業界研究

サービス業の志望動機|6つの例文とポイント・NG例を紹介

サービス業について

サービス業には教育、福祉、小売、外食、旅行、レジャーなど多くの業種が含まれています。

また、サービス業には販売職・技術職・専門サービス職・事務職・営業職・クリエイティブ職など様々な職種が分類されます。このため、何となく「サービス業に就こう」とだけ考えて志望動機を書き始めると、曖昧な内容の文章を書いてしまいます。この記事では、代表的なサービス業の「外食」「旅行」に焦点を当て、志望動機の書き方を紹介します。

サービス業の主な業務内容

サービス業の業務は接客・営業・技術サポート・販売など多岐に渡ります。そのなかでも注目している人の多い、外食・旅行の業務を紹介します。

外食の主な業務はメニューの開発・販売促進・店舗経営・接客・材料の仕入れ・調理などがあります。企業によって、それぞれの業務をおこなう部署や担当が異なる場合、いくつかの業務を兼任する場合があります。

旅行の主な業務は企画・旅行プランの宣伝・交通機関や宿泊地の予約・旅行のガイドなどがあります。個人旅行のみではなく、企業や官公庁、教育機関などの大きな旅行プランを作る場合もあります。旅行関係の企業も、それぞれの業務をおこなう部署や担当が異なる場合、いくつかの業務を兼任することがあります。

志望動機を書く際のポイント

サービス業の志望動機を書く際に気をつけるべきポイントはどのようなものでしょうか。もちろん、サービス業ですから自身のおもてなし精神を前面にアピールしたい気持ちもあると思います。ただし、あくまでもアルバイトの志望動機と新卒の志望動機は違います。

志望動機の正しい書き方を踏まえた上で、自身の強みやアピールポイントを面接官に伝えるようにしましょう。では、肝心の志望動機の書き方にはどんなポイントが挙げられるのでしょうか。以下では3つのポイントをご紹介していきます。参考にしてみてください。

結論から書く

まず1つ目のポイントとして、結論から書くことが挙げられます。結論から書くことは、志望動機に限ったことではなく、就活における最重要ポイントともいえるでしょう。

志望動機を書くにあたって、PREP法という書き方をご存知でしょうか。PREP法とは、P=Point(結論)R=Reason(理由)E=Example(例え)P=Ponint(結論)の英単語の頭文字をとった文章構成方法のことです。文章を書く際は常に結論から書き、その次に理由と例題、そして最後にもう一度結論を持ってくる、ということです。

志望動機でいう結論とは、「自分が面接官に一番伝えたいこと」を指します。例えば、「私はアルバイトで人をもてなすことにやりがいと喜びを感じたため、サービス業を志望しています」などが結論に当たるでしょう。志望動機を書き始めるときは、必ず結論から書くようにしましょう。

その企業を選んだ理由を述べる

2つ目のポイントとして、その企業を受けようと思った理由を述べるようにしましょう。サービス業と一言でいっても、業界や業種は様々です。なぜ、数ある企業の中からあえてその企業を受けようと思ったのかを述べる必要があるでしょう。

面接官は、なぜあなたが自社を受けてくれたのかに興味があります。ですから、志望動機ではその企業を選んだ理由を率直に伝えることが大切です。

まず、業界を選んだ理由を明確にします。サービス業であれば、アルバイト経験が業界を選んだ理由としてもっとも思いつきやすい例ではないでしょうか。次に、業界の中でもその企業を選んだ理由を明確にします。その企業にしかない、独自的なサービスやホスピタリティを取り上げて説明するとより説得力が増します。このようにして、志望動機には必ず企業を選んだ理由を盛り込むようにしてください。

入社後にどう貢献できるかアピールする

3つ目のポイントとしては、入社後にどのようにして会社に貢献できるかをアピールすることが挙げられます。自身の経験を交えて、自分の強みがその企業でどう発揮されるかを伝えるようにしましょう。

自身の強みをアピールする際には、なるべく具体的で説得力のある説明を心掛け、過去の経験やエピソードを述べることが大切です。例えば、「アルバイトで培ってきたおもてなし精神を、御社の〇〇の事業で××という形で発揮したいと考えています」などとアピールしましょう。

「この人を雇うことで、自社にはなんのメリットがあるだろう」と、面接官は考えています。疑問に思っている面接官が明確なビジョンを思い浮かべられるように、入社後はどう企業に貢献できるかを、できるだけ詳細に説明するといいでしょう。

ありきたりな志望動機は、人事を失望させる

志望動機の内容がありきたりだと、人事に採用されません。選考を突破するには、志望動機を作り込む必要があります。

そこで活用したいのが志望動機作成ツールの「志望動機ジェネレーター」です。
このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけで、理想的な流れの志望動機が完成します。

スマホで簡単に使えるので、ぜひ活用して採用される志望動機を完成させましょう。

サービス業の志望動機例6選

ここからは、飲食店・旅行会社への志望動機を例文を交えて紹介していきたいと思います。

志望動機の例文①

私は、現在アルバイトとしてカフェで働いています。カフェで接客をしていく中で、お客様が喜んでくれる・楽しく過ごしてくれることが楽しく、将来も接客をしていきたいと思いました。貴社では接客に力を入れ、お客様に喜んでもらえるようなお店を目指しているとお聞きしました。私も貴社に入社して、お客様に喜んでいただけるような接客をしていきたいと考えています。

どのような業務をおこないたいかが伝わりやすい志望動機です。企業が力を入れているサービスについても言及されており、どうしてこの企業を選んだのかも伝わります。

志望動機の例文②

私は国内旅行が趣味です。この趣味のため、友人と旅行をする際も私がプランを立てていました。友人が「〇〇との旅行は楽しい」と喜んでくれ、旅行がより好きになった思い出もあります。そのような中で、将来も他の人に旅行を楽しんでもらいたいという思いが強くなりました。
貴社の旅行プランは国内旅行に特化し、他の旅行会社では計画しないような観光地への旅行プランを立てているとお聞きしています。貴社に入社し、お客様に喜んでいただけるような旅行プランを提供していきたいと考えています。

「どのような業務に就きたいか」が伝わりやすい志望動機です。趣味で何度も旅行プランを立てているという経験もわかりますし、他企業との違いを挙げ「なぜこの企業を選んだか」も記載できています。

志望動機の例文③

私は、学生時代観光地の飲食店でアルバイトをしていました。その飲食店ではバスツアーのお客様が多く、アルバイトをするたびにバスツアーのお客様からこれからどのような場所に行くか・何が楽しみか・何が楽しかったを聞いていました。そのようなお客様を見ているうちに「私も喜んでもらえる旅を企画できれば」と考え、国内のバスツアーを多く企画している貴社にエントリーしました。

実際に旅行プランを立てたことはないが、自分の立てた旅行プランで「お客様に喜んで欲しい」「お客様の笑顔を見たい」ということが伝わりやすい志望動機です。また、旅行会社側のプランに組み込まれるような飲食店で働いており、旅行会社の取引先の様子を知っているという点もプラスになります。

志望動機の例文④

私は相手に喜んでもらえることにやりがいを感じるため、サービス業を志望しています。というのも、アルバイト先の塾講師の経験からです。私は生徒一人ひとりの個性に合わせて指導しており、時折生徒からもらえる「先生の説明は分かりやすい」という言葉にやりがいを感じました。
こうしたことから、将来は人に喜んでもらえる仕事につきたいと思っています。御社の経営理念ではおもてなしの心が重視されており、私もこうした企業の一員になりたいと考えています。入社後は、自身のサービス力をいかんなく発揮して御社に貢献していきたいと考えています。

この志望動機では、PREP法が使われています。初めに志望動機、そしてその理由に付随する形で具体例が盛り込まれています。加えて、入社後にどう貢献していくのかもアピールできています。前述した3つのポイントが抑えられており、良い志望動機だといえるでしょう。

志望動機の例文⑤

私はホテルフロントスタッフとして、1人でも多くのお客様に笑顔になっていただきたいと考えています。というのも、家族旅行で宿泊したホテルの方々の対応に感銘を受けたからです。その方々は、常にお客様が考えていることを先読みして対応していらっしゃいました。私も将来はその方々のようにホテルのフロントに立ち、ホスピタリティあふれる接客対応をし、お客様に笑顔になってもらいたいと思い、この度御社にエントリーしました。

「なぜホテル業界へのエントリーを決意したのか」が、この志望動機では明確化されています。実際にホテルスタッフの接客に感動し、またそれを将来の自分の職にしたいという熱意が伝わってきます。志望動機ではこの熱意を伝えることが非常に大切ですので、具体的なエピソードを盛り込むようにしましょう。

志望動機の例文⑥

私は現在飲食店でアルバイトをしています。お客様から「ごちそうさま」と笑顔で言われるとことにやりがいを感じ、将来もサービス業に携わりたいと考えています。御社の経営理念には、「お客様の笑顔を第一に」とあり、接客を一番に考えています。これはまさに私が将来やりたいことと一致しているため、この度御社にエントリーさせていただきました。入社後は、アルバイトで培ってきたサービス力を活かし、御社の接客業務で活かしていきたいと考えています。

なぜその企業にエントリーしたのかがはっきりとわかる志望動機になっています。さらには、企業の経営理念とやりがいが一致していると話すことで志望度の高さもわかります。また、入社後に関することも盛り込んであるため、働いている姿についてイメージがわきやすいでしょう。

サービス業の志望動機NG例

ここではサービス業への志望動機としてありがちな、志望動機NG例を紹介します。

NG例

私は人と関わることや洋食料理が好きという理由から、接客業務が多く、洋食を扱う貴社に就職しようと考えました。普段の接客からお客様のことを考え、喜んでいただけるようなお店作りをしていきたいと思います。接客は不慣れですが、これから貴社の接客方法を学び頑張っていきます。

志望動機が「人と関わることが好き」「洋食料理が好き」など漠然としており、どうしてこの企業にエントリーしたかがわからず、目に止まりにくい志望動機です。また、「貴社の接客方法を学び頑張っていきます」は、通常の業務内容を覚えるだけという意味に受け取られる可能性があります。「頑張っていきます」と記入する場合は、通常業務以外に何を頑張るかが分かるように記載しましょう。

内定者の志望動機を参考にする

志望動機は、就活においてかならず聞かれるものです。企業は、就活生の志望度をはかるために志望動機を問います。説得力のある志望動機を答えることができなければ、選考を突破することができないでしょう。もちろん、業界研究・企業研究が大切ですが、情報収集をするだけでなく、オリジナリティのある志望動機を作成することが大切です。

就活の未来では、志望動機まとめを公開しています。就活生に人気の企業20社の内定者が書いた志望動機を見ることができます。無料の資料となっており、学生が書いたポイントについても掲載されているため、ぜひ参考にしてみましょう。

サービス業の志望動機では企業にどう貢献できるかアピールしよう

サービス業は様々な職種・業種を含みます。サービス業に就職しようと考えた場合は、まず「どのような職種に就きたいか」「どのような業務を行いたいか」をきちんと決めてから就職活動をおこなうようにしてください。そして、志望動機を書く際には「どのような職種に就きたいか」「どのような業務をおこないたいか」を踏まえた上で「どうしてこの企業にエントリーしたか」を記載しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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