身だしなみ

【スーツのフラップとは何か】就活生が知っておきたい正しい着用方法と就活中の取り扱い方

スーツの着こなしは第一印象を左右する

就活ではスーツを正しく着こなすことが大切であり、身だしなみで好印象を与えるためには、フラップまで注意しなければなりません。スーツの着こなしは身だしなみの第一印象を左右しますし、正しく着こなすことができていなければ、マイナスの印象を与えてしまいます。

スーツはただ着ていればいいものではなく、着こなし方にもさまざまなマナーがありますので、注意が必要です。面接などで好印象を与えることができても、身だしなみができていなければマイナスの印象を与えてしまい、選考で不利になってしまう可能性もあります。

就活攻略のためには、正しい身だしなみを欠かすことはできません。スーツのフラップなど細部にもこだわって、完璧な身だしなみで面接に臨みましょう。

あなたの身だしなみは大丈夫?
39点以下は要注意なマナー力診断で確かめてください。

「めんどくさいな」と思われがちな就活マナーですが、身だしなみで第一印象が決まるといっても過言ではなく、それが原因で選考がうまくいかない可能性があります。

そこで「マナー力診断」を活用しましょう。数分で終わる就活マナーの問題に答えるだけで、あなたの就活マナー力と改善点を把握することができます。

また服装の模範解答や、当日の持ち物リストなどもついているため、診断後も役立つものになっています。
今すぐ診断して、自信を持って就活に臨みましょう

診断スタート【無料】

あわせて活用したい!

30秒で面接力がわかる!スマホで診断できるお役立ちツールです。

スーツのフラップとは

スーツの正しい着こなし方を知るためには、スーツのフラップとはそもそも何かを知っておかなければなりません。就活生ではまだまだスーツを着慣れていない人も多く、スーツの正しい着こなしだけではなく、機能などもよく分かっていないことが多いです。

スーツは単にビジネスマンの正装であるだけではなく、非常に機能的な服装です。スーツの機能を知ることは正しい着こなしにもつながりますので、フラップの役割などを知っておきましょう。

ポケットのフタ部分

スーツのポケットにある、蓋のようなものをフラップと言い、これは出したり入れたりすることができます。フラップについては意識していない人も多いですが、実はここも身だしなみのポイントとして見られています。

フラップまできちんと意識できていないとマイナスの印象を与えてしまい、正しい着こなしができていないとだらしない印象を与えてしまう可能性が高いです。フラップまでしっかりと意識することができていれば、正しい着こなしになってプラスの印象を与えることができます。

また細部までこだわっていることが分かり、就活への真剣度も伝わり好印象です。フラップは就活に限らず、ビジネスマンの身だしなみとしても必要なものですので、しっかりと覚えておきましょう。

雨や埃除けの役割がある

スーツのフラップは単に飾りとしてついているのではなく、雨や埃除けの役割があります。フラップは出しておけば、屋外でポケットの中身が汚れないよう守ってくれるものですので、上手に使えばスーツを清潔に保つことができます。

就活の身だしなみとしては清潔感が大切ですし、正しい着こなしができていても汚れなどがあれば、マイナスの評価となる可能性は高いです。スーツのポケットの中まで見られることはほとんどありませんが、何かの拍子にゴミが出たりすると、印象は悪くなりますので注意しなければなりません。

またフラップの役割を知り、上手に使うことができていれば、身だしなみを清潔に保とうとしていることが伝わりますし、好印象を与えることができます。

フラップはどのような状態が最適か

フラップの役割を知れば、どのような状態にしておくべきなのかも知っていきましょう。役割を正しく理解していたとしても、その機能が上手に使えていなければ意味はありません。

機能を正しく使えていないことは、身だしなみのマナーを知らないことと同じですので、フラップも正しい状態にしておく必要があります。フラップは雨や埃除けとしての役割がありますので、それを踏まえた上で正しいスーツの着こなしを考えていきましょう。

屋外ではポケットから出す

フラップはポケットの中が汚れないようにするものであり、屋外ではポケット内が汚れる可能性があるため、外に出すのが基本です。フラップを出していないとせっかくの役割を果たすことができませんので注意をしなけばなりません。

就活では、屋外で採用担当者と会う機会は少ないですが、それでも可能性はゼロではありませんし、社外で面談などをおこなう場合もあります。一緒に移動することになった際にはフラップまで見られていることが多いですし、好印象を与えるためにもフラップは出しておかなければなりません。

またフラップは就活中だけではなく、就職後にも役立つ機能です。営業などで外回りが多い人にとっては特に重要ですので、屋外では外に出すことを覚えておきましょう。

屋内ではポケットに入れる

フラップは屋外では出すのが基本ですが、屋内では雨に濡れたり、汚れる心配もないため、中にしまうのがマナーです。屋内でもフラップを出していると、正しい着こなしができていないとマイナスの印象を与えますので注意しましょう。

また着こなしが間違っているだけではなく、屋内でフラップを出すこと自体がマナー違反でもあります。フラップはポケットの中が汚れないようにするためのものであり、フラップが代わりに雨や埃など汚れを受け止めます。

フラップは汚れを防ぐ役割があり、汚れている可能性があるものですので、それを露出させているのは清潔とは言えません。汚れている部分を人に見せることになってしまいますので、失礼にならないためにも屋内ではフラップはしまっておきましょう。

【39点以下は危険度MAX】
本番前に、面接偏差値を診断しておこう

今年はweb面接を行う企業も増えていますが、自分の弱点を把握し適切に対策しなければ、どんな形式であれ面接を突破することはできません。

そこで活用したいのが、面接偏差値診断ツールの、「面接力診断」です。
24の質問に答えるだけで、自分の強みと弱みをグラフで見える化できます。

ぜひ活用して自分の弱点を効率的に対策し、志望企業の面接を突破しましょう。

就活中のフラップの取り扱いについて

就活中は細かい点まで身だしなみがチェックされていますので、フラップなどにもこだわって整えていかなければなりません。フラップはきちんと役割があるものですし、それを理解しておくことで身だしなみでも好印象を与えることができます。就活を攻略するためには、細部までしっかりとこだわって取り組むことが大切ですので、フラップの取り扱い方も知っておく必要があります。就活中にはフラップはどのように扱うべきかを知り、身だしなみで好印象を与えていきましょう。

ポケットに物を入れないようにする

フラップを上手に扱うためには、ポケットには物を極力入れないようにすることが大切です。スーツのポケットは意外に広いですし、物を入れていてもすぐに取り出すことができて便利です。

しかしポケットに物を入れることで片方だけフラップが出たり、乱れる場合があります。屋内でフラップを出していたり、反対に屋外でフラップを閉まっているのはマナー違反ですが、どちらの場合でも片方だけ出ているのはよくありません。

片方だけフラップが出たり、フラップが乱れていることで身だしなみの印象は悪くなりますし、評価も下げられてしまいます。またフラップが乱れるだけではなく、ポケットに物を入れすぎてパンパンになっていると不格好ですので注意しましょう。

フラップを中に入れたままでも良い

フラップは屋外では出し、屋内では中にしまうなど、場合によって使い分けなければなりません。シーンに合わせて使い分けることが正しいマナーではありますが、就活中は他のことで頭がいっぱいでフラップをしまい忘れてしまうこともあります。

屋内でフラップを出しているとマイナスの印象を与えてしまいますので、しまい忘れを防ぐためにも中に入れたままでも構いません。外で担当者と会う場合はフラップは出しておかなければなりませんが、その機会は少ないですし、担当者とは屋内で会うことがほとんどです。

数少ない機会のために出し入れをしていて、しまうのを忘れてマイナスの印象を与えるのは勿体ないので、ミスを減らすためにもしまったままにするのがおすすめです。

スーツのフラップにはマナーがある!

スーツは何気なく着ていることが多いですが、実はさまざまな機能が付いていますし、着こなしには細かいマナーもあります。ただ着ていればOKなわけではなく、正しい着こなしで着ることができてこそ身だしなみで好印象を与えることができます。

スーツの着こなしとして忘れられがちなポイントがフラップです。フラップはポケットについた飾りと考えている人もいますが、実はそうではなく、きちんとした役割があることを忘れてはいけません。

スーツの着こなしは細部までこだわることができたかで決まりますし、こだわりを見せることで面接官にも熱意は伝わります。身だしなみで好印象を与えるためにも、スーツの着こなしはフラップまでこだわり、服装を完璧にして面接に臨みましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ