企業研究

【JR東海インターン研究】実施内容・選考フロー・事業内容がまるわかり!

JR東海を研究

就職活動中に企業の業務内容などを体感できるインターンシップは、参加することでより明確な就職後のビジョンが見えてきたり、企業研究がはかどるようになるでしょう。例えば鉄道会社など、普段意識せずに使用する業種のインターンシップに参加すれば、その企業のことや業界事情がより詳しく分かり、就職活動に役立ちます。

今回はJR東海が実施しているインターンシップが、いつどんな業種で開催されるかについて調べてみました。

※この記事では、過去の実施内容について記載しています。注釈がない場合は2018年度実施の内容です。

JR東海の基本情報

JR東海は、主に新幹線や鉄道を主体とした陸運業をおこなう企業です。2027年にはリニア中央新幹線の稼働も予定されており、今後の事業展開に注目が集まっています。

正式名称:東海旅客鉄道株式会社
所在地:愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 JRセントラルタワーズ
設立年:1987年
従業員数:18,116人
平均年齢:37歳
平均勤続年数:15.5年

JR東海を企業研究

JR東海は、常に新しいことに挑戦することをよしとする社風です。様々な業務をおこなっているJR東海ですが、全ての業務内容を、日本の将来を変えていくための挑戦として捉えているようです。

JR東海は、新幹線の運用やリニア中央新幹線の稼働などの形で、日本の旅客事業を牽引することを重視しています。「次なる日本の創造」として、未来の日本がより良く変化するよう、特にサービス面に磨きをかけ続けているようです。

人物像として求められるのは、上記の事業を成し遂げるために、使命感と熱意を持って各々の業務に取り組めるような人材です。またこれらの業務を自律的におこなえる人物が求められています。

JR東日本インターンについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

JR東海の選考フロー

JR東海のインターンの選考フローは、エントリー→書類選考→面接という形が基本になります。ただし、インターンによっては選考フローの詳細について情報がないため、参加する前に公式サイトで確認するようにしましょう。エントリーは、「マイページ登録」から必要事項を登録の上、マイページ画面からおこないます。

JR東海のインターンの選考対策

JR東海のインターン選考についてみていきます。JR東海のインターンは就活生からの人気も高く、選考を突破するのはなかなか難しいといえるでしょう。JR東海のインターン選考を突破するために、ESや面接を通して何を伝えればいいのか分析しておくことが大切です。

写真を添付し「自分らしさが」について回答する質問がある

JR東海のインターン選考では、「自分らしさが最も現れている」写真を1枚添付して、簡単にエピソードを回答するという設問があります。回答する際の文字数は、100文字以内と指示されるようです。

選考通過者の回答例をみてみると、大学時代のサークル活動について述べています。何をしている場面なのか、どういった姿勢で取り組んでいるのかを分かりやすく簡潔に説明しましょう。

【通過者回答例】
サークルの先輩後輩、そして同期とフットサルをしているときの写真です。縦の繋がりを大事にしているため、1回生から社会人の方まで幅広く声をかけ、定期的にフットサルをしております。

1dayインターンシップでは志望動機のみを聞かれる傾向にある

JR東海のインターンシップは、Summer InternshipとWinter Internshipの他に、Short Internshipがおこなわれています。Short Internshipは1日だけのインターンシップとなっているため、選考では1つしか質問されない傾向にあるようです。

Short Internshipの選考では、志望動機のみを聞かれたという就活生からの情報もありました。1つしか設問がないということは、その回答が自身の印象や評価を大きく左右する可能性もあるため、しっかりと考えておきましょう。また、インターンに参加したことがある人には後日座談会の案内が来る場合もあるため、1dayインターンシップでも参加する意義があるといえそうです。

JR西日本インターンについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

適職診断でJR東海との適性を確かめてください

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JR東海のインターン内容と日程

JR東海では、運輸系・事務系・機械系・施設系・電気系のそれぞれの職種において、インターンシップが開催されています。大規模なものが夏期に5日間かけて開催され、冬期も1日~4日間のインターンシップがおこなわれているようです。

それぞれのインターンシップにおいて実際に業務内容を体験でき、社員との座談会も設けられているため、実際の社員がどのような気持ちで働いているかを実感できるでしょう。

以下に、インターンシップの詳細な内容をまとめてみました。職種ごとに詳細を把握しておきましょう。

JR東海 Winter Internship ~事務系統の仕事~

事務系のインターンシップは、JR東海の総合研修センターにておこなわれます。期間中は宿泊し、東京・名古屋等のエリア内に出張して幅広く業務を体験します。就職後の業務に近い内容が体験できるでしょう。

実施時期:
2019年2月4日(月)~7日(木)・2月12日(火)~15日(金)

参加条件:
現在四年制大学または大学院に在籍している(大学・学部・学科・学年は不問)
全日程に参加可能である
サービス業を営むJR東海が基準とする身だしなみを守ることができる(施設内でインターンシップをおこなうため)

開催地:
東海道新幹線「三島駅」近くのJR東海の総合研修センター

待遇:
報酬無し・交通費および食事代の支給あり

エントリー〆切:2018年12月20日(木)

JR東海 Winter Internship ~運輸系統の仕事~

こちらのインターンシップは、理系向けの内容となっています。運輸系のインターンシップに関しては、短期間のものでは一日体験の形を取るインターンシップも開催されています。こちらは品川・大阪・名古屋で実施されているので、地方からでも参加しやすい内容になっています。

実施時期:
2019年2月18日(月)~21日(木)

参加条件:
現在四年制大学または大学院に在籍している(大学・学部・学科・学年は不問)
全日程に参加可能である
サービス業を営むJR東海が基準とする身だしなみを守ることができる(施設内でインターンシップをおこなうため)

開催地:
東海道新幹線「三島駅」近くのJR東海の総合研修センター

待遇:
報酬無し・交通費および食事代の支給あり

エントリー〆切:2019年1月15日(火)

JR東海 Short Internship ~運輸系統の仕事~

実施時期:
●2018年
10月24日(水)名古屋、10月25日(木)新大阪、10月26日(金)品川、
11月22日(木)名古屋、11月28日(水)品川、11月30日(金)新大阪
●2019年
1月9日(水)品川、1月10日(木)名古屋、1月10日(木)新大阪
2月13日(水)新大阪、2月14日(木)名古屋、2月15日(金)品川

参加条件:
現在四年制大学または大学院、高等専門学校専攻科に在籍している(学校・学部・学科・学年は不問)
サービス業を営むJR東海が基準とする身だしなみを守ることができる(施設内でインターンシップをおこなうため)

開催地:
品川、新大阪、名古屋

待遇:
報酬・交通費・食事代の支給無し

エントリー〆切:
【10月開催分】2018年10月14日(日)
【11月開催分】2018年11月18日(日)
【1月開催分】2018年12月26日(水)
【2月開催分】2019年2月3日(日)

③JR東海 Winter Internship ~車両・機械系統の仕事~

車両・機械に関わりたい人向けのインターンシップは、東海道新幹線「三島駅」近くのJR東海の総合研修センターや名古屋駅周辺で開催されています。鉄道のメンテナンスや開発・設計などの業務を体験できる内容になっているようです。

実施時期:
2019年2月18日(月)~21日(木)

参加条件:
現在四年制大学または高等専門学校専攻科に在籍している(大学・学部・学科・学年は不問)
サービス業を営むJR東海が基準とする身だしなみを守ることができる(施設内でインターンシップをおこなうため)

開催地:
JR東海 総合研修センター (最寄駅:東海道新幹線 三島駅)
名古屋駅周辺

待遇:
報酬無し・交通費および食事代の支給あり

エントリー〆切:2019年1月10日(木)

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JR東海 Short Internship ~車両・機械系統の仕事~

実施時期:
1月22日(火)鳥飼、1月24日(木)品川、1月28日(月)浜松
2月中・下旬開催予定

参加条件:
現在四年制大学または高等専門学校専攻科に在籍している(大学・学部・学科・学年は不問)
サービス業を営むJR東海が基準とする身だしなみを守ることができる(施設内でインターンシップをおこなうため)

開催地:
品川、鳥飼、浜松

待遇:
報酬無し
交通費はJR東海で定めた基準に基づき一定額を支給する
昼食の支給有り

エントリー〆切:2019年1月9日(水)※1月開催分

JR東海 Summer Internship ~施設系統の仕事~

鉄道に関わる建築物の保守・検査に関わりたい人向けのインターンシップも夏に開催されています。鉄道業界の中でも、施設管理などに関わりたいと考えている就活生は参加する価値があるでしょう。

実施時期:
2018年8月20日(月)~24日(金)

参加条件:
現在四年制大学または大学院に在籍している(大学・学部・学科・学年は不問)
全日程に参加できる
サービス業を営むJR東海が基準とする身だしなみを守ることができる(施設内でインターンシップをおこなうため)

開催地:
JR東海 総合研修センター (最寄駅:東海道新幹線 三島駅)(当社エリア内の出張有り)

待遇:
報酬無し。交通費および食事代の支給有り

エントリー〆切:2018年7月3日(火)

JR東海 Short Internship ~施設系統の仕事~

実施時期:
2月8日(金)新大阪、2月16日(土)品川、2月23日(土)名古屋

参加条件:
現在四年制大学または高等専門学校専攻科に在籍している(大学・学部・学科・学年は不問)
サービス業を営むJR東海が基準とする身だしなみを守ることができる(施設内でインターンシップをおこなうため)

開催地:
品川、大阪、名古屋

待遇:
交通費の支給無し

エントリー〆切:
2019年1月30日(水)※2月8日(金)開催分
2019年2月6日(水)※2月16日(土)開催分
2019年2月13日(水)※2月23日(土)開催分

JR東海 Summer Internship ~電気・システム系統の仕事~

こちらは5日間に渡って、電気電子・情報通信の設備見学や職場見学を通じて、鉄道を支える仕事を体験できるインターンシップです。JR東海のエリア内への出張もあり、電気・システム系統の仕事を幅広く体験できます。

実施時期:
2018年8月20日(月)~24日(金)

参加条件:
現在四年制大学または大学院に在籍している(大学・学部・学科・学年は不問)
全日程に参加できる
サービス業を営むJR東海が基準とする身だしなみを守ることができる(施設内でインターンシップをおこなうため)

開催地:
JR東海 総合研修センター (最寄駅:東海道新幹線 三島駅)

待遇:
報酬無し、交通費および食事代の至急有り

  • エントリー〆切:2018年7月3日(火)

JR東海 Short Internship ~電気・システム系統の仕事~

実施時期:
2月6日(水)、2月7日(木)、2月13日(水)~14日(木)※
2月18日(月)、2月23日(土)、2月27日(水)~28日(木)※
研修センターにて宿泊

参加条件:
現在四年制大学または高等専門学校専攻科に在籍している(大学・学部・学科・学年は不問)
電気・システム系の仕事に興味がある
サービス業を営むJR東海が基準とする身だしなみを守ることができる(施設内でインターンシップをおこなうため)

開催地:
JR東海 総合研修センター (最寄駅:東海道新幹線 三島駅)

待遇:
報酬無し、交通費はJR東海で定めた基準に基づき、一定額を支給

エントリー〆切:2019年1月27日(日)

参考:JR東海 インターンシップ情報

JR九州インターンについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

JR東海のインターンシップで鉄道業界への理解を深めよう

JR東海のインターンシップは、各職種それぞれ、夏期・冬期でおこなわれています。

公式採用ページ以外に、リクナビなどの就職サイトからも簡易エントリーがおこなえるようになっているので、これらのサイトを活用して、自分の体験したい業種のインターンシップにエントリーするといいでしょう。

これらのインターンシップは、採用において有利になるということはありません。ですが、自分の企業への熱意を社員にアピールする機会として有用な時間になります。インターンシップに参加するのであれば、その点も頭に入れて参加したいところです。

JR東海のインターンシップページなどを確認して、実際にエントリーしてみましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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