業界研究

インフラ業界の志望動機の書き方|例文5選やNG例もご紹介

インフラ業界の志望動機に悩む就活生は多い

インフラ業界は、わたしたちが生きるために欠かせないさまざまな設備(ライフライン・公共施設)や仕組みを提供してくれています。世の中が不景気でも仕事がなくなることは考えにくく、経営が安定している企業が多い印象であるため、就活生にとても人気のある業界のひとつです。

日頃利用しているインフラにおける仕事内容のイメージはしやすい割に、インフラ業界への就職を志望する理由を明確に伝えるのは難しいと考える就活生が多いのも実情です。インフラ業界に携わる企業への志望動機を正しく伝えるため、インフラ業界に関する情報を収集してしっかり理解・研究・吸収し、あなたが本当にやりたいことが何であるのかを見極めていってください。

インフラ業界について

インフラと一言で言っても、さまざまな種類があります。通信インフラ、生活インフラ、交通インフラ、 IT インフラ、インフラ整備などがあります。日本語にすると「基盤」や「構造」という意味があります。インフラは、経済成長するにあたって基盤となるものです。インフラが整っていないと生活ができません。それほどインフラは大切なものです。

まとめると、インフラとは何かサービスを提供するための土台となる、公共施設や設備を意味します。これからインフラ業界の業務内容と、好まれる志望動機の書き方について説明していきます。インフラ業界を志望する方は、ぜひご参考にしてください。

インフラ業界の主な業務内容

インフラとして、最も身近な存在にあるのが道路です。自動車があっても道路がなくては意味がありません。道路というインフラが設備されているからこそ、自動車を使うことができのです。電車も同じです。線路という基盤、つまりインフラがあるからこそ、電車を公共交通機関として利用することができます。

線路がなかったら、電車などは輸送手段として無価値になってしまうでしょう。他に重要なところでいうと電気・ガス・水道などの設備もあげられます。最近では、ITインフラの設備が重要になってきています。動画や音楽など、大容量コンテンツがスムーズに配信できるように整備することが求められます。

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インフラ業界の志望動機の書き方

インフラ業界に携わりたい就活生が志望動機を書くときのポイントは、主に「なぜインフラ業界を志望するのか」「その中でもなぜその企業を志望するのか」「入社後にやりたいことは何か」の3点です。これらのポイントは、エントリーシートなどに記載して終わりではなく、いざ面接に進んだときにインフラ業界への想いも含めて自分の言葉で伝えられるよう、準備しておく必要があります。それでは各項目について、詳しくお伝えしていきます。

なぜインフラ業界を志望するのか

1つ目は、インフラ業界を志望する理由を明確に提示することです。就活生にとって、志望できる業界は他にもたくさんありますが、その中でなぜインフラ業界を選んだのかということは、必ず聞かれるところです。

例えば、過去にボランティア活動に携わったことで社会貢献に繋がる仕事に使命感を感じていることが理由だったり、東日本大震災などの災害に遭遇したことで非常時のインフラ復旧の重要性を身を持って知ったからだったりなど、志望動機は人それぞれ異なります。

安定を求めて志望する人もいますが、それだけでは熱意が伝わりません。「絶対にインフラ業界で働きたい!」という想いを、できるだけ実体験を交えたうえで示すようにしてください。

その中でもなぜその企業を志望するのか

2つ目は、インフラ業界に携わる企業がたくさんある中で、なぜあなたがその企業を志望するのかをしっかりと伝えることです。先の項目でもお伝えしましたが、インフラ業界は非常に競争率が激しい業界であるため、ただ安定している企業で働きたいといった理由でその企業に応募しても、残念ながら採用担当者に響くことはありません。

ここではまず、志望する企業の経営理念を確認する必要があります。その結果、あなたの将来の夢と希望する企業の経営理念が同じ、または通ずるものがあれば、志望動機として非常に説得力があります。それと同時に、あなた自身が自分の言葉で志望動機を伝えることができるので、自然と熱意や説得力も増すことになります。

入社後にやりたいことは何か

3つ目は、その企業に入社できた場合にどう貢献できるかを説明することです。あなたが企業にどのように貢献できる人物なのかを、採用担当者は判断しようとしています。電気やガスの小売り自由化に代表されるように、安定している訳ではなくなってきた昨今のインフラ業界では、どの企業も今までと同じではなく、生き残る努力が必要になってきています。

新卒なのでもちろん即戦力とはいきませんが、中長期的に見て3年後・5年後などにキーパーソンとして働ける人材を企業は求めているのです。そのような人材に成り得るという期待を企業に持ってもらえるよう、大学までの経験の中から、会社に貢献できる根拠を述べてください。

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インフラ業界の正しい志望動機例5選

これからOKな志望動機の例文について説明していきます。 OKな理由についても述べますので、参考にしてください。

例文①

私は、昔から人の役に立つ仕事がしたいと考えていました。貴社の営業として、特に人々の生活にとって欠かせられないライフラインに関わる仕事がしたいです。私は、東北の震災があったときにボランティアに行きました。そこでインフラの重要性を痛感しました。
また、インフラの整備や普及のためにはさまざまな方とのコミュニケーションが大切だと思っています。私はバスケットボール部に所属しており、キャプテンとしてチームメイトとのコミュニケーションを欠かさないようにしています。チームメイト同士で信頼関係を結ぶことも大切です。この経験を活かして、地域の人々に寄り添う営業マンになりたいと思います。

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よいところは、実際に東北の震災のときにボランティアに行き、インフラの重要さを認識しているところです。インフラが整っていないと生活が成り立たない、その事実を痛感していることが伝わります。その上でインフラ業界を志望しているのは、志望度が高いといえるでしょう。

また、地域の人々とのコミュニケーションの大切さも認識していることがわかります。バスケットボール部のキャプテンという具体例とともに、コミュニケーションについて話しているため説得力があります。

例文②

私は、インフラの重要性を伝える仕事をしたいと思っています。私は社会を支えるインフラ業界である貴社にて、広報の仕事で魅力を伝え、社会を幸せにすることを実現したいです。貴社は業界のリーディングカンパニーであり、大きい仕事ができると考えています。
学生時代はフリーペーパーを作り、情報を伝えることに喜びを感じていました。その経験を活かして、ぜひ貴社の広報として魅力を伝え利用者数を増やし、社会の役に立ちたいです。

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インフラ会社のなかでも広報をやりたいという、 仕事に対する具体的なイメージができている印象があります。大学でフリーペーパーを作成していることも具体例として挙げられているので、このフリーペーパーがどのようなものか面接官に見せるとよりよいでしょう。面接官は具体的にその人が自分の会社で働けるか、そのイメージが持てるかを確認しています。

例文③

私は、インフラを通して、人々の生活をよりよいものにしていくことを仕事にしたいと思っています。具体的には○○部門に所属して、それぞれのニーズに合わせたサービスを提供したいです。多様なユーザーニーズに合わせたプランを常に考えていきたいと思っています。
営業を通して人々の暮らしを支え、安心な生活を守り、社会全体をより豊かなものにしたいという思いがあります。さまざまなニーズがあるかと思いますが、的確な答えができるように勉強して、インフラのプロフェッショナルになりたいと思います。

※この例文は志望動機作成ツールで作成しました。
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具体的な部門名まであげて、しっかり会社研究をしていることが伝わってきます。同時に、幅広いインフラ業界の中でもその企業にこだわっていることが伝わり、面接官にはよい印象を与えます。さまざまなニーズを引き出すのは難しいことですが、そこにチャレンジする姿勢は強く感じられます。そのことは「インフラのプロフェッショナルになりたい」という言葉に表れています。

例文④

私は、災害に備えたインフラの整備で多くの人を救いたいです。私はかつての東日本大震災発生時、実家で被災しました。自身や家族は幸い無事でしたが、ライフラインは止まり、道路も寸断され行き来ができなくなり、電話もまともに繋がらずにとても不安な日々を過ごしました。このような経験から、被災者のために、少しでも早くインフラを復旧する手助けができるようになりたいと考えています。

※この例文は志望動機作成ツールで作成しました。
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自身の辛い体験を元に被災者の心境を代弁しつつ、その企業で働く目的を明確に表現できています。災害の度合いによっては難しいことではありますが、被災した当人のこの文章は冷静ながらも説得力があります。

例文⑤

私は、電気とガスのインフラ事業を通じて、その人にとって適切な契約を提案する仕事がしたいです。私の母が、電気とガスが自由化されてから、契約会社を変えるべきかインターネットで調べた際に、どれが一番自分に合っているのか・どうしたらお得なのかが分からず、結局変えずじまいということがありました。その時に、保険でよくあるような対人相談窓口(複数の電気会社とガス会社をよく知っていて、その人にあったプランを提供してくれる)があったらいいと考えます。

※この例文は志望動機作成ツールで作成しました。
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身近な人の話から、自分がどう役に立てるかをしっかり考えている印象です。同様の窓口を持っていない企業であれば、新しい事業の提案として検討してもらえる可能性もあります。

インフラ業界の志望動機NG例

これから NG な志望動機の例文を説明していきます。なぜ NG なのか、その点についても触れていきますので参考にしてください。

NG例

私は、影響力の大きい仕事をしたいと思っています。そこで、インフラ業界がふさわしいと思いました。インフラがないと、生活が成り立ちません。ここまで影響を与えられる仕事があるでしょうか。私は、インフラ業界のみを対象として就職活動をしています。他の人に誇れる仕事がしたいのです。入社しましたら一生懸命働きますので、会社に貢献できると思います。ぜひともよろしくお願いいたします。

全体的に自分本位な志望動機になってしまっています。確かにインフラ業界は影響力が大きいですが、この場合、他の人に自慢できる仕事をしたいというようなイメージがあります。「純粋にインフラ業界に興味がある」、「人の役に立ちたい」といった想いが感じられません。それは「他の人に誇れる仕事がしたいのです」という言葉に表れていると感じられます。一生懸命働くことも当然なことなので、その根拠となる理由を述べましょう。

インフラ業界の志望動機では貢献をアピールしよう

インフラと一言でいっても幅広く、通信インフラ・生活インフラ・交通インフラ・ IT インフラ・インフラ整備などがあります。志望動機を述べる際は、幅広いインフラ業界の中でもなぜこの業界を選んだのか、なぜこの会社を選んだのか、その点に重きを置いて伝えるとよいでしょう。

志望動機では、今までの実績がどのように今後の社会人生活に繋がっていくか、どう活かせるかをポイントとして伝えていくことが大切です。面接官としては、どのように活躍してくれる人材かを確認しています。一緒に働くイメージができるかどうかが重要です。

面接での受け答えの際には、ハキハキと元気に話すようにしましょう。それだけでも印象は大きく変わります。面接官は、新卒の皆さんに若いパワーとどんどん吸収する前向きな姿勢を望んでいます。その姿勢を志望動機で伝えましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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