交ぜるなどの工夫をして、企業側にやる気をアピールしましょう。

コンビニ業界の志望動機例文3選

コンビニの志望動機を3つご紹介します。

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志望動機を書こうと思っていても、なぜそうなのかをうまく説明できないと悩む学生は多いです。

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内定者の志望動機文を参考にしながら、選考を突破しましょう。

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例文①

私は、貴社が製造販売しているスイーツを愛食しています。生乳100%の生クリームや新鮮な卵などの素材にこだわって商品ブランドを維持している点や、独自の製造方法を編み出し、なめらかな食感を実現している貴社の経営方針や経営戦略にとても関心があります。以前から食に関して興味があったので、貴社への就職を通してさらに知識を深めて、貴社の経営に貢献できるような人材になりたいです。

企業のどのような経営方針に関心を持っているのか、具体例を挙げて説明できているため、企業研究をしっかりおこなっていることをアピールできています。また、自分が興味のある分野であると表明することにより、企業側との関連性を高め入社後のビジョンを描きやすくする効果があります。

例文②

私は、小さい頃から人と関わることが好きです。将来は人の役に立てるような仕事がしたいと思っていました。そこで、接客を第一優先とする貴社の企業理念に強い感銘を受け、接客を通して人の役に立てる仕事ができるのは貴社しかないと思いました。
中学・高校時代はテニス部に所属し、リーダーとしてチームを引っ張っていくリーダーシップや、メンバーとの協調性に必要なチームワークなど大切なことをたくさん学びました。接客を重んじる貴社の理念に、自分のスキルを活かせると思います。

自分の持つスキルや性質を、企業にどのように活かせるかという点を、自分の経歴をもとに具体的な経営理念と照らし合わせながら説明できているので、人物像や入社後のビジョンが描きやすいといえるでしょう。

また「貴社しかない」という断定的な言葉を使用することにより、その他の企業ではなくその企業に就職したいという強い気持ちを伝えられ、、相手に好印象を与えることができます。

例文③

私は、以前貴社のコンビニを利用したことがります。その時、従来まで自分が抱いていたコンビニのイメージとは明らかに変化していて、革新的なコンビニのサービスの数々に驚きました。日用品だけでなく、ATMやポストが配置されていたり、料金の代行支払いやチケットの購入など、さまざまな業界と連携した仕事ができるのも魅力だと感じました。
そんな時代の先頭を走るコンビニが、今後どのように変化していくのかという点に興味があり、時代の最先端に携わる仕事がしたいと感じたからです。

企業に対する意見を、自分の経験をもとに述べているので説得力があります。また、業務内容が類似しているスーパーやドラッグストアではなく、コンビニならではのサービスや業務内容に触れることにより、コンビニでなくてはならない意味合いを強めることができます。

コンビニ業界の志望動機NG例

次に、コンビニの志望動機において避けた方がよいフレーズや内容、NGワードについて具体的な文章を例に見ていきましょう。

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作った志望動機は選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される志望動機を完成させましょう。

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NG例

私はコンビニが好きで、よく利用しています。貴社を志望したのは、従業員になることで特典が受けられるとうかがったからです。また、雇用保険や家族手当などの福利厚生も充実しており、安心して働ける職場だと感じました。さらに近隣店舗と比べて時給が高いことから経営状態が良好であると思い、私も貴社の売り上げに一役買いたいという強い意志を持っているため志望しました。

「特典が受けられる」という利己的な理由は、企業側にとってどのようなメリットがあるかをアピールする場面ではふさわしくありません。それどころか、自分の利益しか考えていない自己中心的な人物という印象を与えてしまいます。

また、手厚い福利厚生について触れる点や、近隣店舗より時給が高い点をあげることについても、他に条件が良い企業があればそちらを選ぶことが想像に難くないので、なぜその企業を選んだのかという説明としては適しません。

コンビニ業界の志望動機は他社との差別化を意識しよう

近年ではさまざまな企業がコンビニ事業に進出し、コンビニ間の競争も激しくなってきました。そのため、コンビニの営業時間の見直しや新サービスの提供、コンビニ限定商品の販売など今後も多種多様に発展していくことが予測されます。

コンビニに就職を希望する際には、なぜそのコンビニを選んだのかという志望動機や企業の経営理念や運営方針に対する自分の意見、自分の能力をどのように企業に活かせるかなどに着目した自己アピールを心がけていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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